蚤の市でフリーライブ!佐々木亮介(a flood of circle)広島・初弾き語り。

2016.5.21(土)
@袋町公園 ”The Trunk Market”
a flood of circleベストアルバム『"THE BLUE" -AFOC 2006-2015-』初回盤に収録されたvo&gt佐々木亮介の弾き語り音源が素晴らしかった。活動10周年を迎えるピュアで熱いロックンロールを鳴らすa flood of circleのサウンドとは打って変わって、弾き語り音源は彼の素朴さや温かさが全面に出てなんとも心地良い。

バンドのフロントマンでありソングライターでもある佐々木の弾き語り公演が、これまで他の地域で開催されていたのは知っていたが、広島初の弾き語り公演はなんとフリーライブ!毎年春と秋に広島市中区の袋町公園で開催され、毎回2万人以上の人々が集う広島発の高感度なマーケットイベント(蚤の市)として、老若男女から注目を集める『The Trunk Market』のステージでの開催だ。

佐々木亮介初の広島弾き語りは、『この会場に一番似合わない革ジャンの男!』と自ら冗談を交えて始まった。初めてやってきた『The Trunk Market』で演奏する自分の素直な気持ちを歌にしてみせ、自身の楽曲はもちろん、広島出身・奥田民生の楽曲カバーなど、1曲終わるごとにじわりじわりと集まってくるお客さん。最後に披露した中島みゆきのカバー曲『ファイト』でいよいよクライマックス!と思いきや、突如音響トラブルでギターとマイクの音が鳴らなくなる。佐々木は咄嗟にお客さんの元に駆け寄り、地声でお客さんを巻き込み歌いきった・・・!袋町公園に広がる手拍子と笑顔の輪。袋町公園の昼下がりに、佐々木亮介はロックンロールの虹をかけた。

終演後、当日夜に行われるa flood of circleのライブのリハーサルに向かう佐々木の周りには、弾き語りライブに胸を打たれたお客さんたちの行列がどこまでも伸びていく。会場は即席のサイン会・握手会状態に!演奏はもちろんのこと、一人ひとりに対し笑顔で丁寧にサインや握手に応じる佐々木の人柄の良さが光る、袋町公園でのひとときだった。

ナチュラル度
★★★★☆
スマイル度
★★★★★
ミラクル度
★★★★★

広島の初夏、ある晴れた休日に生身の人間から放たれるロックンロール。これを偶然居合わせた老若男女様々な人々と聴く得難さ、有難さ、心地よさ。最高のひとときをありがとうございました!それにしても、広島の街は音楽がよく似合うと実感した1日でした。公園で、蚤の市での革ジャン。ミスマッチ!?いやいや、これはクセになります。

Written by 広島FM『Rock It Out!』DJ 濱野 歩