毎月第1、第3月曜日は「広島大学 Radio Campus」のコーナー!
広島大学の先生や学生にインタビューをして
先生の研究や学生がどんなことに取り組んでいるのかを伺うコーナーです!
コーナー担当は9ジラジOBのヤスこと安広 修平♪
今回は大学院統合生命科学研究科の河合 賢太郎先生にインタビュー!
河合先生は海の魚の繁殖形態について研究されています!
特に瀬戸内海に生息するクロダイやキジハタのような身近な魚が
いつどこで産卵しているのか、産卵できるようになる年齢は何歳か、
どれくらいの大きさになれば産卵できるのか、性転換するのか、などなど・・・
魚たちの生態について幅広く研究されているのだとか!
近年、色々な魚の資源量が減っていることが報告されていて、
人間が捕りすぎたり、生息環境が悪くなったことなど、その原因は様々です。
資源量の回復のためには「産卵」に関する情報が必要不可欠なので、
資源量が減っている種類の産卵期や産卵場がわかれば、
禁漁期や禁漁区、海洋保護区を決めるときの参考になります!
繁殖形態を知ることが、魚を守ることにつながっているんですね♪
さらに河合先生は南極に行ったこともあるのだとか!
南極にいた時期は夏だったものの、寒さは北海道の冬と同じくらい!
研究のために魚を手に取っていたそうですが、
そのまま触ると魚が人間の体温でやけどしてしまうので、
0℃を下回る南極の海水に手を入れて冷やしてから触っていたそうです・・・!
最後に河合先生から10代へメッセージ!
「中高生時代、自分は勉強をしていませんでしたが、
大学に入ってやりたいことを見つけてから勉強ができるようになりました!
将来自分が何をしたくて今勉強をしているのかを考えると、
勉強が頑張れると思います!」
河合先生!貴重な研究のお話をありがとうございました!