indigo jam unit広島ラストライブで畠山美由紀・藤原さくら、夢の共演。

2016.8.15(月)
@HIROSHIMA CLUB QUATTRO
Guest live:畠山美由紀(gt&cho小池龍平)
Live:indigo jam unit
Guest vocal:藤原さくら

【タワーレコード広島店パルコ新館オープン15周年記念】
タワーレコード広島店 & 広島クラブクアトロ presents“indigo jam unit FINAL PARTY in HIROSHIMA”

2005年の結成以来10年間バンド活動を続けてきたindigo jam unitが活動休止を発表し、急きょ開催が決定された"indigo jam unit FINAL PARTY in HIROSHIMA"。
一夜限りのライブは、畠山美由紀、gt&cho小池龍平の二人が歌うジョニ・ミッチェル『Morning Morgantown』の美しいギターサウンドで始まる。深く深く心に落ちてくる畠山美由紀の歌声と、小池龍平のライブハウス全体を包み込むような美しいコーラスに、息をのむ。
そして今夜が最後の広島ライブとなるindigo jam unitが登場。ウッドベースの軽快なテンポで始まる『Escape』、メンバー全員が顔を合わせて音を出している。言葉を使って会話するのと変わりなく、音で会話をしている。会話が始まるとそれを聞いている誰かが話に加わるように増えていく音。その中でも際立っているのがDr.清水勇博である。目の前の相棒に語り掛けるようにドラムを叩き、返ってくる"声"に笑顔がこぼれている。ブラシでそっと触れ出てくる音に、自分の呼吸が邪魔をしてしまうのではないかと錯覚する『Raindrop』。オーディエンスが音とともに揺れ動き、会場全体がindigo jam unitのライブにどっぷりと引き込まれていった。

ひと際想いを寄せてステージに登場したのが、ゲストボーカルの藤原さくら。
高校生の頃からindigo jam unitのライブに足を運び続け、家にはサインまで飾ってあるという藤原は今にも泣きだしそうな顔をしていた。「泣いちゃう、泣いたら歌えない...。」そう言って歌いだしたのは荒井由実『あの日にかえりたい』、そして自身の楽曲『maybe maybe』。
思わず「よかった、生きてて...」という言葉を漏らす藤原さくら。独特のスモーキーボイスに、この日限りのindigo jam unitとの共演、あまりにマッチしすぎたこの瞬間はカーディガンズ『カーニバル』で幕を閉じる。indigo jam unitのメンバーと顔を合わせ、一瞬一瞬の音楽を笑顔で歌う藤原の顔は涙でいっぱいだった。

再びステージに上がったのは畠山美由紀。まさか畠山さんとindigo jam unitのセッションまでも見ることができるとは...。そして鳴りやまぬ拍手とともにindigo jam unitのメンバーが再び登場し、最後のアンコールに応える。

広島での時間は瞬く間に過ぎ、終わりを迎える。
「広島のタワーレコードさん、ここクアトロさん、皆さんありがとうございます。」
メンバーのいろいろな想いが込められたこの言葉は、広島という場所だけのもの。

広島でしか聞くことができない一夜限りのスペシャルライブは閉幕した。

心地よい音空間度
★★★★★
感動の涙度
★★★★★
広島Limite度
★★★★★

広島のindigo jam unitに関わるすべてのスタッフ、ファンの想いが詰まったライブでした。また今回のライブで共演を成し遂げた藤原さくらさん。何年、何十年先になるかはわかりませんが、indigo jam unitと再共演できる日を陰ながら楽しみにしています。その時は広島でみられるといいなあ。

Written by 広島FM 石丸貴子