松崎しげる&広響 "PREMIUM STAGE"

2016年6月19日(日)
JMSアステールプラザ中ホール 能舞台
松崎しげる・広島交響楽団弦楽五重奏
”ライオンズ広島加古町PREMIUM STAGE”
アステールプラザ中ホールに特別なステージが登場した。入口扉を開け、ホールに入場した観客は、"なんだ?"とはっと目を輝かす。

"能舞台"__。

"洋"の空間に、厳かに佇む"和"の舞台。本格的な古典芸能を観賞するための、この特別なステージで披露されたのは、広島交響楽団弦楽五重奏による演奏、そして松崎しげるのライブ&トーク。

第一部はヴァイオリン(2名)、ヴィオラ、チェロ、コントラバスからなる弦楽五重奏。
手には楽器を、足には足袋を。そんな特異なスタイルでクラシックの名曲から往年のポップスナンバーの演奏が繰り広げられる。上質な室内楽をじっくり堪能した後、やはりこの日のハイライトとなるのは、第二部 松崎しげるのステージ。

チコ&ザ・ジプシーズとの共演で話題を呼んだ「愛のボラーレ」から幕開け。
鳴りやまない拍手の中で迎えられる松崎しげる。トレードマークである肌の黒さは、能舞台の上でも映える 映える。その特別な黒さを間近で捉え、本物だ!と会場の誰もが実感。

「自宅とオフィスに日焼けマシーンを置いてるんです。"フロリダ"と"マイアミ"と名前を付けてましてね。朝起きたら奥さんにいつも言ってるんですよ。"ちょっとマイアミ行ってくるな!"ってな具合でね。」

爆笑の渦を巻き起こすトークだけでこの日が完結しても大満足だが、圧倒的な歌唱力を体感すると、松崎しげるの真骨頂はシンガーだということをあらためて感じさせられる。

「去年ソロデビュー45周年を迎えまして。振り返ると偉大な先輩の背中が見えますよね。僕の人生にとって、九さんの存在はとても大きい。僕はあの人の背中を見て育ちました。」

そう語り歌ったのは「見上げてごらん夜の星を」。
長きに渡り自身を支えてくれたという坂本九の歌を、優しく、力強く、儚く、歌い上げる。偉大な先輩への畏敬の念が、歌を通して浮かび上がり、客席に伝わってくる。これはすさまじい表現力だ。シンガー松崎しげるの底知れない才能と実力を目の当たりにした。

この日のライブ&トークの模様は
7/3(日)19:00〜特別番組で放送します。

※セットリスト(第二部)

1.愛のボラーレfeat. シゲル・マツザキ(OP動画/チコ&ザ・ジプシーズ)
2.見上げてごらん夜の星を
3.あなたしか見えない
4.また逢う日まで
5.映画メドレー
(ゴースト~ボディーガード~
オールウェイズ~タイタニック)
6.愛のメモリー
7.愛のボラーレ(日本語Ver)

Written by 烏2号