大窪シゲキの9ジラジ

TOPICS

    • 9ジラジTwitterアカウントへ!!
    • 9ジラジインスタアカウントへ!!
    • 9ジラジLINEアカウントへ!!
    • 9ジラジリスエスト&メッセージはこちらから!!

    近畿大学工学部 presents てくたまラジオ!

    近畿大学工学部と9ジラジが

    理系高校生を応援する「近畿大学工学部 presents てくたまラジオ」のコーナー!

    「てくたま」というのは「テクノロジーのたまご」のことで、

    理系の研究や取り組みをしている9ジラー達が登場します!

     

    今回は、広島県立府中東高等学校 インテリア工作部にインタビュー!

    LINE_ALBUM_府中東_230302_5.jpg

    インタビューに答えてくれたのは3年生の内田くん!

    手に持っているのは・・・木製のラジオ!?

    実はこれ、スピーカーみたいになっているところをスライドすると、

    スマホを入れられるようになってます!

     

    昨年てくたまラジオのコーナーで府中東高校インテリア工作部の取材をさせていただいたときに、

    オオクボックスが

    「スマホでラジオをよく聞くから、スマホが入るラジオ型の入れ物がほしい!」って

    話をしたら・・・なんと!内田くんが作ってくれたんです!!

    LINE_ALBUM_府中東_230302_0.jpg

    ↑↑こんな感じでスピーカー風の扉をスライドして、中にスマホを置く!

    ラジオから音が流れているように見えて、実は中のスマホから・・・オシャレっ!!

    さらに右側は引き出しになっていて、小物を入れることもできます♪

    引き出しの取っ手は、ラジオの周波数を合わせるダイヤル風!

     

    LINE_ALBUM_府中東_230302_3.jpg

    内田くんは3年生の課題研究としてこのケースを作ったそうです!

    色々工夫していくうちに、始めに書いた図面とは全く違うものになったのだとか。

    完成したときは達成感がすごくて、

    府中東高校でものづくりを学んで、自分が成長してきたことを実感できたそうです・・・!

     

    インテリア工作部のみんなも木製ラジオ型ケースを大絶賛!

    「スマホを入れるだけじゃなくて引き出しもついてるのがスゴイ!」

    「細部までこだわって作っていてスゴイ!」

    「取っ手がダイヤルになってるのがステキ♪」

    作ったものを褒め合える環境、イイです!!!

     

    LINE_ALBUM_府中東_230302_1.jpg

    頂いたケース、今はオオクボックスの机に飾ってあります!

    内田くん!インテリア工作部のみんな!ありがとうーーーー!!!

     

    今年度のてくたまラジオは、今回で最終回!

    お世話になったてくたまのみんな!先生方!

    心からありがとうございました♪♪

    近畿大学工学部 presents てくたまラジオ!

    近畿大学工学部と9ジラジが

    理系高校生を応援する「近畿大学工学部 presents てくたまラジオ」のコーナー!

    「てくたま」というのは「テクノロジーのたまご」のことで、

    理系の研究や取り組みをしている9ジラー達が登場します!

     

    今回は、広島県立宮島工業高等学校 機械科にインタビュー!

    LINE_ALBUM_スイシン20230118_230202_24.jpg

    機械科の3年生が課題研究で作っている

    「Mシューター」と「コマ」について教えてもらいました!

     

    教えてくれたのは・・・藤本くんと林くん!

    LINE_ALBUM_スイシン20230118_230202_25.jpg

     

    LINE_ALBUM_スイシン20230118_230202_23.jpg

    Mシューターは腕時計みたいに腕につけて、

    バネを引くと物体を発射して、狙いを定めた場所に命中させることができる!というもの!!

    先輩たちの研究を引き継いで作っていて、

    元々はアメコミヒーローのアイテムを現実でどこまで再現できるか?という興味から

    研究が始まったのだとか・・・!

     

    LINE_ALBUM_スイシン20230118_230202_19.jpg

    機械加工と3Dプリンターの2通りの方法でMシューターを作って、

    機械加工で作った方は威力はあるけど、発射方向が定まらなかったり、重かったり。

    3Dプリンターで作った方は軽くて小型にできたものの、

    発射するときの引き金を引く動きがスムーズじゃないし、

    弾を込めるときに気をつけないと暴発してしまうことも!

    それぞれの作り方に課題があったので、今後はもっと研究を重ねて、

    後輩たちにデータを残して卒業したい!と語ってくれました!

     

    LINE_ALBUM_スイシン20230118_230202_21.jpg

    そしてもうひとつがコマ!

    こちらは旋盤という金属を削る機械で回転軸を作って、

    軸と円盤部分の力が釣り合うように細かく加工をして作ったそうです。

     

    レーザー加工機という機械を使って、アクリル板の切り抜きと模様の彫刻もチャレンジしたのだとか!

    細かな模様を正確に彫刻する...すごく技術が必要そうな作業...!!

     

    LINE_ALBUM_スイシン20230118_230202_18.jpg

    さらにこのコマ!「重心と手持ちの位置を自分で任意に設定できる」ので、

    同じコマでも違った回り方をするそうです!!

    どっちが長く回り続けるか、勝負すると楽しそう♪

     

     

    色々なものづくり・研究をしている宮島工業高校ですが、

    現在、機械科やインテリア科など全ての学科でオリジナルブランドを作る

    「宮工ブランド」という活動もしているのだとか!

     

    第2弾は「ひらめけ!宮工 牡蠣のマドレーヌ型 宮島かきのしょうゆ de 米粉マドレーヌ」!

    レシピとマドレーヌを焼くときの型を生徒たちが作ったそうですよ!

    LINE_ALBUM_スイシン20230118_230202_22.jpg

    牡蠣の形を表現するために、焼き型に段をつけて立体的にしています!

     

    LINE_ALBUM_スイシン20230118_230202_20.jpg

    9ジラジチームも試食させていただきました!

    牡蠣のしょうゆの味!甘いのにしょっぱい!?おいしい!!

     

    機械科のみんな!色々教えてくれて、本当にありがとうございました!!

     

    次回のてくたまラジオは3月2日(木)!

    広島県立府中東高等学校 インテリア工作部のてくたまに取材した様子をお届けします♪

    お楽しみに★

    近畿大学工学部 presents てくたまラジオ!

    近畿大学工学部と9ジラジが

    理系高校生を応援する「近畿大学工学部 presents てくたまラジオ」のコーナー!

    「てくたま」というのは「テクノロジーのたまご」のことで、

    理系の研究や取り組みをしている9ジラー達が登場します!

     

    今回は、広島県立大門高等学校 理科部にインタビュー!

    LINE_ALBUM_大門高校_230105_10.jpg

    今回は部長の鈴木君と副部長の矢冨さんから、それぞれの研究について聞いてみました!

     

    LINE_ALBUM_大門高校_230105_4.jpg

    鈴木君チームの研究は・・・

    「ハツカダイコンを使ったアレロパシーについての研究」!

    「第60回広島県高等学校生徒理科研究発表会」で優秀賞を受賞したそうです!!

     

    LINE_ALBUM_大門高校_230105_7.jpg

    アレロパシーというのは、植物に含まれている物質が他の植物に何らかの影響を与えること。

    植物の生育を助けたり抑制したりする作用があって、わかりやすくいうと

    植物同士が化学物質を出してテレパシーをしているようなものなのだとか!

     

    2年研究してきて、1年目はアレロパシーがあるかどうかの研究で、

    2年目はアレロパシーがどういう条件でよく作用するのかを研究したそうです!

     

    1年目でハツカダイコンにアレロパシーがあることが分かって、

    2年目はハツカダイコンを入れる容器の大きさを変えて、

    小さい容器の方がアレロパシーがよく出ることが判明!

    アレロパシーは植物を無農薬で成長させるので、この仕組みが解明されると

    食料の生産性が高くなって、食糧難の対策に役立つかも・・・!?

     

    LINE_ALBUM_大門高校_230105_3.jpg

    続いて矢冨さんチームの研究は・・・

    「大門高校周辺のチョウとチョウが餌とする植物の研究」!

    「第60回広島県高等学校生徒理科研究発表会」で最優秀賞を受賞したそうです!!

     

    LINE_ALBUM_大門高校_230105_6.jpg

    まず大門高校の周辺のどんなチョウ・植物がいるのか調べるために、

    チョウ類は調査ルートを一定に歩いて5m範囲内で目撃したチョウの種類と個体数を記録して、

    植物は図鑑などで調べて種類を特定したのだとか。

    先輩たちが過去行った研究のデータと比較しながら、

    チョウの生息分布の特徴や環境評価というものを行ったそうです!

     

    研究を続けて現在の時点でわかっていることは、

    チョウと植物は密接に関係しているということ!

    例えば草刈りでチョウの幼虫が餌とする食草が刈られると、

    そこで見られるチョウの種、個体数が大きく変化するのだとか。

     

    矢冨さんはチョウの研究を通じて、いずれ大門高校に

    「バタフライガーデン」というチョウを呼び込むことを目的とした空間を作りたいそうです!

    チョウが集まる学校って、なんだかロマンチック・・・!

     

    理科部のみんな!色々教えてくれて、本当にありがとうございました!!

     

    次回のてくたまラジオは2月2日(木)!

    広島県立宮島工業高等学校 機械科のてくたまに取材した様子をお届けします♪

    お楽しみに★

     

    LINE_ALBUM_大門高校_230105_9.jpg

    LINE_ALBUM_大門高校_230105_8.jpg

    あ、こちらは理科部が管理しているチョウの標本です!

    キレイでカッコイイ・・・部屋に飾ってみたいです!!

    近畿大学工学部 presents てくたまラジオ!

    近畿大学工学部と9ジラジが

    理系高校生を応援する「近畿大学工学部 presents てくたまラジオ」のコーナー!

    「てくたま」というのは「テクノロジーのたまご」のことで、

    理系の研究や取り組みをしている9ジラー達が登場します!

     

    今回は、呉市立呉高等学校の科学部にインタビュー!

    LINE_ALBUM_烏骨鶏_221201_7.jpg

    科学部では烏骨鶏(うこっけい)を飼育しているそうです!

    烏骨鶏っていうのは・・・

     

    LINE_ALBUM_烏骨鶏_221201_1.jpg

    こんな鶏のこと!モフモフしててかわいい・・・!!

     

    LINE_ALBUM_烏骨鶏_221201_3.jpg

    科学部では7羽の烏骨鶏を飼育していて、それぞれに特徴があるのだとか!

    鶏冠(頭にある赤い部分)の大きさや尾羽の長さで群れの中の強さの順位が決まっていて、

    ボスは鶏冠が大きくて、尾羽もとっても長いそうです!!

     

    ・・・ただ!ボスが弱い子のエサまで取ってしまうことがあるみたいで、

    そんなときは科学部のみんなが協力して、ボスにバレないように弱い子にエサをあげたり、

    色々と工夫しながら飼育しているということでした!

    ボス!たまには他の子に分けるのも大事だと思うよ!!

     

    LINE_ALBUM_烏骨鶏_221201_4.jpg

    インタビューでは、烏骨鶏についての知識だけではなく!

    科学部のみんなが烏骨鶏のカワイイところをたっぷり教えてくれました♪

     

    ・・・すっかり烏骨鶏のトリコになった9ジラジチームは、

    帰りに烏骨鶏の卵を頂きましたよ!!(笑)

    LINE_ALBUM_烏骨鶏_221201_0.jpg

    烏骨鶏はあまり卵を産まないので、ものすごく貴重なんです!

    科学部のみんな!

    色々教えてくれたうえに、お土産の卵まで!!

    本当にありがとうございました!!!

     

    LINE_ALBUM_烏骨鶏_221201_9.jpg

    烏骨鶏もありがとね!(かわいい)

     

    次回のてくたまラジオは1月5日(木)!

    広島県立大門高等学校 理科部のてくたまに取材した様子をお届けします♪

    近畿大学工学部 presents てくたまラジオ!

    近畿大学工学部と9ジラジが

    理系高校生を応援する「近畿大学工学部 presents てくたまラジオ」のコーナー!

    「てくたま」というのは「テクノロジーのたまご」のことで、

    理系の研究や取り組みをしている9ジラー達が登場します!

     

    今回は、如水館高等学校のロボット研究部にインタビュー!

    LINE_ALBUM_如水館_221103_8.jpg

    如水館高等学校 ロボット研究部は、今年23年連続で「ロボット競技大会」の全国大会に出場!

    「ロボット競技大会」は、

    自立型と操縦型の2つのロボットを高校生が作って、

    制限時間3分で決められた課題をクリアして合計点数を競う大会!

     

    LINE_ALBUM_如水館_221103_5.jpg

    大会の課題は、パイプとボールをロボットで取って、所定の位置に置くというもの!

    この課題に挑戦した自立型と操縦型のロボット、どんな仕組みかというと・・・

     

    LINE_ALBUM_如水館_221103_6.jpg

    こちらが自立型!

    スイッチを入れたらプログラム通り動きながら課題をクリアしていきます!

     

    LINE_ALBUM_如水館_221103_1.jpg

    こちらが操縦型!

    ラジコンのようにコントローラーを使って動かします!

     

    LINE_ALBUM_如水館_221103_7.jpg

    今回インタビューに登場してくれたのは、

    ロボットを巧みに操る、如水館高校2つのチームの操縦者!武田くんと内室さん!

    ふたりからそれぞれのチームのロボットの特徴を教えてもらいました♪

     

    LINE_ALBUM_如水館_221103_2.jpg

    武田くんたちAチームのロボットの特徴は、

    メカナムホイールという変わった形のタイヤ!

    このタイヤのおかげで前後左右の動きが楽になるのだとか・・・!

     

    LINE_ALBUM_如水館_221103_4.jpg

    内室さんたちBチームのロボットの特徴は、

    ボールとパイプを取るときに、ボールとパイプの間が均一になるように設計したこと!

    取ったときに隣のボール・パイプに当たって落ちないように工夫したそうです♪

     

    インタビューの最後は、

    Aチームの操縦型ロボットの動きを見せてもらいました♪

    ロボットの動きをラジオで伝えるために、

    ロボット研究部の福本くんが実況をしてくれました~~~!

    LINE_ALBUM_如水館_221103_9.jpg

     

    ロボット研究部のみんな!

    色々教えてくれて・・・ありがとうございました!!!

     

    【INFORMATION】

    次回のてくたまラジオは12月1日(木)!

    烏骨鶏を育てている呉市立呉高等学校 科学部のてくたまに取材した様子をお届けします♪

    近畿大学工学部 presents てくたまラジオ!

    近畿大学工学部と9ジラジが

    理系高校生を応援する「近畿大学工学部 presents てくたまラジオ」のコーナー!

    「てくたま」というのは「テクノロジーのたまご」のことで、

    理系の研究や取り組みをしている9ジラー達が登場します!

     

    今回は、広島県立佐伯高等学校の塩田くんにインタビュー!

    LINE_ALBUM_20221004_221006_2.jpg

    友だちがインタビュー見学に来てくれました♪

     

    塩田くんは「日本天文学オリンピック」という大会で優秀賞を受賞して、

    これから「国際天文学オリンピック」という大会に、日本代表として出場するそうです!!

     

    そもそも天文学というのは、宇宙そのものとその中にある天体について、

    起源や性質、そして発生する現象などを研究する学問!

    大会では天体に関する様々な問題を解くそうで、

    どんな問題かというと、例えば・・・

     

    「1日の長さをなるべく正確に求めなさい」という問題!

     

    えっ!1日は24時間でしょ!!って思っちゃいますが、

    実は「24時間」というのは平均で、実際は均時差という時間のズレがあるそうです!

    地球の地軸が傾いていることや、地球が太陽の周りを楕円形で回っていることが要因になって、

    こういった時間のズレが起きるのだとか。

     

    天体に関する問題だと「この形は何座でしょう?」とかをイメージしがちですが、

    実際は、ものすごい計算が必要になるんですね・・・!

     

    LINE_ALBUM_20221004_221006_0.jpg

    そんな国際天文学オリンピックに出場する塩田くんですが、

    好きな天体は「突発天体」!

    急に明るくなったり暗くなったり、明るさが不規則に変わる天体で、

    地球からは2万光年くらい離れたところにあるそうです!

    ・・・ちなみに1光年は約9兆5000億km!!と、遠い・・・!!

    宇宙について興味がある9ジラーは、

    ぜひぜひ「突発天体」について調べてみてください♪

     

    LINE_ALBUM_20221004_221006_1.jpg

    インタビューの最後、塩田くんは

    「友だちも地域の方も応援してくれているので、

     全力で挑戦して、入賞したいです!」

    という決意を教えてくれました!

    塩田くん!9ジラジチームも塩田くんの活躍を応援しています!!!

    ありがとうございました♪♪

     

     

    【INFORMATION】

    次回のてくたまラジオは11月3日(木)!

    如水館高等学校 ロボット研究部のてくたまに取材した様子をお届けします♪

    てくたまラジオ 近畿大学工学部 SDGs宣言

    毎月第2・4木曜日にお届けする「てくたまラジオ 近畿大学工学部 SDGs宣言」!

    今日が最終回となりました!

    「SDGs」というのは、2030年に向けて、持続可能な社会をつくっていくためにできた

    世界中のみんなで取り組む17の目標です。

    未来のために私たちが達成に向けて取り組むべき課題が沢山あるのですが、

    近畿大学工学部でも、「SDGs」にまつわる様々な研究が行われています!

    このコーナーでは、そんな近畿大学工学部6学科の先生や学生をお迎えして

    「SDGs」にまつわる研究やキャンパスライフについて紹介していきます!

     

    今夜は、近畿大学工学部 機械工学科のジェイ・プラカス・ゴイト先生にインタビュー!

    kujirajigoitosan.JPG

     

    機械工学科は、

    機械の設計、製造、機械を動かす動力について基礎的な知識や

    専門性の高い知識を学びます。

    4年生になってそれぞれ研究室に入って研究をするんですが

    環境にやさしい自動車エンジンや農業機械の制御や自動化、

    それらを支える生産・材料などなど、、、

    面白い研究をされている先生がたくさんいます!

     

    ゴイト先生は「地球に優しいクリーンエネルギーを増やす」

    というSDGsにまつわる研究をされています!

     

    SDGsの目標7番の「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」につながるんですが

    ゴイト先生は大きな風力発電でいかに効率よくたくさんの電気を

    作ることができるのか、性能を上げる研究をしています!

     

    どうしたら効率よくたくさん電気を作ることができるのか・・・

    2つの研究をされているんですが

    『海に建てる洋上風力発電用に超大型の風車の開発』を行ってるそうです。

    羽根の部分をブレードというんですが、

    今開発している風車のブレードの長さは135m以上で高さは270m以上。

     

    もっともっと大きい羽根にしちゃえばいいじゃん!と思ってしまう9ジラジチーム。

    大きい羽根だともちろんたくさん電気を作ることができるんですが、

    そうなると羽根が折れないように強くしないといけません!

    ということは、コストが高くなってしまうので、

    少しでも安くいい風車を作りたいと思っているそうです!!

     

    もう1つの研究は、

    多数の風車を一か所に設置した集まりを「ウィンドファーム」というんですが、

    最近海の上にもウィンドファームが増えてきていて、

    この『ウィンドファームの総発電量の向上に向けてウィンドファーム内の

    風車の最適な配置を求める研究』をしています!

     

    それぞれの羽根が当たらないようにできるだけ詰めて設置すればよさそうですね!

    なんて9ジラジチームは思いましたが、ダメなんです!

     

    ウィンドファーム内の風車と風車の間の距離を短くしすぎると

    個々の風車の発電効率が低くなります。

    逆に風車の距離を長くすると発電効率は良くなるんですが、

    その分大きな土地が必要になるし

    送電線も長くなってしまうので費用が高くなってしまいます。

    なのでいかに効率よく、コストを抑えて発電量を上げるのかを、

    大型のスーパーコンピューターを使ってコンピューター上で

    シュミレーションしているそうです!!!

     

    うーん!!すごい!!!

     

    最後にゴイト先生から、中高生へメッセージ!

    風力や太陽光発電という再生可能エネルギーに興味がある方はもちろんですが

    これからは環境や地球にやさしいモノづくりが必要になってきます!

    こういったことに興味がある方は、近畿大学工学部の機械工学科で待っています!

    一緒に学びましょう!

     

     

    ゴイト先生!貴重な研究のお話をありがとうございました!

     

     

    【お知らせ】

    コーナーに登場してくださる近畿大学工学部の6学科の先生や、

    学生さんが取り組んでいるSDGsにまつわる研究を紹介している動画をぜひチェックしてください!

    この動画は「近畿大学工学部SDGs宣言@広島キャンパス」という特設サイトで見ることができます♪

     

    社会に役立つ研究を行うことは近畿大学工学部の目標の1つ。

    「広島」の未来を考えた時、「工学」の視点からできることは何だろうか?

    中高生、大学生にとってSDGsの問題を考えるきっかけにして欲しい!

    ・・・という思いから立ちあがった特設サイトです!

    先生や学生さんのコラムも掲載されているので、

    ぜひチェックしてみてくださいね♪

    特設サイト「近畿大学工学部SDGs宣言@広島キャンパス」はコチラ

    てくたまラジオ 近畿大学工学部 SDGs宣言

    毎月第2・4木曜日にお届けする「てくたまラジオ 近畿大学工学部 SDGs宣言」!

    「SDGs」というのは、2030年に向けて、持続可能な社会をつくっていくためにできた

    世界中のみんなで取り組む17の目標です。

    未来のために私たちが達成に向けて取り組むべき課題が沢山あるのですが、

    近畿大学工学部でも、「SDGs」にまつわる様々な研究が行われています!

    このコーナーでは、そんな近畿大学工学部6学科の先生や学生をお迎えして

    「SDGs」にまつわる研究やキャンパスライフについて紹介していきます!

     

    今夜は、近畿大学工学部 ロボティクス学科の田上先生にインタビュー!

    sdfgj.jpg

    ロボティクスは、ロボットに関する技術を研究する学問!

    動くロボットを製作するためには、

    機械工学、電気電子工学、情報工学の知識・技術を融合する必要があって、

    ロボティクス学科はこれらを幅広く学べる学科なのだそうです!

     

    そんなロボティクス学科で、田上先生は

    「様々な分野で活躍できる人材を育てる!」

    というSDGsにまつわる研究をされているそうです!

     

    SDGsの目標9番「産業と技術革新の基盤をつくろう」

    研究や開発の仕事をしている人を増やしたり、

    すべての国でさまざまな産業での科学研究、技術能力を伸ばそう!

    という目標を達成するために、日々研究をされているということでした!

     

    田上先生の研究室に置いてあるのは、

    「アミューズメントパークとかで使われる装置(スチュワートプラットフォーム)」や、

    「リハビリに役立つ医療機器」などなど。

    こういった機械は「センサ」と「制御」の技術によってスムーズに動くそうです!

    機械についての知識や、機械を動かすためのエレクトロニクス(電気・電子)、

    どうやって動かすかを決めるソフトウエアの3つを柱に複合技術を身に付けることで

    こういった装置を作ることができるようになるそうです!

     

    放送ではそれらの機械の仕組みについて、詳しく教えていただきました!

    田上先生をはじめ世界中の研究者・技術者の皆さんの研究や技術が、

    私たちの生活を支えてくださっているんですね・・・!

     

    最後に田上先生から、中高生へメッセージ!

    「実は,私はこの仕事に転職する前は企業の技術部門で働いていました。

     そこでの同僚の多くは大学院を出た人たちでした。

     技術の発展に伴って、今後ますます大学院修了者が求められるのではないかと思います。

     今日は学部の話が中心でしたが、皆さんが今後、進路について考えるときは

     大学院まで含めた学生生活を考えてもらうのもよいかも知れません!」

     

    田上先生!貴重な研究のお話をありがとうございました!

    次回のコーナーは9月22日(木)にお届け!

    機械工学科のゴイト先生をお迎えします♪

     

     

    【お知らせ】

    コーナーに登場してくださる近畿大学工学部の6学科の先生や、

    学生さんが取り組んでいるSDGsにまつわる研究を紹介している動画をぜひチェックしてください!

    この動画は「近畿大学工学部SDGs宣言@広島キャンパス」という特設サイトで見ることができます♪

     

    社会に役立つ研究を行うことは近畿大学工学部の目標の1つ。

    「広島」の未来を考えた時、「工学」の視点からできることは何だろうか?

    中高生、大学生にとってSDGsの問題を考えるきっかけにして欲しい!

    ・・・という思いから立ちあがった特設サイトです!

    先生や学生さんのコラムも掲載されているので、

    ぜひチェックしてみてくださいね♪

    特設サイト「近畿大学工学部SDGs宣言@広島キャンパス」はコチラ

    近畿大学工学部 presents てくたまラジオ!

    近畿大学工学部と9ジラジが

    理系高校生を応援する「近畿大学工学部 presents てくたまラジオ」のコーナー!

    「てくたま」というのは「テクノロジーのたまご」のことで、

    理系の研究や取り組みをしている9ジラー達が登場します!

     

    今回は、広島県立西条農業高等学校 自然科学部に取材してきました!

    LINE_ALBUM_西農てくたま_220901_0.jpg

    自然科学部では日々様々な研究をされているそうですが、

    今回は「ヨコエビ」に夢中になっている3年生の新井くんにインタビューしました!

     

    LINE_ALBUM_西農てくたま_220901_1.jpg

    そもそも新井くんが夢中になっている「ヨコエビ」とは、

    横向きになって泳ぐことが特徴的な生き物で、

    種類としてはエビよりもダンゴムシやフナムシに近いのだとか。

    5mmから1cmほどの大きさの、とても小さな生き物です!

     

    浅瀬から深海まで海に生息する種が多く、内陸で生息する面白い種もいるんだって!

    最近では江田島の浅瀬の藻場で「未記載種」が採れて、

    新井くんが、この種を「記載」したのだそうです!

     

    未記載種というのは「新種と推測される」生き物のことで、

    「記載」は、発見された種が新種として名前が付けられていないかを確認して

    未記載種であれば、すでに知られている種との比較をすること。

    実は新種というのは、学術的には見つけたときにはまだ新種ではなく、

    すでに知られている種との比較を論文にまとめて、

    学術誌に掲載されて初めて新種と認められるそうです!

    新種を見つけるのって、見つけて終わりじゃないんですね・・・!

     

    今回、新井くんが記載をした「未記載種」は

    ヨコエビの中のドドノミという2つの長い触覚が特徴的な種!

    9ジラジチームは新井くんが描いた未記載種のスケッチも見せてもらいました♪

    未記載種のスケッチはとても大切で、

    科学的なものとして正確にわかりやすくスケッチをするために、

    顕微鏡を使って、毛の1本1本まで正確に描くそうです!

     

    いまは新種として認められたときのために、名前を考えているとのこと!

    オオクボックスは「9ジラジエビ」というアイデアを出しましたが、

    はたして採用されるのでしょうか・・・?(笑)

    いつか新井くんが「記載」した種が公開されたら、

    ぜひ9ジラーのみんなもチェックしてみてください!

     

    新井くん!そして広島県立西条農業高等学校 自然科学部のみんな!

    心から、ありがとうございました!!

     

    【INFORMATION】

    来週9月8日(木)は

    「てくたまラジオ 近畿大学工学部 SDGs宣言」のコーナー!

    ロボティクス学科の田上先生へのインタビューをお届けします♪

     

    さらに!

    次回のてくたまラジオは10月6日(木)!

    日本天文学オリンピックで優秀賞を受賞した

    広島県立佐伯高等学校のてくたまに取材した様子をお届けします♪

    てくたまラジオ 近畿大学工学部 SDGs宣言!

    毎月第2・4木曜日にお届けする「てくたまラジオ 近畿大学工学部 SDGs宣言」!

    「SDGs」というのは、2030年に向けて、持続可能な社会をつくっていくためにできた

    世界中のみんなで取り組む17の目標です。

    未来のために私たちが達成に向けて取り組むべき課題が沢山あるのですが、

    近畿大学工学部でも、「SDGs」にまつわる様々な研究が行われています!

    このコーナーでは、そんな近畿大学工学部6学科の先生や学生をお迎えして

    「SDGs」にまつわる研究やキャンパスライフについて紹介していきます!

     

    今夜は、近畿大学工学部 化学生命工学科の小森 喜久夫先生と、

    大学院1年の堀 優真くんをお迎えしました!

    fyk9i.jpg

    化学生命工学科は、化学をベースとして医療・食品・環境に関連する

    新しい化学物質や生体材料の開発、さらに化学物質の安全性や

    影響、効果などの特性を調べるための分析手法の開発などについて学べる学科!

     

    そんな化学生命工学科で、小森先生と堀くんは

    「自分の分身で最適な治療を目指す!」

    というSDGsにまつわる研究をされています!

     

    詳しくお聞きしたところ・・・

    医薬品そのものを作るのではなく、その医薬品が人間に効くのか、

    安全なのかを調べるためのセンサを作っているということ!

     

    センサは電極がついた細胞を培養できるケースにあって、

    培養した細胞をそのケースにセットすることで、

    例えば花粉症などのアレルギー反応を引き起こすヒスタミンや、

    発ガンなどに関与していると疑われている活性酸素種などを検出することができるのだとか!

     

    将来的には、人間の肺や膵臓など、様々な臓器の細胞を作って

    それらをたくさんつなげることによって、人間の分身をつくって

    その分身を使って投薬した薬が人間にとって効果があるものかどうか、

    さらに薬の副作用を事前に予測できるようになるかもしれないそうです!

    分身でテストをする!ということなんですね・・・!

     

     

    この研究が発展すると、動物実験を用いない医薬品の

    安全性・有効性の試験に応用することができるので、

    動物にも地球にもやさしい研究になります。

    SDGsの目標の3番「すべての人に健康と福祉を」

    9番「産業と技術革新の基盤をつくろう」

    12番の「つくる責任つかう責任」に関係のある研究ということでした!

     

    小森先生!堀くん!

    貴重な研究のお話をありがとうございました!

    次回のコーナーは9月8日(木)

    ロボティクス学科の田上先生が登場♪

     

    【お知らせ】

    コーナーに登場してくださる近畿大学工学部の6学科の先生や、

    学生さんが取り組んでいるSDGsにまつわる研究を紹介している動画をぜひチェックしてください!

    この動画は「近畿大学工学部SDGs宣言@広島キャンパス」という特設サイトで見ることができます♪

     

    社会に役立つ研究を行うことは近畿大学工学部の目標の1つ。

    「広島」の未来を考えた時、「工学」の視点からできることは何だろうか?

    中高生、大学生にとってSDGsの問題を考えるきっかけにして欲しい!

    ・・・という思いから立ちあがった特設サイトです!

    先生や学生さんのコラムも掲載されているので、

    ぜひチェックしてみてくださいね♪

    特設サイト「近畿大学工学部SDGs宣言@広島キャンパス」はコチラ