広島大学Radio Campus 第72回!
毎月第1、第3月曜日は「広島大学 Radio Campus」のコーナー!
広島大学の先生や学生にインタビューをして
先生の研究や学生がどんなことに取り組んでいるのかを伺うコーナーです!
今回は、大学院人間社会科学研究科の
永山 博之(ながやま ひろゆき)先生にお話を伺いました!
先生が研究しているのは安全保障!
日本と周辺諸国の間の関係がどうなっているのか、
日本がどうすれば自国の安全を確保できるのかということを研究されているそうです!
1960年代~80年代前半の日本では、
政治や社会問題に対してデモをする人が多かった時代で、
なぜ今はデモをしないのか、
どんな変化があったのかを調べている、と教えてくださいました。
政治のことや社会運動について研究されている永山先生ですが、
じつは法学部の先生です!
法学部には政治学や社会学の科目が設置されていることが多いそうで、
そもそも最初に政治が「人々の決まり」を作って、
その「人々の決まり」をもとに法律ができているので、
法律を学ぶときには、政治や社会運動についても学ぶ必要があるそうです。
さらに永山先生は、
2023年から広島大学法学部が東広島市から広島市へ移転することについてお話してくださいました!
この移転は、広島大学の東千田キャンパスにある「広島大学法科大学院」が関係しているのだとか!
法曹(弁護士、裁判官、検察官のこと)を目指す広島大学の学生が司法試験に合格できるように、
法学部の教員と法科大学院の教員がお互いの施設の学生を教え合って、
より良い教育ができるようにするのが目的なのだそうです!
さらに、広島市内に法学部があると、実際に官庁や企業で仕事をしている方に
授業をしてもらう機会が増えるので、
仕事の現場で法律や政治がどのように生かされているのか、
より深く知ることもできるようになるのだとか!
法律について色々な角度から勉強できるのは、
とても良いことですよね!
法曹を目指す中高生、要チェックです!
最後に永山先生から、10代へメッセージ!
「大学は学ぶために通うところです。私は高校まで
"学校はやりたくないことをする場所"だと思っていました。
ですが大学に入学してからは学ぶことを楽しいと感じるようになりました!
学ぶ楽しさを皆さんにもぜひ体験してみてほしいです!」
永山先生!心からありがとうございました!!!