天才来広!METAFIVE広島初公演

2016.11.30(水)
@HIROSHIMA CLUB QUATTRO
HIROSHIMA CLUB QUATTRO 15th ANNIVERSARY
METAFIVE “WINTER LIVE 2016”

METAFIVE、広島公演。
ツアー初日となったこの日は、世代を問わず多くのファンが会場へ足を運んだ。

音楽的な経歴やジャンルを飛び越えて結成された天才集団。明かりが消え、6人のメンバーがステージに登場する。どこか神々しいオーラを感じたのは普段と違う照明演出のためだけではないだろう。

ドラムスとボーカルを行き来し、1番の存在感を放つのは高橋幸宏。横並びで歌うはメインボーカルのLEO今井。
ミニアルバム「METAHALF」より披露されたmusical chairs では互いの声が絡みながらも、双方がメインボーカルの座を主張しているかのような迫力だった。

しかし、天才はフロントマンだけではない。
小山田圭吾はトレードマークのムスタングを携え、多彩なリフやカッティングを弾きこなす。彼自身が表情を変えることは殆ど無かったが、繰り出されるギターフレーズは常に感情を変える。照明に照らされたその姿は、異彩を放っていたといっても過言ではない。音、人ともに非常に存在感のあるステージングだった。

MCではTOWA TEIとゴンドウトモヒコがメガホンを取り出し、広島公演限定「ゴンちゃん抱きタイム」を実施。
じゃんけんを勝ち抜いた1人のファンがステージに登り、砂原良徳が演奏する間ゴンドウが抱かれるというこの企画。選ばれた女性ファンはゴンドウと若干の距離を保ちつつ記念撮影。会場は和やかなムードに包まれた。

MCでひとしきり盛り上がった後も彼らの演奏はつづく。悪ふざけのような企画で盛り上がっていたゴンドウはフリューゲルホーン、トロンボーン、さらにはユーフォニアムと、次々に楽器を持ち替え飄々と演奏する。さきほどまで「抱きタイム」の主役だった人間とは思えない。

多彩な音楽性が混ざり合い、1つの形にまとめ上げていることに天才と呼ばれる理由を感じた。
そして、その音楽を"軽いノリ"も織り交ぜながらでやってのけたメリハリのあるステージングもまた、彼らが天才と呼ばれる所以なのかもしれない。この先も活動を続けて欲しいと切に願う。

音の多彩度
★★★★★
楽器おおい度
★★★★☆
ゴンちゃん抱きたい度
★☆☆☆☆

6人のメンバーの中で1番目を引いたのは小山田圭吾さん。電子音やブラス音の中で、ギターキッズの心をくすぐるような彼のフレーズがあるからこそ、METAFIVEという集団は“バンド”であり“ライブ”をしているのだなと思いました。

Written by GOD