音楽愛溢れるライブ空間!AL 2nd Tour 2018

2018年3月2日(金)
@HIROSHIMA CLUB QUATTRO
AL 2nd Tour 2018 

シンガーソングライターの長澤知之と小山田壮平(ex: andymori)のプライベートユニットから、2015年にベースの藤原寛、追ってドラムの後藤大樹(Dr.)が加入して現在のラインナップになった4ピースバンドAL、2ndアルバム「NOW PLAYING」をひっさげてのツアー。広島初登場、さらにツアー初日ということもあり、初めてを共有することに、胸が高鳴る。


定刻を少し過ぎた頃、客席が暗転。SEの代わりに、待ってましたと言わんばかりのあたたかい歓声と拍手に迎えられ、メンバー4人が照れくさそうに登場。


音合わせのセッションナンバーで、その4人の音が重なった瞬間、言葉にならないエモさが体中を駆け巡った。andymoriでもなく、長澤知之でもない、"AL"の音がそこにあったから!アルバムの表題曲『NOW PLAYING』からスタート。ベースに乗せた、Vo小山田のリズミカルな歌声でしょっぱなから、心が飛び跳ねる。続くアップチューン『HAPPY BIRTHDAY』で会場はさらにヒートアップ!


小山田壮平のひたむきで純真無垢な歌声。長澤知之の、伸びやかで巧妙なギターテクと唯一無二のハイトーンボイス。藤原寛のなめらかで安定的なベース。後藤大樹の力強く儚いドラム。4人の絶妙なバランス感が、とても心地よい。


会場が一層ALの世界観に惹きこまれたのは、バラードナンバー『ランタナ』。郷愁漂う美しい情景が目の前に浮かぶようだった。『さよならジージョ』『輝く飛行船』でも、ALの魅力のひとつ、繊細なメロディーと躍動的なリズム展開が、心の奥を突き刺す。


数少ないMC部分では、独特の空気感と間合いで、会場をクスッと笑わせる。近すぎず遠すぎないお客さんとの不思議な距離感も、またALの味だな...と思う。


ライブは、アルバム収録曲を中心に展開。『とびましょう』や『青い泡沫 白い光』などアルバム音源よりロックなアレンジが加わり、ALのビートに、終始心を掴まれっぱなしだった。


アンコールでは、「知之が作ってくれた曲を歌います」と、Ba藤原がメインボーカルで歌うサプライズもあった。これがまた、柔らかい性格がにじみ出ていて、よかった。楽しい時間はあっという間に過ぎ、アコースティックセットで奏でる「地上の天国なソングライターの歌」で幕を閉じた。天にも届きそうな4人の美しいハーモニーが、広島クラブクアトロを優しく包み込む。


飾りはいらない、ただ好きな音楽を好きなように演奏し、全力で届けてくれる、究極にロックでピュアなバンドAL。音楽愛溢れる仲間が結集して生まれる物凄いパワーを、実感させてくれるライブだった。


コーラスワークの美しさ
★★★★★
センチメンタル度
★★★★★
ロック度
★★★★★

ALに魅了され、東京や大阪まで見に行くほどだった私にとって、広島でライブを見られたこと、本当に感激でした!聖歌隊のような4人のハーモニーには心の浄化効果があると思います。andymoriが好きな人も、長澤知之が好きな人にも…それぞれの良いところをとって、よりパワーアップさせたバンド、ALのライブをぜひご覧いただきたいです!

Written by Shadow☀