MUCC、20周年へのカウントダウンを最高の景色で─

2016.7.30(土)
@HIROSHIMA CLUB QUATTRO
MUCC
MUCC TOUR 2016 GO TO 20TH ANNIVERSARY
孵化 -哀ア痛葬是朽鵬6極志球業シ終T-

結成20周年を目前に開催中のMUCCの全国ツアー。『孵化 -哀ア痛葬是朽鵬6極志球業シ終T-』
これまでにMUCCがリリースした15枚のアルバムの1文字目をサブタイトルに冠したこのツアー、ファンが見ればこのツアーのコンセプトは一目瞭然であろう。実際にこの広島公演では、インディーズ時代の楽曲から、最新の楽曲まで、19年に渡る歴史を走馬灯のように駆け抜ける内容だった。

「今日は許さねえからな!」というVo. 逹瑯の言葉通り、休む間もないセットリスト。展開が激しく変化していく『KILLEЯ』ではサークルモッシュが起き、続く『JOKER』では下手にダイブする逹瑯で会場は完全にサウナ状態。

新旧の楽曲が激しく入り乱れ、様々な景色を紡ぎ上げてゆく中、本編最後のMCから
最新シングル『ハイデ』が演奏される。荒野という意味を持つこの言葉は、MUCCが紡ぎだす優しく、美しい音たち一粒一粒によって、まるで自分が水を与えられた植物になったかのような気分にさせる。この後"世界はたくさんの光に満ちています"と唄う『前へ』にはMUCCからのメッセージが感じられる。この日も多くのファンの背中を押したに違いない。

アンコールでは、最初にYUKKEが登場し「クアトロの後ろの幕、取っ払えました!」と叫ぶと会場に拍手が起こる。続いて登場したメンバーも、いつもより広いクアトロの風景を感慨深げに眺める。
「3年間大事に暖めていた曲です。」とYUKKE作詞作曲の新曲『CLASSIC』を紹介、拍手が沸き起こった。『MAD YACK』で逹瑯が両手をゆっくり開くと、客席に大きなが穴サークルピットができ、「さあ、勝負しようか」の合図で激しく体がぶつかり合うWOD(ウォールオブデス)が起きる。激しいヘッドバンキングやサークルモッシュが続く『ENDER ENDER』の後はライヴを締めくくる『蘭鋳』。

一瞬にして過ぎ去った広島での時間。最後に発した「20周年期待しておけよ!またね!」という言葉が意味するものは何なのか。期待はまだ収まりそうにない。

運命の出会い度
★★★★★
広島満喫度
★★★★★
20周年への期待度
★★★★★

クアトロ下の島村楽器で数年探していたギターに奇跡的に出会ったGt.ミヤさん。早速今日のライヴでも演奏されていました。そして次に広島に来たときに後ろのカーテンが閉まっていたらかっこ悪いということで「人の顔がいっぱい描いてあるカーテンを持ち歩く」と検討していた逹瑯さん。今日のライヴを目撃したファンは必ず参戦するのでしょうから大丈夫ですね。

【Live Information】

MUCC TOUR 2016 GO TO 20TH ANNIVERSARY
孵化 -哀ア痛葬是朽鵬6極志球業シ終T-
公演日:2016年9月3日(土)
会場:大阪城野外音楽堂

【Release Information】

2016年9月14日(水)
New Single「CLASSIC」
初回生産限定盤(CD+DVD)
AICL-3154~3155 ¥1,800+tax

通常盤(CD ONLY)
AICL-3156 ¥1,300+tax

期間限定通常盤(CD ONLY)
AICL-3157 ¥1,300+tax
※アニメ両面デジパック仕様

Written by 広島FM 石丸貴子