気になる世界のあれこれ
2023.05.20 | Saturday
喧嘩両成敗???

ドイツ・フランクフルトの高級住宅街で、ある賃貸住宅の入居者が家賃の支払いを渋る出来事がありました。異議を唱えたのは、ここにオフィスを構える人材派遣会社。中庭で大家が裸で日光浴をしているのが、どうにも気に入らないようなのです。この派遣会社の言い分に腹を立てた大家が、逆に、裸で日光浴をしていて何が悪いのかと、訴訟を起こしました。裁判所は、「裸で日光浴をしても建物の有用性は損なわれない」と判断し、しかも派遣会社の窓からは身を乗り出さないと中庭は見えないなどと指摘したそうです。ただ、近所で建設工事が行われている事から、騒音が発生しているとして、3か月間の家賃の減額は認めたということです。喧嘩両成敗と言っていいのか・・微妙な判決でしたね。

2023.05.13 | Saturday
立ち止まらないで!

イタリア北部にある海沿いの小さな町=ポルトフィーノは、その美しい景観から、多くの観光客で賑わいます。訪れる人が多ければ多い程、町も経済的に潤って良い事なのでしょうけれど、一方では、迷惑な事も少なくないようです。先日、町の中心部の人通りが多い地区で、自撮りなどのために立ち止まる事を禁止する条例が出されたと言う事です。観光客の多くが美しい景色をバックに自撮りしようと立ち止まるため、歩行者の流れが阻害されてしまうのです。そうした混雑を避けるために出されたのが今回の条例で、違反すると、最大で275ユーロ、日本円にしておよそ4万円の罰金が科されると言う事です。地元の人の生活もありますから、仕方ないのかも知れませんね。

2023.05.06 | Saturday
訴え

アメリカ・バージニア州に住む男性の話です。彼は交差点の陥没が長らく放置されていた事に腹を立て、その穴に木を植えてしまったと云う事です。しかも一度ではなく、複数回にわたって木を植えたようで、最初の木は撤去されたものの諦めずにまた植えるだけでなく、それに電飾を飾って動画を投稿したりもしていたようです。そんな事を繰り返し、およそ1年にわたる抗議を続けたところで、先日、ようやく市当局が重い腰を上げ交差点の陥没の修繕に乗り出しました。今回の抗議が成功した事で、道路の陥没件数が多いバージニア州では、今後、工事を迫るために、道路上に木を植える人が増えるのではないかという声も上がっています。たしかに陥没したまま、というのも困りますが、道路上に木が植えてあるというのも・・・どうなんでしょうか?

2023.04.29 | Saturday
神の使い?

先日、イスラム教のラマダン月、つまり断食の期間中に心和む出来事がありました。それは、アルジェリア北部の礼拝堂で、祈りが捧げられている最中の事でした。厳粛な雰囲気の中、どこからか一匹のネコが侵入し、祈祷中の指導者の足元に忍び寄りました。そして、突然、恰幅の良い彼の衣服をよじ登りはじめ、顔にしっぽや鼻を擦り付けたり、マイクにも鼻先を近づけるなどしました。その間も、指導者は何事もないように静かに祈り続け、ネコは、祈りが終わるのを見計らう様にして飛び降り、静かにその場を去ったのです。この一連のネコの行動は、単なる気まぐれなのか?それとも、神の使いだったのかも?しれませんね。

2023.04.22 | Saturday
マンモスのミートボール

オーストラリアの企業が、絶滅したマンモスのDNA情報を使って肉を培養し、巨大なミートボールを作り出したそうです。実際には、人工培養したラム肉にマンモスのDNAを少々混ぜて作ったと言う事らしいのですが、その目的は、培養肉の潜在的な可能性に注目し、地球にやさしい食習慣の実現なのだとか。ただ、開発企業によると、5000年と云う長い間存在しなかったタンパク質なので、アレルギーの心配などもあって、試食はしていないと言う事です。ともあれ、造られた強大なミートボールは、フォークとナイフを添えた形でケースに入れられ、オランダの科学博物館に展示されました。日本では昆虫食も話題になりましたが、将来、マンモスの培養肉を食糧にするような時が来るのもしれません。個人的にちょっと興味ありますが、みなさんはどうでしょうか?

2023.04.15 | Saturday
飛行機の家

カンンボジアで、長年の夢を自力で叶えた男性が話題を呼んでいます。アンコールワット寺院群のある田園地帯に住んでいる彼は、30年もの間、コツコツとお金を貯めてきました。そして、先日、貯まったお金の2万ドル=日本円にしておよそ260万円をはたき、田んぼの中に、飛行機の形をしたコンクリートの家を建設しました。何でも、空を飛ぶ事にずっと憧れてきた彼は、インターネットで様々な自家用ジェットを見て研究し、自らの手でこの建物を設計したんだそうです。その自宅は、まるで、空に浮かぶように地上6mの支柱の上に造られていて、翼、尾翼、離陸装置、エンジンなどを備え、飛行機そっくりだとか。しかも、家の中には寝室とバスルームが各2部屋ずつ備わっているそうで、彼は、「毎日、飛行機に乗っている気分で生活できる」と、喜んでいると言う事です。昨今、DIYがブームになっていますが、30年分の情熱がここまでの完成度を生んだのかもしれませんね。

2023.04.08 | Saturday
逮捕して~。。。

アメリカ・ユタ州で、僅か1ドルを奪おうとして、男が逮捕される事件がありました。65歳のこの男は、ソルトレイクシティーにある、とある銀行に入り、対応に出た銀行員に一枚の紙切れを差し出したそうです。そこには、「こんな事をして申し訳ないけど私は銀行強盗です。1ドル下さい。」と、書かれていたといいます。「なにかの冗談だろう?」そう思った行員は、1ドルを渡し、「これをもって帰りなさい」と、促したそうです。しかし、男は「自分は銀行強盗だから」と警察への通報を要求し、そのまま床に座り込んで、警察官が到着するのを、じっと待っていたと言う事です。どうやら、彼は何としてでも刑務所へ入りたかったようです。多少不自由でも、3食を保障される刑務所生活の方が、今よりも楽だと思ったのかも知れませんね。

2023.04.01 | Saturday
タトゥー。

イギリス南西部の町=デポンに住む31歳の男性の話です。彼は少し前に、タトゥーを入れました。一般的に文字や絵を入れたり、その場所も、腕や首筋など様々ですが、彼のタトゥーは、手首にQRコードでした。というのも、スーパーに買い物に行った時、度々ポイントカードを忘れてしまっている自分に嫌気がさして、「いっその事」と、手首にQRコードを入れたようです。これなら確かに忘れる事は無いわけですが、皮膚でも読み取れるのでしょうか。そう疑問に思うのはスーパーの店員も同じらしく、手首のQRコードの読込みに成功すると、少なからず、ショックを受けていると言う事です。そんな彼の目標は、クリスマスの食事をポイントで手に入れる事だと語っています。どうやら、後悔はしていないようですね。

2023.03.25 | Saturday
九死に一生を得る

先日、パリで開催された、農業の見本市での事です。訪れた多くの人の中に、市長を務める男性ら一行がいました。彼らは、多くのブースを見学する中で、一頭の雌牛に目を付けたようです。5歳だというこの雌牛の売値は2万ユーロ=日本円にしておよそ289万円でしたが、食肉処理を目的に共同で購入する事にしました。しかし、この牛は、さぞかし大切に育てられたらしく、手入れの行き届いた毛並みは美しく、金色に輝いていたと言います。見本市でもその美貌が高く評価されていたとかで、市長らも、すっかり心奪われてしまいました。食肉処理するにはもったいないと、急遽、地域の見本市でマスコットにする事を決めたそうです。あわや命を落とす所でしたが、自らの美貌に命を救われた形ですね。

2023.03.18 | Saturday
りんかーん。

アメリカ南部フロリダ州の海岸での事です。クラムチャウダー用にと貝を採っていた男性が、自分の掌に収まらない程大きな二枚貝を見つけました。ハマグリに似たこの貝の大きさは、通常、7㎝から10㎝で重さは約800g近くが一般的です。しかしこの度見つかった貝は、およそ15㎝で、重さは1.2㎏近くもあったそうで、海洋科学の学位を持つというこの男性は、「これは普通じゃない、食べてしまわない方が良い」と判断したようです。そこで、彼は貝を水族館に持ち込み、調べてもらう事にしました。その結果、大きな二枚貝の年齢は推定214歳=1809年生まれで、これは実に、第16代アメリカ合衆国大統領となるエーブラハム・リンカーンが生まれた年と同じだったのです。男性は、みつけた二枚貝に「エーブラハム・リンカーン」と名付け、さらなる長生きを願って再び海へ返したと言う事です。

2023.03.11 | Saturday
夫婦の財産

中国・浙江省(セッコウショウ)に住む男性の、笑うに笑えない話です。彼は2年前に購入した宝くじが、1000万元=日本円にして、およそ1億9500万円の高額当選していました。ところが何故か、その事実を妻に隠していたのです。普通、宝くじに高額当選した場合などは、人に話したくて、話したくて、ウズウズしてしまいそうですが、彼は、ひたすら隠し通したようです。しかし、隠していた相手は、妻だけでした。お金を手にした彼は一早く元妻に家をプレゼントし、自分の姉弟である姉にも送金して分け与えていたと言います。何がきっかけで、この事実がばれてしまったのか。事態を知った妻は離婚の申し立てをし、裁判所は男性に多額の賠償金を支払う様に命じたと言う事です。宝くじは「夫妻の財産」だそうで、奥さんに何も相談しなかったのはやはり、まずかったですね。結果的に、代償の方が大きくついてしまいました。

2023.03.04 | Saturday
お城の復活

フランス東部の街での話です。55歳の男性が30年程前からお城を改築し、すでに、ホテルや結婚式場として活用しているようです。話題のこのお城は12世紀頃に建てられましたが、1980年代にほぼ全焼したのだそうです。それを、当時、建設業を営んでいた男性の父親が購入したものの再建の道半ばで亡くなってしまいました。その後、父親の仕事を見て学んだという男性が、30年程前から、80万ユーロ=日本円にしておよそ1億1400万円をかけ、ほぼ自分一人で、こつこつと改築しているのだそうです。そんなお城の中には父親が愛用していた家具を置いていると言う事で、亡くなったお父さんも、さぞかし、喜んでいるのではないでしょうか

2023.02.25 | Saturday
少年、新記録!

ギネス世界記録を狙って、色々な人がいろいろな事に挑戦しています。何もそんな事をしなくても・・・と思うような事もありますが、挑戦者にとっては、ただ純粋に世界記録を狙う事に意義があるのかもしれませんね。先日、アメリカ・シカゴに住む9歳の男の子が、目隠しをしたままバスケットボールのドリブルに挑み、以前の記録を13分延ばした、1時間20分1秒という世界記録を樹立しました。ボールを見ながらでもあっちこっちに行ったりしますが、目隠しで1時間20分もドリブルするなんて凄いですよね。この挑戦の原動力となったのは、尊敬するおじいちゃんが去年亡くなった事が影響しています。おじいちゃんは、本当に、バスケットが大好きだったそうで、9歳のこの少年は、そんなおじいちゃんに敬意を払いたかった、と語っています。孫の世界記録におじいちゃん、きっと、喜んでいますよね。

2023.02.18 | Saturday
まさかの犯人は・・・

アメリカ・ミシガン州の警察署での事です。ある巡査が昼食をとっていると呼び出しがかかり、すぐさま対応にあたりました。しかし、その間、何者かに昼食を盗まれてしまったのです。警察署内で犯罪が起こるなんて、面目丸つぶれですよね。捜査の結果、容疑者として前科のある一匹の警察犬が浮上しました。そこで、警察署はフェイスブックに容疑のかかった犬の顔写真を公開するともに、人の財産を守る警察に対してあるまじき行為だと投稿。そして、罪を犯したとみられる犬について市民に意見を募ったところ、なんと、弁護を買って出る弁護士が相次いだそうです。とはいえ、本人、つまり犬が黙秘権を行使している上に証拠となるような映像もありません。また、寛大な処分を求める声も上がった事から、盗み食いした警察犬は無罪となったと言う事です。警察も弁護士も一丸となって楽しんでいるのが伝わってくる微笑ましい話題でした。

2023.02.11 | Saturday
ヤモリの旅

イギリス・マンチャスター郊外に住む女性が、町のスーパーで買ったイチゴを食べようとした時です。パックの中に、何か小さな物が動いているのを見つけました。最初、クモかと思ったそうですが、よく見ると、それは体調2.5センチ程の小さなヤモリでした。女性の連絡の後、動物医療センターに引き取られ、健康チェックを受けたと言う事ですが、しっぽが少し切れている他は何事もなかったようです。イチゴがエジプトから運ばれて来たものである事から考えて、おそらくヤモリは小さなコンテナの中に閉じ込められたまま、およそ4800キロの旅をして来た事になります。最終的に、このヤモリは隔離期間後マンチェスターにある爬虫類外来動物救助センターに引き取られ、飼育されることになるそうです。

2023.02.04 | Saturday
天使の怒り

メキシコ北部の町で、一人の男が教会に侵入するという事件がありました。盗んで売り払おうとでも考えたのか、彼は教会に飾られている天使の像を持ち出そうとしたのです。しかし、悪い事はできないもので、教会の中で転んだ彼は、そのはずみで天使の像の剣が首にささって大けがをしてしまいました。この事件を地元メディアが伝えたところ、SNSには、「罰があたったのだ」という投稿が相次いだと言います。この男は事件当時、酒に酔っていた可能性もあるという事ですが、教会の入り口付近で血を流しているところを通行人が見つけ、病院に運ばれたようです。次に訪れる時には、懺悔が必要かもしれませんね。

2023.01.28 | Saturday
アップデートを!

今からおよそ23年前の2000年にデンマークで発生した銀行強盗の件数は、221件でした。その後、一貫して減少し続け、2021年にはわずか1件となり、去年は、初めて銀行強盗の発生がゼロになったと言う事です。その背景にあると考えられるのが、警備対策の強化もさることながら、スマートフォンやカードでの支払が定着し現金がほぼ使われなくなった事。実際、現金の引き出しは過去6年間で、およそ4分の3ずつ減少していて現金を保有する銀行支店は全国で20店舗ほどに減っているのだとか。一方、オンラインでお金をだまし取ろうとする犯罪は増えているという事です。便利になるのは嬉しいですが、犯罪対策もアップデートしなくちゃいけません。個人一人一人もアップデート、気を付けていきましょう。

2023.01.21 | Saturday
滑走路を照らせ!

アメリカ・アラスカ州にある、人口わずか180人ほどの小さな町で、病気になった赤ちゃんの容体が一刻を争う事態となりました。赤ちゃんを助けるためには、飛行機を使って大きな病院に搬送しなければなりません。しかし、町にある空港の滑走路がシステムの故障で照明器具が使えない状態でした。困り果てた診療所のスタッフが車のヘッドライトで滑走路を照らす方法を思い立ち、住民に協力をしてくれるように連絡しました。すると、30台程の車が集結して滑走路を照らし、無事、救急医療機を着陸させると、すぐに赤ちゃんを乗せ、再び大きな病院へと飛び立ったそうです。おかげで赤ちゃんは一命をとりとめる事ができました。この対応に関して空港当局は「住民たちの助け合いの精神と、パイロットの勇気に敬意を表します」と、感謝したという事です。アラスカからの心温まるニュースでした。

2023.01.14 | Saturday
ユニコーンの飼育許可

少し前の事ですが、アメリカ・ロサンゼルスの動物保護管理局に6歳の女の子から手紙が届きました。その内容は、「もしユニコーンを見つけたら、飼うための許可証を出してもらえないでしょうか」と、言う物でした。ユニコーンは、伝説の生き物ですから、見つかる可能性は極めて低いと言わざるをえません。しかし、動物保護管理局は、小さな女の子がこの動物をペットにするために何が必要なのかと考えてくれた事に感動して、飼育許可証を発行したそうです。それには、ユニコーンを定期的に虹に触れさせることや、月に1度は柔らかい布で角を磨くなどの条件が書かれていました。また、発見の難しさを考慮して、ユニコーンの縫いぐるみもプレゼントしたということです。大人が子供の夢を肯定してあげて、手をさしのべる・・。素敵な交流ですね。

2023.01.07 | Saturday
三択問題

今年は、9日の祝日まで「少し長いお正月休み」と、言う人もいらっしゃると思います。帰省に新幹線や飛行機を利用した人も多いのではないでしょうか。新幹線や飛行機と言えば、どちらも3人掛けの座席がありますよね。最近アメリカで、「旅客機の3人掛座席の真ん中を好む人」の存在が話題を呼んでいました。あるカップルが窓側と通路側に離れた為、真ん中に座る男性に「席を替わって貰えないか」と、お願いしたものの断られてしまったと言うツイートが切掛けです。多くの人が窓際か通路側を好む一方で、中央は歩く人とぶつかる事もなく、トイレに立つ時も比較的簡単だと、そのメリットを上げる人も少なくなかったそうです。たしかに、そう言われると分からないではないですね。ただ、カップルに挟まれるのは気まずいかもと言う意見もあったようです。窓側、真ん中、通路側、あなたは、どこがお好みでしょうか?

2022.12.31 | Saturday
通院する野良猫

トルコ東部にあるビトリスという町の病院であった出来事です。ある日、一匹の白黒の野良ネコが、受付の前を通って病院に入りました。どこかで怪我でもしたのか、片足を庇うように歩いていたようです。助けを求めるかのように病院の廊下を彷徨っている姿を職員が見つけ、医師が治療に当たりました。診たところ庇っていた片足は骨が折れていて、医師は添え木で患部を固定し包帯を巻いて治療したそうです。その間、椅子の上に横たわったネコは嫌がりもせず治療を受けていたという事ですから、それまで、さぞかし辛かったんでしょうね。そしてしばらく様子を見た後に放たれ、来た道を戻って行ったそうですが、数日後にはまた「再検査」に訪れたと言う事です。病院が治療をしてくれる場所だと理解していたのだとすれば、賢いネコちゃんですね。

2022.12.24 | Saturday
ずぶ濡れのプロポーズ

今日はクリスマス・イブですね。大切な人とゆっくり過ごしたいと思っている方も多いのではないでしょうか。先日、アメリカ・フロリダ州に住む男性が、恋人へのプロポーズをどんな風にしようかと思い悩んだ末、ヨットで沖に出て、夕日を眺めながら伝えようと考えました。そして当日、ロマンチックな、いい雰囲気だったんでしょうね。デッキの上で夕焼けを眺めながら、いよいよプロポーズをと、ケースに入った婚約指輪をポケットから取り出そうとした瞬間、手から滑り落ちて海の中に。慌てた彼は、ゆらゆらと海底に向かうケースを追って海に飛び込み、なんとか必死で掴み取りました。これには悲鳴を上げていた相手の女性も笑いながら、ずぶ濡れの彼の愛を受入れたそうです。

2022.12.17 | Saturday
宝探し。

イギリス南部の町に住むある男性は、退職したら宝探しを始めようと考えていました。いよいよその日が来て、念願の金属探知機を購入し、町の畑で宝探しを始めました。なんだかワクワクする話ですよね。そして3度目で、早くも、金属探知機が反応を示しました。掘り出してみるとそれは古い指輪で、金のリングにダイアモンドがあしらわれ、中世のフランス語の刻印も打たれていたと言います。どうやら、時は14世紀。裕福な地主が妻にプレゼントしたものらしく、オークションでは3万8000ポンド=日本円にして、およそ628万円の値が付いたそうです。この快挙に、男性は「人生に一度の発見だが、探索は続けたい」と話しています。また、第2のお宝が見つかると良いですね!

2022.12.10 | Saturday
愛情

アメリカ・カンザス州にある動物園で、一匹のメスのチンパンジーが出産中、お産が途中で止まってしまいましたが、赤ちゃんは帝王切開で取り出されました。生まれた赤ちゃんは、自力で呼吸する事が出来ず、医療チームの懸命の治療と手当で、なんとか自力呼吸ができるようになりました。親子の対面はすぐには叶わず、その間、母親は悲しみに暮れていたようですが2日間の隔離後に対面が叶います。スタッフが毛布に包んだ赤ちゃんの傍に母親を近づけたところ、しばらく気づかず所在なさげでした。しかし、毛布の下で赤ちゃんが手を伸ばした瞬間、毛布を剥ぎ取ると、その胸に、ひしと我が子を抱きしめたのでした。その様子を撮影した映像の投稿に、多くの人が感動を覚えたと言う事です。愛情は、生きとし生ける物すべてが持つ感情かもしれませんね。

2022.12.03 | Saturday
お礼は・・・

ドイツ・フランクフルトで、ある男性が一枚の小切手を拾いました。それは、大手スーパーがお菓子メーカーにあてた、額面およそ460万ユーロ=日本円にして6億7000万円程の小切手でした。あまりの額面に驚いた男性は、受取人になっていたお菓子メーカーに届けました。小切手の仕組み上、現金と違って他人が拾っても価値がないというのもありますが、わざわざ届けた男性の厚意に対する謝礼は、このお菓子メーカーのグミ6袋だったという事です。善意で届けた高額小切手ですが、グミ6袋では、「お礼が少し安いのでは?」と感じなくもありません・・この当事者の男性じゃなくてもちょっとがっくりしそうですね。

2022.11.26 | Saturday
UFO???

先日、京都・山科の夜空に、突如、6つに連なる不思議な光が現れ、地元の新聞社に問い合わせが入る出来事がありました。結局、お寺・知恩院(ちおんいん)のイベントの光と判明したのですが、中には、未確認飛行物体=UFOかと思った人もいたようです。同じ頃、海を越えたアメリカ・カリフォルニア州のサクラメントの夜空にも、突如、紫色の光が出現しました。UFOかと疑う人などの声が多数、SNSに書き込まれたのですが、この光の正体は、プロバスケットボールNBAの「キングス」による演出だと言う事がわかりました。サクラメントを本拠地とする「キングス」のチームカラーが紫であることから、遠征試合での勝利を地元で祝おうと、紫色の光を放ったんだそうです。どこの国の人も、こういう光を見ると、UFOじゃないか!?と期待する気持ちは万国共通、一緒なのかもしれませんね。

2022.11.19 | Saturday
犬専用のレストラン

アメリカ・サンフランシスコに犬専用のレストランが開業したそうです。料理には、旬の野菜や新鮮な食材はもちろんの事、牧草飼育された肉や有機野菜などが使われています。しかも、しっかりと、栄養バランスのとれた食事が提供されるようです。至れり尽くせりの料理の中には、「にわとりの皮のワッフル」や「フィレステーキのタルタル」などが並ぶコースがあり、値段は75ドル=日本円にしておよそ1万1000円です。現地のサンフランシスコでは、所得格差が広がる中、高い料理だと批判する声も上がっているそうですが、来店する飼い主からは「圧倒的な支持」を得ているということです。日本の感覚だと円安なので特に高く感じられますが、需要と供給は一致しているんですね。

2022.11.12 | Saturday
約束通り。

今から9年ほど前のことです。アイルランドから一人の青年が、ニューヨークにやってきました。彼はタクシーを拾い、目的地について、いざ運賃を支払おうとした時、持ち合わせのお金が足りませんでした。そこで、彼はタクシーの運転手に「今度、ギネスビールで支払うから」と持ちかけてみる事に。すると、アイルランド系だという運転手は、同郷のよしみか、その申し出を快く受け入れてくれたそうです。これも何かの縁でしょうか、なんとも、寛大ですよね。それから9年の年月が流れ、青年は、アイルランドを訪れたタクシーの運転手に、約束どおり、ギネスビールを振舞いました。実は、彼の父親はアイルランドでバーを経営しているので、ビールには事欠かなかったようです。本場で飲む事が出来て、さぞかし、おいしかったでしょうね。

2022.11.05 | Saturday
まさかの乗車運賃

イギリス・マンチェスターの郊外に住んでいる、とある22歳の男性は、友人と飲むため、待ち合わせ場所のパブまで、配車アプリを利用してタクシーに乗りました。かなり飲んだようで、翌朝目覚めた時には二日酔い状態。それでもタクシー代の引き落としが終わっているか気になって確認しました。何か、嫌な予感でもしたんでしょうか・・?しかしこれがなんと、見てビックリ、乗車運賃の請求金額は日本円にしておよそ600万円に上り、残高不足で支払い不能となっていました。最初にアプリで提示された時の金額は10~11ポンド、日本円で2千円足らずだったはずです。慌てて問合わせをしたところ、システム上の誤りで、なんとオーストラリアまで旅をした事になっていた、という事がわかりました。その後、運賃が1820円に修正された彼は、「預金不足で、引き落とされずに済んだ」とホッとした様子だったそうです。

2022.10.29 | Saturday
ネズミがペット

イギリス南東部にあるエセックス州、ここに住む73歳の女性の話です。この女性は、自宅にいついたネズミを、駆除するどころか餌を与えて飼っていたようです。おかげで悪臭が酷く、近所の人の中には、引っ越しを余儀なくされたという人もいたそうです。また、これまで地元当局者が何度も訪問し、「駆除するように」と、改善を求めていたと言う事です。しかし、これを拒否し、ネズミを「ペット」として飼い続けていたようです。度重なる改善要求拒否に、当局もついに堪忍袋の緒が切れたとみえ、彼女を起訴しました。結果、女性には、裁判所から日本円にしておよそ25万円相当の罰金が科されたという事です。

2022.10.22 | Saturday
指名手配犯は・・・

ブラジル南東部のサンパウロ州にある一軒のおもちゃ屋さんで、犬たちによる窃盗事件が起きました。その驚きの一部始終を防犯カメラがバッチリおさめていました!まず、この犬たちは打合せでもしたかのように2手に別れ、うち2匹が窃盗役として店内に侵入し、残る犬たちは見張り役を買って出たようです。犬も役割分担をするんですね。窃盗役の2匹は足早に店舗に近づき、素早く店内に入ると、躊躇なく縫いぐるみをくわえ、すぐさま持ち去ろうとしました。しかし、縫いぐるみがドアに引かってしまい、窃盗は未遂に終わります。それにしても彼らはどうしてその縫いぐるみが欲しかったのか?も気になりますよね。事件後、おもちゃ屋の店主はこのうちの一匹について、ポスターをつくり、「指名手配」したという事です。

2022.10.15 | Saturday
忘れ物。

ドイツ北部にあるブラウンシュワイクという町の駅で、先日、実際に起きた出来事です。置き忘れたリュックを受け取りに来た男性が、警察に摘発されました。忘れ物をした場合、確認の為に、その忘れ物がどんな形状のもので、中に何が入っていたかなど、具体的に訊ねられますよね。ところが、「リュックを失くした」と届け出をした22歳の若い男性は、中に何が入っていたのかを訊ねられても何も答えません。それもそのはず、入っていたのは「大麻」と「覚せい剤」だったのです。駅員から連絡を受け、駆け付けた警察がリュックを事前に押収。「リュックを取りに来るように」と言われた男性は、そうとも知らずに受け取りに現れ、その場で警察に逮捕されたという事です。

2022.10.08 | Saturday
不思議な猫

ちょっと不思議な猫に関する話です。ある一家が、アメリカ・ニューヨーク・ロングアイランドに引っ越しをした2週間後、飼い猫が行方不明になってしまいました。必死で探しましたが、一向に見つかりません。何処へ行ってしまったのか、皆で心配していた4日後のこと、突如、家のドアベルが鳴りました。するとセキュリティーカメラが作動し、そのモニターを覗くと、行方をくらましていた猫の姿が映っているじゃありませんか。ドアを開けてくれと言わんばかりの態度で、じゃれるように、ドアベルに手を伸ばし、ミャーミャーと鳴いていたのだそうです。家族は4日ぶりの猫との再会に大喜びでした。無事でよかったですね。それにしても、セキュリティーカメラの作動を理解していたのかはわかりません。ちなみに、猫はその後も、外出から帰って来ると、同じ方法で飼い主に知らせるようになったという事です。

2022.10.01 | Saturday
有言実行

普段、旅行などでどこかへ出かける時、家族などに「何かあったら知らせるよ」と言って出かけますよね。しかし、アメリカ、バージニア州ニューポート・ニューズに住む男性はちょっと違いました。男性は出張の際、奥さんに「宝くじに当選したら電話するよ」と言って出かけていきました。軽い気持ちで言ったのか、何か予感があったのかはわかりません。ところが何と、その数日後、およそ22万7000ドル=日本円にして3200万円程の大当たりが現実になったのです。まるで予知能力があるみたいですね。そして、実際、奥さんに電話して、宝くじに当選した事を話したらしいのですが、当の奥さんは、冗談としか受け止めなかったと言う事です。もし宝くじが当たったら?と考えると、夢は拡がりますが、有言実行はなかなか出来ないですよね。

2022.09.24 | Saturday
神秘的な体験

アメリカ・カリフォルニア州の海岸での出来事です。スタンドアップパドルボード、いわゆる、サップ(SUP)を楽しんでいた男性が、素晴らしい体験をしました。男性が沖に向かってパドルを進めている時、突如、自分の数メートル横に巨大な影があるのに気づきました。よく見ると、なんとそれは世界最大の哺乳類として知られるシロナガスクジラだったのです。シロナガスクジラは時折、海面に姿を現したり、豪快に潮を噴き上げたり、男性のボードに並んで、ゆっくり泳ぎ続けました。そして、およそ1時間にわたって時間を共にした後で、再び、静かに去って行ったと言う事です。この経験に、男性は「恐怖というより、興奮と畏敬の念が勝っていた。今でも思い出すと鳥肌が立つ」と話しています。誰にでも訪れる訳ではないこんな神秘的ともいえる経験、サップ(SUP)をやっていたからこそですよね。始めたくなった方もいらっしゃるのではないでしょうか?!

2022.09.17 | Saturday
タイムカプセル

アメリカ中西部、アイオワ州のとある小さな町での事です。町の誕生150周年を祝う行事の一環として、50年前に埋めたタイムカプセルを掘り起こすイベントが企画されました。しかし、一体何処に埋めたのか、掘り返すべき場所がわからず、結局、イベントは延期されることになってしまいました。行方不明となったカプセルは、町の誕生の100周年を祝った際に埋められたと言う事ですが、それも50年前の話です。生き証人と云うか、知っている人も居なくなってしまったのでしょうか。町は今後、地中レーダーの探査会社にカプセルの場所を探し出す協力を依頼する予定だそうです。いっその事、150周年イベントの目玉をこのタイムカプセル探しにするのはどうでしょうか?

2022.09.10 | Saturday
助け船

アメリカ・マサチューセッツ州にある都市ボストンの沖合の島で、一組のカップルが結婚式を挙げる予定でした。しかし、結婚式の当日に、運悪く、島に渡るための船が故障してしまい、新郎が花嫁の待つ場所に行けない事態となります。他にも、一緒に乗る予定だった、式の参加者らも足止めされてしまったので、新郎はパニック状態だったようです。そんな彼の様子を心配して地元の警察官がとった粋な計らいが、まさに「助け舟」でした。警察官はパトロール船を出して、新郎と式の参加予定者らを新婦の待つ島に送り届けてくれたのです。おかげで、結婚式を無事に終える事が出来ました。この警察官がいなかったらどうなっていたでしょうか?機転の効く人が、近くにいて何よりでしたね!

2022.09.03 | Saturday
電話の主は・・・

アメリカのカリフォルニア州での出来事です。保安官事務所に一本の緊急通報が入りました。しかし、電話の相手は問いかけにも無言のままで、間もなく切ってしまいました。何かあったのかと、その電話にテストメッセージを送ったりしたそうですが、それに対しても返事はなかったそうです。そこで保安官事務所は発信元を調べ、すぐに、人を向かわせましたが、発信元である野生動物保護施設では、誰も通報した覚えがないとの事でした。全員が不思議な出来事に頭を抱える中、ふと浮かんだのが、施設内を移動するために使っているゴルフカート備え付けの携帯電話です。無言で電話を切った事から、保護されている一匹のサルが人の真似をしてかけたのでは?と言う事になりました。謎の緊急通報は、これで無事一件落着ですね。

2022.08.27 | Saturday
とある歌手の話

南アジアにあるバングラディシュに、ある有名な歌手がいます。ただ、特徴は音程が外れた歌声という事です。職業的に致命的な気もしますが、その男性が先日、許可なく警察の制服を身に着けたとして一時拘束され、その際に、歌をやめるように求められた、と訴えました。実は、その歌と云うのが国民的詩人の歌らしいのですが、ひょっとして警察に対して批判的な内容の歌だったのか・・。その辺は、定かではありません。ともかく、男性は国民的詩人の歌を歌った事で警察から「謝罪」を求められたと主張し、一方警察の方は、男性に関する苦情が寄せられたと説明しています。この騒動で男性はさらに有名になり、獄中で絞首刑を待つ様子を歌った新曲を発表したと言う事です。

2022.08.20 | Saturday
豚用音楽

ベルギーの家畜小屋で子どもが歌を歌ったところ、飼っていたブタが興奮したように尻尾を振り始め、曲によって、様々な反応を見せる事がわかったそうです。その理由について、これから本格的な調査が始まるという事ですが、これまでのところ、ブタはダンスソングがお気に入りで、ロックは苦手という傾向があることが判明しています。ブタを飼育している農家が期待しているのは、調査結果が肉の品質にかかわる重要なヒントになるかどうか、です。日本酒や果物にモーツアルトを聴かせて育てたり、ロックを聞かせて味噌を仕込むなど、音楽の効果はいろいろ言われています。さて、ブタと相性の良い音楽は何が選ばれるでしょうか?

2022.08.13 | Saturday
証拠は必ず・・・

中国福建省の住宅で、一件の窃盗事件がありました。犯人と思われる男はバルコニーから侵入し、住宅にあった記念品などを盗んだ上、台所で料理をしたり、クローゼットから毛布を出して眠ったりしたとみられます。警察では、この犯行の容疑者として前科のある男を捕らえ、現場検証を行っていました。その後、思わぬ所から彼の犯行を証明する証拠が発見されました。それは、壁に付着していた小さな血痕です。犯行の途中か、それとも睡眠中か定かではありませんが、男は蚊に刺されたらしく、壁に叩き潰された蚊と、蚊が吸った血が付着していたのだそうです。これをDNA鑑定したところ、容疑者のものと一致したので、拘束されたそうです。ネット上では、「死んだ蚊が大手柄」という声が上がっていました。

2022.08.06 | Saturday
まさかのサンドイッチ

先日、シンガポールから飛行機でオーストラリアに帰国した19歳の女性が、食べかけのサンドイッチを機内に持ち込んだことで、大変な思いをしました。女性は、長時間のフライトでお腹がすいたので、空港でサンドイッチを買い、半分は機内で食べようと思い、食べ残しを、そのまま持ち込みました。しかし、結局、それを機内では食べきれずにオーストラリアの空港に到着します。そして、到着後の手続きとして、預けた荷物や手荷物などの申告はしたのですが、食べ残しのサンドイッチについては申告しませんでした。しかし、サンドイッチの具材として使われていた鶏肉やレタスは、検疫上、申告の義務があったのです。その義務を怠ったため、女性にはおよそ10万円の罰金が科せられたそうです。サンドイッチ1個が、高くついてしまいましたね。

2022.07.30 | Saturday
花嫁は・・・

先日、メキシコ南西部のサン・ペドロ・ウアメルラ市で、珍しい結婚式が開催されました。地域の平和と繁栄、そして豊作を祈るというこの結婚式は、1789年から続く伝統行事なのだそうですが、なんと、これが新郎は市長、新婦は一匹のメスのワニという異色の組み合わせです。この地域でワニは神聖化されていると言う事で、白いウエディング・ドレスに身を包み、市長の腕に抱えられながらの登場でした。トランペットや太鼓にはやし立てられる中、市長から鼻に口づけされ、愛を誓ってもらったという事です。因みに、ワニは市長の腕の中に入るほど小柄で、つぶらな瞳をしていましたが、ワニはワニ、その口はしっかり固定されていたと言う事です。

2022.07.23 | Saturday
コミュニケーション不足?

みなさんのご家庭では、夫婦の間で家事の役割分担・決まり事などあるでしょうか?先日、インド南部の町で、妻に不満を抱いた男性が離婚訴訟に踏み切りました。その不満の種と云うのが、妻は「毎食インスタントラーメンしか作らない」、「ラーメン以外の調理方法を知らない」、「ラーメンしか買ってこない」といったものでした。この訴えから察するに、夫が求める「妻」とは、「自分のために美味しいものを作ってくれる人」だったのかもしれません。それに対して、妻の方の立場だと、料理を上手に作ろうと努力をしたのかもしれませんし、やってはみたけれど上手に作れなかったのかもしれません。実際、状況がどうだったのか分かりませんが、夫の訴えは通り、二人は合意の上、離婚する事になったと言う事です。役割分担、外食、テイクアウト・・色々方法はあったと思いますが、一番足りなかったのは夫婦のコミュニケーションだったのかもしれませんね。

アメリカのカリフォルニア州で、「世界で最も醜い犬のコンテスト」が開催されたそうです。"世界で最も醜い"なんて言われると、何を目的にしているのか戸惑いを覚えてしまいます。実はこのコンテストは、決して、犬たちに恥をかかせるのではなく、見た目で敬遠されがちな犬たちが、より多く保護施設から出られるようにとの願いから開催されているそうです。新型コロナウィルスの影響で、ここ2年開催されませんでしたが、幸いな事に先日その146回目が開催され、かなり高齢のミックス犬=「ハッピーフェイス」が、世界で最も醜い犬となりました。アリゾナに住む飼い主の女性は、「ハッピーフェイスはとても愛されている。皆を笑顔にして欲しい」と話していたそうです。

2022.07.09 | Saturday
友情は変わらず

アメリカ・カリフォルニア州にある高校の同窓生5人が、10代の頃に湖のほとりで撮った写真と、同じ場所、同じポーズで5年毎に撮り続け、この度、ついに40年を迎えたそうです。最初の撮影は1982年という事ですから、1987年、1992年、1997年、2002年、2007年、2012年、2017年と続いてきて、今年になります。最近は新型コロナの感染拡大の影響もあってなかなか会えず、しかも仲間の一人がガンを患って、撮影時に使ったベンチに「一人分の空席が出来るのではないか」と、皆不安だったそうです。しかし、その仲間も参加でき、無事、5人勢揃いで40年を迎える事が出来たと言う事です。容姿は年齢を重ねていく度に変わるでしょうが、変わらないのが5人の友情。あとは、いつまで続くのか?楽しみですね。

2022.07.02 | Saturday
かわいい作家さん

女性として最年少での出版として、ギネス世界記録を更新した女の子が、イギリス南部にいます。彼女はわずか5歳にして、自らの文とイラストによる絵本を出版しました。ギネス世界記録となると、出版社から営利出版され1000部以上売れるという条件があるようですが、
アメリカのメディアによると、絵本はすでに1000部以上売れていて、これを見事クリアしています。5歳の少女が書いたこの絵本の原題は「THE LOST CAT」。迷子になった子猫が、母親と一緒でなければ見知らぬ所を歩くのは危険だと
気づく内容になっていて、幼い子どもたちにとっては教訓的なお話です。少女は、早くも、続編に取り組む見通しだと言う事ですよ。英語圏以外に住む人にとっては、絵本ですから英語のテキストとして、良いかもしれませんね!

2022.06.25 | Saturday
ソファーから・・・

思い入れのある物は、なかなか捨てられないものですが、だからこそ手放したい物もあるのではないでしょうか?アメリカ・カリフォルニア州での事です。引っ越しをしたばかりの女性が、地元のインターネット掲示板で、部屋に合う家具を探していました。そこで見つけたのが、新しい部屋にピッタリ、かつ無料のソファー・セットです。彼女は持ち主にすぐに連絡を取り、出品した理由について訊いてみました。その答えは、出品者は最近愛する家族を亡くし、悲しみの中で遺品整理をしたそうです。その後、ソファー・セットを譲り受け、早速、座り心地を試した所、何かクッションに違和感がありました。調べてみると、その中に現金、日本円で470万円程が隠されていたのです。すぐに遺族に連絡し現金を返すと、謝礼があり、そのお金で新しい冷蔵庫を買ったそうです。結果、無料でソファー・セットと冷蔵庫を手にした事になります。不思議な縁を感じる引っ越しになりましたね。

2022.06.18 | Saturday
職権乱用?

こういうのを職権乱用と言うのでしょうか・・・。インドで、高級官僚の夫婦が自分たちの飼い犬を散歩させるために、毎晩、国立スタジアムの利用時間を早く切り上げさせていたそうです。コロナウイルスに振り回されているこのご時世、人が居ない緑のスタジアムでのびのびできて、愛する犬も、自分たちも、さぞ、気持ちよかったかもしれません。犬の散歩のために利用時間を早く切り上げさせていたのは、数か月に及んだらしく、さすがに問題となりました。その結果、夫婦は国内両端の僻地にそれぞれ左遷されました。因みに、夫はインド最北の地方、妻は北東部の州で、それぞれの配属先から中心都市までは、3200キロほど離れています。インターネット上では「いずれの地域も自然が豊かで犬の散歩にピッタリ」と、皮肉交じりの意見が書き込まれていたそうです。

2022.06.11 | Saturday
あちらを立てれば・・・。

ドイツのヴァルドルフという町で、ある条例が制定されました。それは、減少の一途をたどっていると云う"カンムリヒバリ"という鳥の保護を目的としたものです。その中身は、猫の飼い主に対して、"カンムリヒバリ"の繁殖期である4月から8月の末まで、猫を外出させないように、という内容です。"カンムリヒバリ"は、その名の通り、頭に冠を載せたような可愛いヒバリの仲間で、巣を地面に作るため、猫などに襲われやすいというのがその理由のようです。条例の対象となるのは生息が確認されている町の南部で、違反者には500ユーロ=日本円にして6万8千円程の罰金が科せられるという事です。因みに、この条例は3年間の期間限定となっています。これに対して、動物愛護団体は、猫の外出禁止なんて「行き過ぎている」として、中止に追い込むと息巻いているそうです。あちらを立てれば、こちらが立たず・・中々やっかいな問題ですね。

2022.06.04 | Saturday
マツガエウズグモ

中国に生息する小型のクモの一種で、「マツガエウズグモ」と呼ばれるクモがいます。先日、このクモについて研究発表があり、「マツガエウズグモ」のオスはメスとの交尾の直後に、まるでジェット噴射のように、超高速で逃走すると言う事です。その速さは、秒速88センチ程で、理由としては、メスに捕食されないようにするためではないか、と考えられています。また、逃走に備えて、メスから離れたところにある自分の居場所に、糸で体を繋いで準備しています。そして、そこからピョーンと、すぐに帰れるようにした上で交尾に挑むそうです。こうした「マツガエウズグモ」の生態を発表した研究者は、メスがオスを捕食する理由として、「パートナーの価値を見極めているのではないか」と推測しています。切ないけれど、自然界で生き抜くためには必要な行為なんでしょうね。

2022.05.28 | Saturday
たまには違う空気を

たまにはいつもと違う空気を吸いたくなるのは、人間だけではなさそうです。先日、アメリカ・ペンシルべニア州のフィラデルフィアで2匹のヤギが警察に捕獲されるニュースがありました。早朝に、高層ビルの立ち並ぶ街の中を歩き回る2匹のヤギ。その不思議な光景を目撃した住民が警察に通報し、捕獲されたのだそうです。調べたところ、2匹のヤギは3区画ほど離れた所に住処があり、何らかの理由で街中に迷い出てしまったようです。街を堪能したのか、それとも住処に帰りたかったのか、2匹は警察官に抵抗する事もなく、素直に、誘導されるがまま、パトカーの後部座席に乗り込んだそうで、見ていた近隣住民は、「それは奇妙な光景だった」と面白がっていたと言う事です。ヤギだって、時には、違う空気を吸ってみたいのかもしれませんね。

寝ている人を起こすのが目的である目覚まし時計の音が、騒音トラブルになってしまいました。スペイン北東部に住むある女性が、目覚まし時計のスイッチを切り忘れてしまったばかりに、100ユーロ=日本円にして1万4千円の罰金を払う羽目になりました。女性は、うっかり、スイッチを切らずに週末の旅行に出かけてしまったらしく、そのため、近隣住民は時を告げるけたたましい音に叩き起こされ、そればかりか、断続的に鳴り続ける音に悩まされ、たまりかねて警察に通報しました。現場に駆け付けた警察官が、騒音の原因が目覚まし時計である事を突止め、持ち主である女性に、およそ1万4千円の罰金が科せられたと言う事です。外出の際には、戸締まり以外にも注意が必要ですね。

2022.05.07 | Saturday
芸は身を助く

芸は身を助くという言葉がありますが、この「芸」のおかげで、動物愛護団体に保護されていたペットのインコと3年ぶりに再会できた人が居ます。このアメリカ東部のペンシルベニア州に住む飼い主さんは、動物愛護団体の交流サイトに行方不明になったインコの写真が掲載されているのを発見しました。すぐに、昔の写真を提出して自分が飼い主である事を主張したのですが、「確証は90%ほどだ」と言われてしまいました。そこで、インコにコメディー番組のテーマ曲に合わせて踊るように教え込んでいたのを思い出し、そのテーマ曲を口笛で吹いてみました。するとインコは教え込まれた通り、頭を動かして踊り始めたそうで、これでようやく飼い主と認められ、インコも3年ぶりに飼い主の元に帰る事が出来たと言う事です。

2022.04.30 | Saturday
生涯現役

イギリス南東部に住む女性が、84歳で、世界最高齢の現役スカッシュ選手としてギネス世界記録に認定されました。イギリス生まれのこのスポーツ、年齢や性別を問わない生涯スポーツだと言われています。まさにそれを実践していますが、結構、体力を使うと想像できます。彼女は、数年前に自動車事故に遭い、足首や膝にボルトなどを入れてコートに復帰したそうです。悪くすれば、寝たきりになっていた可能性もありますが、エネルギッシュですよね。女性の話によると、85歳になった今でも、週2回のプレーは欠かさないそうなので、今回のギネス世界記録認定は、日頃の練習の賜物なんでしょうね。また、有名な選手の指導で、やみくもに走らず、うまく壁を使う事を身に着けたのが「長くプレーできる理由」だと語っています。

2022.04.23 | Saturday
そんなに甘くない。

カナダの特産品と言えば、"メープルシロップ"を思い浮かべる方も多いでしょう。およそ10年前、ケベック州にある倉庫から大量のメープルシロップが盗まれる事件がありました。被害額は1800万カナダドルにも登り、"史上最大のシロップ盗難事件"と呼ばれて世間を騒がせました。それから月日は流れ、ようやく先日、裁判で、グループの主犯格とされる男に900万カナダドル=日本円にして8億8千万円の罰金が科される事になりました。罰金を巡っては、一度は減額に成功したそうなのですが、最高裁判所は減額を認めず、最終的に8億8千万円になったという事です。高額な罰金を課せられ、甘い汁は吸えなかったようです。

2022.04.16 | Saturday
生還!よかった!!

先日、ブラジル北西部にあるアマゾナス州で、10歳に満たない兄弟二人が行方不明になる出来事がありました。二人は、小鳥を捕まえるために密林の中に入り、迷ってしまったようです。両親や近所の住民、消防などが加わり、必死の捜索が続けられましたが、残念ながら見つかりません。消防らによる捜索は、一週間で打ち切られてしまいました。しかし、諦めきれない両親や近所の人たちは二人を必死で探し続けたようです。そして、二人が行方不明になっておよそ1か月後、木を伐採していた農家の人が、偶然、助けを求める子どもの声を耳にし、兄弟を見つけ出しました。水や木の実だけで生き延びた二人は極度の栄養失調で、体には無数の傷を負い、脱水症状もあったという事ですが、その後順調に回復しました。二人の救出を半ば諦めていた父親は、涙ながらに喜びを語っていたそうです。

2022.04.09 | Saturday
迷える子羊???

オーストラリア南東部に位置するビクトリア州は、緑豊かで美しい所です。ここで6年もの間、行方不明だった一匹のヒツジが山奥で発見されました。見つかった時には毛は伸び放題で、また、その毛には小枝や虫が纏わりついていたそうです。ずいぶん衰弱していたそうなので、食べる物も不十分だったのかも知れません。このヒツジはすぐに、動物保護施設に受け入れられ、伸び放題だった毛は、一時間もの時間をかけて刈り取られました。その重さは、40キロあまりもあったそうで、さすがに、刈り取られた後は、身も心も軽くなったかのような様子でした。いまでは体力も回復し、他のヒツジたちとも仲良くしているようです。

2022.04.02 | Saturday
婚活方法

「婚活」に勤しんでいるロンドンに住むインド系のある男性は、これまで、色々な方法で結婚相手を探してきました。しかし、どれもうまくいかず、「31歳となった今、何とか目立つ方法を」と考え、地下鉄の駅に自分の写真を載せた大きな広告を出しました。費用は2000ポンド、日本円にして30万円程でしたが惜しくはなかったようです。結果はと言うと、広告に掲載したウェブサイトを通じて多くのメッセージが届き手ごたえを感じたそうです。さらに、もしもこれでだめなら別の駅に広告を出すとも語っています。

2022.03.26 | Saturday
誠実な人

アメリカ・ニューヨークのタイムズスクウェアで、通勤途中のある男性が、財布を失くした事に気づきました。タイミング悪くこんな時に限って訳もあり、中には4000ドル、日本円にしておよそ46万円の大金を入れていました。男性は、来た道を引き返しながら、必死になって財布を探しました。しかし、人ごみの中で財布はなかなか見つからず、たとえ見つかったとしても、おそらくお金は抜き取られてしまっているだろうと絶望的になっていました。そんな彼の前に二人の警官が近づいて来て、見慣れた財布を差し出しました。警官が言うには、通勤途中の女性が拾い、警察に届けたらしいのです。そして驚いた事に、諦めていたお金、20ドル札200枚がそのまま入っていました。男性は、「世の中には、まだ、誠実な人がいる」と、ほっとした様子で話していたと言う事です。

2022.03.19 | Saturday
思わぬ援軍

アメリカ・バージニア州で、一匹のヤギが活躍する大捕り物がありました。それは、家庭内暴力が行われているという警察への通報から始まりました。保安官らが現場に駆け付け、容疑者の男を逮捕しようとしたのですが、男は隙を見ていきなり走り出し、逃走をはかったようです。保安官らが追っていると、近くにいたヤギが一緒に走り出し、森の方へ逃げ込もうとする男の後ろを追いかけました。スピードについていけず、遅れをとり始めた保安官の一人が、追跡をヤギに任せ、別方向から回り込んで挟み撃ちにします。そして、ようやく容疑者を捉えることが出来ました。保安官代理らは、逮捕に貢献したヤギに対して「助は思わぬ形でやってくる」と称えたということです。

2022.03.12 | Saturday
Tシャツチャレンジ

「世界を、より面白く、楽しく、ポジティブな場所にする」ために設けられているという「ギネス世界記録」ですが、時には、過酷な忍耐も強いられるようです。先日、カナダ西部のアルバータ州=エドモントンの街に住む男性が、Tシャツを90枚着てハーフマラソンを走り、ギネス世界記録を非公式に更新したそうです。これまでの記録は、2019年にイギリスの男性が作った76枚でした。この度、記録を更新した男性は、動き辛さに慣れるため、およそ5か月間練習したそうです。ちなみに、その間、2週間毎にTシャツの枚数を増やして行き、本番では、世界記録より14枚多い90枚を着て走りました。90枚なんて、着るのも大変ですし、重いだろうし、動きは不自由だろうと想像できます・・・さすがに、本番ではスタートから2キロほどで左腕が痛み始めたそうですが、完走したのは見事ですね。

2022.03.05 | Saturday
仲間への思いやり?

ドイツの大学の生物学者らが、チンパンジーの研究である発見をしました。それは、チンパンジーのとある群れで、捕まえた昆虫を、まるで薬のように自分や他のチンパンジーの傷口に塗っている様子を確認したのだそうです。動物のこうした生態が明らかになるのは初めてだそうですが、なんだか人間みたいですよね。このような薬を塗るような行為について、生物学者らは、仲間への思いやりに基づく治療行為の可能性があると分析しています。同じような行動が、アフリカに生息するおよそ45匹の群れで、複数回、確認されています。つまり、薬のように使われている昆虫には、消毒や炎症を抑える作用があるのではないかという見方もあるようです。どのようにして、これらの知識を得たのか?気になる所ですね。

2022.02.26 | Saturday
プロポーズ、失敗・・・。

イギリス・スコットランドの男性が、お目当ての女性に、どんな方法でプロポーズしたら「イエス」と言って貰えるか、いろいろ考えました。そして思いついたのが宅配の利用でした。彼は、カフェにホットサンドを注文し、お目当ての女性に届けるよう依頼しました。そして、ホットサンドを入れた箱に「結婚して欲しい」とメッセージを書いておいて欲しいと
付け加えたのです。彼は、対応した定員に「彼女はうっとりするはずだ」と、自信満々だったそうですが、帰ってきた返事は「ノー」。男性がこの失敗談をツイッターに投稿したところ、「指輪を忘れたな」とか「オニオンリングをあげたはず」といった声が寄せられたそうです。せめて、メッセージは直筆が良かったかもしれませんね。

2022.02.19 | Saturday
犬の卒業生

盲導犬は、視力に障害がある人が目的地まで安全に行けるように手助けする、そんな役割があります。スペインのある大学が、そんな盲導犬の功績を認め、卒業生の一員として卒業生一覧に掲載したそうです。この盲導犬は、6年程前に病気で視力を失って目の見えない62歳の男性に付き添い、4年間、この男性が受講するすべての授業に出席しました。飼い主から「行儀も素晴らしかった」と称えられた盲導犬は、顔写真と名前を卒業生一覧に載せてもらっていると言う事です。

2022.02.12 | Saturday
貸し切りフライト。

イギリスのロンドンからアメリカ・フロリダ州のオーランドへ向かう国際線で、搭乗者の男子大学生にサプライズがありました。彼は、オーランド行きの搭乗時間に、飛行機に向かおうとしていた時、スタッフから「搭乗者はあなた一人だけです」と告げられました。最初、「ひょっとしてテレビのドッキリ企画かな」と思ったらしく、機内でカメラを探したものの見当たらなかった事から一人を満喫します。好きなシートを使って簡易ベッドを作るなどして寛ぎ、機内食も食べ放題、その上、パイロットと会話も楽しむことが出来ました。まるで「夢のような」8時間のフライトを楽しめたそうです。

スペインで古代ローマ時代の硬貨が発見されています。見つかったのは、北西部のアストゥリアス地方にある洞窟の中でした。硬貨の多くがアナグマの巣の近くにあった事から、アナグマが餌を探して岩の裂け目に入り込み、土と一緒に掘り出したのではないかと考えられています。最初に発見した地元の住民によって考古学者に連絡が行き、駆け付けた学者らが調べたところ、合わせて209枚が確認されました。これらは、後期ローマ時代の3世紀から5世紀頃に、現代のギリシャやトルコなどで作られていたものだそうです。洞窟には、もっと多くの物が眠っている可能性もあり、考古学者は「思いがけない発見だ」と歓迎しているという事です。

2022.01.29 | Saturday
思わぬ形で・・・

まだまだ、マスク生活から離れられそうにありませんね。そんな中、ポーランドでマスク無着用がきっかけで逮捕された男性がいます。この男は、20年前に殺人罪の有罪判決を受けながら、逃走を続けていました。そういう状況の中、感染防止のためにマスク着用が義務化されていたにも関わらず、ノーマスクで店内をうろついていたのです。そこに巡回中の警察官が来て、ノーマスクであることを咎められ、身分証明書の提示を求められました。これで男が指名手配中であることがバレ、その場で逮捕されてしまったのです。この男は、今後25年の刑期を務める事になったと言う事です。

2022.01.22 | Saturday
記憶をたどれば・・・

30数年前、中国の雲南省で4歳の男の子が誘拐される事件がありました。現在、河南省に住むこの男性は、覚えていた村の様子を地図にし、これを手掛かりに母親を見つけ出したそうです。この男性は、4歳で生みの親から引き離された後、育ての親と暮らすうちに、元々の自分の名前も両親の名前も、住んでいた村の名前も忘れてしまったようです。ところが、生まれ育った村の水田や川の位置などは目に焼き付いていたらしく、その様子を忘れないために何度も何度も地図に書き起こしたそうです。あるニュースをきっかけに、この地図をインターネットで公開したところ、「似た村がある」「30数年前、誘拐事件があった」などの情報が集まり、母親がついに判明しました。二人は30数年ぶりの再会を果たし、喜びのあまり泣き崩れたと言う事です。

2022.01.15 | Saturday
わらしべ長者

日本の昔話に、思いがけない交換によって利益を得る、わらしべ長者という物語がありますね。所変わって、アメリカ・カリフォルニア州に住む女性が、一本のヘアピンから次々と交換を繰り返し、1年半で念願の一軒家を手に入れたそうです。きっかけは、新型コロナウイルス感染拡大でステイホームしている時でした。あるニュースで物々交換を繰り返して、一軒の家を手に入れた人がいるのを知りました。その後、彼女はインターネットで呼びかけを開始します。最初は安物のピアスとの交換でしたが、やがて、ゲーム機、ノートパソコン、車と、徐々に高価な物になって行き、開始から1年半で一軒家を手に入れました。しかし、これがゴールではありません。家を改修したら、本当に家が必要な人にヘアピンと交換する予定です。そして、また物々交換で家を手に入れる事が出来たら、これも寄付するそうです。
で、最終的には、一番最初のヘアピンに戻る予定なので、まだまだチャレンジは続きそうですね。アメリカでの現代版・わらしべ長者というエピソードでした。

2022.01.08 | Saturday
間一髪!!

世の中、どこに危険が潜んでいるのか分からない・・そんなエピソードをご紹介しましょう。中国湖北省で、一人の少年が、あるお店の軒先で宿題をしていた時の事でした。目の前で、電動バイクを運転していた高齢者が転倒してしまいました。「あッ、大変」と立ち上がった少年が軒先を離れた直後の事です。たった今まで使っていた机に、上の階からセメント袋が落ちて来ました。驚いて振り返った少年の目に写ったのは、地面にひっくり返った机でした・・。間一髪で難を逃れた少年は、まるでキツネにつままれたような様子で立ちすくんでいたそうです。運命のいたずらだったのか?分かりませんが、とにかく、少年が無事で何よりでした。

2022.01.01 | Saturday
ラクダのコンテスト

世の中には、様々なコンテストがありますが、サウジアラビアにはラクダの美しさを競うコンテストがあるそうです。先月行われた時に、過去最多の43頭が失格となった模様です。どういう事かと言いますと、このコンテストでは、ラクダの背中のコブや唇などの美しさが審査の基準になっています。もちろん、人工的な「美容整形」などを施すことは禁止です。ところが、高額な賞金を目当てに、シワをとるための「ボトックス」などが使われるなど、
不正行為があったようなのです。美しさを追い求めるのは、やはり人間のエゴなんでしょうか・・当局は先端技術を駆使して、絶えない不正の摘発に躍起になっているそうです。

2021.12.25 | Saturday
どう報いるか・・・。

フランス北部で、警察から事情聴取を受けていた女性が産気づき、病院に運び込まれる騒ぎがありました。そもそも、この女性が聴取されたのは、男性を連れて百貨店に入り、300ユーロの香水を万引きした疑いがあったからでした。300ユーロは日本円にして4万円程なので、結構、高価な香水です。お店の通報で駆け付けた警察が、女性を連行し、さて聴取となった矢先に女性が産気づいたようで、警察は女性を病院に搬送、無事に出産したようです。万引きされた被害品はお店に返されたので、お店側は実害なしと言う事で告訴はしないと決めたそうです。この思いやりの決断に、どう報いるのか。母として学んで欲しいですね。

2021.12.18 | Saturday
愛情表現。

インド中部にあるマディヤ・プラディシュ州で、一人の男性が愛する妻のためにタージマハルに似た家を建設したそうです。タージマハルは世界遺産の一つで、当時の皇帝が妻の、「後世に残る立派なお墓に入れて欲しい」と言う願いを叶えるために建てたと言われています。そんなタージマハルを、3分の一のスケールで再現しました。本物で使われた大理石と同じモノが使われ、4つの寝室と図書館、さらに、何より奥さんが欲しがった瞑想室もあるそうです。建てた費用は3000万円、建設に3年程を費やして完成しました。愛情の深さは、皇帝並みかもしれせんね。当の男性は、「結婚前の記念撮影に来る人も多いよ」と、満足げに話していると言う事です。

2021.12.11 | Saturday
アドバイス

慌ただしい12月は、家を留守にしがちです。家の鍵は、しっかりかけて出かけましょう。空き巣に入られないためのアドバイスを、プロの泥棒が語っています。アメリカのインターネット掲示板に投稿された内容によると、家を空ける時にしがちなミスは、合鍵を玄関の鉢植えの下などに隠す事だそうです。映画やドラマでありがちなシーンですね、見た事があるんじゃないでしょうか?では、どうしたらいいのか?できれば、家の中を散らかして部屋に人がいると思わせたり、泥棒の目をそらすために安物のアクセサリーを詰めて置いたりする、そのように勧めています。しかし、それは、泥棒には分かっている可能性もあります。自分の身は自分で守る。我が家の防犯対策、普段から心掛けておく必要がありますね。

2021.12.04 | Saturday
人助け。

人の命に係わるような緊急事態に直面した時に一体何ができるのか、自分なりに身につけておく事が必要かも知れません。アメリカ・ハワイ州で、12歳になる男の子が、母親とハイキングに出掛けた帰り道、道に迷ったというカップルに出会いました。そのカップルは怪我をした飼い犬と一緒で、50キロ近くはあろうかというその大きな犬を背負って歩くのは、とても大変そうに見えました。少年は、とっさに、ボーイスカウトで学んだ担架を作る技術を思い出し、木の枝やシャツを利用して即席の担架を作り、犬を乗せました。そして、およそ5キロの道のりを4人で協力して運んだという事です。大人でも中々出来ないこの機転の効いた行動に拍手ですが、彼曰く「人助けができて良かった」と、満足げだったようです。

2021.11.27 | Saturday
ABCD・・・

インドネシアのワクチンの集団接種会場で、一人の職員がアルファベットの並ぶ名前を発見しました。何かの間違いではないだろうかと調べたところ、接種に訪れていた12歳の少年の名前であることが判明しました。職員が疑問に思うのも無理ないかも知れません。なにしろ、彼の名前は、アルファベットがAからKまで並ぶ「ABCDEF GHIJK」君。クロスワードパズル好きの父親が付けたと言うその名前に、少年は「恥ずかしかった事もあった」そうですが、今では「誇りに思っている」と話していると言う事です。個人的には、ニックネーム・あだ名が何なのか?気になる所です・・。

2021.11.20 | Saturday
新・調理法

アメリカの、とあるテレビ記者の男性が、「ステーキを焼くのに、必ず、グリルが必要なのか」と疑問を抱きました。そして、導き出した答えは、グリルの代わりに食洗器を使ってみることでした。食洗器の場合、汚れを落とすのに、およそ54度のお湯が使われているのに目をつけたのです。まず、下味をつけたステーキ肉を真空パックに詰め、食洗器に入れる事96分。パックから取り出してみると完璧なミディアムレア状態になっていました。最後にフライパンで焼き色を付ける必要はあったものの、出来上がりは完璧だったそうです。記者は自らの「新しい調理法」を「科学」だとも主張しているそうですが、96分は時間がかかり過ぎですよね・・電気と水の無駄遣いでは?との意見もあるようです。

2021.11.13 | Saturday
お望み通り。

イタリアであった話です。ローマ近郊に住むアルバニア人男性が、薬物関連の事件に絡んで自宅軟禁処分を受け、在宅のまま取り調べられました。ところが、処分を受けてから数か月たったある日、自ら警察署に駆け込みました。そして、「妻と一緒に暮らすのは、もう耐えられないから刑務所に入れてくれ」と頼みこんだそうです。彼が言うには、家の中はまるで地獄の様だとかで、自宅軟禁処分が、あと数年続く彼にとって妻との暮らしは、もはや、限界だったのでしょう。男性は、その後、在宅の刑事手続きのルールを破ったとして逮捕され、望み通り、刑務所送りになったそうです。

2021.11.06 | Saturday
魔法使いの契約

ニュージーランド有数の都市=クライストチャーチ市は、20年以上前から、ある男性と広報活動する契約を結んでいました。その役割は、公式の「魔法使い」です。今年で88歳になる彼はこれまで、髪や髭を長く伸ばし、黒いローブにとんがり帽子といった、いかにも「魔法使い」といった姿で、様々なパフォーマンスを行って来たそうです。しかし、クライストチャーチ市は、「今の観光イメージに合わない」と云う理由で契約を解除すると伝えました。突然のこの決定に彼は、「私はやめない、みんなに愛されているのだ」と、不服を申し立てているということです。終わりよければ全てよし、そんな魔法はどうやらかかりそうにない状況ですね。

2021.10.30 | Saturday
流れ星?

秋の夜長、まったりと過ごしたり、翌日に備え早めに休んだりと思い思いの時間の過ごし方がありますが、カナダ西部の、とある住宅で、うかうか寝て居られない事がありました。眠っていた女性の部屋に、もの凄い音と共に、何かが屋根を突き破って落ちて来ました。その衝撃に飛び起きた女性は、木でも倒れて来たのかと思い電気をつけてみると、部屋には煙が立ち込め、天井には穴が開いているのがわかりました。さらに見ると、今まで寝ていた枕の上に拳ほどの石があったのです。通報で駆け付けた警察の調査によると、女性の枕元にあったのは隕石でした。この事態に、保険会社は、「初めての事態」だと困惑し、隕石による住宅の損害が保険の対象になるかどうか、調査しているという事です。

2021.10.23 | Saturday
旅するワンちゃん。

多くの観光客が訪れるトルコ最大の都市であるイスタンブールに、地下鉄や電車、フェリーなど、公共交通機関を利用して旅をする犬がいて話題を呼んでいます。比較的大きなこの犬には飼い主がいないようで、いわば野良犬です。切符こそ買いませんが、きちんと改札口を通り、電車が来れば乗り降りする人を待って静かに乗り込み、シートに座って外の景色を楽しみながら目的地へ向かうそうです。礼儀正しく、しかも、おとなしいので、イスタンブールの人々にも可愛がられていて、市役所では、GPS付きの首輪をかけて行動を把握しているという事です。それによると、犬は、気ままなぶらり旅をしているわけではなく、ちゃんと行きたい所があり、一日に30キロほどの距離を移動しているようです。これだけ、自由に出来るのも市民に愛されている証ですね。

2021.10.16 | Saturday
国境を挟んで

新型コロナウイルス流行の影響で、不要不急の移動制限が出され、外国との行き来が困難なアメリカで、一組のカップルが結婚式を挙げました。男性はアメリカ国籍、女性がカナダ国籍という二人で、結婚に当たって、女性は、なんとか、カナダに住む祖母に結婚式に立ち合ってもらいたいと考えていました。しかし、祖母は96歳と言う高齢で、飛行機での移動も体力的な不安もありました。考えた挙句、二人はアメリカとカナダの国境添いの草原で挙式する事にしました。それほど、新婦にとって大切な家族で、「人生で最も幸せな日に立ち合ってもらう事がとても大切だった」んですね。ゲートやフェンスのない、国を示す標識だけがある草原で、新郎新婦はアメリカ側、祖母はカナダ側と国境を挟む形で、感動を共有したそうです。

2021.10.09 | Saturday
ダイエット

ペットを飼っている方の悩みの一つに、そのペットの「肥満」があるのではないでしょうか。イギリス南西部のブリストルという町に、体重がおよそ11㎏もあるネコを飼っている女性がいます。11㎏というと、ほぼ中型犬の大きさです。
そんなネコの為に、これまでに、食事療法など、ありとあらゆるダイエットを試しましたが、ことごとく失敗に終わってしまったと言います。ダイエットにかけたお金は、ゆうに百万円オーバー・・しかし、飼い主さんの努力も虚しく、むしろ食欲旺盛になってしまい、
果には、家中の食べ物を物色するようになったのだとか。その結果、とうとう、棚や冷蔵庫にチャイルドロックまで設置する事になりました。ダイエットは、人もペットも同じで、辛抱強く取り組むしかなさそうですね。

2021.10.02 | Saturday
名画発見

散策するのにぴったりのこの季節、ぶらり出かけてみれば、何かいい出会いがあるかもしれません。先日、数十年にわたり、紛失したと思われていた名画が、ニューヨーク郊外の教会で見つかりました。作品は17世紀に描かれたもので、教会を訪れていた美術史の教員が、何気に壁に掛けられているのを見つけたそうです。教員は「まさかこんな所に」と驚きながら、とりあえずスマートフォンで撮影、後に、イタリアなどにいる研究者仲間に画像を送信しました。そして分析の結果、紛失したと思われていた、名画だとわかったと言う事です。因みに、それがどこからどのような経緯で教会に来たのかは謎のままで、誰の作品なのか?なども明らかにされていないそうです。

2021.09.25 | Saturday
長旅

先日、イギリス西部・ウェールズを出発したトラックから、小さな猫を救出するという出来事がありました。運転していた男性は、ウェールズを出発して、およそ370キロ走っていた間中、ずっと、異常な音を聞いていましたが、エンジンの不具合かなあ・・・くらいに考えていたようです。とはいえ、事故にでもあっては・・・と気になって、点検のためにボンネットを開けてみたところ、中に、子猫が潜り込んでいました。エンジン付近は暖かいため、暖を求めて猫が侵入する事がある、という話をご存じの方も多いでしょう。子猫を救出した動物虐待防止協会のスタッフによると、この猫は生後6週間で、4時間ほどの長旅で油まみれになっていたものの、幸い、無傷だったという事です。事故も無く、猫も無事で良かったですね。

2021.09.18 | Saturday
牧下り

強烈だった日差しも、少しずつ陰りを見せ、秋らしさを感じる日も増えて来ました。そんな中、スイスのアルプスで、先日、恒例の「牧下り」が行われました。この「牧下り」とは、夏の間、標高の高い牧草地に放たれた牛たちが、より低い場所へ移動させられるというもので、アルプスの風物詩となっています。しかし、放牧された牛たちの中には、夏の間に怪我をしたり妊娠をしたりして、長距離の山道を下るのが困難な牛たちもいます。今回の「牧下り」では、そんな牛たちのためにヘリコプターが導入され、ロープで吊された牛が、一頭ずつ、標高2000mほどの所から低い牧草地へと移動させられました。今年は、10頭余りがヘリでの移動となり、残りの1000頭ほどは、いつものように、険しく、細い山道を歩いて下山したと言う事です。

2021.09.11 | Saturday
単為生殖

イタリア・サルデーニャ島の水族館で、サメの赤ちゃんが誕生しました。サメの赤ちゃん誕生のニュースは、それほど、珍しい事ではありません。では、なぜ今回注目されたのか?と言いますと・・この赤ちゃんが生まれた水槽にいたのは、オスとメスではなく、なんとメス2匹だけが入ったものだったからです。生き物は、オスとメスが交配して、初めて子どもできると思っていましたが、そうとも言い切れないようです。と云うのも、交配せずに自らの卵だけで子どもを作ることができる
「単為生殖(たんいせいしょく)」と言われるものがあり、これによって誕生したんですね。サメのメス2匹がいる水槽で赤ちゃんが生まれたのは、この単為生殖の可能性があるそうですが、それにしても、「サメ」では初めての事だということです。赤ちゃんは、現地の言葉で、「希望」を意味する「イスペラ」と名付けられました。

2021.09.04 | Saturday
オロチ退治

オーストラリア、シドニーの郊外で、誰もが自分は遭遇したくない・・そんな出来事がありました。ある女性が、スーパーマーケットで商品棚を見ていると、目の先20センチほどのところに、突然、ニシキヘビが頭を出したそうです。普通なら、驚いて声でも出してしまいそうなところですが、この女性は、以前、野生保護局で毒蛇を捕まえる訓練を受けた経験者でした。お店の協力を得て周囲を封鎖し、装備を整えるなど、実に冷静に対処したそうです。そして、3メートルはあろうかというニシキヘビを、難なく、つかまえる事に成功しました。近くの森に逃がした終えた際には、「コロナウィルスの影響で外出が規制されている中、久しぶりに味わった刺激だった」と、余裕たっぷりの口ぶりだったと言う事です。たまたまとは言え、彼女がこの場にいてくれた事に「感謝」ですね。

2021.08.28 | Saturday
見てますよー

動物園には、小さな子どもから大人まで、たくさんの人が訪れます。動物たちの様子を観察し楽しんで帰るアミューズメント施設ですよね。しかし、中には、夢中で見ている内に、身に着けているものを、うっかり、落としてしまう人もいるようです。インドネシアの観光地にある動物園で、来園者の一人がオランウータンの囲いの中にサングラスを落としてしまいました。目ざとく、それを見つけた一匹がサングラスを拾い上げ、おもむろに、目に当てたり掛けたり、まるでファッションを楽しむかのような行動を取りました。しばらくして、オランウータンは飼育員に促され、
サングラスを落とした人物の方に投げ返しましたが、残念ながら、壊れてしまったと言う事です。それにしても、サングラスをかける術を知っていたオランウータンには驚きです。日頃、観察されているのは、我々・人間の方かも知れませんね。

2021.08.21 | Saturday
泣きっ面にハチ

人生で「一番大きな買い物」を挙げるとすれば、「家」と答える人も多いと思います。何しろ高価な物なので、購入の際には注意が必要です。アメリカ東部のペンシルベニア州で、ある夫婦が中古物件を購入しました。何より価格が気に入ったようで、公開情報として「壁にハチ」とあったのを「軽く見てしまった」そうです。実は、訳あり物件だったんですね。調べてみると、家の壁に、長年住み着いていたとみられる蜂の群れ=およそ45万匹がみつかり、巣の除去や家の修繕に、なんと、1万2000ドル=日本円にしておよそ130万円もかかってしまいました。泣き面にハチ?とは、まさにこの事かもしれませんね?!

2021.08.14 | Saturday
偶然なのか、必然なのか

たまに、「偶然なのか必然なのか」と、考えさせられることがありませんか。アメリカ・アラスカ州で、沿岸警備隊のヘリコプターが、雲を避けるために進路変更をした際、屋根に「SOS」と書かれている小屋を見つけ、男性を救助しました。彼は、発見されるまでの数日間、同じクマから執拗に襲われ続けたそうで、足や胴体に深い傷を負っていました。身を守るために眠る事も出来ず、銃弾はほぼ残りわずかな上に携帯電話も通じなかったため、救助の要請もできなかったと言う事です。救助した沿岸警備隊の指揮官は、「一つ隣の川筋を飛んでいたら、彼を見つける事は出来なかっただろう」と語っています。雲が出たおかげで命拾いしたのは、必然だったのでしょうね。無事で何よりでした。

2021.08.07 | Saturday
ピカソ、発見!

「断捨離」と云う言葉がありますが、「なかなか手が付けられない」という人もいらっしゃるでしょう。でも、こんな事があると、「ひょっとして」と、その気になるかも知れません。アメリカ東部にあるメーン州で、なんと、住宅のクローゼットからピカソの絵が見つかり、オークションの結果、15万ドル=日本円にして、およそ1600万円あまりで落札されたと言う事です。絵は、縦横、40センチ程と言いますから、さほど大きいものではありません。そのせいか、およそ50年もの間、クローゼットに入れたままだったそうです。実は、ピカソの絵が見つかった家が、親族の間で何度かに亘り相続されていました。そして、その中に、美術品収集の愛好家だった親戚もいたと言う事なんです。我々も断捨離を行って、何かイイモノ、見つかるといいですね!

2021.07.31 | Saturday
新ビジネス

およそ1年前、レバノンの首都=ベイルートで200人以上が亡くなると云う、大きな爆発事故があったのを覚えていますか?レバノンでは、こうした事故の影響や、昨今のコロナウィルス感染拡大の影響もあって、深刻な経済危機を迎え、人口の半分以上が貧困に苦しんでいるそうです。そんなレバノンで、軍が、維持費捻出のため、軍用ヘリコプターを利用した遊覧飛行ツアーのビジネスに乗り出しました。利用料金は、一人150ドル、日本円にしておよそ1万6千円で、15分間遊覧できるらしく、一回3人まで、3歳以上が搭乗可能だという事です。これについて、軍の広報官は、「我々が直面している戦争は、経済的なものなので、型破りの方法が必要だ」と語っています。

2021.07.24 | Saturday
アヒルと住民

オスとメスでは少し異なると言われている「アヒルがどんな風に鳴くのか?」ご存知でしょうか?そんなアヒル達にまつわる話題です。アメリカ南部のルイジアナ州で、アヒルたちが引っ越しを余儀なくされました。以前は数も少なかったのですが、最近は60羽以上にも増えたんだそうです。その大きな鳴き声や、ブラインドを開け閉めする音にも驚いて飛び立ったりする様子に、住民はすっかり神経をすり減らしてしまったようです。結局、アヒルたちは、一部が動物愛護家に引き取られ、残りは別の池へと移されたと言う事です。アヒルも住民も、それぞれ、落着いて過ごせるようになるといいですね。

2021.07.17 | Saturday
つかの間の億万長者

キャッシングのカードが一枚あれば、近くのコンビニでもお金を降ろせる便利な昨今、通帳を見る機会も少なくなりましたが、こんな事があったら、ビックリするでしょうね。アメリカ・ルイジアナ州にあるバトン・ルージュという町に住むご夫婦が、ある日、通帳に、身に覚えのない半端じゃない金額が書き込まれているのを見つけました。なんと、その額・500億ドルと云う、とんでもない金額で、驚いた二人が、銀行に問い合わせると、誤って送金されたものだと判明し、お金はすぐに返金処理されたそうです。それにしても、500億ドルって、ゼロはいくつあるのか?なかなかぱっと浮かびませんよね。ご主人の方は「あんなに多くのゼロは見た事が無い」と、驚いた様子で話したそうですが、つかの間の億万長者記念にと、金額が表示された画面を保存したということです。

2021.07.10 | Saturday
満たすもの

人生、どんな事が身に降りかかるかわかりません。最悪、身に覚えのない罪に問われてしまう可能性だって、ゼロとは言えませんよね。そんな時、弁護士を雇ってでも身の潔白を証明したいものですが、いったい、どれ程の費用がかかるものなのかも心配です。フィリピン北部のルソン島のある弁護士は、裁判で審理を終えた後、依頼人から「報酬として支払うための十分なお金がない」と打ち明けられました。驚きもあったでしょうけれど、弁護士は、依頼人が「その代わり」にと差出した「カニ」を、「いいですよ」と心よく受取ったそうです。この話題がインターネット上で広まると、
粋な対応を歓迎する投稿が集まり、当の弁護士も「カニはお腹を満たすが、あなた達の書き込みは私の心を満たした」と、満足そうだったと言う事です。

2021.07.03 | Saturday
有効期限

アメリカ東部の都市=ボストン。この町の水族館で、1983年に発行されたチケットを使い、入館した26歳の女性がいます。彼女は、去年、85歳になる親戚からこのチケットを譲り受けました。訊くところによると、この親戚がその昔、恋人と一緒に水族館を訪れたのは閉館間際というタイミングでした。その際、水族館から「将来、いつでも使えるチケット」を渡されましたが、残念ながら使う事もなく、月日ばかりが過ぎてしまいました。そこで、26歳の女性が、使えるのかどうか・・半信半疑、その譲り受けたチケットで入館しました。これに、水族館側は「長く持っていてもらって嬉しい」と喜び、38年前のチケットを売り場に飾る事に決めたそうです。

2021.06.26 | Saturday
質問攻め。

アメリカ・サウスカロライナ州で、男がスクールバスを乗っ取る事件がありました。18人の子どもたちを乗せて小学校へ向かうスクールバスに、突如、乗り込んだその男は、陸軍基地を脱走した訓練生だったようで、訓練着に身を包み、ライフルを所持していました。そんな男に、子どもたちは興味津々で、「兵隊さんなの?」、「どうして、こんな事をするの?」などなど質問攻め。これに閉口した男は、たまらず、子どもたちにバスから降りるように指示し、運転手ともども降り終わると、そのまま、バスで逃亡。しかし、目撃者からの通報で駆け付けた警察によってあえなく、御用となったそうです。みんな無事でよかった!

2021.06.19 | Saturday
不法侵入

アメリカ南部=テキサス州にある動物園で、女性が不法侵入し、クモザルのエリアに柵を越えて入ると、ジャンクフードを与えるという出来事がありました。女性は、その後、不法侵入の疑いで逮捕されたと言う事ですが、動物園ではこのクモザルたちに特別な食事を与えており、クモザルたちは、ジャンクフードでお腹を壊す可能性もあったようです。幸いにも、クモザルたちは無事。とはいえ、相手は見かけ以上に力の強い霊長類、むしろ、女性の方が危険な目に合う可能性もあったわけです。この行為に飼育員は、「数年かけて築いてきたクモザルとの信頼関係が台無しになる」と、怒り心頭だったと言う事です。

2021.06.12 | Saturday
お告げ。

世界最高峰のエベレスト、世界中からその頂上を目指して登山家がやってきます。そんな登山家を頂上へと導くガイドの一人が、ネパール人のカミ・リタさん。彼は、1か月余り前に、25回目の登頂を果たし、世界で最も多く登頂に成功した記録を持っている人物です。そんな彼が先ごろ、「悪い夢を見た」と、26回目の登頂に挑むのをやめたそうです。エベレストを知り尽くしていると言っても過言ではない彼が、一体、どんな「悪い夢」を見たからと云うのでしょうか。その内容については詳しく語っていないと言う事ですが、ただ、夢を見た後、天候が悪化したらしく、それについて、「山の神が私の登頂を望んでいないと感じた。」と話しているそうです。経験豊富だからこその判断とも言え、26回目は、また来年に挑戦するそうです。

2021.06.05 | Saturday
大量発生

夏の盛りともなれば、ミンミン、ジージー、昼となく夜となく聞こえてくるセミの鳴き声。寝苦しい夜などには、本当に、耳障りなことですが、北アメリカには17年周期で大量発生するセミがいるそうです。このセミ、卵からかえった幼虫は17年間もの長い間地中で過ごし、地表の温度が18度ほどになると地上に出て木に登り羽化を始めると言います。成虫は、体長=3センチの大きさ。目は真っ赤で、オスがメスにアピールするために大きな鳴声を発するとか。そんなセミの羽化が、2週間ほど前、アメリカ東部で始まったそうです。2004年以来、大量発生が予想されている今年、その数は「数十億匹」から「数兆匹」にも及ぶとされていて、予想通りだとすると、それはもう、想像を絶する鳴声でしょうね。

2021.05.29 | Saturday
挑戦すれば報われる

アメリカの高校は6月上旬に卒業式が行われ、その後は長い夏休みに入ります。そんなアメリカは、テキサス州にあるヒューストンの高校で、今年卒業式を迎える生徒のうち、9人が成績評価=5.0で並び、その全員が総代に選ばれたと言う事です。新型コロナウイルスの影響で、いつものような形で、納得のいく授業は受けられなかったのではないかと思われますが、それでも、学業に加え、郊外活動にも励み、成績評価=5を勝ち取った9人。高校の校長は、「誇りに思う」と、話していると言う事です。因みに、9人の総代の中に、双子の姉妹もいて、うち一人は、「挑戦すれば報われる。先は見えないと感じたら、一休みしよう」と、他の生徒にアドバイスを送ったそうです。

2021.05.22 | Saturday
快適な部屋

新生活から1か月あまり・・・、そろそろ、落ち着いて来た頃でしょうか。毎月の家賃の支払いの事など、いろいろ考えた末の、部屋は快適ですか。さて、アメリカ・オクラホマ州の19歳の女性は、隣のアーカンソー州に引っ越す事になりました。時間もなかったのか、家賃の安さに惹かれて、下見もしないまま、ある物件に決めました。いざ引っ越してみると、周辺の部屋は高齢者ばかり。まあ、賃貸契約に年齢制限が設けてあるわけでなく、気にしない事にしましたが、1週間後、彼女は、そこが高齢者向け住居であることに気づきました。しかし、その頃には手料理を振舞ってくれる高齢者の隣人たちとの交流を満喫していた彼女ですが、「賃貸料に苦しんでいる人がいるなら、早い隠居をどうぞ」と、話していると言う事です。

2021.05.15 | Saturday
思い込み。

ポートランド南部に位置する町=クラクフであったユニークな話です。ある人物から動物の保護団体に通報がありました。
それは、自宅前の木の上に茶色のイグアナのような動物が挟まっていて、長い時間、身動きが取れなくなっているというものでした。保護団体がその場所に行くと、確かに、動物のようなものが見えたそうです。しかし、イグアナと思しきその動物には頭も足もないように見え、そうであれば助けられないと思われました。さてどうしたものかと、よくよく見てみると、それは動物ではなくクロワッサンであることが分かったと言うのです。おそらく、近くの建物の窓から投げられたものではなかと考えられています。そうじゃないだろうかと思いながら見ると、そう見えたりするものですよね。

2021.05.08 | Saturday
不審な物音・・・

深夜に聞き慣れない音がすると、ちょっと、怖いですよね。アメリカ・カリフォルニア州のあるお宅で、夜中、寝ていた女性が、何やら不審な物音に気づき、「強盗だ」と、警察に緊急通報。すぐに、2歳になる娘を抱えて風呂場に身を潜め、警察の到着を待ちました。すると警察は、ほどなく、到着、ドアを壊して突入する様子がわかりました。続いて聞こえてきたのが、なんと、警察官の笑い声。なにしろ、ドアを壊して突入した警察官の目に入ったのは全自動ロボット掃除機で、不審なモノ音は、ロボット掃除機の動き回る音だったのです。女性によると、ロボット掃除機は2年ほど使っていなかったというのですが、子供がタイマーのスイッチを入れていたらしく、夜中に動き出してしまったようです。

2021.05.01 | Saturday
ラクダ専用信号機

シルクロードの要衝として栄えた中国=敦煌(とんこう)。かつて、砂漠の中のオアシスとして、旅行く人々の疲れをいやした町は今、世界文化遺産の仏教遺跡=莫高窟(バッコウクツ)やラクダ乗りのツアーなどが楽しめる観光地となっています。そんな敦煌の街に、先日、歩行者の安全を守るためのラクダ専用信号機が設置されました。この信号機には人用とラクダ用の側面があって、ラクダ側が緑になると人側が赤になる仕組みで、どちらにしても、緑になって渡ります。気性の荒いラクダですが、先頭で手綱を引く人の指示に従い、緑で進み、赤になれば止まるようではありますが、時には、信号無視をして赤で渡る時も見受けられると言う事です。

2021.04.24 | Saturday
克服と快挙。

水泳の池江璃花子選手が、血液のガンともいわれる白血病の診断をうけて2年、昨年8月に復帰して、先般、東京オリンピックの代表内定をつかみ取りました。その復帰に多くの人が感動と勇気をもらった事は記憶に新しい所ですが、アメリカ・カリフォルニア州に住む8歳の女の子は、小児がんを克服。彼女は、闘病する子どもたちを支援するため、クッキー3万箱以上を売り上げ、注目を集めています。このクッキーの販売はガールスカウト活動の一環で、自宅前にブースを開いて販売するばかりでなく、オンラインで海外にも販売したそうです。同様の活動で、これまでに、3万箱を売り上げた事はなく、
8歳にして歴代トップ。少女は「これほど多くの人が協力してくれるなんて」と、喜んでいたそうです。どちらも、頭が下がりますね。!

2021.04.17 | Saturday
愛犬は恩犬。

カナダの首都=オタワの近郊で、愛犬を連れ散歩をしていた女性が、突然、発作を起こし倒れるという出来事がありました。この異変を一早く察したのが、他でもなく、一緒に散歩をしていた1歳半の愛犬。わが身の危険を顧みることなく道路に飛び出し、車を止めて緊急事態を知らせると、一目散に女性の自宅に向かいました。そして、家に着くや、懸命に吠えて家族の注意を引き、出てきた家族を女性が倒れた場所まで案内したと云うのです。お利巧ですね。病院に運ばれ、事無きを得た女性は、大活躍の愛犬を「死ぬほど愛しているわ」と語ったそうですが、何しろ命を救ってくれたのですからね、ますます、可愛くなるでしょうね。

2021.04.10 | Saturday
再会。

オーストラリア南部に位置するタスマニア州。今から4年前、ある男性が沖合でサーフィンを楽しんでいる最中、サーフボードから落ち、サーフボードを波にさらわれてしまいました。お気に入りの特注品だった事もあって必死で探したけれど結局見つからず、もう2度と目にすることはないだろうと諦めたそうです。それから2年、オーストラリア北東部にあるクイーンズランド州で漁をしていた兄弟が、色鮮やかで、傷らしいものもないサーフボードを発見。持ち帰って貝などを洗い落とし、部屋に飾っていました。そしてつい最近、兄弟の両親がタスマニア州を旅行した際、地元の人たちにその話をしたところ、紛失した本人に伝わる事となり、サーフボードは4年の歳月を経て、持ち主に返される事になったそうです。

2021.04.03 | Saturday
芝?カーペット?

昨今、ネットでの買い物も普通になってきましたが、イギリス北部のスコットランドに住む男性がネットオークションで人工芝を購入しました。来るまでに数日かかかるかと思っていたら、12時間後には到着。「お、早いな!」と感心しながら、男性は庭にその人工芝を敷き詰めました。それを見て男性の妻はびっくり、「それってカーペットじゃないの?」と指摘したところで、男性は、初めて、それが人工芝ではなくカーペットと気づいたそうです。そんなにわからないものでしょうか。夫妻は「販売した人間は、間抜けなやつがついに買ったと喜び、キャンセルが入る前に配送しようと急いだのかも」と、自虐を込めて笑い話にしていたとか。自虐ついでか、男性はカーペットを取り払わず、ゴルフの練習場にする予定だと言う事です。似たようなものかも・・・

2021.03.27 | Saturday
念願叶って・・・?

働いていると、時に、仕事をしたくないと思う時はあるものです。多くの場合、そこをぐっと我慢して働いているのですが、中には、何やかやと口実を作って、仕事を投げ出してしまう人もいるようです。アメリカ西部のアリゾナ州に住む19歳の男がその一人。彼は、仕事をサボるために、事もあろうか「拉致された」と警察に通報。警察が駆け付けると、男は後ろ手に縛られた状態で、「二人組」に襲われたと説明しました。ところが、防犯カメラの映像などを調べてみても、二人組はおろか、事件が起きた形跡もなく、不審に思った警察が問い詰めると嘘だったと白状。後日、男は勤めていたタイヤ販売店を解雇され、仕事をする必要はなくなったということです。

2021.03.20 | Saturday
ハリケーンの名前

アメリカでは、上陸するハリケーンに名前が付けられますが、今年、アニメ映画の主人公たちの名前が登場する可能性が出てきました。というのも、先般、世界気象機関=WMOが、今年のハリケーンの名称リストにディズニーのアニメ映画=「アナと雪の女王」に登場する、「アナ」や「エルサ」それに「オラフ」を掲載。これにより、今年アメリカに上陸するハリケーンが彼らの名前で呼ばれる可能性が出てきたと言うワケです。事前に決められた名前は、アルファベット順に男女交互に並んでいます。しかも、名称リストは、大西洋北部や太平洋北東部など、ハリケーンの発生する場所よって別で、「アナ」、「エルサ」そして「オラフ」の頭文字が、A、E、Oと離れている事などから、3つの名前が同時発生する可能性は低いとみられています。

2021.03.13 | Saturday
取り締まるべきは・・・

「人生に一度でいいから、こういう目に遭ってみたい」と思うのは罪でしょうか。イギリスの南西部のとある町で、住民の郵便ポストに、お金と手紙が投函される出来事が相次いだそうです。世界中の人々がコロナ禍に疲労困憊している昨今、「なんて優しい人がいるのだろう」と喜ぶ声が聞えて来そうですが、中には、「誰が何の目的で?」と訝る人も。その最たるのが警察で、警察は、「何の目的で投函したのか」、人物の特定を急いでいるようです。そんな警察に対して住民は、被害が無いにもかかわらず、「同様の経験をした人は連絡をするように」との呼びかけに、「不法投棄とか、もっと、別の事を取り締まって欲しい」と嘆いているそうです。

2021.03.06 | Saturday
愛し愛され

鳥たちの寿命はどれくらいなのでしょうか。勿論、鳥の種類によって違うのでしょうけれど・・・。37年前のこと、トルコ北西部に位置するエディルネ県の荒野で、ある男性が、翼が折れて立ち往生している白鳥を見つけました。「このままではキツネなどに食べられてしまうかもしれない・・・」。そう思った男性は、白鳥を車に乗せて家に連れ帰りました。男性の手厚い看護の甲斐あって、すっかり、元気になった白鳥。逃げるどころか、男性の家に居着いてしまい、男性が農場で仕事をする時も散歩をする時も、常に男性についてまわるようになりました。家族のいない男性にとって、そんな白鳥は子どものような存在に。愛し愛され、快適な環境で暮らし始めて37年、白鳥は記録的な長生きをしているという事です。

2021.02.27 | Saturday
少年の実験

近年、芸術面で世界トップレベルを誇るイギリスのマンチェスター。その街に住む、科学が大好きな12歳の少年は、「磁石を飲み込んだら金属がお腹にくっ着くのだろうか」と思いました。好奇心に駆られた少年は実際に磁石を飲み込んでみる事にしました。54個の球状の磁石を次々に飲み込んだ少年でしたが、結果を確かめる前に体に異変を感じ、母親に磁石を飲み込んだ事を告白。びっくりした母親は、すぐに少年をつれ病院に急行。医者から「磁石は内臓を傷つけ致命傷になる可能性がある」と言われ、磁石を取り除く手術をすることになりました。結局、2週間以上入院した少年、「磁石は絶対食べちゃダメ、捨てなきゃ」とコリゴリした様子だったということです。

2021.02.20 | Saturday
怪奇現象?

60年近く前に公開された、アルフレッド・ヒッチコック監督のアメリカ映画=「鳥」。突然、漁村が大量のカモメに襲われ人々が逃げ惑うという恐怖映画の傑作ですが、この映画を思い起こした人もいたかもしれません。テキサス州でのこと、「飛来した渡り鳥が窓に飛び込んでくる」などの奇妙な事が相次いだそうです。映画のように、集団で向かって来たりしたら、もう、恐怖ですよね。この報告を受けて専門家が調べたところ、渡り鳥の異常とも言える行動の原因は、何と、主食の果実。 食べた果実が発酵し酔っ払い状態になっての行動なのだとか。こうした事は珍しくないと云う事ではあるようですが、コロナ禍でステイホームが続く中、人の目に留まる事が多くなり、報告が相次いだようです。なお、渡り鳥の肝臓はアルコールを分解するので長期的影響はないと言う事です。

2021.02.13 | Saturday
トルコの忠犬

ペットを飼っている人は少なくありませんが、自分の帰りを待ちわびて玄関先で待っていてくれると可愛い限りですよね。トルコの北東部にも、そんな飼い犬がいました。この犬の飼い主は、ある日、体調を壊して病院に搬送されたのですが、その様子を見ていた飼い犬は車の後を追いかけたようです。そして6日間、病院の入り口で、ずっと、飼い主が出てくるのを待ち続けたのです。病院から飼い犬の様子を聞いた飼い主は、家族に家に連れ戻すよう依頼し、家族も飼い犬を家に連れ帰っていたのですが、その都度、家を脱走。病院に到着すると、入り口で中の様子を伺いながら、飼い主が現れるのを待ち続け、6日後、退院する飼い主を見つけると、飛びつくようにして喜んだという事です。それにしても、中に入らず外で待つなんて、お利巧でかわいいですね。

2021.02.06 | Saturday
再会

コロナ禍で鬱々とした気分で過ごす事も少なくない昨今、こんな話を聞くと、なんだか少し気持ちが明るくなります。3年前、アメリカ・カリフォルニア州のロサンゼルス近郊で、豪雨による地滑りが発生しました。この地滑りで、ある人物が被害に遭って亡くなってしまったのですが、この時、その飼いネコもまた、飼い主と共に土砂に巻き込まれてしまいました。姿が見えなくなっていた事から、少なくとも周囲の人はこのネコも一緒に被害に遭ったのだろうと思っていました。ところが先日、被災した家のすぐ近くに一匹のネコが姿を現したのです。預かった保護施設がネコに埋め込まれていたマイクロチップで確認したところ亡くなった飼い主のものと判明。パートナーのもとに返されたと言う事です。施設の関係者は、「3年もの間、どう過ごして来たのかわからないけれど、どちらも再会を喜んでいたのは確か」と語っています。

2021.01.30 | Saturday
お宝どころか・・・

10年前、アメリカの著名な古美術商が、ロッキー山脈国立公園内に100万ドル相当の価値があるとする財宝を埋め、その在り処のヒントを書いた著書を出版しました。これまで、実に多くのトレジャーハンターが財宝の発見に汗を流してきましたが、そのハンティングに終止符が打たれたのが昨年の6月。ある男性によって発見され、古美術商もこれを認めました。その一方で、ユタ州の男性が、その財宝を探して、国立公園内にある墓地の発掘に勤しんでいたのですが、これが、連邦政府の資産に損害を与えた罪に問われてしまいました。最長で12年も服役する可能性もあるとか。本命のお宝は見つからず、とんでもないモノを掘りあててしまった上、財宝は他の人に見つけられてしまったという、なんとも切ない話です。

2021.01.23 | Saturday
勇敢な男性

アメリカ・アトランタにある動物保護施設での事です。たまたま、通りかかったホームレスの男性が、建物から出火しているのを発見。建物内に飛び込んで16匹の犬や猫を救い出したそうです。この勇敢な男性は、当時、飼い犬と散歩をしている最中だったという事ですが、立ち上る煙に怯みながらも、果敢に建物の中に入り、なんとか、全ての動物を救い出したそうです。命拾いした犬たち。男性は、「飼い犬のおかげで自分がある、だから他の犬も助けなければと思った」と、話し、施設の関係者は、そんな男性に感謝しきりだったと言う事です。

2021.01.16 | Saturday
忘れない・・・

何かを失くしてしまった時、数日で諦めるか、見つけるまでトコトン探すか。失った物にもよると思いますが、余程大切な物なら諦められないでしょうね。アメリカ・オハイオ州の女性が諦め切れなったのは、愛犬。8年前のある日、突然、誰かに連れ去られてしまったと言います。以来、女性はひと時も忘れることなく愛犬を探し続け、その甲斐あって、先日、ようやく見つけ出す事が出来ました。愛犬が居たのは、動物愛護団体の施設。その施設のウェブサイトに犬たちの写真が掲載されているのに気づき、ひょっとして自分が飼っていた犬がいるのではと問い合わせたのが切掛けでした。8年の歳月が過ぎ、すでに9歳になった愛犬と念願の再会を果たした女性。愛犬は幼い頃に女性から教わった躾を覚えていたそうで、今は、再び女性の家で幸せな時間を過ごしていると言う事です。

2021.01.09 | Saturday
神様からの贈り物

小学校などの卒業記念にタイムカプセルを埋め、何年か後に皆で取り出し、当時の思いや思い出話に花を咲かせたという経験を持つ人もいらっしゃるかと思います。そんなタイムカプセルにも似た話です。先日、アメリカ・オハイオ州の女性に一通の手紙が届きました。「誰からかな」と差出人を確認したところ、そこには、2年前に亡くなった母親の名前が記されていました。2015年6月の消印が刻まれた封筒の中には、娘の誕生日を祝うカードが。6年近い月日が流れ、母親が亡くなった今に、なぜ、手紙が届いたのか。まるで映画のワンシーンのような出来事に、女性は「神様からの贈り物だわ」と大喜びしていたと言う事です。

2021.01.02 | Saturday
再会。

アメリカ・アラバマ州にある一軒のスーパーマーケット。そこに務めている女性が、1か月ほど前にペットの犬を見失ってしまいました。「どこに行ってしまったのか」。女性は自宅付近を必死で探し回ったそうですが分からずじまい。ところが先日、スーパーで働いている女性の前に、愛犬がひょっこり姿を現したのだそうです。自宅から、女性が働くスーパーの駐車場までは2.5キロほど。愛犬と共に、その駐車場まで来る事はあっても、店内に一緒に入った事は一度もなかったとか。
それにも関わらず、愛犬は働いている女性の目の前に現れたのです。女性は「まさか勤務先にくるなんて」と、泣いて再会を喜びながらも、「どうして働いていることが分かったのか」と不思議がっていると言う事です。

2020.12.26 | Saturday
勇敢な男性

愛するペットがこんな目にあったら・・・と、身のすくむような出来事です。アメリカ・フロリダ州でのこと、74歳の男性が生後3か月の子犬と一緒に池のほとりを歩いていると、いきなり、子犬が池に引きずり込まれました。ワニがひそかに狙っていたようです。その時の様子を、「まるで、ミサイルのように現れた」と語る男性は、すぐさま池に飛び込むと、ワニの顎をこじ開け、今にも飲み込まれそうになっている子犬を取り出しました。男性の救出劇で、幸いにも子犬は数日の入院で済んだそうですが、一歩間違うと、男性もワニの犠牲になっていたかもしれません。それにしても、勇敢な男性です。愛する子犬を助けるのに必死だったのでしょうね。

2020.12.19 | Saturday
正直が一番。

アメリカ西部のルイジアナ州で、25歳の男が、道路を走行中、交通違反を犯しました。これを見つけた地元当局は車を停止させようとしました。しかし、男は猛スピードで逃走。当局が隣町まで追跡し続けると、男は、突然、車を乗り捨て、近くの川に飛び込むと、こんどは泳いで逃げ続けました。しばらくすると、男は泳ぎ疲れたのか、自ら救助を要請。当局者に助けられ、最終的に、拘束されました。停止の要請があった時に、さっさと、車を止めて違反を認めていれば水の中に飛び込まなくて済んだのに、逃げ切れるとでも思ったのでしょうか。

2020.12.12 | Saturday
車を舐める???

カナダ西部、アルバータ州のジャスパーという町で、道路わきに、「ヘラジカに車を舐めさせないで」と書かれた警告文が表示され話題を呼んでいます。体長が3メートル近くもあるヘラジカが車を舐めるとはどういうことでしょうか。実は、この町の国立公園には塩水を湛えた湖があり、ヘラジカたちは、そのミネラル豊富な塩分を求めて湖に来ていたそうなのです。ところが、どう学習したのか、道路に撒かれている凍結防止用の塩が車に飛び散っている事を知ったヘラジカ。湖に行くのをやめ、ペロペロと車を舐めるようになったと言います。車に近寄って事故に巻き込まれる可能性もあり、当局は、「ヘラジカに車を舐めさせないで」と警告する表示をして注意喚起しているようです。

2020.11.28 | Saturday
100年前の落とし物

フランス北東部に位置し、ドイツと国境を接するアルザス地方。山や川に囲まれ、美しい景観に恵まれたこの地で、ハイキングを楽しんでいたカップルが、道すがら、何やら古いアルミ容器を見つけました。中に古い手紙らしくものが入っていた事から、二人は博物館にもっていきました。調べたところ、手紙は第一次世界大戦前の1910年。ドイツが一帯を支配していた時代のもので、軍の関係者が訓練について記したものとみられると言う事でした。ともあれ、アルミ容器は100年以上前に伝書バトが落としたとみられ、専門家は、「伝書バトは重要な役割を果たした。貴重な発見だ」と語っています。これまで、二人の歩いたハイキングコースを多くの人が楽しんで来ただろうに、百年以上も見つからなかったのですね。

2020.11.21 | Saturday
魔法のランプ?

インド北部のウッタルプラデシュ州で詐欺事件がありました。ある医者が女性患者の訪問診療をするうち、女性の息子と名乗る二人の男が近づいてきました。男二人は「魔法を使えるランプがある」と、医者に言葉巧みに言い寄り、信じ込ませると、高額でランプを売りつました。医者はランプを買った後、「魔力がない」と警察に相談、事件が発覚したそうです。実は、二人の男が息子と名乗ったのは真っ赤なウソで、逮捕された男のうちの一人が、童話「アラジンのランプ」の登場人物に変装して医者の前に現れ、医者をすっかりその気にさせたようです。
それにしても、信じるかなあ、この手の話・・・

2020.11.14 | Saturday
嬰児

イタリア・サルデーニャ島で、珍しい、淡い緑色の犬が生まれ、飼い主は、このコロナ禍の困難な中、希望と幸運の象徴だと喜んでいるとか。この珍しい緑色の子犬は5匹誕生した中の一匹で、他の4匹は母親と同じ白。その色から、すぐに「ピスタチオ」と名付けられたそうです。緑色になった原因は、母親の子宮内でビリベルジと呼ばれる緑色の色素と接触した結果と考えられると言う事ですが、色は徐々に抜けるようです。なんだか、もったいない気もしますね。他の四匹はそれぞれに譲られていきましたが、ピスタチオは飼い主の男性の元で、訓練され、農園の羊の世話をする事になりそうです。因みに、日本では生まれたばかりの子どもを「嬰児=みどりご」と言ったりしますが、ピスタチオはまさに嬰児ですね。

2020.11.07 | Saturday
侵入者は誰だ?

アメリカ・カリフォルニア州にある銀行に、とんでもない侵入者が現れました。侵入者と言っても、人ではなく2匹のアライグマ。2匹は木をよじ登って屋根に上り、空調機器の配管を伝って中に侵入したとみられていて、エサを探しまわったのでしょうか。天井を壊したり、パソコンを倒したりとやりたい放題。結局、2匹はATMの利用者に見つけられ、動物愛護団体に通報されました。かけつけた担当者は、さすがに愛護団体の人。2匹を開放してやり、かばうように、「我々の知る限り、彼らは一銭も持ち出していない」と話していると言う事です。彼らにとって、お金は何の役にも立たないですからね。

2020.10.31 | Saturday
最も価値あるプレゼント

オーストラリアのシドニー。この町の郊外に住む若い男性が、両親から誕生日祝いにと宝くじをプレゼントされました。幸せを願う両親の思いが神様に伝わったのでしょうか。この宝くじが、なんと、120万オーストラリアドル、日本円にして9千万円に当選しました。男性は、「これまでに貰った誕生日プレゼントで最も価値があるものだ」と語り、まずは車を買い、借金を返し、そのあと、残ったお金をどう使おうか、ゆっくり考えるつもりだそうです。これまでもらったプレゼントが、あまり価値のないような言い方に聞こえてしまうのは、宝くじに当たらない者のやっかみでしょうか。ともあれ、まずはご両親に何か価値のある素敵なプレゼントをして下さいな。

2020.10.24 | Saturday
行きはよいよい・・・。

酔っぱらって、恥ずかしい思いをした、イギリスの女子大学生のお話。シェアハウスで友人たちと共に生活する彼女は、酔っぱらった勢いで、回転式の乾燥機の中に入れるかどうか試してみることにしました。足先から入れてみると下半身が乾燥機の中にすっぽり。気を良くした彼女ですが、さあ出ようすると、スムーズに入ったはずの下半身が身動きできません。
出るに出られなくなった彼女、友人らに助けを求め引っ張り出してもらおうとしたもののどうにもならず、ついには、消防署に助けを求めるはめに。駆け付ける消防車のサイレンが鳴り響く中、これを聞きつけた別の友人が駆け付けると、目に入ったのが、女性が乾燥機にはまった姿。その友人は、手助けするどころか、動画撮影しながら笑いが止まらなかったそうですが、なんとか、彼女は無事に引っ張り出されました。

2020.10.17 | Saturday
口は災いの・・・・。

イギリス中部のシェフィールド郊外。そこにある動物園であった話です。こちらの動物園に先日、5羽の大型インコがやってきました。5羽は、同じところからやってきたわけではなく、同じ週に、それぞれ、別の所からやって来ました。ところが、どう、気が合ったのか・・・。入園者への顔見せが始まったとたん、乱暴な言葉でお客さんをののしり始めたのだそうです。当初は、飼育員も、インコのたわごととばかりに笑って聞いていたのですが、それが引き金となって、ますます汚い言葉遣いがひどくなって、展示からわずか20分で退場。5羽の大型インコは言葉を強制するため、しばらく別々に飼育される予定だと言う事です。

2020.10.10 | Saturday
60年前のサンドイッチ

第37代のアメリカ大統領となったリチャード・ニクソン。彼は、その前に、アイゼンハワー大統領のもとで副大統領を務めていました。その当時の1960年、彼はアメリカ中西部のイリノイ州を訪れているのですが、どういう時間帯だったのか、サンドイッチをつまんだそうです。その時、たまたま、近くにいた一人の少年団員。ニクソン副大統領の食べ残したサンドイッチを、そっと持ち帰りました。もちろん、食べるのが目的ではなく、少年は家に帰るなり、母親にサンドイッチを差し出し、冷凍庫で保存してくれるよう依頼しました。そして60年、先日、その記念日を迎えてお祝いをしたかつての少年団員。テレビ番組にも出演して「人生が変わった」そうで、サンドイッチをケースに入れ、「捨てるな」と書いて、生きている限り保存すると言う事です。

2020.10.03 | Saturday
おサルの自撮り。

マレーシアに住む大学生に起こった、携帯電話にまつわる出来事です。昨今、携帯電話は、なくてはならない必須アイテム。携帯電話のない生活なんて考えられないのではないでしょうか。そんな大事な携帯電話が、ある日、忽然と消えてしまったのです。大学生は、数日間、心当たりのある所など探し回ったのですが見つからず、半ばあきらめていた矢先に、家の裏手のジャングルで泥だらけになって投げ捨てられている携帯電話を見つけました。使えるだろうかと試したところ、なんと、サルが写った写真や動画が複数枚。その中に、サルが携帯電話を食べようとしているようなカットもありました。おそらく、サルは大学生が寝ている間に開いていた窓から侵入し、携帯電話を食物かと思って略奪、自撮りまでした挙句に捨てたのではと考えられています。

2020.09.26 | Saturday
噴水に心臓

朝夕、秋の気配を感じる事もあるこの時期にホラーめいた話で恐縮です。舞台は、ベルギー東部にあるベルビエと云う町。この町には、古くからの言い伝えがありました。それは18世紀末から19世紀の前半まで、ここを治めていた男性の心臓が彼の死後取り出され、噴水の中に保管されているというもの。まことしやかに伝えられた話、21世紀の今日、どれほどの人が信じていたか知る由もありませんが、先日、その噴水の改修工事が行われる中、男性の名前を刻んだ箱が見つかり、
錆びついた小さな箱の中には男性の心臓が入っていたそうです。心臓がどういう状態だったかは明らかになっていませんが、なぜ、そんな事をしたのでしょうね。

2020.09.19 | Saturday
奇跡。

奇跡的な出来事がありました。それは、トルコ南部にあるガジアンテブという町で起こりました。あるアパートの3階に、シリア人家族が住んでいるのですが、その家族の末っ子で2歳になる男の子がバルコニーから転落したのです。たまたま、その下のベンチで雑談をしていた男性がいました。男の子は、その男性の膝に着地し、そのはずみで二人はひっくり返ったものの、二人ともかすり傷程度ですんだそうです。これが奇跡と云わずに何と言えるでしょうか!「最初は、干してあった絨毯が落ちてきたのかと思ったと」男性。一方、男の子の父親は「助かったのは奇跡だ」と、感激していたと言う事です。
ベンチに人が居なければ・・・と思うと、ぞっとしますし、とにかく、二人とも無事でよかった・・・。

2020.09.12 | Saturday
探し物は鼻の中

子どもには、今、自分に何が起きたのか、わからない事があるようです。ニュージーランドで、7歳の男の子がカップケーキの匂いを嗅いだ際、鼻に違和感を覚え、変だなと思い、思い切り、鼻をかんでみたそうです。すると、出てきたのは、レゴブロックの部品。思い返せば2年前、家族がレゴブロックで遊んでいた男の子の異変に気付き、慌てて病院に連れて行きました。しかし、男の子は痛みを訴えるでもなく、飲み込んだ様子もない。確認できないまま、家族は勘違いをしたと思い込み、2年。家族の勘違いではなく、確かに、あの時、レゴブロックの部品は男の子の体内に入り込んだのです。鼻の中にスッポリと。家族は、「やっぱりあったね」と目を見開いて話したそうです。

2020.09.05 | Saturday
ビール発電

新型コロナウイルスの感染は経済面にも大きな影響を及ぼしていますが、なんとか乗り越えようと、どこも必死です。オーストラリア南部の都市アデレード。ここはワインの都としても知られる美しい所ですが、そんな街の下水処理場が、賞味期限切れのビールを発電に活用したそうです。というのも、この街もまた新型コロナウイルスの感染予防の一環として、バーやレストランが閉鎖され、おかげでビールの需要は落ち込み、多くが賞味期限切れに。そこで下水処理場がこうした売れ残りのビールを引き取り、下水処理の過程で出る泥と混ぜることで発酵させ、発生したガスを利用して発電させたのです。おかげで6月は1200世帯分に相当する電力を生み出したと言う事です。ワインでは、そうもいかなかったかな。

2020.08.29 | Saturday
便利なはずが・・・。

海外旅行で言葉の通じないもどかしさを痛感した経験がある方もいらっしゃるかと思いますが、最近は、自分の言いたい言葉を英語やフランス語や韓国語などに変換してくれるという有難いものがあります。しかし、あまり、そういった機器に頼りすぎてはいけないのかもしれません。メキシコ観光当局が、英語版の観光ガイドのウェブサイトを作るためにこれを外注したところ、間違いだらけであることがわかりました。例えば、州の名称が直訳されて「貴族」や「戦士」となっていたり、遺跡のあるユカタン半島のリゾート地であるトゥルムにいたっては、「ジャンプスーツ」と表示されていたそうです。あまりの事に、メキシコ観光当局は、「メキシコ観光のイメージを害された」と、おかんむり。製作者側を告訴したと言う事です。

2020.08.22 | Saturday
合格祈願

中国の河南省で農業を営みながら暮らす71歳の男性が、なんと、5度目の全国統一大学入試への挑戦を果たし、話題になっています。男性が最初の入試に挑戦したのは1978年だそうですから、かれこれ、40年余りの歳月が流れています。この間、経営する食品工場が倒産するなどの憂き目にもあって来たという事ですが、それでも諦めることなく、「まだ、したいことが沢山ある」と、受験を続けてきたそうです。しかも、ここ数年は、毎朝6時に起きて屋外に設置した机に向かっているとか。そんな男性の原動力の一つは、テレビで見た85歳の受験生の存在だったそうです。年齢に関係なく、学び続けるなんて、素晴らしいですよね。合格通知が来る事を祈ります。

2020.08.15 | Saturday
そんな時もあるさ。

スイス原産の犬のセントバーナード犬。あらゆる犬の種類の中で、最も体格が大きいと言われる犬ですが、そのわりに、おとなしくて、辛抱強く、優しい性格をしています。何より、救助犬として活躍している事は広く知られているところですが、先日、イギリスの山で動けなくなり、レスキュー隊に救助される出来事がありました。デイジーと名付けられたこの犬は、飼い主が云うところよると、山を下りる時、脚に痛みがある様子だったそうです。泣き言もいわず、我慢しながら歩いていたのかもしれませんね。見るに見かねた飼い主は、救助を要請。駆け付けたレスキュー隊は、担架を犬用に改造してデイジーを載せ、エサを与えながら運んだそうです。その間、デイジーはおとなしく、少し気まずそうな様子だったと言う事です。

2020.08.08 | Saturday
生涯現役。

アメリカ・カリフォルニア州に、職員として最も勤続年数の長い女性が働いています。その勤務年数というのが、なんと、77年。つい先日には100歳を迎えたという事です。23歳から働いている彼女は、これまでに10人もの知事の下で働き、現在、カリフォルニア州の財務アナリストの職についています。業務には、昔から、紙とペンを使用し、その綿密な仕事ぶりに同僚は敬意を表しているようです。女性は今後も仕事を辞める予定は無いと言い、「仕事も人生もベストを尽くしてきた。私は幸せ」と語っています。そうでしょうね。それにしても、年齢を退職の理由にさせない彼女も、しないカリフォルニア州も素晴らしい。

2020.08.01 | Saturday
正直だ!

インドネシアの首都=ジャカルタ。その近郊の駅で、鉄道会社の委託従業員として働いていた男性二人が、「正直だ」という理由で、正社員として雇用される事になりました。二人の男性の一人は34歳の清掃員、もう一人は24歳の警備員。二人は、巡回中だったのでしょうか、電車の優先席に、黒いポリ袋が置き忘れられている事に気づきました。確かめると、中には、現金=5億ルピア、日本円にしておよそ370万円の大金。早速、拾得物として鉄道会社に報告し、現金は、無事、落とし主に届けられました。会社は、「ねこばばもせずに」と、そんな二人の正直さを評価し、正社員として雇用する事に決定したのだそうです。お金が返ってきた人も、正しい事をした二人の男性も嬉しい事でしょうね。

2020.07.25 | Saturday
ヒーロー・ワンちゃん

アメリカ・テネシー州で、一匹の犬が話題になっています。ある日の夜、ペットの犬がいつになく吠えるので、不思議に思った飼い主が戸を開けると、途端に、犬が突然走り出しました。その様子に慌てて後を追ってみると、隣の家から火が出ているのを発見。すぐに消防署に連絡し、消防署が到着するまでの間、男性は、庭のホースを使って必死で消火活動をしました。訊けば、火事を知らせたこの犬は、火事にあった家族から、以前に男性が引き取って飼っていたのだとか。この活躍で、一躍「ヒーロー」と称えられる事となったワンちゃん。おりこうにも、元の飼い主を覚えていたのでしょうね。ご褒美に、美味しい物を食べさせてもらったでしょうか?

2020.07.18 | Saturday
見守り犬

かつてグルジアと呼ばれた国=ジョージア。その西部の町=バトゥーミで、一匹の野良犬が話題になっています。この犬は、園児たちが登園する時間帯になると、毎日現れ、園児たちが横断歩道を渡り終えるまで見守っているという事です。
日本では、子どもたちが登校する時間帯には、地域の大人たちが黄色い旗をもって、横断歩道を渡る子どもたちの安全を見守る所がありますが、その役目を一匹の犬が実践しているのですね。この犬は、旗を持つ代わりに、
横断歩道のまわりをウロウロしながら、前に出ようとする車があれば、吠えて注意を促すそうです。どこからやって来るのかわからず、「この素晴らしい犬に家がないなんて・・・」と、反響を呼んでいると言う事です。

2020.07.11 | Saturday
ドローン宅配

最近、様々な場面で、人の手となり足となって活躍しているドローン。アメリカ・バージニア州の公立高校では、図書館員が、ドローンで本を宅配するサービスを始めています。新型コロナウィルス流行のあおりから、この高校では遠隔授業を行っているという事なのですが、そのため、生徒たちは図書館を利用することができません。そこで思いついたのが、ドローン宅配。生徒がオンラインで申請した本を図書館員が箱詰めし、ドローン宅配業者を通じて届けます。日用品の購入にドローン宅配をよく利用しているという図書館員は、この思いつきに、世界初の試みにワクワクしていると話しているようです。

2020.07.04 | Saturday
心変わり。

パキスタン南部に位置するカラチ。ある日、一人の男性が町中を歩いていると、背後から、二人組の男がバイクで近づき、すれ違いざまに金品を奪おうとしました。男性は、二人の男たちに追いすがり、涙を流しながら、必死に抵抗しました。すると、この男性の涙に心打たれたのか、バイクの二人の男は、奪おうとしていた物を男性に返し、それだけではなく、男性を抱きしめて去って行ったという事です。警察は、バイクに乗った二人の身元などは、特定していないようです。二人組の男たちも、お金欲しさにひったくりをしようとしたのでしょうけど、涙を流して悲嘆にくれる男性の様子に、心変わりしたのでしょうね。

2020.06.27 | Saturday
お宝発見!

10年以上前の事、アメリカのある美術商が、ロッキー山脈に、100万ドルにおよぶ金や宝石などを詰め込んだ箱を隠しました。今で言うなら、日本円にして1億700万円相当の宝。これまで、世界中から35万とも言える人々がこの宝箱を求めてロッキーの山懐に入ったのですが、結局わからずじまいでした。ところが、先ごろ、美術商の元に一人の男性から、
「宝箱を見つけた」と写真が送られて来たそうです。宝箱発見の手掛かりは、美術商が、以前、出版した本に載せた詩。その詩の中に、場所を暗示する言葉が忍ばせてあったのだとか。宝箱を発見した男性はこれを見事解読、送られてきた写真を見た美術商も、「私の詩が男性を導いた」と話しているということです。

2020.06.20 | Saturday
証言により。

シンガポールのラジオ番組での事です。あるクイズ番組の中で、イギリス人歌手の名前を当てる問題が出されました。番組に参加していた男性が、その歌手の名前を答えたのですが、発音が違うという理由で「不正解」と判定されてしまいました。「発音が違う」という理由に納得のいかなかった男性は、番組の終了後、そのイギリス人歌手に、メールで連絡。すると、録音を聞いた歌手本人が、「正しい発音だ」と、擁護してくれたのだそうです。男性は、歌手本人の証言をもって、番組に直訴。「不正解」の判定を覆して、見事、賞金を勝ち取ったということです。獲得した賞金金額は、日本円にしておよそ76万円。大きな懸賞金ですよね。

2020.06.13 | Saturday
つまらない仕事?

人工頭脳・AIを搭載したロボット、その進化は目を見張るほどですが、ニュージーランドでは羊の誘導を、犬ではなくロボットでしようという試みが行われています。着手したのは、アメリカとニュージーランドの企業。アメリカの企業が開発した犬型のロボットに、ニュージーランドの企業が遠隔操作のできるソフトウエアを搭載しました。企業側は、このロボットを開発した意義について、「つまらなかったり危なかったりする作業を自動化し、労働力を補完する」と強調しているという事です。牧羊犬たちは、「羊の誘導をつまらない仕事」と思っていないような気もしますが、いずれにしても近い将来、羊たちを上手に誘導しながら走り回る犬の姿は、見られなくなるのかもしれませんね。

2020.06.06 | Saturday
クジャク被害

アメリカ・フロリダ州の住宅街で、クジャク被害に遭っている住民が、悲鳴を上げているそうです。クジャクの場合、オスはメスにアピールするために美しい羽根を持っていますが、求愛の鳴声の方も、けっこう大きいようです。一羽や2羽なら我慢もできるかもしれませんが、問題の住宅街のクジャクは、数年前につがいでやって来て以来、繁殖に繁殖を重ね、今やその数およそ50羽。張り合って鳴けば、そりゃあうるさいでしょうね。たまりかねた住民が行政に対応を求めたそうなのですが、野生生物の保護を担当する当局は、住宅街を騒がすクジャクが野生生物であると認定されていないこと理由に「管轄外だ」と主張。さらに、地元当局も「住民で対応してくれ」と、つれない対応しかしてくれないそうです。良い対処法が見つかるといいですね。

2020.05.30 | Saturday
セキュリティーは・・・。

インドのニューデリー。市内には、4000から5000匹の猿が潜んでいると言われています。我が物顔に町を闊歩し、あちらこちらでいたずらをして人々を困らせているようですが、先日は、銀行の現金自動支払機=ATMをこじ開ける様子が防犯カメラに捉えられていました。話題のサルは、ATMの扉を力ずくで開けて物色。さすがに、現金を持ち逃げすることはしなかったものの、部品の一部を壊して何も取らずに立ち去ったと言う事です。この様子に、「冷蔵庫と勘違いしたのではないか」など、様々な説が飛び交ったという事ですが、その一方で、サルにATMをこじ開けられるなんて!と、セキュリティーの甘さを心配する声も上がっていたという事です。

2020.05.23 | Saturday
ジャンケンの判決

「ジャンケン」の勝負が裁判で決着をみた話です。今から9年前の2011年、カナダのケベック州であるジャンケン大会が行われました。3回勝負の掛け金は日本円にしておよそ4000万円。負けた男性は支払いのために家を抵当に入れる契約を交わしました。その6年後の2017年、勝った相手が、その権利を主張し裁判を起こしました。裁判所が「支払いの必要はない」と判決を下したところ、不服とした相手が上訴。そして先日、地元高等裁判所は2017年の一審同様、「掛け金が高額すぎる」との理由から、「掛け金を払う必要はない」との判決を下しました。また、ジャンケンの勝敗は大半が偶然によるもので、ケベック州が法律で認めた賭け事には当たらず、支払いの約束は無効という新たな判断を示したそうです。

2020.05.16 | Saturday
卒業証書の帰還

アメリカのジョージア州で、先日、竜巻がありました。竜巻は、その道筋のありとあらゆるものを巻き込み、吹き飛ばして去って行きます。竜巻が発生すると、部屋の中や、シェルターに入って行き過ぎるのを、じっと待つしかないのですが、ある男性は自宅の納屋を吹き飛ばされてしまいました。その納屋には、いろいろなものが保管されていて、吹き飛ばされた物の中には、1970年代に授与された、大切な、中学校の卒業証書がありました。男性は何もなくなってしまった事に愕然としたようですが、その後、およそ50キロ離れた隣の郡で卒業証書が見つかり、男性の娘は、「しわくちゃにもならず、雪のように真っ白いままだった」と驚いた様子だったという事です。良かったですね。

2020.05.09 | Saturday
幻の大金持ち

アメリカ・インディアナ州でのこと、ある男性が家賃を支払うために、コンビニのATMで現金を引き出しました。お金を取り、気になる残高。明細書を確認すると残高の表示は820万ドル。えっ?そんな!と、見た事もないゼロの数にビックリ。男性が銀行に連絡すると実際の残高は日本円で、わずか、1400円ほど。銀行の話によると、残高の間違いはATMの不具合が原因だったとか。一時は、天にも登る気分の男性でしたが、一瞬で「一文無し」に戻り、天国と地獄を味わった彼は、「貧乏だとこれ以上悪くなり様がない」と、前向きだったと言う事です。あったはずのお金が一瞬でなくなるよりは、いいかも。

2020.05.02 | Saturday
漂着メッセージ

アイルランド南西部の海岸で、中にメッセージの入ったペットボトルが打ち上げられているのが発見されました。19年前の日付が添えられていた、そのメッセージには、メールアドレスとともに、「ドイツから海の男への便りです。連絡をください」と書かれていました。しかし、何にしても、19年前のもの。さすがに、紙の劣化が激しく、メールアドレスの判読ができません。海岸付近を管理する自然保護当局は、メッセージを写真にとり投稿。判読できる人を探していると言う事です。メッセージを書いた本人が申し出る事ができれば解決も早いでしょうけれど。

2020.04.25 | Saturday
やれやれ・・・。

人間、生きていればいろいろな事に出会いますが、動物たちにも同じような事が言えそうです。インド南部のタミルナド州。とあるのどかな村で、一騒動がありました。ある住民が井戸の中に、一匹のヒョウが落ちているのを発見。すぐに、森林管理局に通報しました。通報を受けた当局は「住民に危害を加えては大変」と、現場に急行。住民を避難させると、深さ15メートルの井戸に網をかけ、ヒョウの救出に取り掛かりました。しかし、興奮したヒョウは逃げようとして暴れまわり、
結局、麻酔で眠らされたのですが、「引き上げるのに2時間もかかった」とか。捕獲後は森に放たれたヒョウ、やれやれと思った事でしょうね。

2020.04.18 | Saturday
悪戯からの・・・

いたずら=漢字で書くと悪い戯れ。受け取る側によって、やり方によって、それが悪いかどうか、単なる戯れで済むかどうか違ってくるかもしれませんが、相手が人間でなく、愛してやまないペットだと怒るに怒れないかも知れませんね。アメリカ・アリゾナ州にある民家で、いたずら好きの猫が爪でも研ぐつもりだったのでしょうか、部屋の壁紙を爪でひっかいて剥がしてしまいました。怒るに怒れない飼い主が、何しろ驚いたのは、剥がされた壁紙の下から、身を清める仏像やオレンジ色っぽい雲などを描いた壁画が現れていた事でした。猫の飼い主は、丁寧に、一週間をかけて壁紙を剥がし、現れた巨大な壁画に、「壁紙も好きだったけど、壁画の方が好きかも」と、ご満悦だそうです。

2020.04.11 | Saturday
置き配泥棒は・・。

便利な宅配便ですが、相手が留守だと改めて届けなおさなければならないので、業者は大変。そこで考え出されたのが「置き配」のシステム。配達員が宅配する時、ガスメーターBOXや自転車の籠の中など、指定の場所に置いてもらうと云うものですが、リスクもありそう。アメリカはカリフォルニア州のある住宅で、「置き配」された荷物が、何者かに開けられてしまう事件もありました。事件が起こったのは、配達員が玄関先に荷物を置いてから、およそ20分後の事。監視カメラに、どこから来たのか、クマが現れ、箱をくわえて引きずりまわした挙句、荷物の中身のドッグフードを半分平らげて去って行く様子が映っていたと言う事です。

2020.04.04 | Saturday
ミツバチ作戦

インドの動物といえば「象」。象の顔をした神様がいるほどで、何かにつけ登場する象ですが、インドの鉄道会社は、頻繁に、象が列車と接触事故を起こす事に頭を悩ませています。そこで鉄道会社では、象が死んでしまうケースもあった、インド北部にあるウッタラカンド州の線路沿いで、試験的に、ミツバチの飛ぶ音を流す装置を置いてみました。象の群れが線路に近づいたところで、担当者が装置のスイッチを入れると、「ブンブン」とミツバチの飛ぶ音が流れ、見事、象は立ち去ったそうです。効果てきめんのミツバチ作戦。これに鉄道会社の幹部は、「プロジェクトは、今のところ成功している」と、にんまりしていたと言うことです。

2020.03.28 | Saturday
巨大な歯。

インドの、20歳になる男性の話です。彼は、いつの頃からか、歯茎の腫れや痛みに悩まされてきました。我慢しきれず、向かった歯医者さん。診断の結果、彼の歯茎の腫れや痛みは、長さ3.9センチという、巨大な歯が生えているのが原因だとわかりました。それは、ギネスの世界記録を更新する可能性があるという程の大きさ。抜歯も大変かと思われましたが、歯科医は腫れや痛みを取るために歯を抜くことを提案し、巨大な歯は、傷つくことなく、引き抜かれました。男性も抜歯後は、痛みから解放されたそうで、巨大な歯を見事に抜いて見せた歯科医も、歯を病院に飾りたいと話していると言うことです。

2020.03.21 | Saturday
姉妹でした。

アメリカ東部に位置するペンシルベニア州。ここに住む31歳と29歳の二人の女性は、17年来の親友同士。31歳の女性の母親はすでに亡くなっているのですが、母親の知人の話によると、
亡くなった母親と29歳の女性の父親とは、かつて、付き合っていたという事です。そこで、二人はDNA検査を実施。すると、二人は血のつながった姉妹であることがわかりました。以前から、事あるごとに、
良く似ていると言われて来た二人ですが、まさかの結果に、「信じられない」と驚いていると言う事です。

2020.03.14 | Saturday
とある部屋。

4月から新生活が始まる人も少なくないと思います。楽しみでもあり、不安でもあり・・・そんな思いが入り混じった生活を、どんな環境で始められるのでしょうか。先日、イギリス中部の、とある部屋がオークションにかけられました。落札額は、わずか1ポンド=日本円にして144円程です。1960年代から地元自治会が所有してきたもので、広さは、12㎡。ソコソコの広さですが、しかし、その部屋は、建物と建物の間の路地の真上、ちょうど2階の高さの所に在って、そこへ行く階段もなければ、窓は1つしかありません。過去に使用された記録はないとう言う事で、オークション関係者は「きっと蜘蛛の巣だらけだ」と話しているそうです。

2020.03.07 | Saturday
水難救助。

オーストラリア最大の都市=シドニーを抱える、ニュー・サウス・ウェールズ州。食べてよし、飲んでよしのこの地域のとあるバーで、ちょっとした出来事がありました。バーに来ていた男性がビールを飲もうとしたところ、グラスの中に、何かが入っているのに気が付きました。よく見ると、溺れたかのようにじっと、動かないでいるヤモリ。驚きもしたでしょうけれど、男性は、とっさに、そのヤモリをグラスからすくい上げ、心臓マッサージ宜しく、お腹をたたき、口から息を吹き込むなどして心肺蘇生を施しました。すると、ヤモリは気を取り戻し、元気に動き始めたということです。小さな命を救った男性は、ガッツポーズをして喜んだと言う事です。良かった、良かった!

2020.02.29 | Saturday
迷惑な話。

アメリカ中西部のオハイオ州、ここに住む男性宛に、ある日、およそ5万5千通もの郵便物が届きました。どっと届いたこの郵便物の中身は、どれも、この男性と妻が娘のために借りた学生ローンの明細書。どうやら、ローン会社のシステム・エラーが原因らしく、一人の人物に同じ郵便物が5万5千通も届く事に。とうてい、郵便受けに入れられる量ではなく、郵便局は男性に連絡をいれました。連絡を受け取った男性は、一度では運びきれず、郵便局と自宅を2度も往復するはめになりました。迷惑な話ですが、良く見れば、明細書に記載されていた支払額も間違っていたようで、男性は「焚火で燃やしてしまうかも」と話していたと言う事です。

2020.02.22 | Saturday
厳しい監視を乗り越えて。

野生の生物も、目の前に食べ物があれば、人間のように、腹八分にとか、カロリーがどうのこうのと言う事はなく、無節操に食べたりするものなのでしょうか。イギリス南東部にあるサフォーク州で、先日、水路の中で、ずぶ濡れになって蹲っているフクロウがみつかりました。明らかに太めで、どうやら、身が重くて飛べなくなっている様子。早速、保護施設に預けられ、2週間半の厳しいダイエットを受ける事になりました。厳しい監視の目もあったでしょう、見事、減量に成功。めでたく野生に戻されたと言う事ですが、保護施設の施設長は、「今回の事が教訓になれば良いのだけれど・・・」と、
話しています。リバウンドしなきゃ、いいですけどね。

2020.02.15 | Saturday
相棒

イギリス中部に位置するウェストミッドランズ州で、警察官が深夜のパトロールをしている時の事でした。二人の男性が道路脇で懐中電灯をかざし、何かを探しているらしい様子が目に入りました。車を止めて話を聞くと、男性の一人が夫婦げんかをして怒り心頭。腹立ちまぎれに、思わず、指輪を投げ捨ててしまったらしいのです。しかし、すぐに後悔した男が友人に相談し、二人して暗闇の中で懐中電灯片手に指輪探しに奮闘していたのだとか。その話から、警察官が一緒にいた警察犬を出動させると、犬は、あっと言う間に、草むらから指輪を探し当てました。「彼らだけでは、一晩中探しても見つけられなかっただろうね」と、警察官は、相棒の手柄を称えたと言う事です。

2020.02.08 | Saturday
正しいこと。

アメリカ・ミシガン州での出来事です。ある男性が、中古のソファを購入しました。これが、びっくり。クッションの中から、多額の現金が出てきたのです。その金額4万3000ドル、日本円にしておよそ470万円です。男性は、すぐに、「このお金で、自宅のローンや家の修繕ができる」と思ったようです。宝くじに当たると、誰しも、そんな風に思うのではないでしょうか。ところが、落ち着いてよく考えてみると、「このお金は、もともと、ソファを売りに出した人のもの」。男性は、後ろ髪をひかれる思いで、元の持ち主に全額を返しました。弁護士は、見つけた男性に、このお金について、「法的には返却する必要はない」と助言したと言う事ですが、男性の「返すべきだ」という気持ちは変わらず、「正しいことをしたと信じている」と、誇らしげに話していると言う事です。

2020.02.01 | Saturday
悩み事。

アメリカ・テキサス州当局が、ある事に頭を悩ませています。州内にある電波塔に、およそ300羽のコンドルが住み着き、塔の上から獲物を落としたりしているというのです。また、300羽もいれば、その排せつ物も相当だと思われ、これが蓄積して停電が発生するなどの問題も頻発しているそうです。こうした事は、危険と隣り合わせでもある事から、当局は対策に頭を痛めています。コンドルたちが電波塔に集まり始めたのは、6年ほど前から。今では、およそ100メートルの高さの電波塔の、上から下までを占拠。余程、住み心地がいいのか、一向に離れる気配がないと言う事で、当局は、網を張り巡らせて、コンドルを寄せ付けないようにする方法を検討していると言う事です。

2020.01.25 | Saturday
帰るべきところ

恋愛の末に分かれてしまうという事は、少なくありません。27年前ほど前の事でした。アメリカ東部、マサチューセッツ州の一軒のドーナツ屋で、あるカップルが話し合いの末、別れました。その後、なんの連絡を取る事もなく、それぞれ、結婚と離婚を経験。別々の人生を歩んでいましたが、昨年、男性が、歌手となって活躍する女性の公演を見に行ったのがきっかけで、再び、二人の恋心に火がつき、男性がプロポーズ。家族や友人に見守られる中、思い出のあのドーナツ屋で誓いの言葉を交わしました。何も別れた場所でしなくてもよさそうなものですが、女性は、男性のドーナツ屋への拘りを「とても面白い」と、思ったと言う事です。

2020.01.18 | Saturday
自由か束縛か

自由な生活をしたい人もいれば、あえて、不自由な生活を望む人もいます。アメリカ南部、ジョージア州に住む29歳の男の場合は、あきらかに、後者。男は、盗みなどを繰り返し、自首するために警察に通報したのですが、警察が、なかなか男を見つけられず、3回目の通報で、ようやく逮捕されました。この男は、まず早朝に、車を盗んだと言って自首する通報をしたのですが、警察が男と車を見つける事ができませんでした。どうしたのだ?と、逮捕を催促するように、男はもう一度、警察を呼びました。ところが、2回目も警察に見つけてもらえず、3回目、「コンビニで強盗をした。ビールを飲んでいる」と、もう一度通報。ようやく、逮捕されたという事です。さっさと捕まえてもらっていれば、男も罪を重ねずに済んだでしょうけれど・・・。

2020.01.11 | Saturday
けしからん。

思いもよらない事が身に降りかかると、私たちはあらゆることに対して、あまりにも、無防備なのかもしれないと思ってしまいます。例えば、相手が全幅の信頼を置く医者であれば、言わずもがなですが、しかし、中には、こんな医者もいるのです。アメリカ・アラスカ州の、34歳になる男性歯科医師。彼は、ある女性患者の歯を抜いている最中にも関わらず、ボード型の立ち乗り電動スクーターに乗って、ふざけていたことがわかりました。この男性歯科医は、他にも、複数の患者に不必要な鎮静剤を打つなどした事から、不正に治療費をだまし取ったとして裁判にかけられているそうです。立ち乗り電動スクーターに乗りながら抜歯された女性は、この裁判に証人として登場、「危険極まりない」と怒りを訴えたと言う事です。

2020.01.04 | Saturday
まぁ、、、確かに・・・。

イタリア議会下院の議場での事です。ある男性議員が、突然、傍聴席にいた恋人にプロポーズするという出来事がありました。恋人を感激させようと、いろいろな場所や方法でプロポーズする男性たちがいますが、まさかの議場。男性は、「私たちは政治的議論に励むあまり、真の価値を無視しがちだ。愛する人の事すらも・・・」と前置きし、指輪を取り出すやプロポーズしたのです。彼のパフォーマンスに議場は拍手の嵐。プロポーズされた女性も喜んで承諾しましたが、議長はおかんむり。「議場の使い方が不適切だ」というのが、その理由。まあ、議長の立場にしてみると、確かに!

2019.12.28 | Saturday
思う心は・・・。

南アフリカ北部で、生まれたばかりと思われるキリンの赤ちゃんが、衰弱しきっているところを発見されました。どうやら、母親とはぐれたらしく、もはや、昏睡状態。急遽、サイの保護区に運び込まれました。そんなキリンの赤ちゃんを、施設の職員同様に心配したのは、サイではなく、施設で飼っている生後半年の一匹の犬でした。キリンが運び込まれた当初、犬は、心配のあまり、食欲も失ったようで、出された食事を拒んだそうです。そんな心配のおかげか、キリンの赤ちゃんもすっかり回復し、今では、毛繕いをし合う仲良しブリ。施設の担当者は、「キリンを犬だと思っているのかも知れない」と、語っているという事です。

2019.12.21 | Saturday
時間は帰らない。

シンガポールのチャンギ国際空港で、相次ぐ荷物のトラブルがありました。どういう事かと言いますと、こちらのチャンギ空港から飛びたった旅行者の荷物が、何故だか、たびたび、間違った目的地に届いてしまうと云う事故が続いたのです。空港の関連会社などの調べで、被害にあった荷物の数は、判明しただけで、286個。手荷物係の男の仕業でした。この男が、こっそり、荷札を付け替えるいたずらをしていたのです。理由は、人手不足を改善しない「雇用主への仕返し」だとか。何とも、子どもじみたやり方です。男は、禁固20日の刑を受けることになったそうですが、それで、トラブルに巻き込まれた旅行者の大切な時間が帰ってくる事はありませんよね。

オーストラリア東部で、先日、山火事が発生しました。迫り来る火から逃れ、避難していた男性が、自宅が延焼を免れたと知り、様子を見に戻ってみました。何事もなかったと確認しながらも、台所に書き置きがあるのを発見。見ると、書き置きは、消火活動にあたった地元消防隊からのもので、「消火活動で喉が渇き、冷蔵庫の牛乳を飲んでしまった」という謝罪文でした。感激した男性は、危険を顧みずに消火活動にあたる消防隊の仕事に感謝をこめ、「ヒーローで牛乳泥棒」からの「最高の書き置き」とSNSに投稿。その後、書き置きを残した隊員とも会い、「牛乳をおごった覚えはないが、ビールはおごらせてくれ」と、笑顔で話したということです。

2019.12.07 | Saturday
落ち着いて・・。

世界中の教育ママには、ドキッとする話かもしれません。中国の湖北省(こほくしょう)で、36歳の母親が、9歳の息子に算数の宿題を教えている時に心筋梗塞を引き起こし、命を落としかける事態となりました。この母親は、方程式について、繰り返し説明していたのですが、当の息子が、ちっとも、理解を示さない事に、イライラ、イライラ。そのうち、動機が激しくなり、正常な呼吸ができなくなってしまい、ついには、病院に駆け込んだと言う事です。少しでも対処が遅かったら、心筋梗塞で命を落とすところだったようです。そんな出来事に、ある心理コンサルタントは、「心を落ち着かせて、子どもを自立させるべきだ」とアドバイスしたそうです。

2019.11.30 | Saturday
安全のためには・・・。

何かあっては大変です。国家の安全を守るために、どこの国も、取り調べ任務にあたる人たちは神経を尖らせているのではないでしょうか。アメリカ・ニュージャージー州の空港で、先日、保安検査の担当者が、乗客のバッグに拳銃らしきものが入っているのを発見しました。早速、バッグの持ち主を呼び止め、確認をすると、それは拳銃のレプリカ。つまり、銃に似せたデザインのトイレットペーパーのホルダーだったのです。レプリカとはいえ、機内への持ち込みが認められていないことから、搭乗客は、このホルダーの機内持ち込みを断念したと言う事です。残念だったでしょうが、偽物を本物と見せかけて事を起こす事もありうるわけですからね。これは仕方ないか・・・。

2019.11.23 | Saturday
真っ赤な人生。

人には、それぞれ好きな色があります。時として、その色が、その人のラッキーカラーだったりもするのですが、ヨーロッパのボスニア・ヘルツェゴビナには、着るものから髪の毛の色まで、赤一色にそろえて暮らす女性がいます。御年67歳の彼女、20歳の時に「赤い色を身に着けたい」という強い衝動に駆られ、以来、赤系の服を着ると力がもらえる感覚があるのだそうです。確かに、赤い服は勝負服とか言われたりします。彼女の赤への執着は留まることを知らず、今では、赤い壁の部屋で、赤い食器で食事をし、赤い寝具に包まれて眠るほど。赤との縁は死んでからもと言うワケか、夫との二人の墓石は、インドから取り寄せた特殊な赤い色の花崗岩(かこうがん)で出来ているそうです。

2019.11.16 | Saturday
監視カメラ

監視カメラは、犯罪や事故の検証などに大きな効力を発揮しますが、時として、人命救助にも一役買っています。オーストラリア南部、アデレード近郊に住む男性は、強盗被害にあった事から、防犯のために所有地に監視カメラを設置しました。
その映像を確認していると、地面にSOSの文字が。3日前、行方不明になった55歳の女性の捜索が行われている事を知っていた男性は、警察に連絡。これを受けて、警察による救助活動が始まり、女性は、無事、発見されました。病院に搬送された女性は疲れていたものの、健康状態は良好だったそうです。女性は散歩の途中で道に迷い、SOSのサインを残したと言う事ですが、もし監視カメラがなければ、発見にもっと時間がかかっていたかもしれませんね。

2019.11.09 | Saturday
ストレス解消!!

北米の4大プロスポーツリーグの一つ、ナショナルホッケーリーグ=NHL。そのアイスホッケーチームのフライヤーズが、本拠地であるフィラデルフィアのスタジアムに、ストレスを発散できる部屋をオープンさせました。日本なら、さしずめカラオケルームといった感じかもしれませんが、なんと過激なことに、物を破壊できる部屋。訪れたファンは、一人35ドル、日本円でおよそ4000円を払うと、バットなどで、テレビや皿、グラスを思い切り壊すことができるのだそうです。5分間という時間制限ではありますが、何しろ、フライヤーズは40年以上優勝から遠ざかっていると言う事で、ファンの鬱憤はたまりっぱなし。「ガス抜きが必要になるのは当然だ」という声もあるようです。勝てない選手たちにも、解放してはいかがでしょうか。

2019.11.02 | Saturday
冬支度。

早くも11月、迫る師走に気持ちばかりがあせりますが、そんな人間を尻目に野生の生き物たちは、せっせと冬支度に余念がないようです。アメリカ東部にあるペンシルベニア州では、よほど居心地よしと思ったのか、車のボンネットの中に冬の居場所を求めたリスがいます。車の所有者が走行中、車からなんだか焦げくさい匂いと異常な音がしたため、「エンジンの調子でも悪いのだろうか」とボンネットを開けてみてビックリ。中は、リスが持ち込んだと思われる200個以上のクルミや草で埋め尽くされ、エンジン付近の一部は焼けていて、焦げた匂いがしていたそうです。車の持ち主の家には庭に大きなクルミの木があるという事ですが、今年はクルミの実が落ちていないので不思議に思っていたそうです。リスに拾われていたんですね。

2019.10.26 | Saturday
巨大グレープフルーツ

アメリカで盛んに栽培されているグレープフルーツ。日本でもお馴染みの、この果物、大きさは夏ミカン程度、重さは200g~600gが一般的なサイズのようです。ところが、アメリカ南部のルイジアナ州に住む夫婦が、なんと、重さ3.6キロ、大きさがバスケットボール程もあるグレープフルーツを育てたそうです。3.6キロと言えば、やや大きめに生まれた新生児ほどの重さですが、夫婦は、特に、記録を目指して育てていたわけではなく、あまりにも順調にすくすく育つので、数週間ごとにそのサイズを計っていたのとか。まるで、我が子の成長を楽しみにしているかのように育まれたグレープフルーツですが、世界で「最も大きなグレープフルーツ」と、世界で「最も重いグレープフルーツ」として、ギネス記録を更新したと言う事です。

2019.10.19 | Saturday
日の当たる場所に。

あなたの傍にも、思いもよらないお宝が眠っているかもしれません。フランスのパリ近郊にある、高齢女性の自宅で、ルネサンス期の有名な画家が描いた絵画が見つかりました。この画家の名前はチマブーエ、本名=チェン二・ディ・ペーポ。見つかった絵画は、チマブーエが13世紀に描いたと思われるもので、女性の自宅の台所と居間の間の壁に掛けられていました。女性は、ただ、古い宗教画と思っていたようですが、専門家は「芸術の歴史にとって、偉大な発見だ」と驚いています。専門家の見積りによると、400万から600万ユーロ、日本円にして、およそ6億円の価値があると言う事です。もっと、日のあたる場所に置かれるべきかもしれませんね。

2019.10.12 | Saturday
お告げ・・・。

アメリカ・カリフォルニア州に住む女性が、就寝中、夢の中で、ある事を指示され、眠ったまま言われる通りに実行したため、病院に行く羽目になりました。その夢で指示されたというのが、婚約者から「悪党たちに盗まれないように、婚約指輪を飲み込んでしまいなさい」との事。女性は、言われた通り、婚約指輪を飲み込んだらしいのですが、目が覚めると、指にあるはずの指輪がなく、驚いた女性は病院に駆け込んでエックス線の検査を受けました。果して、指輪はお腹に中に。そのまま内視鏡で取り除いてもらったという事ですが、これに懲りた女性は、今後、眠る時には指輪を外すことに決めたそうです。

2019.10.05 | Saturday
ナイスキャッチ!!

世界的観光地、スペイン・バルセロナ。その郊外に、ローラーコースターで有名な遊園地があります。こちらのローラーコースターは、高度、スピードともヨーロッパ屈指で、速度は時速130キロに達するそうです。スリル満点、そんなコースターに乗り込んだ男性が、ふとした瞬間に、携帯電話を落としてしまいました。降りてすぐ、心当たりのある周辺をさがしていると、一人の男性が携帯電話を差し出してくれました。彼は、落とし主の後方に座っていて、突然、前方から飛んできた携帯を、見事キャッチしていたのです。落とした男性は、無傷で届いた携帯に信じられないと言った様子で、思わず、男性に抱きついて感謝したそうです。

2019.09.28 | Saturday
陽性反応!?

旅行先で、現地の特産品などをお土産として、あれこれ買って帰る事は少なくありませんが、迂闊に買物は出来ません。アメリカの男性が、ジャマイカ旅行から帰国し、東部ボルティモアの空港に降り立ちました。さて、手荷物検査と云う段階で、どうしたことか、麻薬探知犬が反応。身に覚えのない事に、男性は、カバンにあったファストフードの残りにでも反応したのだろうと、軽く考えていました。ところが、お土産に持ち帰った蜂蜜が違法薬物の陽性反応を示し、彼は違法薬物を持ち込んだ疑いで、80日以上も収監される事態となりました。再検査が行われ、果たして彼の疑いは晴れましたが、80日以上に及んだ拘束で仕事を失ってしまい、「旅行が怖くなった」と語っていると言う事です。

2019.09.21 | Saturday
幸運な女性

アメリカ中西部に位置する、サウスダコタ州に住む女性のお話です。女性は10歳の男の子の母親。腹部に痛みを覚えた女性は、腎臓結石を疑い、病院を受診しました。「あるいは手術になるかもしれない」と覚悟をしていたそうなのですが、医師から告げられたのは「妊娠34週」、しかも三つ子と告げられ、びっくり。腹部の痛みは、腎臓結石でも何でもなく、陣痛だったのです。女性は間もなく、男の子の赤ちゃん一人と、女の子の赤ちゃん二人を無事に出産し、「結石の手術を受けるかと思っていたのに、帝王切開になるなんて、クレージー」と興奮した様子で話していたと言う事です。10歳の男の子も弟と妹が欲しかったようで、「夢が叶った」と大喜びしていたそうです。我々男性はもちろんですが、出産経験があっても、妊娠や陣痛にも気づかない事もあるんですね。

2019.09.14 | Saturday
楽しめた??

アニメや映画にでも、出て来そうなワン・シーンです。カナダ東部に位置するオンタリオ州の、とある劇場で、犬たちが"観客席に座ってミュージカルの公演を楽しむ"という出来事がありました。観客席でミュージカルを楽しんだのは「介助犬」で、今回は訓練の一環。今後、彼らが、飼い主とともに出くわすであろう様々な場面に慣れさせるのが目的で、劇場でのミュージカル公演の鑑賞の他、動物園で様々な動物たちを目の当たりにしたり、地下鉄の利用も経験したと言う事です。因みに、ミュージカル公演を鑑賞している間、犬たちは、吠えることもなく、まるで「魔法がかかったように」静かに鑑賞していたと言う事です。お利口なワンちゃんたちも、じっくりとこのひとときを、楽しめたのならいいですけどね。

ドイツ北部であった出来事です。悪事を働いた男を追って、二人の警察官が、男の自宅アパートに踏み込みました。慌てた男は、たまらず、バルコニーから飛び降りたのですが、着地の際、運悪く、蜂の巣を直撃してしまったらしく、敵の攻撃かと怒り狂った蜂たちが、男めがけて、一斉攻撃してきました。逃げても、逃げても追いかけてくる蜂たち。男が、たまらず、近所の子供用プールにダイブしたところで、敢無く、御用となりました。逃走犯には泣き面に蜂、警察官にとってはありがたい手助けとはなりましたが、追っていた警察官二人も蜂に刺され、治療を受ける羽目になったそうです。

2019.08.31 | Saturday
世界最大のオウム

ニュージーランドで、世界最大のオウムの化石が見つかりました。見つかった化石は1900万年ぐらい前のもので、足から頭までの高さがおよそ1メートル、体重は7キロ程度。数百年前に絶滅した=飛べない鳥「ドードー」と同じくらいの大きさとされ、オーストラリア・フリンダース大学の研究者らによりますと、絶滅した世界最大のオウムの化石ではないかと考えられています。付けられた名前は、「ヘラクレス・インエクスペクタタス」。その大きさや強靭さからギリシャ神話最大の英雄として知られる「ヘラクレス」と、その予期せぬ発見に因んで名づけられたそうです。フリンダース大学のワージー准教授は、この世界最大のオウムの化石について、「最も目を見張る発見の一つ」と、語っているという事です。

2019.08.24 | Saturday
緑化運動

世界中を襲う猛暑。原因の一つと考えられる地球環境の悪化を、どう防げばいいのか。自然を取り戻すのも、その一つかもしれません。今、東アフリカの国=エチオピアが国を挙げて、緑化運動に取り組んでいます。というのも、イギリスのアフリカ支援団体の調べによると、エチオピアでは、19世紀末におよそ30%だった森林面積が、農地転用の広がりで、およそ4%未満に減少してしまったのだそうです。そんなエチオピアでは、現在、大規模な国土緑化計画が進められていて、今年の5月から10月までに、40億本の苗木を植える予定。その一環として、先日、1日で2億本以上の苗木を植えるチェレンジが実施され、見事、成功したということです。全ての苗木が、大きく成長することを祈りたいですね。

2019.08.17 | Saturday
ビスケットづくり。

アメリカの国立気象局が、熱波の脅威を伝えようと、屋外に止めた車のダッシュボードの上で、ビスケットを焼く試みに挑戦しました。場所は、中西部のネブラスカ州の、とある駐車場。ビスケットの生地4枚をダッシュボード上のトレーに置いて45分後、ビスケットは徐々に膨らみ始め、最終的に8時間をかけて、焼き上がりました。実験中、トレーの温度は最高85度に達したと言う事ですが、通常、ビスケットを焼く時のオーブンの温度からすれば半分程度。そのせいか、担当者は、焼きあがったビスケットについて、「中身は、まだ、生っぽいけど、外側は食べられる状態」だと話したそうですが、今回の結果については満足した様子だったと言う事です。つまり、ボンネットの上は半焼けビスケットができる程、熱いって事ですよね。

2019.08.10 | Saturday
お金に代えがたいもの

アメリカ中西部・イリノイ州にある元高校を、教会に改装する工事のさなか、1940年代に盗まれたとみられる財布が見つかりました。見つかったのは、なんと、トイレの壁の中。ひょっとして、トイレに隠れた犯人が、たまたま壁に開いていた穴に財布を投げ込んだのでしょうか。いろいろ、想像を掻き立てられますが、ともあれ、教会の牧師が、中に残っていた身分証明の写真とともにフェイスブックで呼びかけると、89歳になる女性とつながりました。財布の中には第2次世界大戦で亡くなった、女性のお兄さんの写真も残っていて、お兄さんの写真が1枚も残っていなかったという女性は、「本当にうれしい」と、感激していたと言う事です。彼女にとって、お金に代えがたいものが帰ってきて良かったですよね。

2019.08.03 | Saturday
これって騒音??

夜明けを告げるオスのニワトリの鳴き声。これを目覚まし代わりに聞く人もいれば、耳障りだと言う人もいます。フランス西部の島に別荘を構えている夫婦が、雄鶏(オンドリ)の鳴き声は騒音かどうかという裁判を起こしました。夫婦は、朝6時半、その時とともに聞こえてくる、異常なまでの鳴き声に、平穏が乱されていると訴えたのです。フランス国民の多くは雄鶏に同情的で、裁判は、暮らしの在り方をめぐる論争にも発展。過去にあった同じような裁判では、「雄鶏は中国のサーカス団でも手なずけられない」として、鳴くのは止められないと判断されたこともあるそうです。事と場合によっては、夫婦は他の所に別荘を求めるしかないかも知れませんね。

2019.07.27 | Saturday
アイデアの使い道。

罪を犯した人々が収容されている刑務所。さぞかし、いろいろな人がいるのではないかと思いますが、中には、思いもよらないアイデアで、物づくりに励む人たちがいるようです。例えば、アメリカ南部のアラバマ州の刑務所。ここでは過去、電子タバコを改造してタトゥーを掘る道具を作っていたり、汗を減らすための制汗剤が入った容器をサイコロに作り替えたりしていたそうです。これを知った保安官らは、罰として、果物の支給を停止していたそうなのですが、受刑者らは、今度は、野菜でアルコールを密造。これも、結果的に、保安官に知られてはしまいましたが、それほどの知恵があれば、ビジネスで成功する事もできるかもしれませんよね。

2019.07.20 | Saturday
配達ジャンプ!!

ドローンを使った宅配を本格化させようという動きがある中、中国の重慶(じゅうけい)では、こんな命がけの配達をしている人もいます。その人は、地元物流会社に勤務する女性で、
山麓に住む同僚に温かい食事を届けるため、毎日、高さ300メートルの崖からバンジージャンプで飛び降りているのだそうです。この方法だと、車で30分かかっていた配達時間が、
わずか2分に。女性にとって、300メートルの崖をバンジージャンプで飛び降りる事など朝飯前、全く恐怖心はないようで、飛び降りた後は山の上にある事務所まで走って戻っているのだそうです。
もう、一年以上続く日課で、「この方法で配達出来て嬉しい」とまで語っています。温かい食事を届けてもらう人は、ありがたいでしょうね。

2019.07.13 | Saturday
地球環境と海

明後日15日は海の日。夏休みも目前とあって、各地で、海に関する、様々なイベントが開かれているのではないでしょうか。そういえば、先日、アメリカ南部のフロリダ州で、世界中から633人のダイバーが集合し、ビーチの清掃に汗を流したそうです。一度の清掃イベントとしては世界最多の参加者だったと言う事で、2015年にエジプトのビーチで行われたイベントの参加者614人を抜いて、ギネス記録を更新したそうです。昨今、海のごみ問題に対する関心が高まっている中、世界最多のダイバーが回収したごみの量は1450キロにものぼり、ゴミの中には釣り糸の他、バーベルなどもあったと言う事です。皆で、真剣に、考えないといけない問題ですね。

2019.07.06 | Saturday
ピンクの水。

アメリカ・オハイオ州南部の、とある村で、住民が騒然とする出来事がありました。というのも、水道の蛇口から、鮮やかなピンクの水が出てきたと云うのです。本来であれば、蛇口をひねって出てくるのは透明の水のはず。それがピンク色に染まっていては、驚くのも当然です。原因は水道設備の故障で、その為、化学物質が大量に流入し、ピンク色になってしまったのだとか。その安全性について、地元当局が、「洗濯に使えば服は傷むが飲む分には大丈夫」と説明したようなのですが、それもまた、なんだかね?と言う感じです。そんな住民からは、「プールの水を飲んだ方がましだ」と、悲鳴が上がっていたと言う事です。化学物質じゃなく、ジュースやビールなら、歓迎されたかも。

2019.06.29 | Saturday
おかんむり。

アメリカの某有名スーパー、その南部テキサス州に在る店舗が、一人のお客様に対し、二重のミスを犯してしまったという話です。ある日、女性のお客様が、パーティー用にとケーキを予約して帰りました。そして受取り当日、女性が予約していたケーキを取りに行ったところ、あろう事か、お店は、すっかりケーキを作るのを忘れてしまっていました。とんだ失敗に、お店は平身低頭。お詫びの印にと、店頭に飾っていたケーキを女性に渡しました。女性は納得いかないままそのケーキを持ち帰り、いざ、カットしようとしたところ、何と、発泡スチロールで出来たケーキだったのです。パーティーは、女性の娘の卒業祝いだったのですが、それが台無し。女性は「取り返しがつかない」と、かんかんに怒っていたそうです。

2019.06.22 | Saturday
一石二鳥。

アメリカ・ニューヨークのマンハッタン。超高層ビルが立ち並ぶ、人口およそ160万の大都市。そんな街の公園に、24頭のヤギの集団が現れました。このヤギたちは、マンハッタンの公園が、在来種を侵食する植物を取り除くために迎え入れた夏限定の「インターン」。目を離せば雑草が伸び放題となる夏場、ヤギに公園の草を食べてもらえば、除草剤を使わずに済むため環境にやさしく、ヤギも思う存分に草を食べることができて、一石二鳥。「インターン」の期間は8月30日までだそうで、それまで、ヤギたちは、およそ8000平方メートルの敷地で、草取りの仕事に励むと言う事です。熱中症にならないように!

2019.06.15 | Saturday
プールの季節。

南アフリカの北東部に、マールロスパークと呼ばれる町があります。その町に住む一組の夫婦の自宅で、不可解な現象が続きました。夫婦が仕事から帰ってくると、自宅の裏庭のプールが、誰かに勝手に使われたような形跡があったのです。プールには囲いがないことから、夫婦は、隣の人が勝手に入り込んで、泳いでいるのではないだろうかと考えました。それにしても釈然としない夫婦は、監視カメラを設置。早速、撮影された画像を確認してみると、そこには、隣人の姿ではなく、
動物のヒヒが映っていたそうです。これには夫婦もビックリ。夫は、「ヒヒは人間にとって厄介だが、僕たちはいつでも歓迎だ」と、話していると言う事です。

2019.06.08 | Saturday
深海探検

今、世界中にあふれるプラスチック製品。環境汚染にもつながるその在り方が問題になっていますが、アメリカ・テキサス州に住む男性探検家が、深さ1万メートルの海底で見つけたのは、プラスチックのゴミのようなものだったそうです。53歳のこの男性探検家は、潜水艇で、太平洋のマリワナ海溝の深さ1万メートルを超える潜水に成功。そこで見つけたのは、ポリ袋や菓子の包装のようなもので、現在、特定が進められていると言う事です。男性探検家は、「非常に残念だ」と落胆している様子だとうことです。どんな未知の生物に出会えるか、胸を膨らませて潜水していたでしょうけれど、1万メートルの深海で見たのが、人類の負の遺産では、たまりませんよね。

2019.06.01 | Saturday
鮮やかな手口。

インド北部、ネパールと国境を接するところにあるウッタルプラデシュ州。先日、州内を走る有料道路の、とある料金所の脇に一台の車が止まりました。すると、停車した車の窓からサルが飛び出し、料金所の中に侵入。予期せぬ珍客にびっくりしている係員の肩越しに、サルは手際よくレジからおよそ5000ルピー、日本円にして、およそ8000円の現金をつかみ取り、逃走しました。この間、サルは極めて冷静沈着で、その鮮やかな手口から、野生動物の専門家は「盗みの訓練を積んでいるようだ」と指摘しています。関係者によりますと、過去半年間に、似たような事件が複数回起きて居ると言う事ですが、同一犯なのでしょうか。

2019.05.25 | Saturday
夫婦と愛犬。

イギリス西部のウェールズに住む一組の夫婦と愛犬の話。ある日、その愛犬が、夫婦の家の郵便受けに入っていた封筒を、引っ張り出して食べてしまいました。余程美味しそうな匂いがしたのでしょう、それもそのはず、封筒の中には160ポンド、日本円にして2万3千円分の紙幣が入っていたのです。夫婦は可哀そうだとは思いましたが、130ポンドの費用をかけ、愛犬のお腹の中から紙幣を取り出す事にしました。紙幣は何とか取り出されましたが、原形をとどめ、払い戻しが受けられそうなのは80ポンド。封筒に入っていた金額のわずか半分でした。しかし、66歳の夫は、お腹を切った愛犬に対し、「元気になって何よりだ」と気遣っていたということです。

2019.05.18 | Saturday
「かわいいよ」の一言で。

付き合っている女性から、「私ってきれい?」とか、「可愛い?」って訊かれたら、何はさて置き、「可愛いよ」と言っておいた方が良いかも知れません。アメリカ・テキサス州の20歳の女性が、同居している男性に、暴力を振るい、逮捕されました。その日、二人は映画館にいて、女性が男性に「自分は可愛いと思うか」と聞いたそうなのですが、男性は上の空、返事を返さなかったようです。これに腹を立てた女性は、自宅に戻る車の中で男性を殴り、家に着いてからも止めに入った親族に暴行を働きました。警察の質問に、女性は、あくまで、男性に暴行されたと主張したと言う事ですが、こんな女性に「可愛いよ」なんて、ちょっと言えない、そんな男性の嘆きが聞こえて来そうです。

2019.05.11 | Saturday
過去には戻れない。

「過去には戻れない」そんな言葉も、カメラの前では通用しないようです。アメリカ・ペンシルベニア州の住宅で、軒先に飾っていたライオンの置物が何者かに盗まれるという事件がありました。その一部始終を見ていたのが、防犯カメラ。二人の人物が置物を運び出す様子を、しっかり、捉えていました。警察がこの映像を公開したところ、観念したのか、二人は盗んだ時と同じように、こっそりと、ライオンの置物を戻しに来たのです。盗む時同様、この時の様子も防犯カメラが明確に捉えていて、二人が、花束と謝罪のメッセージを添えている姿も捉えていました。警察は、「賢いやり方だ、持ち主も喜んでいる」と話していると言う事です。

2019.05.04 | Saturday
貸し切り飛行機。

あるリトアニア人男性が、スキー休暇を過ごすため、首都ビリニュスの空港からイタリア北部にあるベルガモ行きの飛行機に搭乗しました。見渡せば、飛び立った飛行機の乗客は彼一人。男性は、2時間ほどの移動中、機内を独り占めする事ができました。この飛行機は、もともと、旅行会社がイタリアからリトアニアに帰国するグループのためにチャーターしたもので、男性の航空券は、イタリアへ帰る片道分だけ販売されたものでした。他にこの便のチケットを購入した人はなく、男性は、二人のパイロットと5人の乗務員とともに、2時間の空の旅を満喫。「生涯に一度の体験だよ」と話していたと言う事です。

2019.04.27 | Saturday
振込スギ。

アメリカ南部のルイジアナ州で、税金が過剰に還付される騒ぎがありました。アメリカにもタックス・リターンと言われる確定申告のシステムがあります。当局が、間違って還付した税金の総額は2600万ドル。日本円にすると、およそ28億円にもなります。過剰還付の原因は、ルイジアナ州当局のコンピューターのエラー。これにより、およそ6万6千人の納税者が本来より多い還付を受け、還付金は、それぞれの銀行口座などに、直接、振り込まれたと言う事です。当局は回収を急ぐとともに、多く振り込まれた分を使ってしまわないように呼びかけるなど、大慌てだったようですが、その時点で、すでに、使ってしまっていた人もいるんじゃないでしょうかね。

2019.04.20 | Saturday
幸運。

アメリカのノースカロライナ州に住む64歳の男性の話です。彼は腎臓病を患っていて、移植の必要に迫られていました。
ドナーとして、まず、家族の中に適合する者がいないか検査が行われましたが、適合する者は誰もいませんでした。落胆に暮れる家族でしたが、一筋の光明が差し込みました。実はこの男性には、27年前に養子として引き取った女性がいました。彼女の腎臓が唯一適合することがわかったのです。喜んでドナーになりたいという女性の申し出に、男性は泣き出してしまったということですが、女性は、「父が私を救ってくれたおかげで、今度は私が父を救うことができた」と話しているということです。

2019.04.13 | Saturday
誕生日のサプライズ。

幾つになっても、誕生日を祝ってもらうのは嬉しいものです。アメリカ東部に位置するニュージャージー州でのこと、62歳の誕生日を迎える父親のために、息子二人がサプライズを用意しました。考え出したのは、たくさんの人からのお祝いの言葉。その方法として、二人は州内の道路脇に巨大な父親の顔写真入りの看板を設置し、その看板に連絡先と共に「父親の誕生日を祝って」と添え書きしたのです。二人の思惑は的中。父親の誕生日当日には、その広告板を見た人たちから、およそ1万件のお祝いの電話やメッセージが寄せられたそうです。おかげで、電話はパンク状態になったそうですが、父親は息子からのプレゼントを大いに楽しんだと言う事です。

2019.04.06 | Saturday
鼻の中に歯??

花粉症や風邪で鼻づまりを経験してらっしゃる方なら、その辛さはお判りだろうと思いますが、ずっと鼻づまりに悩まされてきた、とあるデンマークに住む59歳の男性のお話です。長引く鼻づまりに、治療の手立ても無くなったのでしょうか、CTスキャンによる検査を受けた結果、なんと、彼の鼻の中には「歯」が生えていることが判明!「歯」です。鼻の粘膜にポリープが出来る、「鼻茸(はなたけ)」というのは聞いたことがありますが、「歯」が生えるなんて驚きです。大学病院で鼻の中の歯を抜いて貰って鼻づまりは解消したそうですから、明らかに「歯」が原因。とはいえ、なぜ、そこに歯が生えたのかは不明。報道によると、こうしたケースは珍しいものの、過去に20件程あるということです。

2019.03.30 | Saturday
無事の救出。

まるで、アニメのワンシーンでも見ているような出来事です。ドイツのフランクフルト近郊で、一匹のネズミの救出劇がありました。そのネズミが見つかった時、ネズミは、マンホールの穴に挟まって、身動きが取れない状態でした。よほど、食べ物に恵まれた環境なのでしょうか、みるからに太りすぎで、大きなお尻のせいで、穴に挟まってしまったようです。駆けつけた救助隊によって助け出されましたが、救助隊の一人は、「『ありがとう、痩せないとね』と言いたげに、こっちを振り返ったよ」と語り、無事の救出を喜んでいたとか。ネズミは、足早に下水管に姿を消したということですが、この先、大丈夫でしょうかね。

世界遺産に登録されているガラパゴス諸島。南太平洋に浮かぶ南米エクアドル領のこの島は、豊かな固有種の生息地で、国立公園にもなっています。そんなガラパゴス諸島で、100年以上も生息が確認されていなかったゾウガメの一種が発見されました。このゾウガメは、フェルナンディナゾウガメと呼ばれる種類で、ガラパゴス諸島の中のフェルナンディ島で見つかりました。年齢は100歳以上とみられる雌で、生きているフェルナンディナゾウガメが確認されたのは1906年以来。他にも足跡やフンが見つかっていることから、さらに生息している個体がいると見られ、調査が始まっていると言う事です。

やった本人には、それなりの理由があるのかも知れませんが、それにしても、「なんでそういうことをするかな」と、呆れることがあります。フィリピン・マニラの高架鉄道の駅で、警察官に向かってデザートをかける出来事がありました。舞台となった駅は、テロ対策のため、飲食物の持ち込みが禁止されている所。にもかかわらず、23歳の中国人女性は、豆腐やタピオカ、それに黒蜜を混ぜたデザートを持ち込んだのです。当然のことながら、デザートは持ち物検査で引っかかってしまい、それに腹を立てた中国人女性は、そのまま、デザートを警察官に向かってぶちまけたのです。自身の行為に、「虫の居所が悪くて感情が抑えられなかった。」と、後悔していたそうですが、国外退去の可能性があると云う事です。

世の中、盗みなどを働く輩が後を絶ちませんが、全てが、「首尾良く・・・」とは行きませんよね。アメリカのミズーリ-州・セントルイスで、強盗をしようとしたけれど思い通りにはいかなかった男がいます。この男性は、強盗を働こうと、ある店に入り、レジの現金を渡すように要求したのですが、勇気のある店員はこれを拒否。そこで、男は腰にしのばせておいた銃で脅して現金を奪おうとしました。ところが、銃がジーンズに引っかかって抜けません。これでは、脅しも何も、あったモンじゃありません・・結局、男は何も取らないまま逃走し、警察に追跡されるハメになってしまった、と云う事です。

2019.03.02 | Saturday
森のお友達。

どこかしこに、春の息吹が感じられるこの頃、冬の眠りから覚めて、動き出している虫や動物たちも多い事だと思われますが、世界各地、まだまだ、雪深いところもあります。冬場の寒さが厳しいアメリカ、ノースカロライナ州で、3歳の男の子が行方不明になりました。当時、マイナス6度ほどの気温で、3歳の子が、この寒さに耐えられるのかと、命も危ぶまれましたが、幸いな事に2日後発見され、救助されました。男の子に当時の話を聞くと、「森の中でクマの友達と一緒だった」と言います。3歳で、何しろ、ロシアのアニメ、「マーシャと熊」が大好きだと聞けば、「森でクマの友達だった」という話の信憑性は定かではありませんが、親族の女性は「神様が彼を守ってくれる友達を送ってくれた、奇跡は起きる」と語っています。

2019.02.23 | Saturday
絶望から、よみガエル!

万が一、人類で生き残っているのは「自分だけだ」と知ったら、どれだけ寂しく、絶望的な事でしょうか。南米のボリビアに、過去10年間、同じ種類の他のカエルの存在が確認されていないオスのカエルがいました。その雄のカエルは、ロミオ」と名付けられ、孤独なまま、ボリビアの博物館で飼育されていました。研究者らは、そんな哀れな「ロミオ」のために、森の中を懸命に探し回り、このたび、ようやく、数匹の同じ種類のカエルを発見することができました。研究者らは、その中でも、美しい目をした一匹の雌をパートナーに選択。「ジュリエット」と名付けて、花嫁にしたということです。幸せな日々を過ごして、寂しかった10年を取り返して欲しいですね。

2019.02.16 | Saturday
計り知れないこと。

何を考えているのか、人の行動は他人には計り知れない事もあります。アメリカ南部のフロリダ州。とある駐在所に、29歳の女性が一人、忍び込みました。女性は、よほど空腹だったのか、警察官の夕食を平らげて、そのまま逃走。ところが、空腹が満たされて油断してしまったのかもしれません、自分の身分証明書が入った財布を置き忘れ、これが手がかりとなって、すぐに逮捕されてしまいました。女性が侵入した当時、たまたま、駐在所には誰もいない状態でしたが、設置されていた監視カメラには、女性が侵入してから警察官の夕食を平らげるまでの、およそ45分間、その様子が、しっかり、収められていました。しかし、女性が、一体、何を目的に侵入したのは分かって居ないと言う事です。

2019.02.09 | Saturday
木の上にドロン!!

昨今、上空からの撮影や荷物の運搬など、何かと重宝されているドローンですが、アメリカ・マサチューセッツ州では、ドローンを扱っていた女性が、誤って、ドローンを木の上に引っかけてしまいました。周囲に人はいないし、自分で取ろうと、木に登り始めたのですが、高さ9メートルの所で、全く、身動きが取れなくなってしまいました。困った女性は、助けを求めて娘や友人を呼び続けたのですが、これを聞いた近隣の人々にはフクロウの鳴き声かと間違われる有様。1時間後、ようやく警察や消防署が駆けつけて、はしご車で救助されたと云う事です。とにかく、無事で何よりでした。

2019.02.02 | Saturday
ニャンへのメッセージ。

スギ花粉などにアレルギーのある人にとって、なんとも悩ましい季節になってきましたが、夜な夜な、妙な声で鳴く猫たちの声も聞こえてくる季節でもあります。増える野良猫を思って心配している猫アレルギーの人もいらっしゃるのではないでしょうか。先日、とある韓国の大学で、猫アレルギーなどの被害の申告を受けた学生会が、キャンパス内をうろつく野良猫に宛てて張り紙を掲示したそうです。内容は、「立ち入りは,ご遠慮下さい」と言うもので、猫と言うよりむしろ、餌付けする猫好きの学生らをやんわり注意するのが目的。張り紙には、「愛嬌を振りまくのは、キャンパスの外だけでお願いします。」とも書き添えされ、学内を和ませて居ると云う事です。

2019.01.26 | Saturday
おとしだま?

今が旬で、広島を代表する食べ物と言えば牡蠣。初詣に宮島の厳島神社を訪れた方も少なくないかと思いますが、参道を歩くと、店先から、牡蠣を焼くおいしそうな匂いが、漂って来ますよね。さて、ニューヨークの、あるオイスターバーでの事です。男性が昼食を楽しんで居ると、突然、歯の詰め物のような食感がしました。思わず取り出して見ると、これが、なんと、真珠。専門家の話では、食用の牡蠣から真珠がみつかるのは、極めて珍しい事だとか。それはともかく、男性の食べた牡蠣から生まれた真珠は、日本円にして、およそ22万円から45万円の高価なものだったようで、男性は、また真珠が見つけられるかどうか、運試しのために、また店を訪れると語っています。

2019.01.19 | Saturday
再会。

今から70年前の1949年。インディアナ州の病院で、当時19歳だった女性が女の子を出産しました。しかし、病院は、この女の子の母親が未婚であったことを考慮し、「死産だった」と、告げたのです。こうした事は、当時としては珍しいことではなかったそうですが、果たして、二人は生き別れとなり、女の子は児童擁護施設に預けられました。後に、養父母に育てられた女の子は、物心ついてからずっと産みの親を捜し続け、70歳を目前にした先日、ようやく、DNA検査などから、フロリダ州に住む89歳の女性を特定。念願の対面を果たすことが出来た二人は、涙を流すばかりだったと言う事です。よかったですね。

2019.01.12 | Saturday
「中の人」。。。

ロシアの国営テレビが、ロボット工学に関するフォーラムのニュースの中で、人型のロボットを紹介しました。しかし、放映直後から、ロボットが披露した踊りが不自然だと、インターネット上で疑問の声が相次ぎました。さらにその後、タブレットなどを装着したコスチュームから顔を出した男性の写真まで報じられ、いわゆる、「中の人」の存在が決定的に。何のためにそんな事をしたのかはわかりませんが、まあ、、何かそれなりに深い深い事情でもあったのかも?しれませんね。。

2019.01.05 | Saturday
雪合戦の合法化

みなさん、子供の頃って、雪合戦、好きでしたか?アメリカ西部、コロラド州の、とある町では、人や建物などに「石や飛び道具」を投げることを禁じた条例があります。その町の町長さんは、社会科見学に訪れた子供たちに、その条例は「雪玉」も対象だと説明。そして、この条例の改正に挑戦してみないか?と促したところ、9歳の少年が署名を集めて議会で提案し、「雪合戦の合法化」に成功しました。少年は町で一球目の合法的な雪玉を投げたということです。何でもダメではなく、そこに疑問を持つ。そして行動に繋がったわけですから、社会科見学が生きた社会学習になりましたね!

2018.12.29 | Saturday
おまけ付き。

落とし物が戻って来ると、なんだか、得した気分になるものですが、これにおまけが付くとなると、もっと、嬉しいのではないでしょうか。アメリカの中西部、サウスダコタ州に住むある男性は、飛行機の中で財布をなくしてしまいました。それから一週間後、男性の元に、一つの郵便物が届きました。開けてみると、落としたあの財布。中には、当時の現金がそのまま入っていました。そればかりか、無くした時の現金60ドルに加えて40ドルが入っていて、添えられたメモに、「現金をちょうど100ドルにして置いたよ。これで財布が戻って来たお祝いをして。楽しんで。」と書かれていたという事です。ワオ-、どんな拾い主なのでしょう。

2018.12.22 | Saturday
奪われた友人。

南太平洋に浮かぶ島、イースター島。チリ領のこの島を有名にしたのは、なんと言っても"モアイ像"です。このモアイ像について、先日、島の知事らがイギリスの大英博物館を訪れ、所蔵しているモアイ像の変換を正式に求めました。現在、大英博物館に所蔵されているモアイ像は、高さ=およそ2、4メートル、重さ=およそ4トン。今から150年前の1868年、
ビクトリア女王に献上するため、島から持ち出された物で、「ホアハカナナイア」という名前がついています。「ホアハカナナイア」とは、「奪われた友人」を意味するのだとか。イースター島では、以前からこのモアイ像の返還を要求していて、今回の訪問で、知事らは「少しの間だけでも返して欲しい」と強く要望したと言う事です。

2018.12.15 | Saturday
代替。

フィリピンの旅客機の女性客室乗務員が、機内で、粉ミルクを切らした母親に代わって、赤ちゃんに授乳し、話題になりました。この赤ちゃん、空腹を訴え、機内で泣き叫び始めたのですが、母親が粉ミルクを切らしてしまっていた上に、機内にも粉ミルクの置きがありませんでした。9か月前に出産していた女性客室乗務員が、この様子を見て、自分の母乳を与える事が唯一の方法だと考えたようです。本来、代理の授乳は感染症などの恐れがあるため、歓迎できる行為では有りませんが、9か月の子の母親でもある女性客室乗務員にとって、空腹を訴える赤ちゃんをそのままには出来なかったのでしょう。赤ちゃんの母親も、女性客室乗務員の申し出を承諾し、授乳。赤ちゃんは、すっかり、満足したように、眠りについたと言う事です。

2018.12.08 | Saturday
離婚パーティー。

アメリカ・テキサス州に住む43歳の女性が、14年間の結婚生活にケリをつけるため、家族や友人を招き、離婚パーティーを開催しました。分かれる時も結ばれる時と同じ新たな人生の旅立ち。みんなに見届けてもらいたかったのかも知れませんね。彼女は、会場近くの畑に、14年前に着たウエディングドレスと爆薬を置き着火。轟音と共にドレスが炎に包まれると、見守る家族や友人は、拍手と喝采で女性を祝福したそうです。ウエディングドレスを寄付するなどの方法を考えなくも無かったようですが、女性は、ドレスを爆破した事について、「うその象徴だったから、燃やしてしまいたかった」と話していたと言う事です。

2018.12.01 | Saturday
長寿の秘訣。

昨今、ご長寿さんが多い中、その秘訣は人ぞれぞれです。ただ、今からご紹介するアメリカ西部のアリゾナ州に住む女性は、ひょっとして、メキシコ料理が関係しているのかも知れません。先日、106歳の誕生日を迎えた彼女は、地元のメキシコ風料理のファスト・フード店が大のお気に入りで、既に8年も通い続けています。そんな彼女のことを常々、「驚くべき事」と、称えているお店のオーナーが、長寿のお祝いにと誕生パーティーに会場を提供しました。その日、彼女は飾り付けられた店内に満面の笑みを浮かべて入り、家族や友人に囲まれて、タコスなどの料理を楽しんだと言う事です。この女性の長寿の秘訣は、こうした人々のおかげでもあるのかも知れませんね。

2018.11.24 | Saturday
育メンペンギン。

南極大陸周辺の島々に生息するペンギンたち。その中に、ジェンツーペンギンと言う種類のペンギンがいます。体長が75㎝から90㎝くらいという、かなり大き目のペンギンですが、手と言うか羽根というか、それを目一杯に広げて、オレンジ色の足で歩く姿は、とても可愛くて、人気のあるペンギンです。そんなペンギンが、オーストラリア・シドニーの水族館でも飼育されているのですが、このほど、一組のペアが卵を温め、ひな鳥を誕生させました。驚くのは、このペアがオス同士だということ。水族館の職員は「ひな鳥はか弱いから、ちゃんと、餌を与えるのがとても大切」と、オスの同士のペアの子育てを、じっと、見守っていたそうです。しかし、異性のペアの場合と、ほとんど差が無いそうで、一生懸命、雛に餌を与える責任を果たしているということです。ペンギンにも育メンが居るのですね。

2018.11.17 | Saturday
夫婦の夢

アメリカ・ミシガン州の、とある町にある一軒のピザ屋。その味を求めて通う常連客の中に、一組の夫婦がいたのですが、二人は、およそ360㎞離れた別の町に引っ越して行ってしまいました。そして時が経ち、ある日突然、夫婦の家族からピザ屋に電話が入りました。「末期ガンを患っている夫が、最後に、もう一度、あの店のピザを食べたい」と言って、とても行きたがっていたと云う内容のものでした。それを聞いたピザ屋は、一も二もなく、配達を快諾。片道およそ3時間半をかけてピザを届けたそうです。お店の好意に、妻は「世界で一番のピザを届けてくれた」と、感謝したそうですが、夫は、配達の日から、しばらくして、息を引き取ったということです。

2018.11.10 | Saturday
課長の重責。

ロシアのカリーニングラード州は、リトアニアとポーランドの間に挟まれた、いわゆる、ロシアの飛び地です。このカリーニングラード州に、ゼレノグラーツクという町があります。自称=「ロシアで最も猫を愛する町」とかで、町には猫の像が設置さている他、町の紋章にも猫が加えられています。そんな町が、およそ70匹いる野良猫の面倒を見る「猫課長」を募集。これに80人が応募し、審査の結果、住民の女性が採用されて「猫課長」に任命されました。新しく課長となった女性は、野良猫の面倒見ることについて、「私だけでは無理なので、住民の助けを借りることになる」と、町民に協力を呼びかけているという事です。

2018.11.03 | Saturday
レオくん、おてつだい。

アメリカのユタ州で、2歳の男の子=レオ君が、両親が大事に保管していた封筒を、シュレッダーにかけてしまいました。その封筒の中に入っていたのは、両親が1年をかけて貯めたお金1060ドル。日本円にしておよそ12万円の現金は、スポーツの年間チケットを購入するために、二人がコツコツと貯めたものでした。その大事な封筒が無くなったとあって、夫妻は家中を探し回ったのですが、みつかった時には、シュレッダーの中で細かく裁断された状態でした。そんな事とは知りもしないレオ君、日頃から、両親が郵便物をシュレッダーにかけるのを手伝っていたようで、自分一人でやってみたくなったとのではないかとみられています。これには夫妻も苦笑い、この後、レオ君がシュレッダーに近づくのを禁止したそうです。

2018.10.27 | Saturday
思いがけないこと。

アメリカ・フロリダ州はオーランドに住む女性が、20年前、当時4歳になる孫娘のために、児童書のセットを注文しました。しかし、一向に送られてくる気配はなく、月日だけが過ぎてゆきました。孫娘も児童書を読む年齢をとっくに過ぎ、結婚して、現在は5歳の男の子の母親になっています。そんな女性の元に、20年の時を経て、ようやく、注文した児童書が届きました。メディアによると、郵便局の古い集荷箱の中に、届けられるはずの小包がひっかかったまま放置されていたのだとか。孫娘には間に合いませんでしたが、女性は、「ひ孫への読み聞かせには間に合ったわ」と話していて、ひ孫は児童書を楽しんでいると言う事です。

2018.10.20 | Saturday
白いベール

ギリシャ西部の海岸で、地元の人々を驚かせる異変がおこりました。いつもの見慣れた海岸に、およそ300メートルにわたり、突如、真っ白いベールを被せられたかのような光景が現れたのです。海岸の木々やボートなども、すべて、ベールの下。実は、この真っ白いベールの正体は、大量のクモの糸。当時、ギリシャでは高温多湿の日々が続いていたそうで、そのため、クモの餌となる羽虫が増え、折しも、クモの繁殖期と重なった事でクモが大発生、この幻想的な光景へと繋がったようです。専門家によれば気温が下がれば羽虫がいなくなり、日常の風景が戻ってくると言うことですが、小さな生き物たちも、環境の変化を敏感に感じ取っているようです。

2018.10.13 | Saturday
愛しのニコール。

カナダの大学に通う、ある男子学生は、大学のバーで、ニコールという名前の女子学生に出会いました。男子学生はこの女子学生の事が忘れられず、翌日、彼女から教わった番号に連絡を入れてみました。ところが、記憶に間違いでもあったのか、出た相手は全くの別人。これで、どうしても逢いたいという想いに拍車がかかり、ついに、彼は、学内のニコール246名全員に、「また逢いたい」とメールを送信しました。これが、ちょっとした騒ぎになり、メールを受信したニコールたちは、フェイスブック上で、グループを結成するまでに発展しました。男子学生が会いたかった本物のニコールは、こうした動きが切っ掛けで,本物探しの騒動を知る事となり、二人はめでたく再会したと言うことです。

2018.10.06 | Saturday
縁。

人と人とが、不思議な縁で結ばれていると感じることは、時々ありますよね。28年前、アメリカ西部のカリフォルニア州で一人の男の子が生まれました。男の子は未熟児だった為、当時、担当した看護師も注意深く見守ったようです。そんな男の子が、今度は、自分が生まれた小児病院に医師として勤務。当時担当だった看護師も、28年前と同様に働いていて、二人は、期せずして、同僚となりました。その事が分かったのは、すでにベテランの域に達した看護師が、当時、未熟児で生まれた男の子の名前を覚えていたことから。「あなたが、あの時の男の子なの?」と言ったかどうか、思わぬ再会を喜んだ看護師は「ご褒美みたいなものね。」と、話していると言う事です。

2018.09.29 | Saturday
存続の危機

日本では、高齢化や過疎化で、限界集落が増えているといいますが、アメリカでも同様の問題を抱えている所があるようです。ノースダコタ州にある、ルソという村は、自治体として成立するために必要な最低限の人数=3人しか住んでいない、州で最も小さな村。60年前、村の主な産業だった穀物関連設備の生産が終了してから、人口が減り続け、ついには3人になったそうです。しかし、この夏、86歳だった村長さんが亡くなってから人口は二人に。いよいよ村として存続の危機に直面、
残された住民の二人は、村に郵便箱を持っていた男性に打診し、村長として迎えることになりました。男性は「物事を衰退させたくない」と、妻と二人で移住してくるそうです。一挙に倍の人口になり、賑やかになりそうです。

2018.09.22 | Saturday
マルタ島の丸太まつり。

地中海に浮かぶ島=マルタ島の海岸で、伝統的なコンテストが開催されました。それは、斜めに立てかけられた丸太を駆け上がり、先端に取り付けられた旗をつかみ取るコンテスト。簡単そうではありますが、斜めに立てかけられた丸太の長さは16メートル、表面には15リットルのラードがたっぷりと塗りたくられ、まさに、つるつる状態。参加者は、そんな丸太を駆け上り、先端に取り付けられた鮮やかな3本の旗を取ろうというのですから大変。バランスを崩して海に飛び込む人が続出、大いに会場を湧かせたそうです。数人が軽い怪我をしたそうですが、子供の頃から参加している男性は、「怖がらないのがコツだよ」と、話していたということです。

2018.09.15 | Saturday
そりゃないよ。。

ロンドン北部、一羽のオウムが、屋根から下りられなくなりました。羽根があるのだから、飛べばいいだろうにと思ってしまいますが、飼い主は、消防署に救助を求めました。要請に基づき、オウムの救助にやって来た消防士。すると、飼い主が、オウムに「愛している」と声をかけるようアドバイスしました。言われた通り、消防士が「愛している」と声をかけると、オウムは同じ言葉で応じましたが、その直後、消防士に向かって「失せろ!」と一言。これには、さすがの消防士も、「口が悪いね」と苦笑いしたとか。飼い主はオウムの無礼に恐縮し、後に、オウムが感謝の言葉を話す動画を消防士に送ったという事です。

時に、神様は人の願いに、耳を傾けて下さるようです。アメリカ南部ジョージア州に、大学進学を切望する一人の女性がいました。しかし、彼女の母親は障害を抱え、家計が苦しく、進学後の当面の生活費のめどもつかない事から、進学を諦めるしかないのかと悲嘆に暮れていました。奇跡でも起きてくれないかと、必死の思いだったのでしょう。女性は、「神様、助けてくさい」とメッセージを書き、それを風船にくくりつけて飛ばしましたところ、風船は、20キロ彼方で、とある牧師の手に渡りました。メッセージに込められた悲痛な思いを読み取った牧師は、女性への援助を申し出ました。そして、寮生活に必要な冷蔵庫なども女性に届けられたそうです。女性は牧師への感謝を胸に、輝かしい大学生活をスタートさせたと言う事です。

2018.09.01 | Saturday
76羽の子ガモ。

アメリカの中西部に位置するミネソタ州。この州にある湖、ベミジ湖で、あるカメラマンが写真を撮っていたところ、1羽の母ガモが沢山の小ガモを引き連れて水面を進んでいるのを目撃しました。数えてみれば、76羽。そもそも母ガモが孵化させる事が出来る卵の数は12個程度が限界だそうで、76羽もの子ガモが、全部、母ガモの実の子たちである可能性は低いと云う事です。とはいえ、カモは群れの中で子育ての経験が豊富な年長の母ガモに子供を預ける習性が有るため、撮影された母ガモも、親戚の子らを一緒にあずかって保育している可能性があると云う事です。撮影した写真家も、最初は数の多さに驚いたということですが、子ガモの成長を見守るのも楽しみだとも語っているようです。

2018.08.25 | Saturday
ロバたちの負担

エーゲ海に浮かぶ、ギリシャのサントリーニ島。港から市内までは、赤茶けた断崖をリフトで登って行くのですが、島の観光名物は、ロバや馬の背に揺られながら階段を上っていく方法。しかし、最近は、このロバたちに異変が急増し、これに対応するため、ロバの品種改良も始まっているということです。異変は、海外から訪れる観光客に太り気味の人が増えたのが原因で、彼らを乗せて600段近くの階段を上るロバたちの負担も増えるばかり。過労から脚を痛めてしまうケースが続出し問題になっているようです。そこで、より頑丈なロバを造ろうと、品種改良も始まったと言う事なのですが、これに反対しているのがロバの愛護団体、「どんな形にせよ、ロバを観光に利用することは勧められない」と、疑問の声を上げているそうです。

2018.08.18 | Saturday
正直がいちばん。

アメリカ・ボストンに住む26歳の女性が経験したお話です。彼女は、証券会社に口座を設けていました。ある日、その口座に、とてつもない金額のお金が入金されました。110万ドル、日本円にすると、およそ、1億2000万円です。この降って湧いたような幸運に大喜び。大きく夢をふくらませた女性でしたが、全く身に覚えのない入金に、心は揺らぎました。良心に従い、証券会社に連絡を入れて間違いを指摘したところ、同姓同名の別人の口座と降り違えてしまった証券会社側のミスが発覚。すぐに、入金自体が取り消されてしまいました。この間、わずか、10分間程度の億万長者でしたが、「夢がかなった」と、けなげに言う女性、現実ならどれほど良かったでしょうね。

2018.08.11 | Saturday
失格。。

アメリカ西部に位置するワシントン州で、みずから捕らわれの身となってしまった、泥棒がいます。この泥棒、盗みの目的で、ある施設に侵入しました。それは、参加者が手がかりを探して脱出を試みるという、いわゆる「脱出ゲーム」の施設。男は、こっそり、裏口のドアを壊して侵入、冷蔵庫からビールなど盗んでから、再び、裏口から逃げようとしました。ところが、侵入する際に壊したはずのドアが、どうしても開きません。こんなはずでは・・・と、悪戦苦闘したものの、結局、ドアは開かず、彼は、自ら警察に通報、助けを求めるはめになりました。施設のオーナーは、脱出できずに通報したのは、あきらかな「失格」だと話して居ると云う事です。

2018.08.04 | Saturday
カモメが千鳥足・・?

イギリスの南西部に位置するデボン州。そして、その周辺地域で、ふらつきながら歩くカモメが相次いで見つかり、話題を呼びました。当初、カモメたちがふらついて歩くのは、細菌に感染した為ではないだろうかと疑われましたが、調べて見たところ、原因は醸造会社の廃棄物。カモメたちが、この廃棄物を餌として食べてしまったことから、アルコールに酔い、千鳥足状態だったようです。動物愛護団体の職員は、「大半は吐いたら回復するようだ」と話していますが、カモメが放つアルコールの匂いのせいで、救助に使った車の中は、「まるでパブ」みたいだと、困惑気味に話していたということです。

2018.07.28 | Saturday
すばらしい結末。

カナダの首都=オタワ。予定されていた音楽祭の為、ステージを設営する準備が始められようとしていました。その矢先、予定地の近くで、千鳥が巣を作っているのがみつかりました。中には卵が産み付けられ、親鳥が暖めている最中。当地では、巣と卵の移動には環境当局の許可が必要で、しかも、親鳥が新しい環境に適応できるように配慮しなければならないとなっています。そこで、音楽祭関係者は、許可を取った上で、会場設営に向け、少しずつ巣を移動させて行きました。その甲斐あって、無事、雛が誕生。この話題は、現地で話題となり、関係者も「すばらしい結末だ」と、胸をなで降ろしていたと云う事です。

2018.07.21 | Saturday
インドのねずみ小僧。

時代劇全盛の頃、「ねずみ小僧」と呼ばれる盗賊が、悪者からお金を奪い、役人の手を逃れ、貧しい人たちに配ると言う映画やドラマがありました。インドにも「ネズミ小僧」がいるようですが、こちらは本物の「ネズミ」。貧しい人にお金を配るような働きは出来なようです。インド北東部に位置するアッサム州にある町で、銀行のATMが故障しました。修理に出向いた担当者がATMを開けたところ、中には、細かく切り刻まれた大量の紙幣。その紙幣に埋もれるように、一匹のネズミが倒れていました。電気系統に接触し、感電でもしたのでしょうか。かじられた紙幣は総額で、およそ124万ルピー=日本円にして200万円程。警察は、「ネズミが相手ではどうにも」と、お手上げの様子だということです。

2018.07.14 | Saturday
お買い得??

アメリカ・カリフォルニア州にあるゴーストタウンが、丸ごと売りに出されました。価格は、およそ1億円。町丸ごとの広さが、東京ドームの26個分もあるそうですから、ゴーストタウンとは言え、お買い得かもしれません。何しろ、ホテルや教会など、22の施設が残っている上、19世紀には、銀の採掘などで栄えたと云うのですから、ひょっとすると、まだ、どこかに、銀の鉱脈が横たわっているかも知れません。そうなれば、1億円は、確かにお買い得ですが、不動産業者の、「最盛期には殺人事件が週に1件起きた」などと云う物騒な話を聞けば、例え、そこが西部開拓時代の一部であったとしても、二の足を踏んでしまいそうです。

2018.07.07 | Saturday
埋蔵金。

イギリス南部で、床下から大量のポンド紙幣が発見されました。場所は、かのチャーチル首相も愛したと云われる、当時、衣料品店として使われていた建物の中。古くなった建物の解体作業でもおこなわれていたのでしょうか、建物の床下から、第2次世界大戦時代のポンド紙幣が、大量に出てきました。日本円にして、およそ2億2000万円にもなると云う事ですから、見つけた人もびっくりしたでしょうね。地元警察が調査をしていますが、所有者は分かっていないようで、一部では、大戦で混乱する中、誰かが財産を隠したのではないかという見方も出ています。後で取りに来ようかと思っていながら、果たせなかったのかも知れませんね。

2018.06.30 | Saturday
思い出の指輪

アメリカ・マサチューセッツ州で、若き日の思い出を語る指輪が、60年ぶりに、贈り主の元に戻って来ました。贈り主は、現在、80歳。彼が19歳の時にガールフレンドに贈った、学校の記念指輪でした。そんな指輪が、およそ60年を経て見つかったのは、宝探しが趣味という別の男性が、偶然、見つけたもので、場所は、彼が卒業した学校ではなく、別の学校の敷地内にある丘の上。そこにどんな物語があるのか、想像が広がりますが、指輪が帰って来てしまった事は、
切ない恋の結末を物語っているとも言えます。それでも彼は「戻って来て嬉しい」と話して居るそうです。

2018.06.23 | Saturday
お気軽すぎ??

欧米の人々は、比較的、気軽にタトゥーを入れていれるようです。スウェーデンで、ある女性が、自分の腕に、愛する息子の名前を入れようと、彫り師のところに行きました。彼女の息子の名前は「ケビン」。早速、彫り師は、彼女の腕にその名前を彫り始めたのですが、どうしたことか、綴りを間違え、「ケルビン」と彫ってしまいました。取り返しの付かない事に、女性は怒ることもなく、他にはないユニークな名前が気にいったと、逆に、息子の名前をケルビンと変更してしまいました。タトゥーも気軽なら名前の変更も気軽です。女性は最近生まれた娘の名前も彫る予定だと言うことですが、これに彫り師は「紙に書いて、1万回以上確認する」と語っているということです。

2018.06.16 | Saturday
有終の美

長年続けてきた事を、「もう、やめよう」と思うきっかけは、人それぞれだと思いますが、「できるなら、有終の美を飾りたい」かも知れませんね。アメリカ・オハイオ州に住む男性は、28歳の時からゴルフを始め、93歳の今、キャリア65年の大ベテラン。そんな男性が、ある日「今回きりで、もう、ゴルフをやめよう」と心に決めコースにでました。今日で終わりと思うと、一打、一打に、いつも以上に気持ちがこもったかも知れません。なんと、距離152ヤードの3番ホールで、なんと、生涯初めてホールインワン。打ったボールが、カップに吸い込まれるのを見た男性は、思わず、畏敬の念に駆られたということです。

2018.06.09 | Saturday
ワン!!ダフル。

アメリカ・アリゾナ州の、とある住宅で、ワンダフルな出来事がありました。その出来事というのは、住宅にあるプールで、一匹の犬がおぼれかかり、必死に水面をかいていました。その様子を見ていたもう一匹の犬が、意を決したように、プールにダイブ。おぼれかかった犬の後ろに回り、後ろから押すようにして、プールサイドに這い上がらせました。この救助劇の一部始終が防犯カメラに写っていたことから話題を集め、アメリカメディアは、「友を救った英雄」などと伝えています。かたや、二匹の犬の飼い主は、「優しい心をもっていたわね」と、しみじみ、語っていたと云う事です。犬は上手に犬かきして泳ぐと思っていましたが、溺れる犬も居るのですね。

2018.06.02 | Saturday
導かれるままに。。

ロシア中部にある幼稚園で、ひ孫を迎えに来ていたお年寄りの女性が、うっかり、別の女の子を自宅に連れて帰ってしまうと言う出来事がありました。ひ孫かそうじゃないかぐらいは分かりそうなものですが、連れ帰った女の子は、自分のひ孫と同じ名前。しかも、この女性は、普段は掛けている眼鏡を、ひ孫を迎えに行った時に掛けていなかったようで、自宅に帰って来て眼鏡をかけ、初めて間違いに気付いたと言うことです。連れて帰られた女の子も、知らない人が迎えに来て、うろたえそうなものですが、大人しく女性の自宅まで付いてきて、夕食を食べたり犬と遊んだりして、つかの間の滞在を満喫したということです。

2018.05.26 | Saturday
夢はかなえられる。

何かを始めるに当たって、「遅すぎる」と云う事はないようです。今年96歳になるメキシコ人女性。彼女は、幼い頃、家業である農業を手伝うため、学校に行くことが出来ませんでした。そんな彼女ですが、92歳の時に一大決心をして読み書きを学び始め、成人向けの小学校と中学校のプログラムを終了。そして更には上をめざし、このたび、高校に入学しました。制服を着て初めて登校した女性は、「素晴らしい日だわ」と語り、ひ孫のような年下の同級生と一緒に学びながら、幼稚園の先生になる日を夢見ていると言う事です。

2018.05.19 | Saturday
泣きっ面にハチ。。

ロシア・モスクワ郊外の空港で、ちょっとした災難に遭った女性がいます。それは、空港の荷物引渡場所での事でした。彼女が、飛行機に搭乗する際に預けた、ペットの犬が入ったカゴが出て来るのを待っている時のことでした。ようやく、見覚えのあるカゴが運ばれて来て、やれやれとばかりにそのカゴを手に取ろうとしたところ、不運なことに、足元が滑って、ベルトコンベアーの上に転倒してしまったのです。起き上がることも出来ず、無情にも、ベルトコンベアーに乗ったまま、彼女は荷物室へ逆戻り。不注意と言われればそれまでですが、さらに、彼女は、空港の荷物輸送システムに損害を与えたとして、罰金まで科されたと言うことです。

2018.05.12 | Saturday
愛の花。

何かを愛する気持ちは、やがて、大きな花を咲かせます。ベルギーの首都=ブリュッセル。この町に住む29歳の男性は、自分の住む町の道路が荒れたまま放置されている事に、とても、心傷めていました。他の人たちは気にならないのだろうかと考えた彼は、人々注意を引こうと、道路のくぼみに花を植える活動を始めました。時間をみつけては、花と土と水を遣るジョウロを持って町を歩き、道路にくぼみを見つけると、そこに花を植えて歩いたのです。その活動は話題となり、ある日、花を植えたくぼみが補修されていました。それを見た時、彼は「とてもうれしかった」そうです。

2018.05.05 | Saturday
九死に一生

事故処理などの職務中に、事故に遭ってしまう警察官もは少なくありません。まさに命がけの職務遂行ですが、先日、オーストラリア南部の沖合で、プレジャーボートの抜き打ち検査をしていた二人の警察官が、巨大なサメに遭遇するという出来事がありました。そのサメは、体長4.5メートルから5メートルはあろうかという大物。警察官たちが乗っていたのはゴムボートで、一時、追いかけられる場面もありましたが、なんとか逃れることが出来たようです。ゴムボートには、飲酒探知機などが積まれていたとかで、警察当局者は、「サメは呼気検査には気乗りがしなかったようだ」と話しているという事です。

2018.04.28 | Saturday
茄子一本が。。

悪い事とは分かっていても、その時、その場では、そうせざるを得なかったと云う事情もあったりします。2009年、イタリアで一人の男性が、畑のナスを一本、盗みました。当時、49歳だった彼は無職、食べ物を買うお金もなく、「空腹の子どもに食べさせたかったのだ」と訴えたのですが、ナス1本でも盗みは盗みと云う事で、逮捕されてしまいました。そして、起訴された彼には禁錮5か月、罰金500ユーロ=日本円にしておよそ6万5千円の判決が申し渡されたのでした。これを不服とした彼は、9年間に亘って法廷で戦い続けました。結果、上訴を受けた最高裁判所が、男性の財政事情を考慮して、無罪判決。なお、これまでにかかった100万円程度の裁判費用は税金で賄われると云う事です。

2018.04.21 | Saturday
働きたくないから。。

アルゼンチンの北部の町=サルタ。この町の税務署で働く60歳の男性が、自分の名前である「セルヒオ」を「セルヒア」という名前に変更して話題になっています。「セルヒオ」は男性名で、これを女性名にすると「セルヒア」になるのだそうですが、なぜ彼はそんな事をしたのでしょうか。理由は、もう働きたくないから。アルゼンチンでは定年が、男性の場合65歳で、女性は60歳。彼はこの制度を利用し、身分証明書の上で女性を名乗り、5年早く退職したかったようです。社会保障局は、男性が定年退職の手続を開始した場合、法的に妥当かどうか調べるということです。

2018.04.14 | Saturday
勇気がいりそう。。

かつて、今ほど食生活が豊ではなかった頃、時に高価な食事に有り付いたりすると、「こんな物を食べたら口が腫れる」なんて言い方をしていたようですが、先日、ポルトガルで開かれた展示会で、まさに、そんなチョコレートがお披露目されました。どれほど、高価かと言うと、価格は7728ユーロ。日本円にして、およそ、100万円で、世界一高価なチョコレートとして、ギネス世界記録にも認定されました。チョコレートはダイアモンドの形をしていて、表面は金箔で覆われ、中には、白トリュフやマダガスカル産のバニラが練り込まれているそうです。たしかに口が腫れてしまいそうなこのチョコレート、いったい、誰が口にするのでしょう。お金も必要だけれども、勇気も要りそうです。

2018.04.07 | Saturday
ワラビーちゃん。

オーストラリア南西部には、クアッカワラビーという、カンガルー科の動物がいます。まさにワラビーの一種で、体長は40~50センチ、ちょっとみると、ネズミにも似ていて、可愛いらしくて、人なつっこい事でも知られています。先日、オーストラリア西部、パース沖にある島で、サイクリングを楽しんでいた女性が、自転車を降りて休んでいると、一匹のクアッカワラビーが彼女の自転車に近付き、そのペダルを嘗め始めました。よほど気に入ったらしく、目を閉じて脚でペダルを押さえ、もう、嘗めるのに無我夢中。女性も、「靴に残った木の実の味がしたのかしら」と、その様子に驚きながらも、クアッカワラビーを嘗めるように見ていたようです。

2018.03.31 | Saturday
ヤギのマジシャン。

アメリカ・ケンタッキー州に不思議なヤギがいて話題を呼んでいます。と云うのも、このヤギは、なぜか、高速道路の脇などに頻繁に出没。「事故に遭ったりしないだろうか」と、その姿を目撃した人たちから、警察に、保護を求める連絡がたびたび、入って来るらしいのですが、まるで、それを察知したかのように、警察が到着する頃には姿を消してしまっているのだそうです。そんなことから、ヤギには、脱出芸で知られた伝説のマジシャンに因んだ名前もつけられ、地元では、ちょっとした、名物に。フェイスブックには、このヤギのページもつくられていて、目撃者が撮影した写真も次々にアップされていると云うことです。どこからか逃げ出して来たのでしょうか。

2018.03.24 | Saturday
南米の忠犬ハチ公。

南米のアルゼンチン北部の都市で、12年前、ある男性が亡くなりました。彼は、一匹のジャーマンシェパード系の雑種の雄犬を飼っていたのですが、彼が亡くなった後は、何処に行ったのか、姿を消していました。ところが翌年、男性が埋葬された墓地に住み着いているのが発見されました。犬は、毎日6時になると飼い主の墓の側に寄り添うように座り込んでいて、
その姿が町の人たちの共感を呼び、マスコミにも取り上げられました。年々歳老いていくこの犬を動物保護団体などが世話をしていましたが、近年は病気を抱え、体も衰弱、とうとう先日、死んでしまったそうです。地元では、まるで"日本の忠犬ハチ公"のような犬を偲んで、銅像を建てようという動きも出ているという事です。飼い主は、この犬を可愛がっていたんでしょうね。

2018.03.17 | Saturday
列車は宝を運ぶ。

ロシア北部に位置するムルマンスク州。そのムルマンスク州には、人口がわずか50人という小さな村があります。そんな小さな村に、長距離急行列車が停車することになりました。理由は、村の14歳になる一人の少女を乗せるため。少女は、列車を使うと、およそ1時間かかるという町の学校に通っていて、通常は、スクールバスを利用しています。ところが極寒で村に通じる道が凍結しスクールバスが運行不能になったのです。村の大切な財産でもある少女が学校に通えないという事態に、地元当局はロシア鉄道と交渉。ロシア鉄道がこれを受け入れ、人口わずか50人の村に急行列車が停車することになったそうです。

2018.03.10 | Saturday
ヤギのキャディーさん。

人は昔、田畑を耕すために馬や牛を使い、近年では、犬やサルたちを訓練して目や体の不自由な人たちの介助に一役買ってもらっています。そして今度は、アメリカ・オレゴン州にあるリゾート施設が、今年の夏から、なんと、ヤギをゴルフ場のキャディーとして起用する事にしたそうです。施設側の話によりますと、「ヤギ達は、この施設で生まれ育っている為、
ゴルフコースは熟知している」ということで、「プレーヤーに決して悪いアドバイスはしない」と自信満々。ボールやクラブだけでなく、飲み物なども背負って運ぶそうですが、ヤギではなく、カートではダメなのでしょうか。第一、ボールが在らぬ所へ飛んだ時、「ファー」じゃなく「メー」ではどうにも・・・

2018.03.03 | Saturday
眉いじり。。

アメリカ西部・ワシントン州の、とある保育所での事です。ここに通う2歳の女の子の母親が、「娘の眉毛が勝手に整えられた」と抗議し、保育所の運営側と州が調査に乗り出しました。訊くところによると、被害にあった女の子の眉は一本眉。
つまり、眉と眉の間に毛が生えていて、まるで眉が一本になっているようなのですが、ある時、母親が保育所に迎え行くと眉の間の毛が無くなり、そこの皮膚が赤くなっていたそうです。母親は、「ワックスで処理された」と激怒し、抗議したということですが、同じ保育所に通う男の子の眉毛も勝手にいじられたそうです。一本眉が気になってしかたのない先生がいたのでしょうか。

2018.02.24 | Saturday
これは夢??

イギリス中部を走る列車の中で、一人の女性が電話をしていました。23歳の女子学生である彼女は、母親に、経済的に苦しい実情を相談していたのです。学生とは言え23歳の彼女は、そんな事を言いたくはなかったかも知れません。反面、苦しい胸の内を吐露して、少しほっとしたのではないでしょうか。少しまどろんで目覚めると、膝に掛けていた紙ナプキンの下に、100ポンドがあるのを見つけました。聞くとはなしに、彼女と母親のやりとりを聞いていた乗客が、彼女が眠って
いる間にそうしたのではないかと見られています。感激した女子大生は、「誰が置いて行ってくれたのか分からないけれど、本当にありがとうと伝えたい」と、涙ながらに話したそうです。

2018.02.17 | Saturday
ガマンしないで。

この季節、花粉症を煩って居る人は、大変です。くしゃみ、鼻水、目のかゆみに肌荒れなどなど、症状もいろいろ。一つでは収まらないのが難儀な所ですが、こと、くしゃみに関しては、我慢や遠慮なんかしない方が好いようです。というのも、イギリスで、34歳の男性が、くしゃみをこらえた結果、喉を傷めるなどして入院するはめになりました。男性は健康に問題はなかったのですが、ただ、くしゃみが出そうになったので、咄嗟に鼻をつまみ、口を閉じたところ、首に衝撃を感じ、
喉にも異常を来したと云う事です。風邪を引いた場合も要注意ですが、医者は、ティッシュがなければ、代わりに、腕で受け止めるなどして「くしゃみをがまんしないで」と、呼びかけています。

2018.02.10 | Saturday
動物福祉。

世界有数の観光立国=スイス。数多くの観光客が訪れ、アルプスの眺望を楽しんだり、チーズフォンデュやワインに舌鼓を打つことでしょう。そんなスイスでは、動物福祉の観点から、ロブスターなどの甲殻類を生きたまま熱い鍋に入れたりする調理方法を、禁止する事に決めたそうです。どうやら、その調理方法だとロブスターなどの甲殻類が痛みを感じるのではないだろうかというのがその理由。欧米のメディアによりますと、失神させてから茹でるなど、ロブスターが「痛みを感じない」方法を勧めているということです。こうした方針に、一部の生物学者から「甲殻類の脳は、人間と違い、感じ方は誰にも分からない」と言う意見も出ているそうです。

2018.02.03 | Saturday
アヒルのペッグ。

アメリカ・アーカンソー州の中学生が、片足を失ったアヒルのために、3Dプリンターを使って義足を製作しました。「ペッグ」と名付けられたアヒルが、その片足を失うきっかけとなったのは、亀に足を噛み千切られてしまったため。噛み痕は炎症を起こし、ペッグが成長するに伴い、ひどくなっていきました。そんなペッグを哀れに思ったのでしょう、中学生は、学校の研究室で3Dプリンターを使って義足の製作に取り組みました。あれこれ、およそ30回もの修正を繰り返し、漸く、義足は完成。新たな足をもらったペッグは他のアヒルと変わらず、歩いたり走ったりできるようになったそうです。

2018.01.27 | Saturday
がんばれ!ダイエット!

イスラエルの路上で、太ったハリネズミが10匹ほど見つかり、動物園に保護されました。地元メディアなどによりますと、つかまったハリネズミのうち、雄の一匹は、平均体重の2倍もあって、その重さは1.6キログラム。歩くのも困難な状態だったと云う事です。ハリネズミたちの肥満の原因は、野良猫のために置かれたキャットフードを食べていたためではないかと考えられています。キャットフードは、彼らには、ハイカロリーすぎるのかも知れませんね。ともあれ、動物園に保護されたハリネズミたちは、健康のために、ダイエットに励んでいると云う事です。がんばれ!

2018.01.20 | Saturday
お年玉?

起こるべくして起こる事件はあるものです。フランスはパリの空港で、ホームレスの男性がゴミ箱を漁っていたところ、どうした事か、事務所のドアが開けっぱなしなっていることに気付きました。中には誰もいる様子がなく、ただ、袋が2つ置かれたままでした。ゴミでも漁るように袋の中を見ると、入っていたのは現金。男には、まるで、盗って下さいと言わんばかりに置いてあると思えたのかも知れません。袋二つをそのまま持ち去りました。中には、合わせて、およそ30万ユーロ=日本円にしておよそ4000万円もの現金が入って居たと云う事です。そんな現金を置いて、なぜ、事務所のドアが開いたままになっていたのか、捜査当局は男の行方を追っているそうですが、はたして、捕まったでしょうか。

「酒は飲んでも、飲まれるな」とは、よく言ったもので、酒に飲まれた人の行為は、とかく、はた迷惑である場合が多いようです。モスクワ発チューリッヒ行き飛行機のビジネスクラスに、一人の40代女性が乗り込みました。彼女は、この時、すでに酔っていたのか、落ち着きなく通路を歩きまわり乗員に暴力を振るなどしました。さらに、シャンパンのお代わりを要求すると、これを乗員が拒否したことに腹を立て、機内で大暴れ。このため、飛行機はドイツのシュツットガルトに緊急着陸し、女性をドイツの警察に引き渡しました。女性は5000ユーロ=日本円にしておよそ67万円の罰金を支払ったということです。ファーストクラスにしておけば良かったかも。

2018.01.06 | Saturday
酔っ払いねずみ。

アメリカ・フロリダ州にある一軒の酒屋に迷い込んだフクロネズミの話です。フクロネズミはお腹を空かし、きっと、食べ物を探して、店の中をチョロチョロ走り回ったのでしょう。はずみで、棚からバーボンのボトルを落としてしまいました。その瞬間、まわりにバーボンの香りが、フォワっと漂った事だと思いますが、その香りに誘われ、どうやら、フクロネズミは味見をしたようです。店の人がフクロネズミを見つけた時、割れて空になったバーボンのボトルの側で、まるで酔っぱらいの様にフラフラして大量の涎を垂らしていたそうです。フクロネズミは、親切な店の人によって保護施設に運ばれ、酔いを覚まして数日後に解放されたということです。

2017.12.30 | Saturday
道しるべ。

周りは、どう考えてもそれは「いい方法ではない」と思うのですが、本人は、「とても、いいやり方」だと思い込でしまう事が良くあります。中国の江蘇省(こうそしょう)で、ある男性が取った行動もその一つかも知れません。彼は、交差点の車道に、勝手に、矢印を書き込んだのです。恐れを知らない身勝手な行動は、ばっちり、監視カメラが捕らえていて、映像には、彼が白いペンキを使い、左折レーンに「直線」の矢印を描き込んでいる様子が映っていました。なぜそんな事をしたのか、理由は通勤バスが渋滞に巻き込まれるのにイライラしていて、左折する車が無ければ通勤がスムーズになると思ったのだそうです。なんとまあ、事故に繋がらなくてよかった。

2017.12.23 | Saturday
年末の大掃除???

来年にむけて、年末、大掃除を始めないといけませんね。いらない物の整理もと考えている人もいらっしゃるかと思いますが、分別など、きちんと処理しましょうね。ニュージーランドのオークランドで、とある住宅地の空き区画に、一軒の家を、そのまま捨てた不届き者が現れ、管理業者はおかんむりです。誰かが住めるような状態ならまだしも、その家は荒れ果てていて、殆ど価値のないもの。誰かが処理に困って空き区画まで運び、そのまま放置したと見られています。業者は、「家の解体費用を浮かせたかったのだろう」と、おかんむりで、情報提供者には、1000ニュージーランドドル=日本円にしておよそ7万7千円を支払うと話しているということです。

2017.12.16 | Saturday
外交官ロレンス。

中東・ヨルダンのイギリス大使館で働いている外交官が、ツイッターで人気を呼んでいます。その外交官の名前はロレンス。名前の響きからしても、何となく、イケメンを想像してしまいそうですが、実のところ、ロレンスは保護施設から引き取られた猫なのです。白い体に黒い模様が入ったロレンスは、幸運な事に、保護された上に、イギリス大使館の外交官としても採用されました。主な任務はネズミの捕獲、こうした情報を大使館がツイッターで発信したところ、フォロワー数が5000人を超え、イギリス国民からも注目されています。この活躍ぶりに、大使館の幹部は、「ロレンスを通じて、本当のヨルダンの姿を伝えたい」と、話しているということです。

2017.12.09 | Saturday
名裁き。

アメリカ・ハワイの裁判所が、ある罪を犯した男性に、一風、変わった罰を与えました。30歳のこの男性は、交際相手の女性と分かれた後も、しつこく彼女と連絡を取ろうとしました。我慢の限界に達した女性は裁判所に訴え、果たして、裁判所は男性に対して、もう、女性に連絡をしないようにとの命令を下しました。しかし、男性はそれを無視。元カノの女性に、不快なメッセージを送り続けました。その数=144回。再び、裁判に掛けられた男性は、女性裁判官から「不快なことを行った分だけ、彼女に素晴らしい事を言いなさい」と諭され、144日の間に同じ数だけ褒め言葉を書くという罰を科されたそうです。人を悪く言うのは簡単ですが、褒めるのは、なかなか、難しい事ですけどね。

2017.12.02 | Saturday
たとえ、水鉄砲でも。

人間、驚いたり、慌てたりしていると、冷静な判断が出来ないようです。アメリカのマサチューセッツ州で連続銀行強盗事件が起こりました。被害総額は、およそ1万ドル=日本円にすると100万円余り。被害額の方はともかく、突如、強盗に入られたら銀行員は驚くはずです。訓練をしていても、そして、例え、強盗が持っていたのが水鉄砲でもです。現に、犯人の裁判では、銀行員が「本物の銃に見えて、死ぬかと思った」と証言しています。これに対し、強盗を働いた男の弁護士は、水鉄砲を使ったのは誰も傷つけないようにするためだったとして、より軽い刑を求めていましたが、しかし、結局の所、男には最長10年の禁固刑が言い渡されたということです。

2017.11.25 | Saturday
彼女の専用機。

イギリス北部のスコットランドに住む女性が、大変珍しい体験をしました。彼女は、幸運にも、ギリシャのクレタ島へ向かう旅客機の搭乗券を、わずか46ポンド=日本円にしておよそ6900円で手に入れました。そして、クレタ島での時間に思いを馳せながら搭乗すると、驚いたことに乗客は自分一人。旅客機は、まさに、彼女の専用機でした。出発前には機長が女性の隣に座って挨拶し、飛行中も機内アナウンスで、女性の名前を呼びながら外の景色を説明してくれたということです。乗務員とのおしゃべりも楽しんだという女性は、「夢のような時間だった」と、とても喜んでいたそうです。こういうことって、一生体験できそうにありませんけどね・・・。

2017.11.18 | Saturday
ザリガニ検査。

黄金のビールの発祥地とされる、チェコのブルゼニュ。良質の水と麦に恵まれ、1000年の歴史を誇るそうですが、ブルゼニュに限らず、チェコのビールは有名です。そんなチェコのビール醸造所が、醸造に使う水の汚染検査のために、ザリガニを飼い始めたそうです。検査はザリガニを、ビールの醸造に使うものと同じ水を入れた水槽で行い、水槽には、ザリガニの脈拍や動きを監視する装置が設置されているそうです。ザリガニに変化があれば、数分以内に検出できるということで、醸造所の所長は、「ザリガニは、わずかな水質の変動にも反応するからね。」と話し、検査装置に自信を持っているようです。

2017.11.11 | Saturday
食欲の秋・・・。

食欲の秋、いつも以上に食欲があって、我慢するのも大変です。しかし、人間、あまりに空腹だと、かえって食べることに貪欲になり、時として、問題を起こしてしまう場合もあるようです。アメリカ、ニューヨーク郊外のレストランや消防署で、現金だけでなく、食べ物が奪われる空き巣が相次ぎました。この空き巣、よほど空腹だったのか、消防署からホットドックを盗んだ後、レストランに侵入し、何かを作ろうとしたようです。ただ、調理の痕跡から、失敗してあきらめたようで、調理されていない状態のイングリッシュマフィンや調理の必要のないフルーツサラダが食べられていたと云う事です。半端なく空腹だったのでしょうね。

2017.11.04 | Saturday
渋滞でも・・。

慢性的な交通渋滞に悩まされているというインドネシア。そんなインドネシアで、先日、大統領を乗せた車が大渋滞に巻き込まれてしまいました。その日は、ジャワ島で記念行事が開催されるというので、大統領を乗せた車も、その会場に向かっていました。ところが、バイクさえ前に進めない状態で時間ばかりが過ぎ、関係者がハラハラしていると、会場まであと3キロと言う所で、大統領が「車を降りて歩こう」と提案。炎天下の中、大統領自ら歩き始めると、国防相らもこれに続いて歩き始めたということです。信号を赤にして、大統領の車を優先的に走らせる、なんて事はしないのですね。

2017.10.28 | Saturday
タイムトラベル・・。

「酒は、飲んでも、飲まれるなと」という言葉があります。その魔力に飲み込まれる人がいるからでしょうか。アメリカのワイオミング州で、深夜、公共の場で泥酔したという疑いから、逮捕された男性がいます。泥酔だけでは、ひょっとして、逮捕まではされなかったのかも知れませんが、その時、男性は「異星人が来年、町にやってくる。私は住民に警告するため、2048年からやってきた」と、まるでSF映画のような話をし、酔っぱらった理由に、「タイムトラベルをするにはアルコールで体内を満たすしか方法がなかった」と訴えたと云う事です。そんなこんなで、あえなく逮捕されたのですが、酔いが覚めた時にも、同じ事を言うのでしょうか。真偽は、およそ30年後にわかるのですが・・・

2017.10.21 | Saturday
WHY・・?

どうして、そんなことに?と、頭を捻りたくなる事があります。スイスのジュネーブで、ある銀行と、近くのレストラン3軒のトイレが、大量のユーロ紙幣で詰まる事件がありました。詰まっていた紙幣の金額は、およそ10万ユーロ。日本円にして換算すると、1300万円に相当する額です。紙幣はもちろん本物で、どうやら、ハサミのようなもので切られたもよう。レストランが警察に通報すると、弁護士が現れてトイレの修理費を弁償したと言うことです。検察当局は、紙幣を流してトイレを詰まらせたことについての動機に関心はないが、「金の出所を確かめたい」と話しているということです。それにしても誰が弁護士を雇ったのか、なぜトイレに流したのか知りたい気分。

イギリス中部に位置するコベントリー。ロンドンまで電車で1時間というこの街で、ある日、動物保護団体事務所に一本の電話が入りました。内容は、娘のベッドの下に体長20センチ程の大きなトカゲが居て、怖いから何とかならないかと言うものでした。すぐに、担当者が駆けつけ、明かりを手に、恐る恐る、トカゲが居るというベッドの下を覗いたところ、そこにあったのは、トカゲではなく、女の子の靴下でした。かなり汚れていて、しかも長い間ベッドの下にあったようです。動物愛護団体の担当者は、「10代の若者の典型的な寝室だ」と話し、二度と怖い思いをしないよう、女の子の部屋の掃除を勧めたということです。

2017.10.07 | Saturday
ハリケーン夫婦?

少し前、アメリカで、巨大なハリケーンが、たて続けに猛威を振いました。記憶に新しいその名前は、「ハービー」と「イルマ」。アメリカでは、こうして、ハリケーンに男女の名前をアルファベット順につけていますが、それが、偶然にも、ある一組の夫婦と名前が同じになった事で話題になりました。アメリカ西部、ワシントン州に住む、104歳のハービーさんと92歳のイルマさんご夫妻です。偶然とは言え、甚大な被害をもたらしたハリケーンと同じ名前に、少々、困惑気味だったそうですが、二人は、1942年に結婚して以来75年、ハリケーンの様な暴雨風とは無縁の、極めて穏やかな生活を送って来ていると云うことです。

2017.09.30 | Saturday
怪盗シスターズ

アメリカ・ペンシルバニア州のある銀行に、白昼堂々、女二人組の強盗が押し入りました。女性の強盗というのも珍しいのですが、なんと、二人は、キリスト教のシスターの衣装を身にまとって登場。一人が、けん銃を振りかざして現金を要求したものの、銀行員が警報を鳴らしたため、驚いた二人は、何も取らずに逃げ去ったということです。FBI連邦捜査局は、ベールで髪を覆い、顔の一部を頭巾で隠した二人の写真を公開、行方を追っていると云う事です。地元メディアは、シスターに扮した女二人の事件を、まるで、映画のような話だと評しています。二人は教会に逃げ込んでたりして・・・・

2017.09.23 | Saturday
寛大であれば・・。

一つのミスが、時として、重大事を招くこともあれば、逆に、幸運をもたらすこともあります。アメリカ・メリーランド州で、27歳の男性が宝くじを買う為、売場に向かい、窓口で「2種類のくじを一つずつ下さい」と、伝えました。ところが、店員は、間違って、2種類のくじを2つずつ渡してしまいました。「2種類のくじを一つずつ」と言ったつもりの男性ですが、そのまま、渡された2種類のくじを2つずつ購入。すると、このうち、1種類の2つ目が5万ドル=日本円にして、およそ550万円の大当たり。大喜びの男性は、当選金を住宅資金などに充てると云う事です。人のミスも大きな気持ちで受け入れると、幸運が舞い降りるのでしょうか。

2017.09.16 | Saturday
大物ゲット!?

アメリカ・フロリダ州であった、冗談のような本当の話です。大西洋に面したある岸壁で一人の男性が釣りをしていたところ、泳いで近付いてきた女性が、やおら、釣り糸を咥え、泳ぎ去って行きました。魚にでもなったつもりなのでしょうか。通報を受け駆けつけた保安官が調べると、女性は22歳で泥酔状態。それで海に入って、よく、心臓麻痺にならなかったものですが、女性は保安官に手錠を掛けられようとした時にも、保安官を罵り、暴言を浴びせ続けたそうです。地元のメディアは、「大物が釣れた」という見出しで、この逮捕劇を伝えたと云う事ですが、当の釣り人は、とんでもない大物に大迷惑だったでしょうね。

2017.09.09 | Saturday
急がば泳げ。

通勤や通学の途中、交通渋滞にあっている人は多いのではないでしょうか。毎日の事で慣れているとは言っても、つい、いらいらしてしまいがちです。そんな交通渋滞に嫌気がさした一人の男性が、ある方法を考えつきました。ドイツ南部のミュンヘンでビヤホールに勤める彼は、なんとか交通渋滞を避けて通勤できないものかと考え、ふと、思いついたのが町を流れる川を泳いで通勤する事。通勤の際には、ウエットスーツを着込み、パソコンや着替えの服は、防水のバッグに入れて川に入ります。時によって流れの速度が違って、かかる時間も一定ではないようですが、それでも10数分、バスに乗るより職場に早く着けるとご満悦だそうです。寒くなってきたら、どうするんでしょうね。

2017.09.02 | Saturday
とっても便利。

世の中には、様々な自動販売機がありますが、先頃、フランス西部のある島では、生牡蠣の自動販売機が登場しました。この自動販売機は、「牡蠣の販路を拡大したい」との思いから、地元の牡蠣養殖業者が設置したということです。飲み物の自動販売機と同様に冷蔵機能を備えていて、お金を入れると、大きさや種類は様々の、複数の牡蠣が入った箱が出てくる仕組み。価格は周辺の店と同じで、鮮度を保つために、商品は毎日入れ替えられています。島を訪れた観光客は、「真夜中でも買えるし、鮮度も素晴らしい」と話しているということです。

2017.08.26 | Saturday
大捜索!!

アメリカ・コロラド州に住む4歳の女の子のお話です。女の子は、最近、コロラド州にある家に越して来たばかり。慣れない家で、子どもながら、不安もあったでしょうし、ぐっすり、眠ることも出来なかったのでしょう。そんなある日、女の子は、夜遅く、家族が寝静まって居る中、何か、物音がするのに気付きました。思いあまって、警察官に「家にお化けが居るかもしれない」と相談。すると、やさしい警察官は、女の子と一緒に家の中を捜索してくれました。幸い、お化けは見つからず、女の子もホッとしたようです。この事に、母親は、「警察官が子どもに注意を払ってくれる町に住めて有り難く思う」と感謝していたと云う事です。

2017.08.19 | Saturday
生まれ変わり。

カンボジアの村に住む74歳の女性の話。彼女は、生後およそ5か月の子牛を、亡くなった夫の生まれ変わりと信じ、家の中で一緒に生活しているそうです。彼女の夫は、すでに、1年以上前に亡くなっているのですが、子牛のすること全てが、
「生前の夫の仕方と同じ」と話していて、子牛に家の中で餌を食べさせている他、夫が使っていた枕のある床に寝かせて居ると言うことです。この事がネット上で話題となり、毎日、多くの見物客が、その様子を見に訪れていると言うことです。不思議な事ですが、思い込めば、疑いもなく、それがそうだと思えて来るもの。彼女が夫だと信じて疑わないなら、誰も、
それをダメだなんて言えませんよね。

2017.08.12 | Saturday
旅するビール・・・。

先日、オーストラリアで、ある男性が、メルボルンに行く為に、国内線の飛行機を利用し、その搭乗手続で、冗談半分、缶ビール1本を荷物として預けました。缶ビール一本でも預かって貰えるのか、手元に戻って来るか、誰かに飲まれてしまうか、あるいは、何かの都合で詮が空いてしまうか、いろいろ興味があったのかも知れません。そして、飛行機はメルボルンに到着。男性が荷物の引渡場所で待っていると、果たして、荷物タグのついたビールが、ベルトコンベアーで運ばれて出てきたそうです。その様子、ちょっと、かわいいかも。男性によると、缶ビールは、完璧な状態だったという言うことです。

2017.08.05 | Saturday
主役は・・・。

トルコのある会場で、クラシックコンサートの演奏が行われている最中、一匹の大型犬が迷い込んできました。ゴールデンレトリバーと見られるその犬は、会場で飼い主とはぐれてしまったのか、あるいは、素知らぬ顔で、会場に入って来たのか・・・・。あげくに、ステージに近寄ると、まるで、その日の主役のように、舞台袖から、演奏まっただ中のステージ中央に進み出ました。大きな犬の登場に、気付いた観客からは、笑い声と拍手が起きましたが、犬は、それに驚くこともなく、前列の演奏者の足元に座り込むなり、じっと、演奏に聞き入っていたと言うことです。ひょっとして、飼い主はクラシック音楽をよく聴いている人なのかも知れませんね。

2017.07.29 | Saturday
災難??

予測不能、まさかと思うような事は、得てして起こるものですよね。中国・上海(シャンハイ)の国際空港で、80歳の女性が、フライトの安全を祈って、航空機に向かって投げたコインが、トラブルを巻き起こしました。この80歳の女性が投げたコインは、9枚。幸運を祈ったはずでしたが、うち1枚が、運悪く、エンジンの内部に入ってしまったのです。安全検査のため、乗客=およそ150人が機体から降ろされ、出発が大幅に遅れてしまいました。80歳の女性も、まさか、こんなん事になるなんて、思いもしなかったでしょうけれど、女性は地元の警察に連行されたということです。

2017.07.22 | Saturday
ビールを求めて・・・。

先日、フィンランド南部のロシア国境近くで、イギリス人4人がロシアへ不法侵入し、拘束されるという事件がありました。イギリス人4人は、地域で開催されていたオリエンテーリング大会の参加者で、不法侵入の理由はビール。というのも、フィンランドに比べ、ロシアでは、お酒の値段がかなり割安。オリエンテーリングで喉が渇き、ビールでも飲みたいと思ったのでしょうか。つい、ふらふらっと、歩いてロシア側に入った4人は、およそ15分のロシア滞在中に、缶ビール数本を空けたということです。ロシアへ不法侵入した罪でフィンランド当局に拘束された4人は、罰金を科される見通しですが、結果的に、フィンランドで飲んだ方が安かったという事になるかも知れませんね。

2017.07.15 | Saturday
クールビズ。

暑さが続くイギリスで、一人の男性が半ズボン姿で出勤したところ、職場のドレスコードに違反しているという理由で、帰宅させられてしまいました。「女性のスカートは許されるのに、なぜ、男性が半ズボンではいけないのか」不公平だと腹を立てた男性は、母親のドレスを着て、職場に戻りました。この勇気ある?抗議が効を奏したのか、職場では、七分丈のズボンであれば良いと認められることに。帰宅を命じられた男性は、「それなら、まあ」と、納得したのかも知れませんが、インターネット上では、コールセンターで働くこの男性が、「顧客と直接対面するわけではないのに・・・」と納得のいかない意見も載せられているということです。

2017.07.08 | Saturday
夢なら醒めるな..。

電話のかけ間違いや、メールのうっかり送信ミス。された側には、迷惑な話ではありますが、こんな間違いなら大歓迎かも知れません。アメリカでのこと、長年に渡って北米プロアイスホッケーのチームを応援している夫婦の携帯電話に、ある日突然、知らない人からメッセージが届きました。内容は、日本円にしておよそ3万6000円のチケットを無料で提供するというもので、夫婦は、この夢のような申し出に大喜び。早速、メッセージの送り主に連絡すると、誤って送信された事が判明しました。がっかりした二人でしたが、メッセージの送り主が、本来、送信するはずだった相手に連絡をしたところ、2枚が不要になったと言うので、チケットは、夫婦に提供されることになったそうです。夢なら醒めるな、というところですかね。

2017.07.01 | Saturday
グッド・アイデア??

来月8月、ドイツで、恒例となっているヘビーメタルの音楽祭が開催される予定です。毎年、7万5000人の観客が集まるそうですから、警備や交通量、駐車場や宿泊施設、またゴミの問題やらと、何かと準備が大変だと思われます。中でも関係者を悩ませているのが、期間中に消費されるビールの確保。一人当たり、約5リットルの7万5千人分となれば、半端ではありません。例年、ビールの入った大量の樽をトラックに乗せて運び込んでいましたが、このために道路がずいぶん傷んでいたようで、今年は、ついに、パイプラインで輸送することになりました。主催者は、厳しい衛生基準を守らなければならないが、道路の傷みは軽減されると語っていると言うことです。

2017.06.24 | Saturday
閉店ですよー。。

アメリカのフロリダ州で、コンビニに買物に来た女性が、店内に閉じ込められてしまう騒ぎがありました。女性の入ったコンビニが、閉店間際だったところにもってきて、そうとは知らずに入ってしまったのが騒動の始まり。女性は、目的の誕生日カードをあれこれ見て、支払のためにレジに向かったのですが、そうこうしている間に、店は閉められてしまっていました。そのため、レジに近付いた女性にセンサーが反応し、防犯用の扉が出入口を封鎖、サイレンが鳴り響きました。女性は泥棒と間違われては大変と、自ら警察に通報、救出されました。身長180㎝の女性は、なぜ店員が自分に気付いてくれなかったのかと、困惑していたそうです。

イギリス・スコットランドの大学生の話です。彼は、ある現代美術展で、会場の片隅に、ちょっとした遊び心で、ごく普通のパイナップルを置いて去りました。すると数日後、そのパイナップルがガラスケースにおさめられ、芸術作品として展示されていました。彼は、パイナップルを見た人々が、それを芸術作品と思い込むかどうか試したかったようで、ガラスケースに収められたパイナップルを見て、笑いが止まらなかったということです。ともあれ、大学生の遊び心に感じ入った美術展の主催者側は、そのまま作品として展示し続ける事に決めたそうです。ちなみに、この美術展は、「まわりを見直してみよう」というテーマのもとに開催されていたと言うことです。

2017.06.10 | Saturday
支払いはヤギで。

子どもたちの教育は、国の将来にとって、とても重要な事です。アフリカ・ジンバブエの初等・中等教育相が、子どもの授業料を払えない親に対し、ヤギやヒツジなどの家畜や労働による支払を認める考えを表明。部下の高官も「授業料が払えないからといって、生徒の受け入れを拒むべきではない」と述べています。喜ばしい事なのですが、ヤギで学校は運営できないという否定的な意見も出ていて、ある保護者は、みんなが家畜で授業料を納めたら、お金をどのように工面するのかと強調したということです。授業料が払えない親は、生活の糧であるヤギやヒツジなどを手放してでも子どもに教育を受けさせたいのでしょうけどねえ。

2017.06.03 | Saturday
アメージング。

今からおよそ7か月前の昨年11月、一人のアルゼンチン女性が交通事故に遭いました。その時、彼女は妊娠中、頭に大怪我を負ったことから昏睡状態に陥りましたが、、お腹の子供は奇跡的に助かりました。それから1か月後、クリスマスイブの夜に、彼女は、昏睡状態のまま、帝王切開で男の子を出産。そして数ヶ月、その事実を知らないまま眠り続ける彼女に、奇跡が起きました。長い昏睡状態から目覚め、初めて我が子をその腕に抱くことができたのです。今では、息子の成長とともに、質問に応えたりできる程に回復していて、家族はまさに「奇跡だ」と喜んでいると言うことです。

2017.05.27 | Saturday
ファインプレー!!

アメリカの大学野球でも、多くのマスコット達が応援に花を咲かせるようです。フロリダ大学のマスコットはワニのアルバート。そのアルバートが、先日、行われた試合の中で、人命救助の大活躍をしました。それは、たまたま、アルバートが観客席で観戦している時のこと、隣に座って居た少年に向かってボールが飛んできました。「危ない」と思ったアルバートが、とっさに、少年に覆い被さるようにして抱きつくと、ボールはアルバートの顔面を直撃。弾みで、アルバートは仰向けに倒れてしまい、それを見た少年が、今度は、アルバートの心臓をマッサージしてお返しをしたということです。アルバートの好プレーに賞賛の声が上がったということですが、少年のプレーも素晴らしい。

2017.05.20 | Saturday
ジョークのつもりが・・・

心の中でツイートするだけでは、こんな事は起こらなかったでしょう。アメリカ・カンザス州立大学に通うある女子学生は、某飲料メーカーの炭酸飲料が大好物です。その余り、ツイッターで「自宅にその炭酸飲料が出る噴水が欲しい」と投稿。すると、当メーカーから、実際に炭酸飲料の噴水がプレゼントされたのです。プレゼントされた噴水の装置は、高さが1.8メートルを超えるもので、容量はおよそ19リットル。これに、女子学生は「ジョークだったのに」と、大興奮。
プレゼントしたメーカーの担当者は、「商品がどう表現されているか、ソーシャルメディアを常に見ている」と語っています。

アメリカ・オハイオ州に住む8歳の男の子は、夜、お腹が空いて、どうしても、ハンバーガー・ショップのチーズバーガーが食べたくなりました。両親は寝ているし、「連れ行って」と起こせば、叱られるかも知れない。そこで思い浮かんだのは、「父親の乗用車でお店に向かう」事でした。男の子は、動画サイトのユーチューブで運転の仕方を学ぶと、4歳の妹を車に乗せて出発。就寝中の両親には気付かれませんでしたが、子どもが車を運転しているのを目撃した人たちが警察に通報。
二人は、自宅から1・6キロ程離れた所で保護されてしまいました。男の子は、交通ルールは守っていたようなのですが、運転はいけませんね。

2017.05.06 | Saturday
100歳の誕生日

アメリカ・ニュージャージー州に、32年間勤めていた空調会社で100歳の誕生日を祝ってもらった男性がいます。彼は、97歳になるまで勤務して居たそうですから、逆算すると65歳から勤めていたことになります。そんな彼が100歳を迎えるに当たって、会社は、1日だけの復帰を企画。バースデーケーキと大きな拍手で迎えられた彼は、「引退したくなかったんだ」と話し、1ドル(日本円にしておよそ110円)の報酬で、15分だけ働いたそうです。97歳まで頑張った彼も、そんな彼を雇っていた会社も、サポートしてきた職場の人も、皆、素晴らしいですね。

アメリカ・フロリダ州マイアミの裁判所であったお話です。ある男性弁護士が、放火事件の公判で、被告の最終弁論を行っていたところ、弁護士のズボンのポケットが、突然燃えだし、裁判が中断される騒ぎとなりました。アメリカのメディアによりますと、原因は、ポケットに入れていた電子タバコの電池の過熱。弁護士は、すぐに、トイレに駆け込んで火を消し止め、幸いなことに、怪我もありませんでした。なお、当の裁判で弁護士は、車に放火した罪に問われていた被告の弁護でも
「車が自然発火した」と主張していましたが、有罪判決が言い渡されたということです。

アフリカ西部にあるシエラレオネ共和国。ダイヤモンドが採掘される所として有名で、過去には、その利権などを巡る内戦で5万人が犠牲になっています。そんなシエラレオネで、先日、706カラットのダイヤモンド原石が発見されました。日本円にすると数億円もの価値があるそうなのですが、発見したのは牧師さん。原石は、仲介者を通して、そのまま大統領に渡されたということです。政府は今後、競売にかける予定で、「国全体の利益になる」として、牧師が原石を国外に密輸しなかった事に感謝の気持ちを示したという事です。

2017.04.15 | Saturday
運河に金魚。

オランダ中部の町に住む男性が、「地元の名物になれば・・・」と、運河に金魚80匹を放流しました。オレンジ色の金魚なら、運河でも目立つかも知れませんが、80匹では、あまりにも寂しい。彼は、他のオレンジ色の魚なども一緒に放流しました。これを知った環境保護団体がオランダ当局に申立をしたところ、当局が、「放流が生態系に悪影響を及ぼし、生態系保護を目的とする法律に違反する」と判断。放った魚全てを1か月以内に捕獲するように求めました。彼の、「動物を愛するが故の行為だ」とする主張も通らず、結局、当局の求めに従うつもりのようです。

2017.04.08 | Saturday
新たな宿題。

デンマークの14歳の少年が大発見しました。少年は、学校の宿題で、第2次世界大戦について調べるように言われました。そんな少年の脳裏に浮かんだのが、「大戦中、自宅近くの畑にドイツ軍の飛行機が墜落した」という、家族内での言い伝え。少年は、墜落したと言われている場所を金属探知機で調べ、反応のあった場所を掘り返してみました。すると、家族の話の通り、飛行機の残骸と操縦士とみられる人骨を発見。ドイツの大使館員らが駆けつける大騒ぎとなりました。少年は第2次世界大戦について調べるという学校の宿題は提出出来ましたが、操縦士の身元確認や墜落の原因など、また、新たな宿題が残ったようです。

2017.04.01 | Saturday
親心。

親元を離れて暮らし始めた人もいらっしゃるかと思います。遠く離れた身を案じて、いろいろな物を送ってくる親心。ありがたいことですが、時には、こんなことも。アメリカ・ペンシルベニア州の、男子学生の元に、離れて暮らす母親から、小包が届きました。心躍らせて箱を開くと、中には、ゴミが一杯。何か間違いではないかと思った男子学生は、早速、母親に連絡したところ、母親は「いいえ、あなたが持ち帰るはずのゴミよ」と切り返しました。冬休みに帰省していた間、彼は自分の部屋を散らかしっ放しにし、「大半のゴミは引き出しの中に隠して」学校に戻って来たようです。見つけられて悔しがっている男子学生ですが、基本、片付けは自分で!

2017.03.25 | Saturday
先生は、警察官。

アメリカのオハイオ州での事です。小学生5年生の10歳になる女の子が、算数の宿題を解くのに頭を悩ませていました。そして、ふと思いついたのが地元の警察に助けを求めること。女の子は、「警察ならきっと助けてくれる」、そう思ったようです。早速、フェイスブックを通じて「算数の宿題が分からなくて、困っている」とメッセージを送ってみました。すると警察から問題の解き方を教える返信が届き、大喜び。警察も、しっかり、女の子の信頼に応えたわけですが、残念な事は、女の子が教えてもらった問題の1問が間違っていた事。問題の解き方を書いて返信したのは、42歳の警察官だそうですが、1問、間違っていた事が分かると「得意な科目は歴史だった」と、冗談交じりに言い訳したと云う事です。

2017.03.18 | Saturday
( ;∀;)

イギリス中部に位置する街=レスター。この街に住む18歳の少女は、職を求めて、街にあるレストランのウェートレスの仕事に応募しました。なんとか面接を受けることが出来たのですが、その直後、"嬉し泣き"の顔を現す絵文字入りのメールが届きました。内容は不採用を知らせるものでしたが、それ以上に、相手の不真面目な対応に、「とうていプロフェッショナルとは言えない。とても失望した」と、怒り心頭。これに対して、店側は、メールは支配人に送るはずのものを、誤って少女に送ってしまったと説明、「大変、重く受け止めている」と平謝りしたと言う事です。だいたい、こうしたメールに絵文字はないでしょ。

2017.03.11 | Saturday
意味ないじゃん・・・

お酒を飲んで、車を運転するのは止めましょう。当然のことですが、これを歩行者にも当てはめようと云う所があります。アフリカ南部にあるナミビアの首都=ウィントフーク。ここを管轄する警察は、交通事故にあってしまった歩行者にも、
アルコール検査を実施する考えを明らかにしています。何しろ現地では、交通事故の多くが週末のバーが閉まった後の時間帯に発生していて、これについて警察は、「交通事故の大半の被害者は酔っぱらっていて、道を歩くことに十分に集中できていない」のでは?と、指摘しています。せっかくの発案なのですが、被害者からアルコールが検知された場合、警察がどのように対応するかまでは、明らかになっていないのだそうです。意味ないじゃん・・・・

2017.03.04 | Saturday
羊の国

羊の国=ニュージーランド、その北側にある島で、40年前から続いているイベントがあります。それは、子どもたちが羊を追いかけるというものなのですが、このところ、動物愛護団体などからクレームがついて、主催者を悩ませています。つまり、子どもたちが羊を追いかけまわすのは動物愛護に反していて、政府の規則に違反しているというのです。こうした声に困った主催者は、去年、ウールの袋を代用したそうなのですが、イマイチだったのでしょうか。今年は、羊の代わりに、人に羊の格好をさせてはどうだろうかと考えています。しかし、動物愛護団体は、この新しいアイデアにも批判的だと言う事です。

2017.02.25 | Saturday
甘い蜜?

アーモンドの生産で有名なアメリカ・カリフォルニア州では、その収穫にむけて準備が始まっているようで、各地から、養蜂業者がミツバチたちを連れて、カリフォルニアに訪れています。アーモンドの花の授粉に、一役買うのがミツバチたち。蜂たちが、蜜を求めて、花から花へ飛び回り、授粉の手助けをするのです。そのため、先日もモンタナ州から、ある養蜂業者が、巣箱488個と19万匹の蜂を連れてカリフォルニアにやってきました。ところが、宿泊先で、その全てを盗まれてしまいました。人の蜂で、一儲けしようとしたのでしょうか、現場には犯人が使ったと思われるトラック2台分のタイヤの跡が見つかったということですが、甘い汁を吸うのは蜂だけにして欲しいものです

2017.02.18 | Saturday
悩み事。

インド南部にある街、バンガロール。インドのシリコンバレーとも呼ばれる大都市ですが、大都市ゆえの大気汚染や交通渋滞に悩まされているそうです。そんな街に住むある男性は、通勤中に、度々、タイヤがパンクすることに頭を悩ませていました。その実、町のパンク修理業者が道路に釘をばらまいているのではないか・・・と云われていますが、はっきりした事は分かっていません。男性は、度重なるパンクに業を煮やし、通勤中に、道路に落ちている釘を拾い集め始めました。それから5年、拾った釘は、合わせて、50キロ以上にもなり、男性は、拾った釘の写真をインターネット上で公開しているということです。

2017.02.11 | Saturday
大冒険。

どこの国の子どもも、親を心配させることにかけては天才的です。ドイツで、4人の子どもを連れた女性が、ベルリンの駅で切符を買おうとして、ちょっと、目を離した隙に、子どもたちが居なくなってしまいました。慌てて探したものの見つからず、警察も乗り出して捜索が続けられ、甲斐あって、うち、三歳になる子一人が、160㎞程離れた町で、警察に保護されました。誰かに付いて行ったのか、それとも、一人で電車に乗ったのか・・・。南へ向かう高速列車の中で、車掌に発見されたということです。幸いなことに、残る子ども三人のうち、二人は駅の近くで発見され、残る一人も、ベルリンの別の駅で無事に見つかったそうです。お母さんと離れて怖くなかったのでしょうか。

2017.02.04 | Saturday
ベルファストからの便り。

イギリス・北アイルランドにある、ベルファストの街であったお話です。一軒の飲食店に、インターネットを通じて、女性からピザの注文が入りました。この飲食店では食事の宅配も行っていて、インターネットで注文をする際、何かあれば書込みができるよう、コメント欄を設けているのですが、ピザを注文した女性は、コメント欄に、「薬を持って来て下さい。お願いです。風邪で死んでしまいそう。」と書き込み、つらい病状を訴えていました。飲食店は、女性の求めに応じてピザと風邪薬を届け、風邪が治った事を教えてくれたら無料で食事を提供すると約束したそうです。そんな飲食店に対し、女性は「あなた方は天使です」と、深く感謝したと云う事です。"イイネ。"

2017.01.28 | Saturday
期待のルーキー。

イギリスで、退役軍人の男性が、仕事を求めて、新聞広告を出しました。内容は、「退屈で死にそうだから助けて・・・」と言うもの。2年前に妻を亡くした彼は、この間、何をする事もなく、誰と顔を合わせる事もなく、まるで、独居房にいるような生活を送っていたようです。2年経って、その生活から抜け出すための職探しだったのかも知れません。そんな彼の思いに応えてくれたのが、イギリス南西部のデボン州にある飲食店。広告主である退役軍人は、すでに、89歳になっていましたが、初めて出勤した際には周囲の人々から拍手喝采で迎えられ、中には、話を聞いて、わざわざ、彼に会うためにやってくるお客さんもいると云う事です。

2017.01.21 | Saturday
神父さんGO!

今、心に抱えている悩みなどは、人に打ち明けることで、気分が軽くなる場合もあります。耳を傾け、適切なアドバイスをくれる人がいれば、なおさらかも知れません。スペインでは、キリスト教徒が今すぐ罪を告白して懺悔をしたいと思った時、なるべく近くにいる神父を探せる携帯アプリが登場しています。このアプリは、懺悔を聴くことが出来る神父を利用者に通知する仕組みで、神父の居場所や名前などが表示されています。スペイン国内では、神父などの聖職者が、すでに、100人以上登録。アプリを開発した側は、「神父は、教会に居るかもしれないし、街の通りや、公園にいるかもしれない」と、説明していると云う事です。

2017.01.14 | Saturday
懲りない人

ポーランド南西部にある町で、ウオッカを飲み過ぎた25歳の男性が、意識を失い、挙げ句に、心停止を引き起こしてしまいました。ウオッカの飲み過ぎで死亡宣告を受けた彼は、そのまま、病院の遺体安置所の、暗く、冷たい冷蔵庫の中に。しばらくして、病院の警備員が、その冷蔵庫の中から物音がするのに気付きました。おそるおそる扉を開けたところ、裸の男性が「毛布を下さい」と、助けを求めて来たそうです。生き返った男性は、体に異常がないかどうか検査を受けた後、再び酒場へ向かったということです。懲りない人です。

2017.01.07 | Saturday
お招きいただいて・・・。

何かと便利な携帯電話ですが、こんな出来事も・・・。アメリカ・アリゾナ州で、自分の孫をディナーに誘おうと思った女性が、孫の携帯電話に、誘いのメールを送りました。ところが、そのメールが届いたのは、自分の孫ではなく、同じアリゾナ州内の別の17歳の少年。女性は、すぐに、間違いに気付いたのですが、間違いメールを受け取った少年からも、すぐに、「僕の分はありますか」と尋ねる返信が届きました。この少年も、なかなかです。女性は、間違いだったと言わずに、「もちろん」と書いて送り返し、自宅に少年を招いてもてなしました。少年が、ツイッターで、このやりとりを公開したところ、女性に「自分も招待されたい」と云うメッセージが600件も届いたという事です。

2016.12.31 | Saturday
生きるということ

野生の生物たちにとって、生きるだけでなく、子孫を残すのも命がけです。アメリカ・アラスカ州の西岸で、2頭のオスのヘラジカが、角を絡ませて倒れ、氷の中で死んでいるのが見つかりました。見つけたのは地元の中学校の教師で、彼の推測によれば、2頭は、メスを巡って、角を突き合わせて闘っているうちに、片方が大怪我。倒れた際、2頭の角が、互いに絡まった状態だったことから、そのまま、身動きが取れなくなり、命を落としたのではないだろうかということです。地元で、50年にわたる狩猟経験を持つ男性は、角をからませたまま氷の中に浮かぶ2頭の状況について、「野生の暮らしが、いかに厳しいかを示す光景だった」と語っています。

2016.12.24 | Saturday
逃げたはいいが・・。

悪いことをして、そのまま逃げ切れると思ったら大間違い。アメリカのオレゴン州で、警察官が、一台の車をとめ、運転していた男に職務質問をしました。悪いことはできないもので、男が運転していたのは盗難車。男は、慌てて、逃走したのですが、そこは深さ、約2メートルの穴の中。男はその場で身動きがとれなくなってしまいました。追って来た警察官が、車に乗っていた犬を先に発見し、助け出したところ、穴の奥から助けを求める男の悲鳴が聞こえてきたということです。警察官は、「我々が助けていなければ、男は死んでいただろうと」と語っています。

2016.12.17 | Saturday
穴掘り名人。

日本では、人が亡くなると火葬されますが、国や地域によって、土葬にする所も少なくありません。土葬の場合、棺の大きさに沿った穴を堀る必要があります。先日、ヨーロッパのスロバキア西部にある町=トレンチンで、亡くなった人を墓地に埋葬する業者が、プロの技を競う大会が開かれました。大会では、墓を掘る早さ、出来映えの美しさが競われ、キャリア15年という、スロバキアの40代の兄弟が優勝しました。兄弟は、深さ1.5メートル、長さ2メートル、幅90センチの穴を、わずか54分で堀り、ポーランドやハンガリーなどから参加した他の10チームを破って優勝したということです。出来映えが考慮されるなんて、ただ掘れば良いというものでは無いのですね。さすが、プロ!!

2016.12.10 | Saturday
再会。

ドイツ西部にある都市=ボン。その町の郊外に、もうすぐ結婚50周年を迎えようかと云う、仲むつまじい夫婦が住んでいました。しかし、半年前、82歳の夫は妻に先立たれてしまい、二人で迎えるはずだった記念すべき金婚式を、一人で寂しく祝いました。そんな彼に、亡き妻からの贈り物のような物が届きました。3年前、ガーデニングをしている最中に無くしてしまった結婚指輪です。生前、妻は「結婚指輪は、きっと、出て来るわよ」と、落胆する彼を励まし続けていたと言うことですが、その言葉通り。無くした時と同様、ガーデニングの最中に、たまたま掘り出したニンジンに、結婚指輪がはまっているのが見つかったそうです。妻と再会した気分だったでしょうね。

2016.12.03 | Saturday
摩訶不思議

時として、誰にも説明が出来ないような摩訶不思議な事が起こるようです。アメリカ・アトランタでのこと。16歳になる男子高校生が、サッカーの試合中に頭を蹴られ、昏睡状態に陥りました。数日後、意識を取り戻すことはできたのですが、
その際、不思議なことに、スペイン語がとても上手になっていたそうです。もともと、少し、話せたと言うことですが、
堪能と言う程ではなく、この突然の「言語収得」に、本人も戸惑っていたということです。ただ、元気を取り戻すとともに、男子生徒のスペイン語は、徐々に、もとの状態に戻りつつあるとか。ちょっと、残念なような気がします。両方とも手に入れることができれば良いのに!

2016.11.26 | Saturday
あなたは天使。

イギリス南東部の、エセックス州に住む女性のお話です。86歳になるこの女性は、週に4回ほど、同じカフェに通っていました。カフェにとって常連客の女性が、しばらく顔を見せていないことに気付いた女性店員は、年齢のことも念頭にあったのではないでしょうか、警察に通報し、女性の家に行って様子を見るように依頼しました。警察が教えられた場所に行くと、女性は浴室でバスタブにはまったまま出られなくなっている状態。訊けば、4日間もの間、閉じ込められたままだったそうです。幸いにも、無事、助け出された女性は、カフェの女性店員とは自宅の住所を教えるほどの仲良し。通報してくれた女性店員を、「天使」と呼んで喜んだと言うことです。

2016.11.19 | Saturday
死ぬまでにやりたい事。。

若い時ほど体が動かなくなって、老いを感じるようになると、残された一日一日が貴重なものに思えて来るのではないでしょうか。アメリカ・ミズーリ州に住む102歳の女性は、終活とでも言いましょうか、「死ぬまでにやりたい事」のリストを作りました。その一つが、"逮捕される"事。彼女の願いを叶えてあげようと、高齢者センターと地元警察が協力して、疑似体験プレゼント。女性は手錠を掛けられてパトカーの後部座席に座ると、初めての経験に「何もかも楽しい」と、大満足だったということです。102歳になるまで、こうした経験をせずに済んだのは、きっと、幸せな人生だったのですね。

アメリカ東部に位置するバーモント州。こちらの州のシャムリン知事は、公務で1960年代の小型機を使っているそうです。整備は行き届いていると思われますが、1960年代と言えば、今から50年以上前のこと。あまりの古さに、知事の前任者の2人の知事は、この小型機に搭乗することを頑なに拒否していたそうです。わかるような気もしますが、シャムリン知事は、「私には(恐怖)と云う遺伝子が存在しない」と、平然と搭乗しているそうです。ただ、ニューヨーク州の知事が会議の際にジェット機で現れた時には、少し、羨ましかったようです。

2016.11.05 | Saturday
恋はもうもく。。

恋をすると真実が見えなくなることもあるようです。ニュージーランドのマナ島で、一羽の雄のカツオドリが、コンクリートで出来た鳥の模型に恋をしてしまいました。地元の環境保護団体の代表によりますと、コンクリート製の鳥の模型は、40年前、鳥の巣作りを促すために設置された物だそうです。島の西側、海抜80メートルの岩が露出した地点に80体が設置され、雄のカツオドリが恋したのは、その内の一つのようです。コンクリートの模型とも知らずに、虜になってしまっているカツオドリの様子に、環境保護団体の代表は「かわいいやつだが、他の群れから追い出されたのだろう」と語っていると言うことです。そうクールに言われると、よけい、哀れに思えます。叶わぬ恋、早く気付いて欲しいな。。

2016.10.29 | Saturday
逆転ホームラン!

思う相手に結婚の意思を、どのような場所で、どのように伝え、また、どのように承諾をしてもらうか、演出はいろいろですが、アメリカ/ニューヨークに住む男性は、場所をヤンキー・スタジアムにしました。野球観戦の途中、時は今かと、恋人に指輪を差し出したところ、緊張で手が震えていたのか、指輪をポロリと落としてしまいました。大きなエラーに恋人がフォローに入り、2人して必死で指輪を探していると、その様子が球場内の大型スクリーンに中継され、周りの観客も捜索に参加。そして、およそ5分、恋人のズボンの裾部分に入り込んで居たのが見つかり、それが場内アナウンスされると、3万5000人程の観客から歓声が上がりました。男性が改めて指輪を渡して、無事に、婚約が成立。逆転ホームランといったところでしょうか。

2016.10.22 | Saturday
アイス売りの男性

アメリカのシカゴで、89歳の男性に起こった話です。彼は、シカゴの町で、20年以上もの間、手押し車でアイスを売り歩きながら生計を立てています。最近、一人娘を亡くしたうえに、妻も闘病中だとか。そんな彼の姿に胸を痛めた客の1人が、インターネット上で支援金を募ったところ、なんと、38万ドル=日本円にして3680万円が寄せられたそうです。男性は、この思いもよらない出来事に、「心から御礼を申し上げたい」と語り、20年以上続けてきたアイス売りについては、止めるかどうか、まだ、決めていないと語ったということです。なんだか、ドラマになりそうな話ですよね。

2016.10.15 | Saturday
子豚の母犬。

昨今、人間世界では子どもを蔑ろにした親たちがメディアを賑わせる事も少なくありません。しかし、動物の世界では、こんな事もあります。キューバでのこと、生後すぐに母親を亡くした子豚たちがいました。お乳を与えてくれる母親がいなくなり、子豚たちは空腹で鳴いていました。その様子が哀れで、どうしたものかと考えた飼い主は、ちょうど、メスの飼い犬が子育て中だったことから、ひょっとして?と、雌犬の元に、子豚と子犬たちを一緒に集めてみました。すると、雌犬は、最初の日こそ、とまどっていたものの、次第に自分から子豚たちにも授乳するようになったのだそうです。今では、子豚たちが雌犬に駆け寄る仲むつまじい様子も見せていて、雌犬は、すっかり、子犬と子豚の、両方の親の顔をしていると言うことです。

2016.10.08 | Saturday
偶然か、必然か。。

アメリカ・アリゾナ州にある女性獣医師の自宅庭に、突然、ヘラジカが現れました。驚いた獣医師ですが、よく見ると、その角にはタイヤと木の枝がぶら下がっています。どうやら、ブランコの一部がロープで角にからみついたようで、可哀想な事に、ヘラジカが動く度に、木の枝が揺れて、顔にぶつかっています。何とか、邪魔なタイヤや木の枝を取り除いてやれないだろうかと思った獣医師。そっと、ヘラジカに近付き、怖がるヘラジカをなだめながら12時間格闘。ようやく、ロープを切り離すことが出来、ぶら下がったタイヤと木の枝も取り除いてやることができたそうです。一挙に頭が軽くなったヘラジカ、まさか、何処に行けば助かるか知っていたワケではないですよね。

2016.10.01 | Saturday
ワンちゃんの国際恋愛。

相手が人であれ動物であれ、情が移ると、なかなか離れがたいものです。客室乗務員として勤務するドイツ人女性は、仕事柄、度々、南米のアルゼンチンを訪れていました。その都度、同じホテルを利用して居た彼女は、ある時、ホテルで一匹の雄の野良犬に出会いました。何度か、餌を与えたり、一緒に遊んだりするうちに、野良犬は彼女が道を変えても後を追いかけて来て、ホテルの玄関で待ち続けるようになりました。可哀想になった女性は、アルゼンチンにある保護団体と連絡を取って、受け入れてもらいましたが、犬はそこからも逃げだし女性を追いかけました。すっかり情が移ってしまった彼女は、
犬をドイツに連れて帰る事を決意。今では、ドイツで一緒に幸せに暮らしていると言うことです。

2016.09.24 | Saturday
瞬時の判断で。。

人が何らかのトラブルに直面した時、その場をうまく乗り越えられるかどうかは、判断一つのように思います。オーストラリア北東部にあるクイーンズランド州へ向かう航空機が、トイレットペーパーを燃やす火を頼りに着陸しました。この航空機は急患搬送用の航空機で、大怪我をした女性を運び出すためにクイーンズランド州に向かったのですが、目的地はかなりの僻地。航空機が着陸できる程の明かりがありませんでした。操縦士は、現地の人に、「トイレットペーパーに油を浸し、滑走路を形作って並べ、航空機が来たら点火するよう」に指示しました。その数、わずか20個という明かりを頼りに、操縦士は見事着陸し、大怪我の女性も、無事に病院に搬送されたということです。

2016.09.17 | Saturday
セレブな恐竜ポーチ。

先日、アメリカを訪問した、シンガポール、リー・シェンロン首相の夫人のお話です。どこかの王族や首相、大統領といった有名な人が、ある国を訪問すると、必ずと言っていいほど、夫人達のファッションが話題となります。リー・シェンロン首相夫人の場合も、ご多分に漏れず、そのファッションセンスが話題に上りました。彼女の場合、アメリカのオバマ大統領夫人の着こなしと比較され、悲しい事に批判に晒されましたが、彼女が携えていた恐竜のイラストをあしらったポーチが目に止まりました。これが自閉症の少年がデザインした物である事が伝わると、批判は一転。注目の的となり、普段4か月かけて売るこのポーチ200個が1日で完売し、デザインした少年も、誇らしげだったということです。

2016.09.10 | Saturday
追跡!!空飛ぶ円盤。

アイルランドの道路に、突如、「空飛ぶ円盤」が現れ、パトカーが追跡する騒ぎがありました。この追跡劇を演出したのは、地元の男性。男性は、動力に2台の電動スクーターを使い、レーザーライトまで装着させて、まるで、「空飛ぶ円盤」のような車を作製。道路を走らせたものですから、パトカーが追跡を開始。この騒動が多くの人の注目を集めることになったワケですが、男性が言うには、この「空飛ぶ円盤」は、「芸術祭に出品するための作品」なのだとか。警察の追跡に対しては、「彼らも私の作品を気に入ってくれたようだ」と話し、話題づくりに一役買ったことになったと、ご満悦だったということです。空飛ぶ円盤は、道路を走るより空を飛んでこそと言う気もしますけどね。

2016.09.03 | Saturday
でっかいプレゼント。

フィンランドが独立して、来年で100年になるそうです。その記念にと、隣の国=ノルウェーが、フィンランドに壮大なプレゼントをしようと検討しているようです。両国の間には、国境をまたぐようして、標高1365メートルのハルティ山がそびえています。ノルウェーはこの山に通っている国境線を、自国側に少しだけ移動させて、その一部をフィンランドにプレゼントしようと考えているようです。現在、フィンランド国内で一番高い地点は、このハルティ山の一部で、標高は1324メートル。国境を移動することになると、これが7メートル高くなって1331メートルになると言うことです。少しでも国土を広げたいと思う国も在れば、惜しげもなく、プレゼントしようかとする国もあるんですね。

2016.08.27 | Saturday
コインに注意!

アメリカ・オクラホマ州で、48歳の女性が、炎天下に置いていた車に乗り込んで、脚に火傷を負ってしまいました。火傷の原因は、なんと、コイン。車のカップホルダーに置いていたコインが、何かしたはずみで座席に落ちたものと思われるのですが、女性は、そのまま、その上に座ってしまいました。おかげで、女性の太腿の裏側には、コイン大の水ぶくれが出来、痛みに耐えて数日後、病院に行って見てもらったところ、医者も驚くほどの重症でした。女性は、「座席のコインには要注意、脚に火傷を負った子どもなんて見たくないもの」と警告しています。9月は、もうすぐそこなのに、暑い夏が収まりそうにありません。くれぐれもご注意を。

2016.08.20 | Saturday
知らぬが仏。。

ニュージーランドのクライストチャーチで起こった出来事。町のある肉料理店に、銃のようなものを持った強盗が押し入りました。ところが、店主は、強盗など気にもかけていない様な態度で、悠然と、客の注文した商品を袋に詰めたり、他の客の対応をするなどして、強盗を無視し続けました。すると、強盗は反応のない店主の態度に気後れしたのか、何も取らずに逃走。その様子の一部始終を捕らえていた監視カメラの映像が、後に公開され、話題を呼んでいます。店主は、「私は英雄ではないが、うまく対応できた」と、あっけらかんと振り返っていますが、強盗も、少々、迫力不足だったのかもしれませんね。

2016.08.13 | Saturday
小さな命のために。

アイスランドの西部にあるスナイフェルスネス半島には、キョクアジサシと呼ばれる渡り鳥が生息しています。先日、その生息地一帯の道路が、赤や青や白に塗り替えられました。理由はキョクアジサシのひな鳥の保護のため。キョクアジサシのひな鳥たちは、暖かい路面に引き寄せられるようにして、道路に出て来るのだそうです。まだらな茶色の羽をしているひな鳥は、アスファルトの黒い路面では見えにくく、車に轢かれるなどして、怪我をすることが多いのだそうです。そこで考えられたのが、道路の色を塗り替えて、ひな鳥たちを目立たせること。効果があれば、他の地域の道路も塗り替えられる可能性があるそうです。たとえ小さな鳥の命でも、大切にしようとする気持ちが素晴らしいですね。

2016.08.06 | Saturday
フリーダム!!

アメリカ中西部のミネソタ州に住む退役軍人の男性が、ハクトウワシに絡みついたロープを銃で撃って切断し、救出に成功したと言うことです。ロイター通信が伝えたところによりますと、ハクトウワシは、退役軍人の男性が所有する小屋の近くにそびえる木の、およそ23メートルの高さのところから、ロープに絡まったまま、2日以上、逆さまにぶら下がっていたそうです。男性は、可哀想に思い、なんとかロープをはずしてやろうと、ライフルを持ち出し、150発以上撃ちました。幸いなことに、銃弾がハクトウワシに当たることなく、救出に成功。男性は妻と共に、ワシに「フリーダム」と命名し、元気になるよう祈っていると言うことです。

2016.07.23 | Saturday
抱きしめたい。。

昨今、至る所に設置されている監視カメラ。時に、心温まる様子を捉えることもあるようです。アメリカ南部=ルイジアナ州で、ある家のガレージに据えられた監視カメラが、一人の少年の姿を捉えていました。その少年は、ガレージに侵入すると、その家の飼い犬を少しの間だけ抱きしめ、再び、立ち去って行ったのです。その様子を見ていた家の女性は、少年の身元を特定する為、映像をインターネット上に公開。するとすぐに、近所に住む少年の母親が連絡をしてきました。母親が言うのには、少年が飼っていた犬が、最近、死んでしまったのだとか。事情を察した女性は、「うちの犬はとても人なつっこいのよ」と、少年を歓迎。以来、少年は毎日のように、遊びに来ているという事です。

2016.07.16 | Saturday
正義の味方

アメリカ・マサチューセッツ州に住む6歳の男の子のお話です。この男の子は、父親の運転する車に乗ると、いつも父親から「赤信号は止まれ」と教えられていました。そんなある日、父親と一緒に車で出かけた少年は車が赤信号を通り過ぎた事に気付きました。「赤は止まれ」だと言っていた父親が、赤信号を通り過ぎてしまった。自宅に帰った少年は、早速、警察に通報。父親は警察から問合わせを受けるはめになりましたが、実際には、父親は赤信号で一時停止した後に右折していて、マサチューセッツ州の法律では違反には当たりません。警察の問い合わせを受けた父親は、息子の正義感に感激していたと言う事です。ちなみに、少年の夢は、警察官になることだそうです。

2016.07.09 | Saturday
トノサマガエル?

オーストラリアのクイーンズランド州で、芝刈り機に巻き込まれて負傷したカエルが救急搬送され、一命を取り留めました。奇跡の生還を果たしたのは、掌に乗るくらいの大きさのカエル。女性たちが芝刈機で庭の芝を刈り込んでいる時、芝刈り機に巻き込まれて、背中や頭に傷を負ってしまったようです。すぐに、女性達はケアンズにあるカエル専門病院で治療を受けさせようと思いたちましたが、病院までの距離は800㎞。一刻でも早く治療をと、カエルを飛行機で救急搬送することにしたのです。その甲斐あって、カエルは順調に回復。自然に戻れるようになるまでは、女性達が世話をするということです。手厚い保護を受けて、本当に、幸せなカエルです。ひょっとして、トノサマガエル?

2016.07.02 | Saturday
お引越し。。??

イギリスのウェールズで、一台の車の後部が数千匹の蜂に取り付かれてしまう騒ぎがありました。これは、欧米のメディアが伝えたもので、女王蜂がその車の中から抜け出せなくなったのが原因と見られています。車に取り付いた数千匹の蜂は、なんとか、養蜂家の手によって取り除かれましたが、翌朝も取り付き、車の持ち主は、再び、養蜂家を呼ぶハメに。肝心の女王蜂がどうなったかも分かっていません。習性として、女王蜂が群れを連れて巣の場所を変えることは珍しくないようで、国立公園の職員は「引っ越し先として車が良いと思ったのかも」と話したと言う事です。また、車に戻ってくる可能性もありってこと?

スマホや携帯電話の操作に熱中するあまり、こんな事にならないように。サウジアラビアで、結婚式直後、新郎が離婚を申し立てるという出来事がありました。新婦が携帯電話の操作に熱中していたのが原因です。メディアによると、二人は、結婚式が終わってすぐに、予約していたホテルに入ったのですが、部屋に入るなり、新婦が新郎をほったらかして携帯電話を使い始めたのだそうです。新郎がたしなめると、新婦は「祝福のメッセージに返信するのに忙しい」と言い放ち、「俺と友人とどっちが大切なのか」と尋ねると、新婦は、悪びれもせず、「友達」と即答したということです。どちらも、相手を間違えた?

2016.06.18 | Saturday
人気の理由は・・・。

日本では演歌の大御所=北島三郎さんの所有する馬が競馬で活躍していますが、イギリスでは、かのエリザベス女王が所有する馬が大活躍です。先日,イギリス・ロンドン郊外で開催された馬術のイベントで、エリザベス女王の馬が優勝しました。その優勝賞品として贈られたのが、地元の小売店の商品券。金額にして、8000円分くらいのものだったそうですが、受け取ったエリザベス女王は、
満面に笑みを浮かべたということです。多額の資産を保有していると言われるエリザベス女王が、およそ8000円の商品券で嬉しがる辺りが、国民に絶大な人気を誇る所以かもしれませんね。ともあれ、王室では、女王がその商品券を使って買い物をするかどうか、詳しいことは明らかにしていないということです。

アメリカ、マサチューセッツ州での出来事です。ショッピングモールを訪れていた警察官が用事を終えて、出口にさしかかったところ、
一人の男性が親切にドアを開けてくれました。「ありがとう」と、お礼を言いながら見た顔に見覚えがありました。警察官は、すぐに、自分の車に帰り、パソコンで検索。すると、ドアを開けてくれた男には窃盗罪やヘロイン所持など複数の逮捕状が出ていて、しかも訴追されながら裁判所に出廷していない事もわかりました。警察官は、すぐに、男を追い逮捕。結果、男には、およそ1か月の拘束が決まったそうです。それにしても、人には罪を犯してしまう愚かさもあれば、誰かのためにドアを開けてあげるやさしさもあるのですね。

2016.06.04 | Saturday
戦闘機、出動!!

ノルウェーの病院で、ある患者が瀕死の状態となりました。医師達は、およそ450㎞先にある病院が持つ特殊な医療機器があれば、なんとか、患者を救うことが出来るかも知れないと考えました。しかし、450㎞も離れていては、借りに行くにも帰って来るにも時間がかかりすぎる。何か打つ手はないものかと考えている時、病院のスタッフが「空軍に協力を依頼してみてはどうだろうか」と、思いつきました。ダメもとで連絡を取ったところ、空軍はすぐに了承。一刻を争う状況に、戦闘機を出動させ、必要な医療機器を20分足らずで届けてくれたそうです。おかげで患者は命をとりとめ、空軍の担当者も「命が助かって良かった」と、ホッとしていたと云うことです。

2016.05.28 | Saturday
ついに、ネッシー!?

イギリス北部のスコットランドにあるネス湖。その湖に住むという幻の怪獣「ネッシー」はあまりにも有名ですが、そのネス湖の湖底からネッシーのような形をした影が見つかりました。未だにネッシーは居ると信じる人たちは言うに及ばず、「今度こそは・・・」と、多くの人たちが期待に胸を膨らませましたが、調査の結果、映画に使用された模型と分かり、がっかり。1970年に公開された、「シャーロック・ホームズの冒険」で、ボートを漕いでいたシャーロック・ホームズがネッシーに遭遇するシーンで使われた模型で、全長およそ9メートルあります。ネッシーの研究家は、「怪物は見つけたが、多くの人が期待していたものではなかった」と、肩を落としていたということです。

2016.05.14 | Saturday
人生のクルージング。

一生愛すると誓って結婚しても、こんな風になってしまうのでしょうか。ポルトガルで優雅なクルージングの旅を楽しんでいたイギリス人夫婦の話です。二人は、ポルトガルのマデイラ島で船の旅を終え、飛行機で帰国することになっていました。ところが、ささいな事から二人はケンカを始めてしまい、妻は、とうとう、空港で夫とはぐれてしまいました。どこを探しても夫は見当たらず、きっと、クルーズ船に戻ったに違いないと思った妻は、港に戻り、突然、沖のクルーズ船を目ざして泳ぎ始めました。夫の元へと必死だったのでしょうけれど、この無謀な妻は65歳。4時間後には救助されたものの、当の夫は飛行機で一足先に帰国していました。ポルトガルの海も冷たかったでしょうけど、夫も冷たい。

2016.05.07 | Saturday
快適ですか・・・?

アパートやマンション住まいをしていると、時に、家賃の支払いが負担になることもあります。アメリカ・カリフォルニア州で、日本円にして11万円ほどの家賃を払ってアパート暮らしをしていた男性がいました。彼は高い家賃を、何とか節約したいものだと考え、友人が住むアパートに間借りすることにしました。その間借りと云うのが、リビングルームの一角にカプセルホテル風の個室をつくり、そこで暮らすこと。新しい住まいは、少々、手狭ではありますが、する事と言えば読書とインターネットぐらい。「快適な生活だ」と、満足しているそうです。間借りを許した友人の方が、快適と言えなくなってくるのではないでしょうか。

2016.04.30 | Saturday
新たな人生のスタートに。

アメリカ・サンフランシスコのホームレスの男性が10万ドルの懸賞金を手に入れました。そのきっかけは、ゴミ箱から拾い上げて読んだ新聞。広げた一面に懸賞金10万ドルが付いた脱獄犯の男性の写真が載っていたのです。10万ドルと書かれた文字に、ため息をついたかもしれません。そんな彼の前で車から降りる男がいました。「写真の顔と似ている!」、そう思った彼は、通りがかりのパトカーを止め、警察官に、「新聞の顔写真と似た男がいる」と知らせました。おかげで、間もなく脱獄犯は警察に確保され、日本円にしておよそ1100万円の懸賞金を手にした彼は、「新たな人生をスタートさせるために使いたい」と語ったということです。

2016.04.23 | Saturday
奇跡の発見!

大切な物を、うっかり、捨ててしまった!そんな経験をした人は少なくないと思いますが、アメリカ、ミズーリ州に住む女性もその一人。彼女は、何かの弾みで、ダイヤの結婚指輪をゴミの中に落としてしまいました。その事に気づいた時には、すでにゴミ収集車に回収されてから、悠に5時間が経過していました。女性と夫は、ゴミ収集業者に電話を入れて、「指輪を探させて欲しい」と頼み込みました。業者は「どうせ、見つからないだろうな」と思いながらも、必死の頼みを受け入れ、夫婦と協力して探したところ、ナント、30分足らずで指輪が見つかったそうです。ゴミの山からダイヤモンドの指輪。この奇跡の発見に、女性は「宝くじに当たった気分」と喜んでいたそうです。

2016.04.16 | Saturday
困ったもんです・・。

イギリスの首都=ロンドンにはEU=ヨーロッパ連合の建物が建つエリアがあります。その中で、一番高い建物が、高さおよそ310メートルの、先が尖った形のビル。先日、その建物から、男性がパラシュートを使って飛び降りることに成功しました。しかし、こうした危険行為には警察が目を光らせているのも当然。ロンドンブリッジ駅の近くに舞い降りた男性は、ただちに、パラシュートをたたんで仲間に渡し、すぐに、地下鉄の駅に入りました。数分後、警察がかけつけた時には影も形もなかったそうですが、ビルが乱立する都会では、危ない行為ですよね。通行人や走行車両に当たったら、どうするんでしょう。

2016.04.09 | Saturday
かわいい緊急通報。

嫌な事が多い世の中で、時に、心が和むような事もあるとホッとします。アメリカ・サウスカロライナ州の警察に、緊急を知らせる通報が入りました。声の主は小さな女の子で、彼女は電話口で「ズボンがはけません」と告げました。とりあえず女性保安官が家に駆けつけ、玄関を開けると、脚までズボンを履いた状態の女の子がかけよって来ました。女性保安官は、まずは女の子のズボンを穿かせて、その日一番の任務を遂行。その時、家族は一緒にいたのですが、事情を聞いたところ、女の子が電話をした事には全く気づいていない様子だったと云う事です。女の子は2歳。以前、母親から携帯電話の使い方と緊急事態の際の連絡先として911を教わったことがあったそうなのですが、まあ、しっかりした女の子ではあります。

2016.04.02 | Saturday
緊急事態に彼は・・・

ある日、アメリカ・デトロイト郊外にある一軒の住宅から消防署に要請が入りました。何事かと駆けつけた消防士の目に入ったのは、
その家の困窮ぶり。障害のある子どもが二人いて、一人は、常時、人工呼吸器が必要な状態でした。にもかかわらず、その家の電気が止められていたのです。「このままでは、この子の命があぶない、何とか助けなければ」と、消防士は一家の電気代、およそ1000ドル=日本円にして11万円を、自腹で支払いました。彼は、不況の時に一時解雇された経験を持ち、生活の苦しさは身にしみていたようで、その行為は、子どもたちを救いたい一心からだったようです。周囲には、その事を知られないよう匿名を希望していたのですが、感銘を受けた上司が身元を明らかにしたということです。

2016.03.26 | Saturday
逞しい女性。

女性は、どこまで逞しくなるのでしょうか。中国の安徽省(アンキショウ)で、マンションに強盗に入った男がいます。男は、住人の女性に刃物を突きつけて、お金を要求。女性は全財産だと言って、360元=日本円にして6000円を差し出しました。それでは少なすぎると男は金額の上乗せを要求。有るの、無いのと、二人は座り込んで金額交渉に入り、結局、女性が200元を上乗せして、560元を渡す事で決着しました。しかし、それだけで終わらないのがこの女性の逞しさ。どうやら無職らしい男のために、女性は職探しも手伝うことを提案して連絡先を聞き出し、その連絡先を警察に通報。男は警察に呼び出されて拘束されたそうです。

2016.03.19 | Saturday
新たな人生の始まり。。

後、2週間足らずで4月。「新たな人生の始まり」と、云う人もいらっしゃるかと思いますが、時にはこんな「新たな人生の始まり」もあるようです。オーストラリアに住む一人の男性の話。彼は、およそ1週間、交通事故により昏睡状態に陥っていました。その眠りから目覚めた時、不思議な事に、彼は流暢な中国語を話せるようになっていたという事です。彼には、北京への留学経験はあったものの、中国語に関してはそれほど上手に話せてはいなかったと云うことですから、不思議です。ただ、中国語が飛躍的に上達した代わりに、英語を一時、忘れてしまったらしく、その代わりといってはナンですが、流暢になった中国語を生かして、お見合い番組に出演。
ちゃんと、中国系の彼女を捕まえたそうです。

2016.03.12 | Saturday
海沿いのレストランで。

アメリカ・カリフォルニア州にあるサンディエゴ。海沿いにあるこの町の、あるレストランに珍しいお客さんが訪れました。その珍しいお客さんというのはアシカ。従業員が、レストランのソファで眠っているのを見つけたのだそうです。アメリカ・メディアによりますと、このアシカは高潮の時に陸に上がり、開いていた裏口から店内に入ったのではないだろうかと見られています。アシカは生後8ヶ月で、栄養状態が悪く、体重は通常の半分ほど。しかも、脱水症状を起こしていたため保護施設に移送されたという事です。レストランのマネージャーは「また戻ってこいよ」と話していて、サービスのよいレストランで良かったなあと思うわけですが、そうするには、早く元気にならないとね。。

2016.03.05 | Saturday
はるのおとずれ。

生きとし生けるものが、本格的な春の到来を、今か今かと待ち望んでいるのではないでしょうか。そんな中、ある家の冷蔵庫の中に閉じ込められてしまったトカゲがいます。アメリカ・ニュージャージー州でのこと、そのトカゲは、母親がサラダにしようと思って、自然食品の店で買った中国野菜のターサイに紛れ込んでいたらしいのです。ターサイとともに、冷蔵庫の中に入れられ、ジッと潜む小さなトカゲ。これを見つけたのが小学校に通う女の子でした。早速、学校へ持って行き、皆に見せると、小さなトカゲは、一躍、人気者に!逃げるに逃げられず、冷たい冷蔵庫の中で数日を過ごさなければならなかったトカゲですが、子どもたちからは温かい歓迎をうけたようです。子どもって、好きですよね、こういうの。

2016.02.27 | Saturday
生きる術。

予測のつかない天変地異など、万一に備えて、生きる術を身につけておかなければなりません。オーストラリア南東部に位置するビクトリア州で、散歩に出かけたオランダ人女性が行方不明になりました。必死の捜索活動が行われる傍ら、深い森に迷い込んでしまった41歳の女性は森の中を彷徨いながら、水を飲んで飢え渇きをしのぎ、日中は体にドロを塗って強い日差しから肌を守りました。また、夜ともなれば着ている服の間に植物を挟んで体温の低下を防ぐなど、様々な知恵を使って過酷な環境に対処。5日目、ようやく捜索隊にみつかり、病院に運ばれましたが、逞しく生きぬいた彼女は、「治療が必要ない」状態だったそうです。

2016.02.20 | Saturday
ナ、、ナイフが、、、!!

テレビ番組で、レポーターが体当たり取材する様子が映し出される事があります。見る側にとっては、半ば、面白おかしいハプニングを期待するところもありますが、それが命にかかわるようなレポートだと大変です。イスラエルで、あるテレビ局の男性レポーターが、
「刃物の貫通を防ぐベスト」というものを体験取材をしていたところ、誤ってナイフが背中に刺さって怪我をするトラブルがありました。
幸い、軽い怪我で済みましたが、製造会社の担当者がベストを着た男性レポーターの背中を数回突いたとき、レポーターが想定外の痛みに驚いている様子だったということです。レポーターは病院で傷を縫い、その日のうちに職場に戻りましたが、「二度とチャレンジしたくない」と、ボヤイていたそうです。担当者も驚いたでしょうね。

2016.02.13 | Saturday
コアラ巡査

オーストラリア南部にあるビクトリア州。先日、大規模な山火事が発生した時の事でした。消防士らが懸命な消火作業をしていると、
一匹のコアラが意識不明の状態で倒れているのが見つかりました。消防士らは、消火活動の傍ら、コアラを助け出し、警察に引き渡しました。救出されたコアラは、好物のユーカリの葉や水をもらって、すっかり元気に。「コアラ巡査」というあだ名ももらって見守られているそうです。毎年、乾燥などから多くの山火事が発生しているオーストラリア。同時に多くの野生動物が犠牲になっているとみられ、消防士や警察官は、今回の救出に胸を撫で下ろしているそうです。「コアラ巡査」も、やがて野に戻されるかもしれませんが、同じ目に遭わないよう祈りたいものです。

2016.02.06 | Saturday
あたりくじ?はずれくじ?

いつも、羨ましいなと思うのが、宝くじの高額賞金に「当たった人」。オランダで離婚調停中の女性もその一人。先ごろ、210万ユーロ、日本円にして、およそ2億8000万円に当選しました。これに、気色ばんだのが別れようとしている夫。彼は、一緒に生活していた30年の間、女性がよく二人の生活費から宝くじを買っていたと主張し、分け前を要求しました。しかし、アムステルダムの裁判所は、
女性が自分の貯金で宝くじを買ったと認め、当選金を離婚する夫に分ける必要はないと判断しました。別れると決めたとたん、女性に大金が舞い込むなんて、この女性にとって、元夫はハズレクジだったのかも知れませんね。なにしろ、それまでの二人の財産は1万ユーロ、130万円くらいしかなかったそうですから。

2016.01.30 | Saturday
「クマのプーさん」

世界中の子どもたちに愛されている「クマのプーさん」。日本でもおなじみのプーさんは、実在のクマ「ウィニー」がモデルですが、先日、その「ウィニー」の骨が見つかりました。イギリスのメディアによりますと、クマの「ウィニー」は1934年にロンドン動物園で死んだ後、イギリスの王立外科医師会が頭蓋骨を他の動物の骨などと一緒に保管していたそうです。最近になって、所蔵物の点検が行われ、そのときに、「ウィニー」の骨が見つかったという事です。所蔵物の点検が行われなかったら、そのまま、また何年も見つからなかったかも知れませんね。ちなみに、ウィニーは動物園の客からハチミツや甘いものが与えられた結果、晩年は殆ど,歯のない状態だったと伝えられています。

2016.01.23 | Saturday
仲良くね。。

それぞれ、とても仲のよい家族もあれば、お互いにギクシャクとして、あまり仲の良くない家族もあります。そうなってしまった理由は、いろいろあるのでしょうけれど、何がどう悪いのか、外の人間には良くわかりません。アメリカ西部、ニューメキシコ州に住む、この親子の場合、日ごろから、あまり良い関係ではなかったようです。その日、23歳の息子が母親にメールを送り、食事をさせて欲しいと頼みました。ところが、母親から送られて来た返事は、「ノー」。息子は余程お腹が空いていたらしく、直後に母親の家に忍び込み、冷蔵庫に直行。シチューの入った鍋を、そのまま、鍋ごと持ち去りました。これに激怒した母親が警察に通報したことから、息子は逮捕されたそうです。

2016.01.16 | Saturday
自己主張。

アメリカ・ペンシルベニア州で、強盗事件が起こりました。その犯人の、なんとも、気の抜けたドジなお話。彼が強盗に入った先は、以前、自分が働いていたタクシー会社。以前の勤務先なら、どこに何があるか、目星も付けやすいと思ったのでしょう。なるほど、彼はやすやすと、銃や携帯電話を盗んだのですが、彼が犯行の時に着ていたのは、大胆不敵にも、自分の名前が書かれたシャツ。自分の名前を見せびらかして犯行に及んでいた、その一部始終が防犯カメラにバッチリ。被害にあったタクシー会社のオーナーは、「見覚えのある顔だったが、名前を見て確信した」と語ったという事です。こんな犯人ばかりだと、警察も楽ですけどね。

進化著しい、ロボットの世界。手塚治虫の描いた鉄腕アトムのようなロボットも夢ではないようです。アメリカ・マサチューセッツ州の大学研究チームが、誤った指示などに対して「ノー」と言える小型ロボットを開発しました。地元メディアに公開された動画によると、研究者がロボットに机の縁で「進め」と言うと、ロボットは落下しないように「ごめんなさい、出来ません」と反論。研究者が、「キャッチするから」と伝えるとロボットは再び歩き始めたという事です。状況判断が出来るってことですよね。このロボットは、まだまだ開発中だという事ですが、人の指示に従順に対応する「イエス・マン」ではなくなって来ているのは確かなようです。

2016.01.02 | Saturday
ご油断なきよう・・。

正月2日目、車でお出かけの方もいらっしゃるかと思いますが、車から離れる際には、ドアロックの確認を忘れずに!アメリカ・バージニア州で、母親が車にカギを付けたまま停車し、ちょっと離れたスキに、二人組の男に盗まれるという事件がありました。実は、母親は子どもを学校に送り届ける途中で、車には子どもが残っていました。そうとは知らずに車を盗んだ男たち、男の子にびっくり。彼らはその男の子から学校の場所を聞き出し、そこに送り届けてから、近くに車を乗り捨て、逃亡したようです。母親の通報で男の子を探していた警察官は、笑顔で教室に座っているのを見つけ、ほっとした様子だったということです。

2015.12.26 | Saturday
これもお仕事。

クリスマスが終わって、何事もなかったかのような今日に、一抹の寂しさを感じている人もいらっしゃるかも知れませんね。寂しいといえば、イギリスのマンチェスターで、ちょっと、物議を醸した出来事がありました。あなたは、どう、思われるでしょうか。それは、95歳になる女性とその夫が、警察に緊急通報した事に始まります。何事かと思って駆けつけた警察官に告げられたのは「寂しいから」と云う理由。警察官はそれをとがめるでもなく、二人にお茶を振舞い、夫の話に耳を傾け、時に大笑いをするなどして30分を楽しく過ごしたそうです。これに対して、「事件捜査を優先すべきだ!」と非難する声も上がっているようですが、警察官は「地域の警察活動の一環だ!」として正当な業務である事を主張しているということです。

2015.12.19 | Saturday
愛は勝つんです。

この世の中、うっかりしていると、ペットまで盗まれてしまうようです。アメリカ・カリフォルニア州に住む男性の場合、6歳になるブルドッグが突然いなくなってしまいました。随分探したのではないでしょうか。事故に遇ったのでは?と、心配もしたと思いますが、「ひょっとして?」と、インターネットを検索。すると、案の定、インターネットのサイトに、愛犬が売りに出されていました。売値は2500ドル=日本円でおよそ30万円の値段がついていました。飼い主は、機転をきかせて、買い手を装い相手に接触。犬を売ろうとしていた若い二人組み強盗は、すっかり騙され、引渡し場所に現われたところで、あえなく、警察に逮捕されたそうです。愛は勝つ!

2015.12.12 | Saturday
運び屋は。。

ネコや犬をしつけるように、ネズミにも、人間のいう事を聞くように、しつけることはできるのでしょうか。そんな疑問を打ち消すような出来事が起こっています。ブラジルのある刑務所でのこと、刑務官が所内の廊下を歩いていると、尻尾に何かを付けたネズミが、ちょろちょろと、走り回っていたそうです。捕まえてよくみると、尻尾に付いていたのは小さな袋。「ナンダ、この小さな袋は?」と、訝しく思い、刑務所内を一斉捜査した結果、マリファナやコカインの袋が多数押収されたということです。ネズミは尻尾に麻薬の入った袋を付けられ、せっせと運んでいたのです。運び屋とは、よくもまあ調教できたものですが、利用されたネズミは無罪放免で外にだされたそうです。

2015.12.05 | Saturday
売れっ子は・・・・。

アメリカ.フロリダ州で、第2の人生として、ピエロの職業をスタートさせた男性のお話です。彼は、65歳で会社を定年退職すると、インターネットで、不気味なピエロのマスクを購入したり、名刺や宣伝用のシールなど作って、ピエロに扮するための準備を整えました。
こうして、依頼を受けると、不気味なピエロになって、親の言う事を聞かない子どもを脅しに行ったり、時には、友人同士のイタズラをしかけたりと、様々な仕事を引き受けるようになりました。不気味なピエロの仕事は順調で、来年の1月まで予約でいっぱい。「いろいろな反応があって楽しい」と、充実した第2の人生を送っている様子だと云うことです。

ペットの名前は、さしさわりのない名前にした方が良いのかも知れません。アメリカ中西部・インディアナ州に、25歳にして猟を趣味とする女性が住んでいます。彼女は犬を飼っていて、その名前は「トリガー」。「トリガー」とは、銃の「引き金」を意味します。先日、そのトリガーを連れて水鳥の猟に出た彼女、うっかり、手にしていた散弾銃を、安全装置を外した状態で地面に置いてしまいました。運の悪いことに、それを「トリガー」が踏んで弾が女性の足に命中。幸い、命に別状は無かったのですが女性は入院するハメになりました。自分のミスから生じた事故ですが、まさか、トリガーがトリガーを踏むなんて・・・。名前が悪かったと思っているかも知れませんね。

2015.11.21 | Saturday
親切心の大切さ

アメリカ・オハイオ州で、ある教会が宅配のピザを届けに来た女性に、高額のチップを渡して話題を呼びました。そんなこともあるのですね。その日、女性がピザを届けると、教会の人から「これまでにあなたがもらったチップで最高額はいくらでしたか」と訊ねられ、女性は「10ドルくらい」と答えたそうです。すると、教会はその100倍、およそ1000ドルのチップを渡したそうです。1000ドルと言えば、日本円にして12万円くらいですから、大きいですよね。教会は、ちょうど、親切心の大切さを説いていて、その教えを実行するために集会参加者から寄付を募っていたそうですから、自らが模範を見せた形ですかね。むろん、ピザの代金6ドルも払ったという事です。

2015.11.14 | Saturday
ニュー・ビジネス

地域によっては、紅葉、まっさかりの所もあるのではないでしょうか。アメリカ、マサチューセッツ州には、毎年秋になると、美しい紅葉目当てに、観光客が押し寄せて来るそうですが、これに一人の男性が、ハタと思いついたようです。彼は、妻や友人たちの手を駆り、黄色や紅に色づいた葉っぱを拾い集め、立ち上げた通販サイトでこれを販売したのです。乾燥させるなどして3枚ごとに重ねられた葉は20ドル、日本円でおよそ2400円。けっこうな値段ですが、売れ行きはどうでしょうか。彼は、大雪となった去年の冬、かき集めた雪を通販で扱い、300キロを越す注文を受けたということですから、これに味をしめてのことでしょうね。なんでも、ビジネスになるモンですね。

2015.11.07 | Saturday
禁酒は解禁。

ロンドンから北西へおよそ170キロメートルに、バーミンガムという街があります。その街の郊外に、過去120年間、お酒の販売が禁止された村があるそうです。イギリスと言えばウィスキーの国。お酒を飲めるパブがいたるところにあるような国に、そんな村があったなんて、信じられないような話ですが、実際、19世紀末に築かれたこの村は、宗教的な理由などから禁酒を徹底。これまで、1軒のパブもなかったということです。ところが、申請はしてみるもので、どうした弾みか、お酒の販売が許可され、120年の禁酒の歴史にピリオドが打たれました。お堅い地元議員の中には「歴史と伝統に反する」と嘆く人もいたようではありますが、住民や商店は大喜び。
お酒の販売が許された商店の店主は「いくらで売ればいいのか、アドバイスがほしい」」と、話しているそうです。

2015.10.31 | Saturday
広告用看板の利用法

携帯電話やスマートフォンなどの普及で、伝えたいことが瞬時に伝わるため、あまり必要とされなくなったものがあります。駅の伝言板やメッセージボードもその一つですが、こうしたものには、時として、強烈なインパクトを与える力があるようです。イギリス中部のシェフィールドの幹線道路沿いには大きな広告用看板があります。通勤の車で混雑する水曜日の朝のこと、この大きな看板に絶縁を宣言するメッセージが表示されました。内容は「浮気夫のポールへ。帰宅しても私はいないでしょう。リサより」。このシンプルでストレートなメッセージを本人が見たかどうか・・・。ともあれ、これを見て驚いた人たちが相次いでツイッターに投稿し話題となったようですから、何らかの形で、本人にも届いたことでしょう。広告会社によると、メッセージを発注した女性は、数百ポンドの代金を支払ったという事ですが、さぞかし、スッキリしたことでしょうね。

2015.10.24 | Saturday
困ったネコちゃん。。

アメリカ西部のオレゴン州。とある町で飼われている一匹のネコの話です。このネコは、59歳の男性に飼われているのですが、主人への忠誠を示すためか、日常的に貢物をしているという事です。その内容は、子どものおもちゃであったり、衣服であったり、またある日には、マリファナを運んで来たこともあったそうです。ネコは、これらを飼い主の男性に渡すでもなく、ただ、自宅の敷地内に放置しているのだそうですが、何年も続けば、「単なるネコのいたずら」と、見過ごすわけには生きません。と云うのも、男性の職業は警察官。近所の人たちから自分が疑われてしまうのではないかと、気が気ではなく、日常的な飼い猫の盗みに頭を抱えているということです。

2015.10.17 | Saturday
そこまでしなくても・・・

世の中には、何もそこまでしなくても・・・・と思うような事が起こります。先日、イタリアでチェスのトーナメントが開催されたのですが、そこで、トーナメントに参加した男性プレーヤーが、不正を行いました。手口は、ペンダントに隠しカメラをしかけ、そのカメラでチェス盤を撮影。これを第3者に送信して、脇に隠した機器を通じてモールス信号で、次の一手を受信するというもの。不正が発覚したのは彼が実力以上の力で勝ち進んだためだそうです。というのも、彼の世界ランキングは5万位以下。そんな彼が、全くレベルの違う上位と対戦して勝ち進んだことから「不正でもしているのではないか」と、疑われたのが発覚のきっかけとなったようです。

2015.10.10 | Saturday
マッキンリー

アメリカ・アラスカ州にそびえ立つ北米大陸の最高峰=マッキンリー山。アメリカ政府は、その山の名称を「デナリ」に変更しました。
アラスカ先住民族が、昔から、そう呼んでいた事や周辺含めてデナリ国立公園となっているなど、地元からの要望もあったようです。
しかし、この決定にご不満の人物がいます。彼は、登山を趣味とするコネティカット州選出の上院議員。アフリカにあるキリマンジャロも制覇した経験の持主で、4人の子どもたちにもそれぞれ山の名前がつけられ、その一人の息子の名前がなんと、「マッキンリー」なんだそうです。かつての大統領に因んで戴いた山の名前に、思うところがあったのでしょう。そんな上院議員は「オバマ大統領がマッキンリー山を登頂できたら名称を変更する資格があるかもしれない」と、冗談交じりに不満をもらしているそうです。

2015.10.03 | Saturday
あなたも人魚姫?

先日、カナダのトロントにあるスイミングクラブが、子どもたちの夢を叶えようと、あるクラスを新設しました。そのクラスというのが、マーメイド、つまり、「人魚姫になりたい」と云う、子どもらしい夢を実現させようというもので、受講生は、カラフルな尾ひれを下半身にまとって、泳いだり潜ったりする方法を学ぶのだそうです。このクラスに参加した少女の一人は、目を輝かせて「本当に人魚になったみたい」と喜んでいて、人気は上々。スイミングスクールにしてみれば、"してやったり"という感じではあるでしょうけれども、予想に反していたのは、人魚姫クラスが、子どもよりは、むしろ大人たちに人気がある事だそうです。

"1905年頃"と言いますから、今から、100年くらい前の事。イギリスの海洋生物研究機関が海流調査のために、北海で、はがきを入れた瓶を大量に流したそうです。ハガキには、見つけた人向けに、「発見した場所と日時を書いて送れば、何がしかの報酬をさしあげます」と約束する内容が書かれていました。その時流された殆どの瓶は、数十年前に底引き網にかかって届いていたのだそうですが、先日、その一つがドイツの島でみつかり、調査を実施した研究機関に届けられました。研究機関は、およそ一世紀の時を経て届けられた便りに大興奮の様子で、発見者には、約束どおり、当時の硬貨が贈られたという事です。一般人にはこっちの方が価値がありそうです。

2015.09.19 | Saturday
ボクは魔法使い

ニュージーランドの、とある動物園に自分は魔法使いだと言う男性が現われました。魔法使いだと言うこの男性は、連日、動物園に通い、園内に居る3頭のゴリラに向かって歌ったり、自分の胸を叩いたりしてゴリラを刺激。触発され、興奮したゴリラが、見物用の仕切りガラスに体当たりをするなどしたため、動物園は自称=魔法使いの男性を入園禁止にすることにしました。男性は、歌を楽しんだゴリラがハイタッチしようと近付いてきたのだと主張しているという事ですが、何を考えているのでしょう。そもそも、何で、「自分は魔法使いだ」と言い張ったか知りませんが、ゴリラだけじゃなく、名乗られた魔法使いも、迷惑な話でしょう。

2015.09.12 | Saturday
小さな町長さん

わずか3歳で町長になった男の子がいます。この男の子が住んでいるのは、アメリカ・ミネソタ州の、人口=わずか22人と云う、小さな、小さな町。このたび開かれた恒例の抽選会で、めでたく、町長に選ばれたそうです。この3歳の男の子には、6歳のお兄ちゃんがいるのですが、彼も、かつて、町長を務めた事があるのだとか。このお兄ちゃんが慈善活動に熱心だったことから、町長になった3歳の弟も、在任期間中の1年、白血病の支援団体のために募金活動を行う予定だそうです。偉いねえ。お兄ちゃんから「人には優しく、バッチイ話はしちゃあダメだよ」と、引継ぎがあったという事で、今後の、小さな町長の活躍が楽しみです。

2015.09.05 | Saturday
しゃべれなくても・・・

日本では一般的に、中学校と高校の6年間も英語教育を受けます。その割に、生きた会話が出来ないというのが、多くの人の思いですが、会話ができなくても、ゲームには勝てるというお話です。先日、ベルギーで、フランス語の単語をクロスワード状にして競うという世界大会が開かれました。優勝したのは、フランス語を全く話すことが出来ないニュージーランド人の男性。彼は、かつて、英語版の大会で優勝した経験があるそうですが、フランス語については、大会の9週間前に辞書で覚え始めたばかりだという程度。それでも、彼はフランス語圏のガボン人を退けて優勝したということですから、べつにしゃべれなくても良いいんですよね。

カナダ西部にある街=エドモントン。先日、とあるバーで、店を利用した男性客がそのサービスに満足し、1000カナダドル、日本円にして10万円近いチップを支払ったそうです。担当したのは女性従業員だったとうことですが、オモテナシぶりも良かったのでしょう。
およそ10万円近い高額チップ、みんなで分けようかという話になってもおかしくはないのですが、担当した女性従業員によれば、「世界をより良くすることが大事だと思った」という事で、全額、町の児童病院に寄付することになったそうです。バーのマネージャーは従業員らの優しさに「胸が一杯だ」と感激しているという事で、このお店で働く人みんながイイ人たち。チップをはずんだ男性客にも、そこのあたりが伝わったのかも知れませね。

2015.08.22 | Saturday
ひっそり観光案内所

夏休みを利用して、観光地に出かけた人もいらっしゃるかと思いますが、現地で、「観光案内所」を利用するような事がありましたか?ニューヨークのクイーンズ地区で、ある観光案内所が、ひっそりと、幕を閉じました。この観光案内所と云うのが、展示物である1950年代の旧型の地下鉄の車両の中に設置されていたんですね。ユニークではありますが、立地条件が悪いことや、展示目的の車両と勘違いして案内所を兼ねていることを知らなかったという人が多かったようで、訪ねてくる人は一日平均12名。その殆どが、隣接する裁判所に来た陪審員ら地元の住民だったということです。利用者がない案内所って、あっても意味無いですものね。

2015.08.15 | Saturday
えっ?雪??

毎日、暑い日が続きます。こう暑いと思考力も鈍り、なにかとミスをしがち。先日も、ドイツの気象庁が「雪が降る」と予報し、利用者を驚かせたようです。DPA通信などによりますと、この天気予報は、電子メールによるサービスで、「ドイツ西部には5センチから10センチの雪が降り、雪の吹き溜まりが出来る恐れがある」として、車の運転を控えるようにと促すほどの念の入れようだったようです。単なる技術的なミスが原因の予報でしたが、当時のドイツ西部の気温は30度以上。インターネットには、暑さにたまりかねた読者から、予報が当たらず「残念だ!」との声があがったそうです。本当、あんまり暑いと、雪でも降らないかしらと思いますよね。

子供の頃に読み聞かされた童話を今も覚えている...という人は少なくないかと思いますが、そんな童話の中に、「3匹の子豚」があるという人もいるでしょう。アメリカ・オハイオ州南西部の幹線道路沿いに、この「三匹の子豚」のストーリーをなぞったと思われる小さな家が出現しました。ひとつがワラで造った家、もうひとつが木の枝で造った家、そして3つ目がレンガで造った家。どうしてこんな物が??と考えて思い当たるのが、少し前に起こったに自動車事故。この時、横転した車から、積荷となっていた2200匹の仔豚たちの半数が逃げ出し、大半は捕獲されたものの、いまだ行方不明の子豚もいて、誰かが、子豚たちの避難所として提供したのでは?と考えられています。避難するなら、やっぱりレンガ造りの家でしょうかね。

世界屈指の名門大学=イギリスのケンブリッジ大学。60人以上のノーベル賞学者を排出してきたそのケンブリッジ大学が、今年の10月から、人気のおもちゃ「レゴブロック」についての研究を始めるそうです。研究テーマは、「レゴブロックが子どもの学習と発育にどう影響するか」これについては、すでに、レゴの関連団体で教育事業も展開する「レゴ財団」が、400万ポンド=日本円にして7億7000万円を寄付しているということです。研究に当たる教授は一般から迎え入れられ、新たな教授のポストは、10月から教育学部内に行かれる予定。大学関係者によりますと、「教授就任のチャンスは、すべての人に開かれている」そうです。その気がある人は、トライしてみませんか。

ちょっと前まで治安大国と言われた日本ですが、最近は、毎日のように犯罪が起こっています。物騒な世の中になったものですが、効果的な防止策はないものでしょうか。アメリカのシアトルの場合、「公園に設けた卓球台が、犯罪を抑制するのに役立っているのでは?」という説が浮上しているということです。というのも、4年前に、この公園に卓球台が設置され、誰でも無料で楽しめるようになっているのですが、2009年に公園内で起こった犯罪件数が49件、それに対して、2014年は16件と激減したそうです。卓球台との直接的な因果関係は、定かではないとしながらも、関係者は、「卓球台を設置してからというもの、暗くて危険な公園のイメージが変った」と、今後、さらに4台の卓球台を購入する計画だという事です。

どれほど天文学的だと思われるような確率でも、起こる事は起こるんですね。アメリカのミシガン州にあるゴルフ場でのこと、仲睦ましくプレーを楽しんでいた中年のご夫婦が、同じホールで、相次いでホールインワンを決めて、話題になっています。アメリカゴルフ関係団体によりますと、アマチュアのゴルファーがホールインワンを達成する確率は、1万2500回に1回なのだとか。これが同じホールの連続ホールインワンとなると、まさに天文学的な確率で、さらに、夫婦で・・・・となると、その数字はさらに大きくなっていくのでしょうね。この驚くべき快挙を目撃した人がいて幸い。ご主人も、「もし、周囲に誰もいなかったとしたら、きっと、信じてもらえなかっただろうね」と、話しているということです。

世に中には、偶然とは思えないような出来事がたくさんあります。アメリカ・ミシガン州での事。一人の男性がキノコ採りをしていると、小さなフィルムケースが目に入りました。ゴミかと思って見過ごせばそれまでの事ですが、彼はそれを手に取りました。中には何か入っています。取り出して見てみると、少し湿ってはいるものの、女の子二人を描いた1枚の絵と手紙。驚いた事に、手紙の宛名に自分の名前がかかれていました。現地のメディアに取材によると、その手紙を書いた女性は、当時12歳。友だちと一緒に作ったそうなのですが、もう21年も前の話で、すっかり忘れていたそうです。しかし、フィルムケースが川を流れて50キロ以上も移動し、今になって見つかった事をとても「衝撃的」だと語っていたという事です。

田畑や庭のある家では、日に日に伸びる雑草に手を焼いていらっしゃるかもしれませんね。そんな中、スイスの鉄道会社では、線路沿いの土手の草刈のために、羊80匹を投入したということです。スイスと言えば、延々と広がる牧草地に牛や羊の群れが点在して、のんびりと草を食べている・・・そんな絵のようなイメージがありますが、まあ、あれも草刈作業をしているって事ですかね。羊の草刈りは、機械を使うよりは環境にやさしく、急な斜面でも上手に草刈をしてくれる上、群れがどこにいてもインターネットで、しかも、リアルタイムで位置確認できると、鉄道会社も大満足の様子。担当者も「羊たちは毎日2時間ほどしか眠らず、かなり働き者だ」と、称賛しているそうです。

アメリカ・ニューヨーク市のマンハッタン。市の中心部のこの街では、まるでドラマのような出来事が実際に起こったりするようです。たとえば、あるステーキハウスに通っていた男性のお話。アメリカのメディアによりますと、有名なアート収集家だった彼は、数十年もの間、毎日のようにこのステーキハウスに通っていたということです。ところが、昨年の8月に死去。その後、あわせて10万ドル、日本円にして1200万円もの遺産を、その経営者とウェイトレスに残していたそうです。それぞれに600万円のチップが渡されたわけですが、ウェイトレスは、「チップよりも、彼がここにいてくれたら・・・・」と、男性客を懐かしんでいたそうです。

携帯電話の便利さは、いわずもがなの昨今ですが、時として、その充電に困ることがあります。トルコ南東部の高原で羊を追う羊飼いたちも、携帯電話の充電が悩みの種。彼らは、羊を追って、何日も外で過ごす事があり、家族との連絡や仕事の話など、もはや、携帯電話は必需品となっているようです。しかし、いざという時に、広い高原に充電などできる場所はありません。なんとかならないものかと頭を痛めた結果、彼らはロバの背中に、太陽光パネルを乗せてみることにしました。太陽光パネルは、日本円にしておよそ1万3千円から4万5千円。これが大成功で、携帯電話の通話だけでなく、普段は音楽も聴けると大好評。羊飼いの一人は、「昼間に充電すれば1日は使える。パネルがあるのは神様のおかげだ」と、大喜びしているそうです。

アメリカ西部にあるアイダホ州で、住宅が火事になり、「助けて!」と叫んで助けを呼んだのは、人ではなくオウムたちだったというお話です。アメリカのメディアによりますと、このオウムたちは、飼い主に訓練されていたようで、「助けて!」という言葉のほか、「火事だ!」とも叫んでいたそうです。かけつけた消防士たちは、その声に、助けを求めているのはてっきり、人間だと思い込んでいたという事ですから、よほど、発声訓練が行き届いていて、人間らしかったのでしょうね。ま、考えてみれば人の救助でなくて良かった気もしますが、当のオウムたちは救助された後、人並みに酸素吸入の手当ても受けたという事です。

2015.05.16 | Saturday
小さなDJ

南アフリカで、今、小さなDJが人気を呼んでいるそうです。この人気のDJというのが、なんと、わずか2歳の男の子。まだ、オムツも取れていません。父親のタブレット端末に入っていたアプリを使って、DJのプレイを覚えたという事ですが、それは大人顔負け。ちゃんとビートに合わせて、体を動かしながら音を操るのだそうです。小さな体で、器用に機材を扱う様子がインターネットに動画で投稿されるや、たちまち、人気者になったということで、クラブなどからプレイの誘いもたくさんあるとうことです。もっとも、彼がまだオムツも取れない2歳の子どもであることから、両親は、そういった誘いに乗ることを禁止しているということです。

2015.05.09 | Saturday
二度ある事は・・・?

世界中に、一攫千金を夢見る人は星の数ほどいても、実際にその夢を実現できる人は、ごくわずか。しかも、その数えるしか居ない人の中に何度も顔を覗かせる人なんて、数える程しか居ないのではないでしょうか。その中の一人がイギリス・イングランド北部に男性。彼は妻と二人、一昨年のこと、100万ポンド=日本円にして1億8000万円の宝くじに当たりました。一度あることは二度ある、そう思ったのか、その後も、こつこつと宝くじを買い続け、このたび、再び、100万ポンドの宝くじに当たったというのです。100万ポンドが2度当たる確立としては、実に、「2830億分の1」だとか。元トラック運転手の男性は、「3度目もあるかもしれない」と考えているそうです。

2015.05.02 | Saturday
裁判所で?!

風に泳ぐ鯉のぼり、もうすぐ、子どもの日ですね。そこで、子どもにちなんだお話を一つ。先日、アメリカ・ロサンゼルスの裁判所で男の赤ちゃんが生まれたそうです。何も、そんな所で生まれなくても、と人は思うわけですが、この男の子のお母さんは、裁判所に罰金の支払いに来ていたようで、廊下を歩いている最中に、強い陣痛に見舞われたようです。駆けつけた保安官が出産の手助けをして、無事、男子を出産。周囲には50人ほどの人がいて、男の子の誕生を拍手喝采で祝ったという事です。実は、このお母さん、出産予定日を2日過ぎていて、すでに、陣痛も始まっていたようなのですが、「まだ大丈夫」と思って、裁判所に来ていたということです。出産の経験があったのではないでしょうかねえ。何はともあれ、無事に産まれてよかった!

2015.04.25 | Saturday
考古学博士は・・・。

イスラエル中部に、古代ローマ時代からビザンチン帝国時代の遺跡があります。その遺跡から、1400年前のモノと思われる陶器製のランプが出土しました。古い遺跡から古い物が出て来るのは当然と言えば当然ですが、ランプを掘り出したのが、調査をしている考古学者ではなく、
野生の動物である事から話題を呼んでいます。イスラエルのメディアなどによると、ランプを掘り出したのは一匹のヤマアラシ。ヤマアラシは、巣穴を作る際、掘り出した土を巣穴の入り口の横にうずたかく積みあげるようで、ランプは、その土の山の中から見つかったということです。ヤマアラシにとっては、やっかいな埋蔵物だったはずで、イスラエル当局は、ヤマアラシを「優秀な考古学者」だと称賛したそうですが、一方では「許可なく遺跡内で穴を掘るのは犯罪だ」と、警告も出したということです。

トラックが積んで走るのは、野菜や果物、肉や飲み物といったものばかりではありません。アメリカ・ルイジアナ州の幹線道路で、道路わきの斜面に転落しそうになった大型トラックが、不幸中の幸い、荷台に積んでいたものに助けられたそうです。その荷台に積んでいたというのが、なんと2頭のゾウ。大型トラックは、停車しようとして道路脇に寄ったものですが、うっかり、ぬかるみにはまってしまい、脇の斜面に転落しそうになったようです。通報で地元の保安官が駆けつけた際、目の前で2匹のゾウが、トラックの荷台の部分をしっかりと頭で支え、転落から守る姿だったということです。この2頭は、サーカスのゾウで、観客のいない道路脇で大活躍。おかげで転倒を免れて無傷だったトラックはそのまま目的地に向かったそうです。

春の陽気に里心でもついたのでしょうか。ロシアに住む60代のフランス人男性が、大きなスーツケースを携え、モスクワからフランスのニースに向かう列車に乗り込みました。列車は、途中、検問のためにポーランド国境の町に停まりますが、「なんとかなるだろう」、彼はそう思っていました。ところが彼は、その検問でひっかかり、拘束されてしまったのです。理由は、スーツケースの中にロシア人の妻を隠していたのが見つかったため。この妻は30代で、EU=ヨーロッパ連合の市民権を持っていませんでした。「これではロシアを出ることは出来ても、途中のポーランドには入国出来ない。」そう思った彼は、妻をスーツケースに隠して、検問を潜り抜けようとしたのです。しかし、実のところ、夫婦である事を証明する書類があれば問題無いのだとか。わかっていれば苦労はなかったのにね。

アメリカ・アリゾナ州でのお話です。あるリサイクル店で、時計愛好家の男性が、スイス製の古い腕時計を6ドル、日本円にして710円ほどの値段で買い求めました。その後、男性がその時計を売り出したところ、今度は3万5千ドル=416万円もの値が付いたそうです。どうやら、この時計は1,000個ほど限定生産されたものの中の一つで、とても貴重な腕時計だったようで、およそ6,000倍の価値があったワケです。この男性の場合、腕時計の愛好家だけに、リサイクル店で見た時に、「ひょっとして?」という思いはあったかもしれませんね。3万5千ドルを手にした男性は、利益を結婚費用に充てるそうですが、売ったリサイクル店の方は、どれだけ悔しかったことでしょうね。

車やドレスやバッグなど、レンタルされるものは、いろいろありますが、こんなモノまで?と思うようなものが貸し出されています。それは、ハンガリー西部にある小さな村。歴史は1000年を遡るそうなのですが、何せ、現在は人口がわずか18人という、限界集落を超えてしまったようなところ。そこで借りられるのは、合わせて40人が泊まれる宿泊施設7軒と、羊が3匹、牛2頭、その他に道やバス停、農地4ヘクタールなど。ちなみに、1日のレンタル料金は21万フォリント、日本円にしておよそ9万円だそうです。このレンタル事業で、なんとか村を活性化したいというのが切なる願いで、村の改善作業を、企業研修の題材に使ってもらうプランもあるとか。場合によっては、副村長職も用意するということですが、いかがでしょうか。

一部の少女漫画に掲載されて話題を呼んでいる"壁ドン"。「一度でいいから憧れの男性にされてみたい!」と、夢見る女性もいるようですが、これを女性社員の激励に使った企業があります。実践したのは、中国湖北省にある企業。地元の新聞によると、話題の企業は、ボーナスを支給するにあたり、中国でも人気がある韓流スターに似た男性を雇い入れ、演出として、女性職員を壁際に追い詰め、「来年も会社のために頑張って欲しいな」と、耳元で囁き、ボーナスを手渡したという事です。当の女性も、「ドラマのようで刺激的だった」と、大喜びしていたそうですから、効果絶大。相手がイケメンだったせいか、セクハラ問題には及ばなかったようです。

今から56年前の1959年、結婚した二人の物語です。所はアメリカ。二人は、当初、互いに愛し愛されていたのでしょう。3人の子どもにも恵まれました。しかし、いつの頃からか諍いが絶えなくなり、結婚生活は10年余りで破綻。その後、別れた二人は、それぞれに家庭を持って幸せに暮らしていました。ところが、ともに相手に先立たれ、寂しい思いをすることになりました。そんなおり、ともに75歳になる二人が43年ぶりに再会。消えたはずの愛の炎が再び燃え始め、バレンタインデーに、元夫がプロポーズすると、元妻もこれを受け入れ、二人は、めでたく、結婚することになったそうです。恋は不思議。ホワイトデーのお返しは、お済みですか?

サッカー大国=ブラジル。各チームのサポーターたちの熱の入れようは半端ではないようで、暴動もしょっちゅう。関係者も、なんとか乱暴な行動を防げないものかと頭を悩ませているようです。そんな中、あるチームが、暴動を防ぐ新たな警備員として、なんと、サポーターのお母さんたちを起用したそうです。起用されたお母さんは30人。チームは、お母さんたちを訓練し、ライバルチームとゲームがある時にはピッチ周辺に配置し、試合中、その姿を度々スクリーンに映し出しているのだとか。実際、効果はてきめん、試合は何事もなく終了。チームの担当者も、「お母さんの前でケンカなんかしたいヤツはいないからね」と、語っているということです。どこの国も、お母さんにはかなわないようですね。

人の思い込みによる珍事はよくあるようで、中国湖南省(こなんしょう)で、こんな事がありました。1歳の男の子、この年齢だと、まだ、足元もおぼつかないだろうと思うのですが、母親がちょっと眼を離した隙に、一人で路線バスに乗り込み、これに気付かなかったバスの運転手が、そのままバスを発車させてしまいました。普通なら、周りの人たちも「あれ?」と、思うのでしょうけど、「まさか、こんな幼い子が一人でバスに乗るなんて、きっと、親か誰か、大人が一緒にいるに違いない」と思ったのではないでしょうか。しばらくして、バスの運転手は、男の子に保護者がいないと気付いたようで、バスを緊急停車させ、警察に通報。乗客に呼びかけて、男の子をあやしてもらい、ほどなくして、男の子は駆けつけた両親と再会したそうです。ふーやれやれ。

ロシアの西側に、ロシアの飛び地、カリーニングラードという所があります。ここにある動物園に、雪の季節ならではの特技を見せてくれるトラがいます。このトラは雌のアムールトラで、名前はターニャ。彼女はまるで、人間の子どもがするように、コロコロと雪の球を転がして、雪だるまをつくるのだそうです。その様子を監視用のカメラが撮影し、関係者を驚かせています。動物園の担当者は、当初、「誰かがオリの中に、大きな雪の玉を投げこんでいるのだと思っていた」ようですが、カメラが捕らえたのはターニャの実技。おかげで、動物園にはターニャの特技を見ようと多くの人が訪れているそうです。そういえばいましたね。日本にも、バットのような太い枝をぐるぐる回して遊ぶクマが。

アメリカ・ミシガン州であった、夢のような本当のお話。話の主は、ピザを注文した不動産会社の社員らと、それを配達した男性。不動産会社の社員らが、本当にピザを食べたくて注文したのか、あくまで口実だったのか...。彼らは、注文した一枚のピザを配達してきた男性に、チップとして、およそ2000ドル=日本円にしておよそ23万円を渡したそうです。このチップは、社員らが「サービス業で働く人に感謝を表したい」と、お金を出し合ったもので、チップのほかに、商品券や励ましの手紙なども添えてあったということです。渡された方は、「ピザを配達しただけなのに」と、高額なチップやプレゼントに、ただただ、驚いていたそうです。・・・あやかりたい!

2015.02.07 | Saturday
アメリカ「おりこうな犬」

ペットに犬を飼っている人は多いかと思いますが、散歩に連れて行ったりしなきゃならないので大変な時もあるのではないでしょうかね。「散歩に行っておいで」って送り出すと、人に吠えたり、寄り道したりせずに、きちんと帰ってくる・・・そんな犬ならいいですけどね。アメリカ・シアトルで話題になっている犬がいます。黒のラブラドルレトリーバーのその犬は、自宅近くのバス停から、飼い主を同伴することなく、一人、いや、一匹でバスに乗るそうです。バスに乗ると座席に腰をかけ、窓の外の景色をじっと眺め、目的地に着くと、さっさと降りて、近くにある犬用の公園に向かうのだとか。時には、飼い主と公園で合流することもあるというので、感心します。バスの運行当局社も追い払ったりしないで、「犬も公共交通機関の価値を認めた」と喜んでいるそうです。

アメリカ・ニューヨークのシンボルは?と聞かれて、「自由の女神!」と、即座に答えられる人は多いと思いますが、「テキサス州のシンボルは?」と聞かれて、すぐに答えられる人は少ないかも知れませんね。調べてみると、テキサス州は牛の牧畜が盛んで、必然的に多いのがカウボーイ。そんなテキサス州の州議会議員が、カウボーイハットを、テキサス州の帽子とする法案を提出しました。この議員は、「海外の人でもカウボーイハットを見れば、テキサス州を連想する」と主張し、ぜひ、帽子を州の帽子として制定して欲しいと要求しているようです。アメリカの各州は、それぞれに花や木を州のシンボルとして制定していて、テキサス州でも、鳥や犬については制定されているのだそうですが、カウボーイハットがそれに加わるのか。「ブーツとセット」で・・・なんてことにはならないでしょうかね。

ゴルフを楽しむ人なら誰でも夢みるのが、ホールインワンかもしれませんね。最初の一打で、広いグリーンにある小さな穴にボールを入れるなんて、よほどの事がないかぎり、そうそう、実現できるものではありませんから。しかも、年齢を重ねていくと、筋力の衰えから飛距離が出なくなり、ホールンワンの確率もどんどん落ちていくそうです。ところが、アメリカ・フロリダ州のゴルフ場で、先日、103歳の男性ゴルファーが、113ヤードのホールで、見事ホールインワンを達成したそうです。彼の場合、この年齢で、週に3回はラウンドするという話ですのでキャリアは相当あるようで、ボールをしっかり打ったら、グリーンの手前30ヤードで落ちて、そのまま転がり続けて穴に吸い込まれたという事です。本人も、奇跡は時々起きるものだと驚いているそうです。

日本では、テレビ局が国会中継をする事があります。何気に見ていると、議員の中には、本を読んだり、居眠りをしたり・・・。もっと真剣に国や国民の事を考えて審議して欲しいと思ったりするワケですが、他の国にも同じような人がいるようです。イギリス議会下院でのこと。委員会に出席していた男性議員が、年金改革に関する審議の最中に、2時間半もの間、オンラインのパズルゲームを楽しんでいたことがわかりました。地元大衆紙がその様子を写真入りで掲載したので、言い訳の出来ない事実。やむなくゲームをしていた事実を認めた議員ですが、恥ずかしげも無く、「質問をする時には、ちゃんと集中していた」と弁明。しかし、「質問をしている間も、繰り返しゲームをしていた。」と話す目撃者もいるということです。まったくですね。

誰かに何かをプレゼントされるというのは、嬉しいものです。イギリスはロンドンに住む男子学生のもとに、インターネット通販会社のアマゾンから、突然、身に覚えの無いテレビやベビーカーなどが送られてきました。その数、合わせて46点、個人が頼むにしては多いですよね。慌ててアマゾンに問い合わせをしたところ、コンピュータのミスで誤って送られたらしく、手違いに気付いたアマゾン側は、「プレゼントします!」と対応しました。思わぬプレゼントに男性は、一部は家族などで使い、残りを寄付する方針だという事です。ちなみに、誤って送られてきた商品の金額は、あわせて3600ポンド。日本円にして70万円相当だそうですが、そんな間違いなら、あってもいいなあ。

さて、今年一番の話題、めでたい日には、やはり、めでたいお話を一つ。アメリカはニューヨークで、地下鉄の電車に乗り込んで来た20代のカップルが突然、車内で結婚式を挙げたそうです。アメリカのメディアによると、まず、電車に乗り込んだ新郎が、「20分以内に結婚する」と周囲に宣言し、座席をリボンで飾りつけたようです。あっけにとられる乗客を前に、牧師から夫婦になった事を宣言されると、新郎とウェディングドレス姿の新婦は、ともに盛大な祝福を受けたそうです。新郎は「ニューヨークでは、多くの時間を地下鉄で過ごすからね」と話し、愛の告白や、いくつものたわいのない会話をした思い出の場所を「式場」に選んだということです。

「地球温暖化」が言われて久しくなりますが、その傾向は留まることを知りません。そんな中、ドイツのベルリン動物園で飼育しているリス科の動物=マーモットに異変が起こっているということです。どういうことかと言いますと、通常、こちらのマーモットは11月中旬までには冬眠に入っているのだそうです。しかし、今年は12月に入っても冬眠する様子がなく、いわば「睡眠不足」状態。こう言う状態が続くと、マーモットの場合、獰猛になることもあるというので、動物園では、早く冬眠に入れるよう、冷たく暗い所を作るなど悪戦苦闘。その甲斐があれば、今ごろ、冬眠に入っているかも知れませんが、いずれにしろ、野生のマーモットにも「同様の問題が忍び寄っているかも知れない」と、動物園関係者は警鐘を鳴らしているということです。

アメリカ・テキサス州で、85歳の男性がめまいを訴え、救急車で病院に運ばれました。この時、付き添ったのが、男性が飼っていた犬。犬は、だれも気づかれることなく、救急車の外側のステップに乗り、飼い主に同行したのです。よく落ちずに、ステップに乗っていたものだと感心しますが、犬の存在に気づいた別の車の運転手が救急車へ連絡し、ようやく犬は、救急車の中へ入れてもらう事が出来たという事です。病院まで付き添った犬に、救命士は、「よほど飼い主と一緒にいたかったのだろう」と、話しています。一方、飼い主の85歳の男性は、「病院にまで来る必要はなかったのに来てくれた」と、感激していたということです。

イギリスに住む6歳の少年のお話です。この少年は、今からおよそ5年前の2009年、パキスタンからイギリスに移住して来たという事ですが、3歳頃から、すでに、コンピュータで遊ぶようになっていたようです。これくらいの子どもの知識欲は旺盛ですからね。さぞかし、頭の中はコンピュータに関する知識が蓄積されていったのではないでしょうか。ちなみにこの少年、先日、アメリカ・マイクロソフト製品の技術知識に関する認定資格に、史上最年少で合格し、周囲を驚かせているようです。この認定資格はMCPと呼ばれ、システムエンジニアなど、IT技術者を対象としたものなのだそうです。これに史上最年少で合格した6歳の少年ですが、夢は、イギリスに、アメリカのシリコンバレーのようなIT企業の集積地を作ることだそうです。さすが、大人顔負けの夢ですね!

世の中に、命知らずの人は少なくありません。先日、アメリカ・ミズリー州で、27歳の男性が無線塔からパラシュートで降下。本人は事をあまり深刻に考えていなかったようですが、用心しないと、こうした遊びに危険はつきもの。パラシュートは、途中、ケーブルに引っ掛かってしまい、彼は、地上20メートルの高さで宙吊りになってしまいました。およそ2時間後、かけつけた消防隊員によって救助されましたが、男性は、かなり緊張していた様子だったという事です。今回はケーブルに引っかかって宙吊りになるくらいですみましたが、一歩間違えば、命を落としていたかもしれません。当然ながら、救出された男性は無線塔に無断で登った罪で、これを手助けした男性とともに、逮捕されたということです。

どこの世界も、政治家とお金の問題はあるようです。そういう話に嫌気をさした南米パラグアイの洋服店のお話です。この洋服店が行動に起こしたのは、ポケットのないスーツの製作。言ってみれば、政治家が賄賂を受け取るのを防ごう!と、訴えているワケで、「正直な人には、賄賂などで膨らませるポケットは必要ない」と、説明しているということです。確かに!また、「公の役職に就いている人は、このスーツを着て、清廉潔白さを示すべきだ」として、汚職反対に同意した政治家や警察官には、無料で1着を贈るという事です。申し出に乗って、無料のスーツをもらったとたんに気が変わるなんて事がなければいいですけどね。

ロンドンを観光していたアメリカ人に降って沸いた出来事です。彼が、一軒の本屋さんに入った時のこと。店内に入った時間が遅かったのか、それとも、本を読む事に没頭してしまったのか、従業員らは、彼の存在に気付かず、店のドアにカギをかけて帰ってしまいました。閉じ込められたと悟った彼は、すぐに、警察に通報したのですが、待っても、待っても来る様子がなく、途方にくれた彼が思いついたのは、ツイッター。彼は助けを求めて投稿をし、これを見た人たちは次々に転送。その甲斐あって、男性は2時間後に助け出されたそうです。結果的には1万2000人以上が彼の投稿を転送したらしいのですが、この出来事に、今度は、本屋さんがツイッターに「みんな心配ありがとう」と、男性の救出を報告したそうです。

この季節、青空に浮かぶ雲が変幻自在で、これを眺めているのも楽しいですが、夜空にたくさんの星が輝く様も、また格別ですね。さて、話は変わって、アメリカ・イリノイ州。先日、一頭の牛が、ギネス入りを果たしました。何がギネスに認定されたかというと、その身長。つまり、立った状態で体の高さが、およそ193センチもあるそうです。それに加えて、体重の方も900kgを超えるということで、以前から獣医師が、この牛の桁外れの大きさを指摘したそうです。そんなこともあって、飼い主の女性も記録を狙っていたとか。ちなみに、この度のギネスブックへの登録に、「スターとして運命づけられた牛、今回、それを実現したわ」と、喜んでいるそうです。どの世界にもスターはいるのですね。

イギリス北部のスコットランド。先日、この地にある、一つの教会の敷地内から、お宝が発見されたそうです。見つけたのは、お墓を掘り返していたわけではなく、地中の金属探索をしていたという男性。発見されたお宝は、9世紀から19世紀のものと見られる金の装飾品や腕輪、キリストの十字架などなど、100点以上。中世ヨーロッパで、海賊行為を繰り返していたとされるバイキングの物ではないかと考えられています。専門家は、この発見に「バイキングとスコットランドが、歴史的に関連があるという見方に影響を与えるかもしれない」と語り、スコットランド行政府も、「当時のスコットランドの生活を理解する上で、貴重な発見だ」と歓迎しているということです。

この秋、結婚する人もいらっしゃるかと思います。イエスの返事をもらうために、プロポーズに、かなりのエネルギーを注がれた事は想像に難くありませんが、この一生に一度の事かも知れない一大イベントに、時として、コメディー映画のような出来事が待ち構えていることもあります。アメリカはカリフォルニア州でのこと。ある男性は、夕暮れの海辺、気球に乗って彼女にプロポーズをしようと考えました。赤く燃えるサンセットビーチ、潮風に乗って進む気球。しばらくは演出通りでしたが、気球は徐々にコースをそれ、しまいには海に不時着。二人はロープを海投げ入れて必死に助けを求め、幸いにも、近くにいた数人のサーファーがそのロープを引いて、なんとか気球を岸に戻してくれたそうです。思わぬトラブルに見舞われたプロポーズでしたが、婚約は無事に成立。男性は「忘れられない日になった」と、振り返っていたそうです。

食欲の秋。何を食べてもおいしい季節になってきましたね。その分、胃袋も膨らんで、食後に摂ったカロリーの高さに愕然することありますが、その後悔も長続きしないのが困ったものです。さて、そんななか、イギリス中部にある、とある食堂が"国内で最大のボリューム"とうたう朝食を始めています。メニューは、ソーセージ8本、目玉焼き4つ、卵4個で作ったオムレツ、それにパンなどがついています。"国内最大の朝食"の歌い文句も伊達ではなく、カロリー面でも、一般成人男性の1日の摂取目安量のざっと4倍。そりゃそうでしょうね。また、価格の方も、20ポンド=日本円にしておよそ3500円と高めですが、この量を1時間で間食すれば、100ポンドがもらえるそうですから、元は取れるかも。ちなみに、これまでに成功者は出ていないということですが、試してみますか?

かの有名な建築家=アントニオ・ガウディ。サグラダファミリア聖堂など、彼の作品が軒を並べるのがスペインはバルセロナ。そんな芸術的な町の病院が、MRI=磁気共鳴画像装置に入る子どもたちの恐怖心を少しでも柔らげようと、装置のある検査室を星の絵で飾っているそうです。子どもがMRIに入る時、じっとして動かないようにさせるため、全身麻酔をするのだそうなのですが、子どもにとっては、こうした一つ一つのことが恐怖。そこで病院は、アメリカの会社と協力して、検査室の壁や装置を星や宇宙飛行士の絵で飾り、まるで、宇宙への冒険だとでも思わせるようにしました。おかげで、子どももリラックスして、結果的に、麻酔の量も18%減らすことができたそうです。子どもだけじゃなく、大人にもいいんじゃないでしょうかね。

食べる物、全てがおいしい!そんな季節に、イギリス南部にある、ドーセット州というところで、先日、ニンニクの早食い競争が行われました。それも、焼いたり、揚げたり、炒めたものではなく、生のニンニク。聞いただけで胸やけを起こしそうですが、大会には25人が参加し、それぞれ、時間を競ってニンニクのかけらと格闘。結果、1分間に33個の生ニンニクのかけらを食べたという34歳の男性が、見事、優勝したそうです。世界記録には1個足りなかったものの、2位には2つの差をつけての優勝ということで、まあ、めでたいといえば、めでたい事なのしょうけど、さすがに、優勝した34歳の男性には祝福のキスもハグさえもなかったそうです。

食欲の秋、いろいろな物が美味しく思える季節。熱い飲み物もまた、一層、美味しく感じられるところですが、先般、紅茶の本場、イギリスは中部のヨーク研究所というところで、お湯を注いでも溶けて崩れないというチョコレート製ティーポットが完成したそうです。このティーポットを作るには、含んでいる脂肪の量などから、カカオ65%のチョコレートを使うのがミソで、これを何層か重ね、形を整えて完成させているのだそうです。こうして作られたティーポットに、まず、紅茶の葉を入れて、お湯を注ぎ、かき混ぜたりせず、静かに、そのまま2分。すると、ポットの内側から微量のチョコレートが溶け出した紅茶が出来上がるということです。いっそ、ホットチョコレートを作ればいいじゃないかと思ったりもしますが...。どんな味がするのか気になるところですね。

これから秋、冬へと向かっていく北半球。それとは逆に、春から夏へと向かう南半球ですが、その南半球にある国、オーストラリアの南東部に位置するタスマニア島で、先日、1回も毛を刈られた事がないと見られる6歳の羊がみつかったそうです。みつけたのは農家の人で、彼が言うには、この難を逃れ続けてきた羊は、「全身毛で覆われていて、顔もよく見えなかった」とか。10年前にも、同じような羊がニュージーランドで見つかり、その時刈り込んだ羊の毛の重量は27kgもあったそうで、これが世界記録。このたび、タスマニア島で見つかったこの羊の毛は、25kg以上はあるんじゃないかと見られていますが、新記録達成となるでしょうか。それにしても、夏がくる前にみつかって良かったですよね。いくら羊毛だとは言え、それだけものを身にまとっていては、暑いし、重いし、大変でしょうからね!

どこか、旅に出たくなるような季節になりますが、先日、人ではなく、ロボットがカナダ横断の旅に成功しています。話題になったこのロボットは、研究者らが人間とロボットの関係性を調べるために開発したもので、人間と簡単な会話ができるように人工頭脳が備えられていていました。研究者らは、このロボットをカナダ東部の路上に放置。通りかかった人と、どのような会話が交わされたのか定かではありませんが、とにかく、意思表示はできたようで、ロボットはおよそ3週間をかけて、カナダの東西およそ6千キロの横断を成し遂げたそうです。ロボット自身によるツイッターでのつぶやきには3万人以上の読者がつき、開発した人は、「人々を興味深い形で一つにまとめたようだ」と満足しているそうです。

これからの季節、アウトドアを楽しむ人も多くなってくるかと思いますが、自然を相手に、不測の事態に対処する方法を身に付けておいた方がいいかもしれませんね。アメリカ・カリフォルニア州でのこと。山でハイキングを楽しんでいた40歳の女性が、猛獣のピューマに遭遇し、とっさにオペラで敵を撃退したということです。聞けばハイキングの途中、背後にふと、何かの気配を感じて振り向いたところ、わずか数メートル先に、体長1メートルほどのピューマが、じっと女性の様子を伺っていたのだそうです。さぞかし驚いたでしょう。ところが彼女は怯むことなく、とっさに大声でオペラを熱唱。すると、ピューマは、彼女にそっと近寄っては来たものの、結局、何もせず、静かに、去って行ったということです。オペラだったから良かったのでしょうか?

電車やバスの「つり革」などを、一旦、滅菌用のティッシュなどでふき取ってから握るという、潔癖な人もいらっしゃるようです。まあ、いつ、どこで、どんなバイ菌に感染するか分かりませんから、用心に越したことはないかもしれませんね。そういえば、イギリスのある大学が、「握手よりグータッチが衛生的」という研究結果を発表しています。グータッチとは、お互いの握り拳を合わせる挨拶方法で、このやり方だと、細菌や病気が拡大するのを90%も減らすことができるというのです。まあ、確かに、握手よりは握り拳の方が接触面が少ないですよね。研究に関わった生物学者は、「人々は、健康と握手の関係にあまりにも無頓着だ」と指摘し、「グータッチの挨拶が広まれば、感染症拡大を抑止する可能性がある」と、訴えているという事です。

9月が目前、暑い暑いと言っている間に、秋は目の前です。実りの季節を迎え、人間を含め、生き物は貪欲に食べ物を漁るようになります。アメリカ・ウィスコンシン州では、クロクマが牛乳を入れる缶に頭を突っ込んで、抜けなくなってしまい、男性がクレーンを使って救出したそうです。この牛乳缶を被ったクロクマは、トウモロコシ畑で発見されました。どこかで牛乳を入れる缶を見つけ、思わず頭を突っ込んだものの、取るにとれない、目は見えないし、クロクマも困ったでしょうね。そこへ男性が駆けつけ、クレーンゲームの要領で、クレーンで缶をわしづかみにし、クロクマの頭から缶を外してやることに成功。クロクマも、いきなり視界が開けて、びっくり。助けてくれた男性にお礼も言わず、一目散に走り去ったそうです。

今、世界中で利用されているフェイスブック。いろいろな人が、色々な人との出会いを楽しんでいます。アメリカ・イリノイ州に住む、27歳のこの女性もその一人ですが、彼女の場合、自己ピーアルする方法がイケテなかった。彼女は、お店から服を盗んで、その服を着て写真にパチリ。「私の大好きなドレス」というコメントとともに写真をフェイスブックに投稿しました。お店も盗まれた服の特徴を店のフェイスブックに書き込んだところ、両方のフェイスブックを見た人が「同じようなドレスが投稿されている」と指摘し、警察に通報しました。この情報を元に、警察はすぐに、服を盗んだ女性を割り出し、逮捕に至ったということです。思わないのでしょうかねえ、盗んだ服の写真をアップすれば、そういうことになるかもしれないって事を!

夏場、夜ともなれば、部屋の明かりをたよりに、色々な虫が飛んできます。その虫を食べようと、クモたちが大きな巣を張って待ち構えています。アメリカのワシントン州では、そんなクモを退治しようとした20代の男性が、思わぬ事件を起こしています。地元の消防当局によると、この男性は洗濯室に出たクモを退治しようと、ライターとペンキのスプレーを持って追いかけ、壁の穴に逃げたところで、その穴めがけて、勢いよく炎を吹き付けたようです。小さなクモを相手に、その火の勢いは家が火事になるほどで、結果、建物と家財道具など合わせておよそ6万ドル=日本円にして、600万円を超える損害を出してしまったという事です。何事も、度が過ぎると、良いことにはならないようです。

暑さ対策として、体を冷やすために、冷たい物を食べたり飲んだりしますが、反対に、夏こそホットにしなきゃと、鍋物を作ったり、スパイスの効いた食べ物を取る人もいます。そんな話題にしようとしたかどうかは定かでありませんが、イギリス南部の街=ホーブで、記者を名乗る二人が激辛ハンバーガーを取材。そのあまりの辛さに、二人とも、病院に担ぎ込まれてしまったそうです。記者の一人は、一口かじっただけで、腹に激痛が走り、手が痺れ、脚に震えが起きた挙句、白目を剥いて救急車で運ばれ、間もなく、もう一人の記者も、後を追うように病院に運ばれたということです。お店側としては、この激辛ハンバーグを18歳未満には販売せず、挑戦者には「責任を問わない」という誓約書にサインを求めているそうです。病院に搬送された記者は、読者に向けて「やめとけ」と、辛口のコメントを残したということです。

去年の10月、アメリカで農業を営む男性が、収穫した穀物を、トラックから倉庫に移す作業をしている間に、うっかり、スマートフォンを落としてしまいました。彼のシャツのポケットから、スルリと抜け落ちたスマートフォンは、そのまま、穀物と一緒に船で日本に運ばれ、北海道の製粉所に到着。運良く、ここで発見されました。「あれ、こんなモノが!?」と、スマートフォンを発見した人物は、アメリカにあるJAの関連会社に送り返し、およそ8ヶ月ぶりに、落とした本人の元に届けられたという事です。そのスマートフォンには、娘さんの結婚式の写真が保存されていて、戻ってこないと諦めかけていた本人は、大喜びだったそうです。

人には、何かしら、癖があるようです。先ごろ、フランスのオルレアン市で、妙な癖を持った男が逮捕されたそうです。この男の癖というのが、扉に耳を押し当てること。というのも、窃盗の常習犯らしい彼は、盗みに入る前、室内に誰もいないかどうかを確かめるため、必ず、扉に耳を押し当てていたようです。警察は、これを手がかりに、2009年以降、被害にあった80以上の部屋の扉から男のDNA型と一致する耳跡を採取。その甲斐あってか、男の逮捕にこぎつけたということです。まさか、扉に押し付けた自分の耳跡でアシがつくなんて、思いもしなかったでしょうけど、「無くて七癖」。あなたにも、意外なところでやっている癖があるかもしれませんよ。

無邪気も度を越すと、とんでもない事になりかねません。フランス東部に住む12才の少年は、歯医者さんで診察しなければならないのがイヤで、イヤで、なんとか診察を逃れたいと、ある秘策を思いつきました。それは、「誘拐された」と嘘をつくこと。この12歳の少年の嘘に、地元警察が捜査に乗り出す騒ぎとなり、本人は隠れていたところを、パトロールをしていた警察官に見つけられました。事情を聞かれた彼は、歯医者さんに向かっている途中に誘拐されたが、自力で逃げ出したと釈明。実在しない犯人の人相まで詳しく描写して見せましたが、結局、裏づけ捜査で嘘だったと知られてしまいました。大人でも歯医者さんへ行くのには、ちょっと勇気がいります。気持ちはわかるが...、ここまではやりすぎ!

先日、上海の地下鉄が、あるインターネットの投稿サイトで、「スイカを車内に置き忘れないように!」という呼びかけをして話題になりました。スイカと言えば、夏を代表する食べ物ですが持ち運ぶにはチョット重い。つい、手から離して、そこら辺に置いてしまうのでしょうね。上海の地下鉄側は、他にも、夏場、車内に置き忘れやすい物としてサングラスや傘、飲料水などを例に挙げてはいるのです。でも、なぜか、「スイカ」がヤリ玉に上がり、「地下鉄にスイカを拾いに行こう」とか、「車内でも呼びかけたら?」など、皮肉る書き込みが続出。要は、車内に忘れ物をしないように!という事なのでしょうけど、上海の地下鉄側は、「あくまでも、例として上げているだけだ」と弁明に躍起だったようです。

アメリカ・ミシガン州のある家で、父親が、4歳の息子が見守る中、自宅裏で木を伐採していました。ところが、何かの弾みで、丸太の下敷きになってしまった父親。身動きがとれず、4歳の息子に助けを求めたのですが、混乱したのではないでしょうか、最初は「無理だよ」と断ったそうです。しかし、父親は必死で息子を落ち着かせて言い聞かせ、また、息子は息子で、何とかお父さんを助けたいと思ったのでしょう。息子は9メートル先から、一生懸命、重いチェーンソーを引きずって、父親のそばに置きました。父親は、そのチェーンソーで、自ら丸太を切って抜け出すことに成功、足首を骨折するなどの怪我で済んだそうです。後で、「君はスーパーヒーローかい」と質問された男の子は、「うん」と答えたということです。

何か、頭にくるような事があっても、相手が子どもだと、怒るに怒れないところがあります。これも、そういった出来事のひとつでしょう。ある中国人家族が韓国を旅行していました。あちらこちらを見学し、焼肉も食べたでしょうか、楽しかった思い出を持って、さて帰国しようかとなった所で、空港でお父さんの出国が拒否されてしまいました。というのも、4歳になる息子が、お父さんのパスポートの写真に、目を塗りつぶしたり、アゴにぼうぼうのヒゲを生やすなどの落書き!その変わり果てた姿に、本人確認が出来ず、足止めをくってしまったのです。お父さんは、帰国した後に急ぎの仕事もあったようですが、どうなったでしょうね。

標高8848メートル、世界最高峰の山、エベレスト。世界の登山家たちが、一度は、登頂したいと夢見るこの山に、先ごろ、40歳の中国人女性登山家が登頂に成功しました。それが真実ならば、素晴らしいことなのですが、ここにきて、「途中で近道したのではないか?」という疑惑が浮上し、ネパール当局が調査をする騒ぎになっているそうです。というのも、女性が登頂を目指した少し前に、大きな雪崩が発生。その為、登山ルートの一部が通れない状態になっていたところから、女性登山家が、標高6400メートルのキャンプ地までヘリコプターを利用したのではないかと疑われたわけです。これに対して当の女性登山家は、「ヘリコプターで運んだのは調理人や物資だけだ」と反論したという事ですが...事の真相やいかに?

人間、時には、してはならないミスをする事があるものです。アメリカ・オハイオ州の大学で、芝生の手入れをしていた業者が、ミスをしてしまい、大学構内の75%の芝生が枯れてしまったそうです。そのミスというのが、化学肥料と間違えて除草剤を撒いてしまったこと。そのため、枯れてしまった面積が20万平方メートル以上にも上るということですから、信じられません。確認、点検をすれば、こんな事にはならなかったのかもしれませんね。枯れた芝生を新しく植え替えるとして、およそ200万ドル=日本円にして2億円を越してしまう可能性があるそうで、これについて、大学は保険会社と交渉中。学校側としてみれば、景観を良くしようと思ってのことだったわけですが、全くの逆効果...美しい芝生の庭を取り戻すのはいつになるでしょうか。

世に中には、へぇ~と思うようなことがたくさんあります。アメリカ・カリフォルニア州のベーカーズフィールドというところで、4歳の男の子が犬に襲われました。その時、男の子は自転車に乗っていたのですが、何が気に食わなかったか、犬は男の子の脚にガブリと食いつき、そのまま自転車から引きずり降ろそうとしました。獰猛な犬が相手では、4歳の子どもは何もできないでしょう。その窮地を救ったのが、男の子の家の飼い猫。猫は男に子の脚をくわえた犬に向かって猛然とダッシュし、捨て身の体当たり。見事に犬を追い払い、男の子を救ったのです。男の子は10針を縫う大ケガをしましたが、現在は回復しているということです。男の子にとって飼い猫はヒーローでしょうね。

スペインの首都マドリードでのこと。先日、最も込みあう高速道路の路線の一つで、大渋滞が起こりました。高速道路の場合、一般道のように脇道などがなくて逃げ場が無いから、お手上げなんですよね。この大渋滞の原因を作ったのは、一人の男性。バイクで高速道路を走行中、どういう弾みか、いきなりクシャミをして、その勢いで、入れ歯が口から飛び出してしまいました。慌てた男性は路肩にバイクを止め、入れ歯探しを始めてしまいました。他の車は男性を避けようとしてノロノロ運転、それが原因で大渋滞が発生してしまったようです。警察官が駆けつけ、危険だからと現場を去るように命じ、クシャミをした男性も、他の車の人も事なきを得たようではありますが、肝心の入れ歯については、見つかったどうか、分からないそうです。

女性を喜ばせるアイテムの一つにダイヤモンドがありますが、今回、話題に上った男性は、見つけたダイヤをどうするのでしょうか。というのも、アメリカ南部のアーカンソー州にある公園で、男性が、およそ6カラットのダイヤを見つけたからなんです。この公園は、40年前余り前から州立公園になっていて、なんと、ダイヤモンドの採掘場跡があるそうです。90年前にはアメリカ最大、およそ40カラットのダイヤが掘り出されたこともあり、今も、掘り出したダイヤを自由に持ち帰ることができるということです。この度、6カラットのダイヤモンドをみつけた男性も、ずっと、通い詰め、ようやく掘り当てたようです。見つかったダイヤモンドの大きさとしては公園になってから、15番目だそうですが、これからもっと大きなダイヤモンドが見つかるかも知れませんね。

子どもっていうのは、あっという間に大きくなってしまうもので、ついこの前まで、親に抱かれてミルクを飲んでいたかと思えば、もう歩いている。こういう年齢になってくると、とたんに目が離せなくなってしまいます。アメリカ・ネブラスカ州のリンカーンで、3歳の男の子が、自宅のアパートから、こつ然と姿を消してしまいました。何かあってはと大捜索が始まり、結果、向かいのボーリング場で見つかりました。ボーリング場の従業員が見つけたのですが、そのとき、3歳の男の子はクレーンゲーム機の中に入って、景品の動物のぬいぐるみと遊んでいたという事です。何はともあれ、男の子の無事に、周囲は安堵の胸をなで下ろしたわけですが、なぜ、ゲーム機の中に入っていたかは謎のままだそうです。

中国の江蘇省であった話です。ある夜、年配のご夫婦が横断歩道で信号が青になるのを待っていました。通りかかりの車が止まり、歩道の信号が青になったところで、「さあ、渡りましょう」と歩き始めたご夫婦。何気に、止まっている車の運転席を見た奥さんが、突然、卒倒して起き上がれなくなってしまいました。見れば、車の運転席に、不気味に浮かび上がる白い顔が・・・、これをどうやら幽霊と見間違えたようで、ご主人の通報で警察が駆けつける騒ぎになりました。顔面蒼白で幽霊と間違われた運転席の人物は、友人からの誘いの電話に、つけたばかりの美容パックをしたまま車を走らせていた女性。まさかこんなことになろうとは夢にも思わず、女性は老夫婦に平謝りし、慰謝料として200元、日本円にして3300円を支払ったということです。

アメリカ・オレゴン州の住宅で、体重が10キロもある飼い猫が、突然、凶暴になり、赤ちゃんを含む親子3人が警察に救助されるという事件がありました。聞くところによると、事件の発端は、ネコが何かの弾みで赤ちゃんの顔を引っかいたこと。たまたま、その瞬間を目撃した父親が、カッとなって、ネコのお尻に一撃を食らわせたらしいのです。余程、痛かったのか、ネコは逆上、手がつけられないほど凶暴化し、そのあまりの恐ろしさに、両親と赤ちゃんは寝室に逃走したそうです。飼い犬まで逃げ込んでくるありさまでしたが、ネコの逆襲は止まる事を知らず、結局、両親は警察に助けを求めたのです。警察が到着した時も、ネコは大きな唸り声を上げながら興奮していたということですから、赤ちゃん可愛さの父親の一撃、相当だったんでしょうね。

アメリカ・オクラホマ州に住む、商魂逞しい少女のお話。11歳の彼女は、ガールスカウトに所属していて、活動の一環として、クッキーを売るというのがあるんでしょうか、先日、そのクッキーの売り上げ記録を、30年ぶりに塗り替えたのだそうです。しかも、年間記録=1万8000箱を、わずか、7週間でクリアしたというから凄い!彼女が言うには、ただ、路上で道行く人に熱心に声をかけ続けたのだそうですが、彼女の熱意が通じたのでしょうね。ともあれ、新記録を樹立したわけですが、これに満足する様子もなく、「もっと売れるなら、歌でもダンスでもするわ」と話しているということです。近い将来、世界に名だたる営業ウーマンとして名を轟かせるかもしれませんね。

日本では小学校の頃から、テストの解答のマルとかバツとか点数など、赤ペンで書かれていませんでしたか?イギリスでも、赤ペンは良く使われているようで、教師が生徒のノートを添削する際など、やはり赤ペン。ところが先日、イギリス南部の学校で、教師が添削する際、従来の赤ペンではなく、緑のペンを使うことになったということです。理由として、「赤はマイナスのイメージが強いから」というもので、生徒が教師の書き込みについて答える際には、紫のペンを使うことになったようです。学校側は、それぞれの色を使う事で、意思の疎通が進むと主張しているのに対し、教育の専門家は、「赤ペンで書かれたコメントは生徒にも読みやすい」と述べ、赤を使うよう呼びかけているということです。

今年、小学生になったばかりの子どもたちが、大きなランドセルを背負って歩いている姿を見かけます。これから、どんな友だちを作って、どんな大人に育っていくのでしょうか。アメリカのロサンゼルスに住む7歳の男の子。難病に苦しむ親友の治療費をなんとかしてあげたいと思って書いた彼の本が、世界45カ国で出版され、話題を呼んでいるそうです。本を書いた男の子と、幼稚園から一緒だったという親友は、命に関わる程にまで血糖値が下がってしまう病気を患い、不自由な生活を強いられています。そんな彼を助けようと、7歳の少年が書いた本は、二人が「かっこいい」と思ったものをテーマにしたもので、最後に「親友を助けることが一番かっこいい」と結ばれているそうです。本の売り上げは日本円にして7600万円に達し、男の子の思いは届きそうだということです。

春を敏感に感じ取るのは、人間よりは動物の方が優れているかもしれません。イノシシは人間の先回りをして、タケノコを食い荒らしているそうですから。でも、まあ、山にすむ動物たちが山にあるものを食べるうちはいいですよね。アメリカ・カリフォルニア州にあるヨセミテ国立公園。ここに住むクマたちは、以前、キャンプ場のゴミ置き場に放置された人間の残飯を漁ったり、車を壊して食べ物を探すなどしていたそうです。このため、当局は15年前から、ゴミ置き場を荒らされないよう改造するなどして、対策を強化してきたという事なのですが、ここに来てようやくその効果が現われ、調査の結果、クマたちは本来の食料である木の実などを好むようになり、健康的になった事が分かったという事です。

先日、アメリカ・オクラホマ州の幹線道路で、走行中のタンクローリーから、大量に積まれたパンケーキ用のシロップが流れ出し、渋滞を引き起こしました。何が原因でそうなったかは、明らかになっていませんが、タンクローリーの運転手がシロップの漏れ出している事に気付いたのは、シロップが漏れ始めてから8キロほど走った後。その間、延々とシロップの帯が出来上がったわけで、その除去のために、幹線道路の一車線を閉鎖されました。塩や砂を撒いての大掛かりな作業で、なんとか車が走れるようにはなりましたが、結果的に渋滞を引き起こしたようです。この騒ぎに巻き込まれた住民の一人は、「おかげでパンケーキが食べたくなってしまったよ」と話していたという事ですが、活動を始めたチョウやらアリやらも、しっかり、おこぼれを頂戴したんじゃないでしょうか。

世の中には、一歩間違うと、「うっそー!?」という事になりかねないような紛らわしい事がたくさんあります。先日、イタリア南部にあるギャラリーで、掃除のおばさんが、展示されていた現代美術の作品を掃き捨ててしまうという出来事がありました。話によれば、警備員が、ギャラリーが開館した時に、作品がなくなっている事に気付いたようです。あまりに綺麗になっているので、掃除した女性に尋ねてみると、展示作品が、てっきり会場設営時に出たゴミだと思ったのだそうです。それというのも、作品が新聞紙や段ボール、クッキーのかけらを床に撒き散らしたもので、ゴミと間違えられても文句が言えないようなものだったようです。清掃会社の担当者も「彼女は自分の仕事をしただけ」だと釈明し、およそ140万円の損害が保険で賠償されるということです。

2014.03.15 | Saturday
パブに幽霊???

イギリス中部の町に、創業およそ760年という、イギリス屈指の老舗パブがあります。そのパブで、夜中、幽霊が出たのではないかと話題になっています。日本で幽霊が出る、なんて話は夏場が多い気がしますが、ヨーロッパはシーズンを選ばないみたいですね。なぜ、そんな話になったかといえば、このお店で朝早く、支配人がグラスが床に落ちて割れているのを見つけたのだそうです。不思議に思って、監視カメラをチェックしたところ、暗い店内に不気味な人影のようなものが浮かんで消える様子が写り、その直後、突如、映像が途切れていたということです。カメラが止まった原因もわかっていないことから、幽霊の仕業説が出たわけですが、かつて、このパブは、革命で処刑された貴族が最後に過ごした場所とも言われ幽霊が出ると噂されていたそうです。

2014.03.01 | Saturday
伝説の巨人?!

アメリカには、「ビッグフット」と呼ばれる、伝説の巨人がいます。その伝説の巨人「ビッグフット」に出会ったという男性が現れ、話題を呼んでいるようです。彼はアメリカ・メーン州に住む男性で、話によると、愛犬と自宅近くを散歩していたところ、犬が、あまりにも、いつもと違う様子で吠えたので、その目線を追って見上げたそうなのです。すると、目の前に白い毛で覆われた大男が現れ、彼をじっと見つめ、やがて、森の中へ消えていったということです。それまで「ビッグフット」の存在なんか信じていなかったという彼ですが、「口が大きく、歯が鋭かった。とうてい人間には見えなかった」と、伝説の巨人を目の当たりにしたように話しているそうです。さて、本当のところは、どうだったのでしょうね。

先日、イギリス中部で、住宅の爆発事故がありました。家の窓が吹き飛ぶほどの大惨事だったようですが、幸い、この家に住むカップルは出かけていて無事だったということです。不幸中の幸いとも言える、この事故の原因は、一本のスプレー缶。実は、この家には、カップルが飼う生後6ヶ月の愛犬がいて、この犬が、その鋭い歯でスプレー缶を噛み、穴を開けてしまったらしいのです。それだけなら、ひょっとしたら大惨事にはならなかったかもしれないのですが、その缶を放置したのが、ヒーターのそば。その為、ガスに引火して、窓ガラスが吹く飛ぶほどの事故になったんですね。被害額は2,000ポンド、日本円にすると35万円ほどだそうですが、犬にもケガが無く、カップルは怒るにおこれない様子。専門家は、「犬はスプレー缶の注意書きが読めないからね」と話しているということです。

ドイツ南部のバイエルン州の、ある家でパーティーが行われていました。リビングルームから、大人達の楽しげなおしゃべりが聞こえてくるなか、その家の6歳になる男の子は、一人、部屋で遊んでいました。男の子は、警察ごっこでもしていたのでしょうか。うかつにも、自分の手にかけた手錠が外れなくなってしまったのです。助けを求めてリビングルームに行った息子の姿に、母親は「鍵さえあれば」と軽く考え、少年の部屋でカギを探しました。ところが、どこを探してもカギはみつかりません。「ひょっとして、本物の手錠がある警察に行けば、どうにかなるかも知れない」そう思った母親は、少年を連れ、警察署に駆け込みました。しかし、おもちゃの手錠に合うカギなどあるはずもなく、結局、警察官がペンチを使って少年の手錠を外したということです。

子供の頃、「かくれんぼ」をして遊んだという人、たくさんいらっしゃると思います。オニに見つからないように隠れるんですが、あまり長いこと探してくれないと、逆にさみしくなって、わざと姿を見せてオニの気を引く...なんてこともしていましたよね。オーストラリアの南東部にある町で、20歳の男性が、交際相手を驚かしてやろうと、「かくれんぼ」を思いつきました。男性が隠れた場所は洗濯機。洗濯物じゃあるまいしねえ。ともあれ、満を持して待っていた彼、いざ出ようとした時、体がすっぽりはまって抜け出せなくなってしまったのです。結局、交際相手にではなく、駆けつけた救急隊にオリーブオイルを塗りたくられて助け出されたそうですが、なんともバツの悪い「かくれんぼ」でした。

世界中で、いろいろな人が、いろいろなペットが飼っています。アメリカ東部にあるマサチューセッツ州に住むある男性は、8歳になるメスのビーグル犬を飼っていました。ある日、彼がこのビーグル犬と一緒に散歩を楽しんでいたところ、突然、車が突っ込んで来て、不運にも、彼は車にはねられてしまいました。ビーグル犬も巻き添えになって脚をケガしたのですが、主人の異変を感じたのか、健気にも、傷ついた脚を引きずりながら近くの歯医者さんの所へ行き、吠え続けました。通報で警察が駆けたとき、飼い主の男性は、腕や脚を折る大ケガで意識不明の重態。すぐに病院に搬送され、処置も早くてよかったのかも知れません。幸いなことに、回復に向かっているということです。このビーグル犬、ますます可愛いがられるでしょうね。

お正月、7億円のジャンボ宝くじに当たった人、いろいろ使い道を考えて夜も眠れないでらっしゃるんじゃないでしょうか。先日、フランス・パリでもおめでたい事がありました。それは、ある世界遺産の遺跡保護を目的としたチャリティー。ここで行われたクジの抽選で、アメリカ・ペンシルバニア州の25歳の男性が、なんと、「ピカソ」の絵を当てたのです。絵は、立体を分解して2次元的に表現する"キュービズム" と呼ばれる表現法を使った1914年の作品で、価値はおよそ1億円に及ぶそうです。そもそもの抽選クジは、1枚100ユーロ、日本円にして1万4千円程度。チャリティーということもあって、世界でおよそ5万枚が売れていて、彼は、その中の一枚を引き当てたことになります。この幸運な男性、絵は「美術館に貸し出そうかな」と語っているそうです。

「電車やバスの中で居眠りをして、うっかり、乗り越してしまった」という経験をお持ちの方、少なからず、いらっしゃるかと思います。アメリカ、テキサス州にあるヒューストン空港では、機内で眠り込んでしまった男性が、空港に到着後、置き去りにされた挙句、飛行機に閉じ込められてしまうというハプニングがありました。だいたい、到着すれば、降りる人たちの気配で目が覚めそうなものですが、熟睡状態だったのかもしれませんね。眠りから覚めた時、すでに、乗客や乗務員の姿は無く、機内は真っ暗。最初は何がなんだかわからず慌てたものの、どうやら機内に置き去りにされたらしいと分かり、すぐに恋人に連絡。30分後、ようやく現れた関係者に飛行機から出してもらったということです。誰か起こしてくれればよかったのにね。

どこに置いたのか、どこにしまったのか...、大切な物を失った時、見つけ出すまで探しまわる人もいれば、早々と諦めてしまう人といるんじゃないかと思いますが、話題の女性は前者。カナダのブリティッシュコロンビア州に住むこの女性、ペットのハトと一緒に車に乗っていたところ、ハトがいきなり飛び立って、別の車に乗り込んでしまいました。必死で探し回ったものの、一向に足取りはつかめず、失意に暮れていたところ、近くの野生動物センターで保護されていることが分かりました。喜んでセンターに連絡を入れると、センター側は規則を盾に返還を拒否。挙句にハトは野に放たれ、再び、行方不明となったのです。「ここで諦めては」と執念で捜索した彼女。住民の協力などもあって、めでたく、ペットのハトと再会できたそうです。そんな彼女の言葉は、「宝くじに当たるより幸せ」だったとか。めでたし、めでたし。

新しい年を、どのような気分でお過ごしでしょうか。さて、アメリカ中西部にあるイリノイ州。ここに住む32歳の男性が、インターネット上に、「家具を無料で譲ります」と書き込んだところ、およそ200人が殺到し、わずか2時間ほどで部屋の中が空っぽになってしまったそうです。彼としては、イリノイ州から、南部のバージニア州に引っ越すにあたって、家財道具を処分したかったという事ですが、無料の家具をもらおうと押し寄せた人々は、長椅子やベッドはもとより、台所用品やトイレットペーパー、なかには、冷凍室の食べ物まで持ち出そうとする人もいたそうです。そりゃあ、やりすぎだろうって、ツッコミを入れたかどうかは定かですが、捨てる手間が省けてよかったし、何より、すっきりしたでしょうよね。

宝くじが当たったら、何もかも忘れて、豪華に世界一周の旅を楽しみたい!そんなことを夢見ている人には、うらやましい話かも。オーストリアのウィーンで拾われた、1台のデジタルカメラが、世界を駆け巡ったカメラとして、ドイツで話題となりました。話題のこのカメラを拾ったのは、日本人の工芸家女性。彼女は、展覧会に出品するため、ウィーンを訪れていたのですが、郊外のとあるベンチの下に、デジタルカメラが落ちているのを発見。警察へと思っていながらも、展覧会の準備に追われ、結局、日本へ持ち帰るハメに。メモリーを見てみると、持ち主やその家族、結婚式の様子などが写されていて、女性は「これは是非、本人の手元にお返しなければ・・・」と思ったそうです。思い悩んだ挙句、オーストリア大使館に、手紙を添えてカメラを送ったところ、大使館職員が映像を頼りに、ネットで検索するなどして持ち主を探し当て、4ヶ月ぶりに、ドイツ人女性の元に返されたということです。

日本でも、英会話や資格を収得して、ステップアップをめざしている人は少なくないようですが、スイスに住む30代のこの男性は、ちょっと欲張り。彼は、アラブ生まれのビジネスマン。先日、自分のための家庭教師を求めて、こんな広告を出しました。年収は2000万円。家庭教師としては破格ですが、求められていることが半端じゃありません。そのミッションは、彼を、きれいな英語を話し、ピアノでジャズの演奏ができ、オペラや演劇に通じた男性に生まれ変わらせること。さらに、イギリスの名門=オックスフォード大学への入学も目指している彼のため、条件として、朝8時から夜11時まで、いつでも働けることのほか、美術館や博物館、歴史的名所への案内役も務めるよう求めているとか。さて、応募した人は、いるのでしょうか。

ドイツでのお話しです。およそ6年前、ある男性が、財布を盗まれてしまいました。その時、男性の財布には、471ドルの現金のほか、クレジットカードや、可愛い孫の写真などが入っていたそうです。クレジットカードとなると、妙な使い方をされないかと、後々、心配だったでしょうね。ところが、6年を経て、そのことを忘れかけていた男性の手元に、盗まれた時の、そのままの財布が帰ってきたのだそうです。そこには、犯人の謝罪の手紙と、償いとして67ドル、およそ6700円の現金が添えられていたということです。手紙には、犯人が信仰心をあつくしたことなどが綴られていたそうで、財布を返された男性も、彼の誠実さに感謝するということで、犯人の罪を問わないそうです。

年末商戦たけなわ。そんな中、アメリカのシアトルにある会社が、ベーコンの香りのするデオドラントを開発し、売り出しています。ベーコンの香りがするという、この物好きなデオドラントは、日本円でおよそ950円。お手ごろの値段といえば言えなくもありませんが、但し書きには「食べ物ではありません」と、書かれているほか、「肉の臭いに野生の動物が近寄ってくる可能性がある」として、「原野に出るときは銃を携帯すること」などと警告しているそうです。半分冗談といったところでしょうけどねえ。たしかに、ベーコンの香ばしい臭いって、美味しそうではありますが、どんな人が買うのでしょう。原野じゃなくても、町歩いているだけで、犬やネコが寄ってきそうです。

アメリカ・バージニア州にあるサプリメントの企業が、インターネットで、とある調査を実施しています。調査の対象となったのは、40歳から65歳の、いわゆるベビーブーム世代に属する2,200人。この調査の結果、63%の人々が「自分は実際に年齢よりも13歳も若いと感じている」と答えていたそうです。また、現在の生活状況につて、68%の人がエンジョイしていて、78%の人が、自分は健康だと思っている事が分かりました。さらに、女性の13%は、自分の事を30歳以下だと感じているということも判明。すごいなぁ。まあ、この年代の人たちが、いたって元気だということでしょう。歳なんかとっちゃいられないって感じじゃないでしょうか。

師走が目前。年末年始の休みの算段をしている人も少なくないと思いますが、あれこれ、ミスの無いように気をつけてくださいね。先日、62歳になるイギリス人女性が、貯めたマイレージを使って、アルハンブラ宮殿などがあるスペインのグラナダに旅行しようと思いました。空港に着き、搭乗手続きを済ませ、飛行機に乗り込み、いざ、グラナダへ。ところが、隣の人と話をするうち、自分が乗った飛行機がグラナダではなく、カリブ海に浮かぶ島国=グレナダ行きだということに気付きました。グラナダとグレナダでは、たった一文字違い。うっかり見間違えてしまったわけですが、空の上ではどうすることもできず、給油のために着陸した別の島国で飛行機を降り、結局、ロンドン経由でグラナダに向かったということです。

災難はどこからやってくるかわかりません。そこで、我々人間は、その不測の事態に備えて、"保険"というものをかけたりするわけですが、思いも寄らない災難が降りかかるのはペットも同様。先日、アメリカ・カリフォルニア州にあるペット用の保険会社が、「今年、最も風変わりな請求」を選んで発表しました。その一つは、洗濯機で40分間以上もグルグル回されながら帰還したネコ。飼い主によれば、この過酷な試練を乗り越えたネコは、もともと、洗濯機の中をよく覗き込んでいたそうで、その時、まさか中にいるとは思わず、洗濯機をかけてしまったようです。ちなみに、「最も風変わりな請求」の1位に選ばれたのは、タマネギを一袋食べて中毒症状に陥りながら、一命を取り留めたイヌだったということです。

天気の良い日などは、屋内に居るのがもったいない季節。外に飛び出したくなりますが、アメリカ南東部のジョージア州で、小学校から高校までの一貫教育を行う私立学校の校長が、「いい天気になりそうだから」という理由だけで、学校を休校にしたそうです。地元メディアによると、その日の天気予報は、絶好の行楽日和でした。この思い切った行動にはわけがあって、さかのぼること25年、冬に悪天候で休校になった際、校長は、逆に、「天気が良すぎるから休校、というのも素敵じゃないか」と思ったのだそうです。それを25年越しにやってのけたわけですが、生徒の親からの苦情もなく、来年の夏休み前に退職予定の校長に、生徒から惜しむ声が聞こえてきそうです。

イギリス南東部の町で起ったお話です。ある日、70歳になるおじいさんが、6歳の孫娘を病院へ連れて行くため、小学校に迎えに行きました。名前を告げ、学校側が連れて来てくれた孫娘の手を引き病院へ。そして診察を受けさせ、薬も処方してもらって家に連れて帰りました。ところが帰って来てビックリ!孫娘とばかり思っていた少女は、全くの別人。同じなのは名前と年齢だけだったのですが、おじいさんはその間違いに気付かなかったようです。ただ、連れまわされた少女の父親は、「自分の娘が見知らぬ男と町をうろつき、バスに乗ったらゾッとするだろう!」と、カンカン。もっともですが、おじいさんに悪気はなかったわけで・・・・。ともあれ、学校側は、なぜ間違いが起こったか調査をしているという事です。

日本では少子高齢化や、これにともなう地方の過疎化が問題となっています。過疎化については、イタリアでも深刻な問題となっているようで、とある小さな村=リッサ村の場合、過去数十年で人口が急激に減少し、今ではその数、わずか5人となっています。そんなリッサ村で、およそ65年ぶりに元気な赤ちゃんが誕生しました。赤ちゃんの両親は、ミラノ近郊の出身ですが、リッサ村の豊かな自然に惹かれ、移住してきたのだそうです。その二人が喜んだのはもちろん、残る3人の村人も、赤ちゃんの誕生を「希望の兆し」と、喜んでいるということです。小さな命の成長を、村中のみんなで見守るんでしょうね。

アメリカ・アイオワ州に住む99歳の女性が、このたび、かつて通っていた高校から特別に「名誉卒業証書」を授与されたのだそうです。というのも、この99歳の女性は、高校時代、祖母の世話などで学校に通うことができなくなり、やむなく、中退。それからおよそ70年、この事をずっと悔やみ続けていたようです。その心の内を知ったお孫さんが、何とかならないだろうかと、おばあちゃんが当時通っていた高校に相談。話は地元の教育委員会まで届き、副教育長が、99歳になる女性の28年間に及ぶ事業経営の実績を高く評価。「卒業資格は充分である」と、判断され、今回の名誉卒業証書の授与となりました。女性は、「頭が良くなった気分!」と、喜んでいたという事です。

宝くじを買う人の多くは、「当たればいいな」と思って買うわけですが、心のどこかで、「どうせ・・・」と、諦めているところもあったりします。それに、万が一、宝くじを失くしてしまっても、「どうせ当たってないだろうし・・・・」と、探していないという人もいるんじゃないでしょうか。でも、あきらめちゃいけないみたい。スペインの北西部にある町で、宝くじ売り場のカウンターに落ちていた宝くじが630万ドル、日本円で、およそ6億円の賞金に当選!落とし主が現れず、当局が探しているということです。おそらく、そこで宝くじを買った人が購入直後に落としたと思われ、別の客がこれを見つけて届けていたようです。今後2年以内に持ち主が現れなかったら、発見者に贈られるという事ですから、見つけた人は、祈るような気持ちでしょうね。

イタリア最大の港町として有名な街=ジェノヴァ。古くからあるこの街で、今、地元の人たちの耳目を集めているのは、一匹の犬。その犬は、自分でバスに乗って、ハムやビスケットをくれる店まで行くというので驚いてしまいます。通勤客が話すところによると、話題の犬は、子犬の頃にバスに乗り始め、12歳になった今では、どのバス停で降りたらいいかが分かるようになったということです。これについて専門家は、「嗅覚や視覚を使ってバスを乗り降りしているのでは?」と分析していますが、それにしても、その犬を追い払いもせず、乗せ続けたバスの運転手や乗客もやさしいですよね。一方、飼い主はと言うと、「店への行き方は分かるのに、どういうわけか、自分たちのおつかいはしないんだよ」と、話しているそうです。

アメリカの64歳になる女性遠泳選手が、「夢を追うのに、年齢はない」と、今回、5度目の挑戦にして初めて、キューバからアメリカ南部のフロリダまで177キロの遠泳に成功しました。女性の名前はダイアナ・ナイアドさんで、かかった時間はおよそ53時間。サメ避けの篭も、足ヒレも使わなかったということで、こうした海での遠泳としては最長記録だそうです。最初のトライが1978年と言いますから、夢を追うこと35年。成功して陸に上がったダイアナさんは、支援者に囲まれ、よろけながらも「決して諦めちゃいけない、夢を追うのに年齢はない」と語り、成功を支えてくれたスタッフにも感謝を忘れなかったということです。お見事!!

イギリス・ロンドンで起こった、ウソのような本当の話。ベッドで深い眠りについていた男性が、クッションの動きから、隣の恋人が寄り添って来たものと思い、寝返りを打って彼女を抱き寄せようとしました。ところが、抱き寄せたつもりの恋人が、実は、キツネだったというのです。地元メディアが伝えた、キツネにつままれたような話ですが、ロンドンでは、このところ、キツネが大繁殖して問題となっていて、話題のキツネは、おそらく男性の家のネコの出入り口から入り込んだんじゃないかと見られています。彼女の方は一足先に起きだして、仕事に出かけてしまったということで、女性にかわって抱き寄せられたそのキツネは、その時、おだやかに彼を見つめていたそうです。

イギリス中部にあるリバプール、この町の、とあるハンバーガー店で、女性客がアゴを外してしまったそうです。「美味しくて、ほっぺたが落ちた」んじゃなくて、アゴが外れた!どれほど大きな口を開けたのかと思えば、これが三段重ねのハンバーガーで、「アゴが外れるほど大きい」との評判を取っていたそうですから、まあ、半分冗談にしても、大きいのでしょう。そんなハンバーガーを食べた女性、その日は何ともなかったのですが、翌朝、ひどい頭痛に見舞われたことから、病院へ。エックス線検査の結果、アゴが外れているのがわかったそうです。ハンバーガー店の広報担当者は、「本当にアゴが外れた人は初めてだ」と、話しているということです。

イスラエルの動物園で、ちょっと、でしゃばりなおばあちゃんが登場し、係員たちを困惑させています。というのも先日、この動物園でゾウの赤ちゃんが生まれたのですが、育児にしゃしゃり出てきたのが、赤ちゃんのお母さんではなく、お母さんのお母さん、つまり、おばあちゃんゾウ。過去に、母親ゾウが流産をしていて、今回が初めての育児となるため、これを察知したおばあちゃんゾウが手助けしているのではないかという事です。ただ、それが過剰なほどで、度を越すと、親子のふれあいが妨げられるのでは?と、動物園では、おばあちゃんゾウの子育て支援を控えさせる方針だそうです。「過ぎたるは及ばざるがごとし」ですが、親子3代で仲良くしてもらいたいものです。

世の中、いろいろな研究が進められているようで、先日、アメリカのスタンフォード大学の研究者らが、ある研究結果を発表しています。それによると、女性は、そもそも笑わせてくれる男性を高く評価する性質があるのだそうです。研究は、6歳から13歳までの男女を対象に、いくつかの映像を見せるなどして、脳を詳しく調査しました。すると、女の子の脳が一番活発に活動したのは、おもしろい映像を見た時で、男の子より強く反応したということです。研究者らは、「幼い頃からすでに、ユーモアに対する判断に、性別による違いがあることが分かった」と、話しているそうです。まあ確かに、泣かせる男よりは、笑わせる男の方がイイでしょからねえ。

あバルト海に面した3つの国、エストニア、ラトヴィア、リトアニア。そのひとつ、リトアニアの首都=ヴィリニュスは、バルト三国の首都の中で唯一、内陸に開かれた街で、深い緑に囲まれています。その街の市長が、「幸せメーター」を導入する方針を打ち出しています。「幸せメーター」とは、街や住民の雰囲気を数値化するもので、住民が、携帯電話やパソコンから送る投票内容に応じて、「幸せ度」をリアルタイムで10段階により表示するのだそうです。市長は、「数値が急落すれば、誤った決定をしたと気付かされる。政治家には素晴らしいツールだ」と自信満々。数値は巨大モニターにして、市役所の建物に設置する計画なのだそうです。まず最初の「幸せメーター」を、この計画自体で計ってみるとどうなるでしょうかね。

こう暑いと、思考回路も止まって、頭の中、真っ白という感じですが、今回、このトラブルにあったご夫婦は、まさにそんな感じかもしれませんねエ。アメリカ・テキサス州でのこと。ある夫婦が数十年間所有し、現在は誰も住んでいない家を見回りに行ったところ、あるはずの家が跡形もなく消えてしまっていたそうです。「オー・マイ・ガッド!」そう言ったかは定かではありませんが、驚いたのは確か。いろいろ調べて見ると、どうやら解体業者が、取り壊し予定の家屋と、ご夫婦の家とを間違えて解体してしまったらしいのです。まったく、そんな事を思ってもいなかったご夫婦は、思い出の品や骨董品などを置いたまま。かけがえのない大切な品を断りもなく処分されてしまったわけで、できれば、元に戻してと言いたいところでしょうね。

暑さを吹き飛ばすのには、海や川で水を浴びるというのも一案ですが、何か恐怖を味わい、一瞬、暑さを忘れるというのもありますね。ジェッコースターなんかも良さそうですが、こんな問題もあったようです。アメリカ・カリフォルニア州、サンタクララの遊園地でのこと。利用客の叫び声による騒音が、許容されるレベルを超えたとして、一時、運転休止に追い込まれたそうです。遊園地の担当者は、「利用者が楽しんで、叫び声を上げるのは歓迎したいが、地域社会ともいい関係を築きたい」と話していて、苦肉の策として、コースの一部にトンネルを設けて騒音を抑え、再開にこぎつけたということです。関係者も人気アトラクションの運休に、ヒヤッとしたんじゃないでしょうか。

アメリカ・テキサス州ダラスの、とある小学校の男性教諭が、定年までの40年間、ある事をやり続けて話題になっています。それは、卒業アルバムの写真に、ずっと、同じ服装で登場し続けたこと。つまり、模様のついたシャツにコーヒー色のセーターという出で立ち。きっかけは、1974年の卒業アルバムの写真に、たまたま、前の年と同じ服装で写ってしまっていたことから。彼は、このことをとても恥ずかしがっていたようなのですが、そんな夫の思いを察して、妻が翌年の1975年の卒業アルバムの撮影にも同じ服で臨むようにと提案。5年連続を達成した彼は、今度は「やめるわけにはいかない」と思うようになり、40年間、やり遂げたのだそうです。シャツもセーターもお疲れ様!

アメリカはシカゴで、出産した妻と産まれた息子を病院に迎えにいった男性が、強盗を取り押さえたそうです。見事、その強盗を取り押さえたのは警察官。彼はこの日、休暇中で、新しい家族の誕生に心弾ませて病院に向かったそうです。ところが、いざ病院に入ってみると、カフェテリアで男2人が取っ組み合いの真最中。彼は思わず仲裁に入り、殴られながらも1人を取り押さえました。事情を聞いたところ、取り押さえられたのは、ある妊婦の携帯電話を奪って逃走を図ろうとした男で、これに掴みかかっていたのは妊婦の夫。奪われた携帯電話を取り返そうとして、もみ合いになったということです。ワクワクしながら病院に行って、ハラハラドキドキ。後々、生まれた子どもに、このエピソードを話して聞かせる日がくるのでしょうね。

世界で最も訪問客が多い都市のひとつ、花の都=パリ。世の女性たちの憧れの街ともいえるこの街ですが、「訪れた人に不親切な街だ!」などというマイナーな評判もあるんですよね。現に、パリの観光当局も、「タクシーの運転手や販売員らが、たびたび外国語を話さず客の手助けもしないという、あまりよくない印象を与えている」と認めています。こうした現状を改善するため、パリの観光当局が、礼儀作法の向上に関する手引書の配布を始めました。その手引書では、「イギリス人はファーストネームで呼び、イタリア人とは握手をし、中国人には笑顔を見せて中国語で挨拶を」と勧めているそうですが、今度パリへ行ったら、日本人にはどう接すると良いと書かれているかぜひ聞いてみたいものです。

あと、一週間もすれば子どもたちの夏休みが始まります。海に行ったり、キャンプに行ったり花火を見たり、子供たちにとって、一番思い出ができる時ですね。うんと楽しんで、たくさん思い出を作ってもらいたいものです。話変わって、アメリカ・ミシンガン州でのこと。川に潜った男性が、深さおよそ15センチのドロの下からメッセージの入ったボトルを見つけました。ひろい上げてみたところ、領収書の裏に、「楽しんでいる」というメッセージとともに、二人の女性の名前と住所が書かれていたそうです。これが、よく見ると100年近く前のもので、当時このあたりは行楽地。訪れた女性二人が、その時の思いを書いてボトルに入れ、コルクでしっかり栓をし、川に投げ入れたと見られています。二人にとって、それは、思い出深い素敵な旅だったのではないでしょうか。

アメリカ・テキサス州ダラスに本店があるビール銀行。その銀行の頭取に、ダニエル・アンドリュー・ビール氏がいます。彼自身、数学者としても知られている人物で、1997年に、数学者たちが1980年代から取り組んできた難問を解決するために、自らの名前をつけた「ビール賞」という懸賞金を付け、解答募集を行なっています。賞の創設当時の懸賞金は5,000ドル、日本円でおよそ50万円。これまで、年を追うごとに増額されてきましたが、獲得者は現れず、この度、ついに100万ドル、日本円にしておよそ一億円に達しました。とはいっても、アメリカ数学会によると、「ビール賞」のかかる問題は、17世紀に産声を上げ、およそ350年ぶりに解かれた「フェルマーの最終定理」よりもさらに難しいのだとか。興味のある方は、トライしてみてはどうでしょう。

アメリカはミネソタ州・ダルースという町に住む33歳の女性のお話。マラソンを趣味としている彼女は、その日も、出場するハーフマラソン大会に向けて、走りはじめました。それから2時間、走り終わった直後に、なにやら、背中に痛みを感じた彼女。翌日、病院へ行ったところ、なんと、妊娠が発覚し、しかも、その日のうちに2,900グラムの女の子を出産しました。2,900グラムの子どもがお腹に居て気づかないなんて本当に不思議ですが、彼女にしてみれば、この数ヶ月、体重も増えていなかったので、妊娠なんて思いもよらなかったらしく、背中の痛みも、「椎間板を損傷したか、単なる筋違え」と思ったそうです。この出来事に、ベビーにつけられた名前が、ミラクルのミラをとって「ミラ」だということです。

先ごろ、東京都の猪瀬知事が、2020年のオリンピック誘致にむけて、「日本では、失ったものは、お金でさえ帰ってくる」と、日本の良さをアピールしていましたが、カナダでは、9年前に盗まれた写真のフィルムが、無事、持ち主の元に戻って来たそうです。発端は、ある女性が、自分の乗った車のタイヤの異変に気づいたこと。道路脇に車を停め、様子を見ようと身をかがめると、目の前に現像した様子のない写真のフィルムが。「誰か探している人が居るのでは?」そう思った女性はフィルムを現像して、フェイスブックに掲載。これが見事にヒットし、持ち主の女性が名乗り出たのです。ちなみに9年前、このフィルムが盗まれた時、女性には産まれて数週間の娘がいたそうですが、現像されたその時の娘の姿やご主人の姿に、胸が詰まって、声も出なかったそうです。本当によかったですね。

携帯電話の便利さは今さらいうまでもありませんが、好む好まざるに関わらず、場合によっては個人情報の漏えいにもつながってしまうことがあります。アメリカ・カリフォルニア州で、車上荒らしをたくらんだ男二人組。どういうわけか、片方が持っていた携帯電話が、犯行しようとする前に警察や消防署への緊急通報用番号につながり、犯行の一部始終が実況中継されるという出来事がありました。実況中継では、二人がハンマーを用意する会話などが聞こえた後、ガラスの割れる音がしたということで、警察でも、「こんなことは聞いたことがない」と、話しているということです。男たちも、自分たちの悪事が警察にだだ洩れだったなんて、思いもしなかったことでしょうね。

味や好みは人それぞれ。アメリカ・マサチューセッツ州のあるレストランで、客として入った一人の中年女性が、女性店員を殴るというトラブルがありました。事の発端は、女性が注文したサンドイッチ。彼女はステーキとチーズのサンドを注文したのですが、自分が想像したよりピクルスの量が多かったらしく、これに憤慨して店員に返金を迫ったそうです。店員がそれを断ったところ、女性客は逆上。店員を殴り逃走を企てたのですが、殴られた店員も、ひるむことなく女性客を追跡。警察が到着するまで捕まえていたということです。まあ、ステーキが小さくてピクルスばかりが目立ってしまったのか、ピクルスが嫌いだったのか・・・多けりゃ、除けて食べればいいじゃないですかねぇ。

先日、オーストリアの首都、ウィーンにあるサッカー場に突然、珍客が現れました。それは女子選手が試合をしている最中のグランドの中。観客席の目を引いたその珍客というのが、なんと、ラクダやラマで、それも一匹や2匹ではなく、群れとなって現れたのです。どうやら、試合会場の近くにやってきたサーカス団から逃げ出してきたようなのですが、彼らの突然の乱入に、選手も呆然。それを尻目に、ラクダやラマたちは、グラウンドの青々とした芝を食べようとし始めました。ところが、これがあいにくの人工芝だったため、面をくらっている風のラクダやラマ。その隙を狙って、選手や観客が彼らを捕まえ、サーカス団に返したそうです。

去年、エリザベス女王の即位60周年を記念して祝賀会が開催されました。その時の写真をあしらって、イギリスの60歳の男性がジグソーパズルを作成しました。そのピースの数が半端じゃなく、なんと4万個。縦およそ2メートル、横およそ6メートルもあって、「世界最大」としてギネス世界記録にも申請し、王室の離宮に展示されるのを待つばかりでした。ところが、その作業場に立ち寄った人に道を尋ねられ、それに答えようした瞬間、ふと、気が緩み、パズルが滑り落ちてしまいました。滑り落ちて、つながったままのところもあるものの、6,000以上の部分に分かれてしまい、作成した60歳の男性はがっくり。修復を手伝ってくれる人を募っているということです。苦労して作ったんでしょうけどねえ。

一人の人が異なった2つの職業を兼ねる場合、「二足のわらじを履く」なんて言い方をしますよね。正規雇用の道が、なかなか開けない世の中、パートやアルバイトのワラジを3足も4足も履いて頑張っている人もいますが、この言葉の、もう一つの意味合いとして、「同一人が両立しないような2種の業を兼ねること」というのがあります。そういった意味で、このオーストラリアの女性もそうかもしれません。彼女、昼の顔は、法衣を身にまとう弁護士、そして、夜は派手な衣装でステージに立つポップス歌手。その彼女の曲が、イギリスのとあるヒットチャートで、トップ10に迫る人気だとか。4年もの間、一部の友人たちを除いて秘密にされていた彼女の正体ですが、忙しい時には、法衣の下にステージ衣装を着て仕事をしたこともあるそうです。

2013.05.11 | Saturday
アメリカ「格安で結婚式」

アメリカ・ラスベガス。カジノで有名なこの街ですが、結婚式だけを挙げる教会や、24時間営業の結婚式場などがあって、住民票一つで、気軽に結婚もできるところです。そんなラスベガスで、ある大手ファミリーレストランが、結婚式用のチャペルを設置し、先日、最初のカップルが式を挙げたそうです。驚きなのが、そのレンタル料。わずか95ドル=日本円にして1万円足らずという安さ。しかも、ウェディング・ケーキ付き!!レストランで披露宴を開くこともでき、その際、食事は20%引きだとか。ちなみに、最初に結婚式を挙げカップル、新郎が54歳、新婦53歳で、二人は申し込みのあった複数のカップルの中から選ばれたそうです。手軽に結婚式ができるのはいいですが、ちゃんと長続きするようにしないとね。

今の時代、車でどこに行くにしても、道に迷う心配はなくなりましたね。カーナビという強い味方のおかげですが、それも、GPSという便利なシステムがあらばこそ。イギリスのマールバラという町に、一匹の猫と暮らす男性がいます。彼は、飼い猫が少々太り気味なのが気になり、エサを減らして様子をみることにしました。ところが、一向にスマートにならないし、逆に、太ってきたようにも見える。不思議に思った男性は、小型のGPS装置を使って、飼い猫の行動を追跡。すると、猫は夜になると外出し、エサをくれる人の元を訪れていることが分かりました。そればかりか、毎朝6時ごろには、ニワトリを追いかけて遊ぶことや、何かにつけて訪れるお気に入りの場所があることも分かったそうです。これに端を発し、男性はペット用のGPS装置を発売したということです。

今週は、今月17日にニューアルバム「トゥ・ビー・ラヴド」をリリースした「マイケル・ブーブレ」をピックアップします。この新作は、彼にとって6枚目で、2011年に世界2位の売り上げを記録した「クリスマス」に続くアルバムです。このアルバムは、プロデュースを手掛けた「ボブ・ロック」により、バンクーバーとロサンゼルスでレコーディング!4曲のオリジナル曲とスタンダード楽曲集からなるアルバムになっています。ちなみに、4曲のオリジナル曲のひとつ「アフター・オール」は、マイケルと同じカナダ人であるブライアン・アダムスが共作、共演し話題になっています。そして、このニューアルバムには、マイケルの音楽的なヒーローである、ビー・ジーズのヒット曲「トゥ・ラヴ・サムバディ」や、ディーン・マーティンの「ネヴァーザレス(アイム・イン・ラヴ・ウィズ・ユー)」や、ジャクソン5の「フーズ・ラヴィング・ユー」、ジャッキー・ウィルソンの「トゥ・ビー・ラヴド」、プレスリーで有名な「ハヴ・アイ・トールド・ユー・レイトリー」などが収録されています。さらに、フランク・シナトラとナンシー・シナトラの名曲「サムシング・ストゥーピッド」を、女優のリース・ウィザースプーンと共演しています。

今年は、桜の開花が早くて、あれよあれよという間に花見シーズが終わってしまった気がしますね。春先が暖かかったのかもしれませんが、ロシア南部の街=ソチも例年にない暖かさだったそうです。それで心配なのは、来年開催されることになっている冬のオリンピック。地元の運営責任者らは「来年も暖冬なら雪不足は間違いない」と話し、その時に備え、大量の雪を周りの山々に分散して貯蔵することにしたそうです。問題は、夏場をどうしのぐかという事ですが、これには、1100万ドル、日本円にしておよそ10億円のお金をかけ、特別な密封措置を施す予定だという事です。まさに"備えあれば憂いなし"ですね。責任者の一人は、「今年以上に暖かい冬が来ても大丈夫、全競技で十分な雪を保障する」と、話しているという事です。

どうしてこんな事が・・・と、開いた口が塞がらないことがあります。カナダでの事。3年前、ある男性が刃物で背中を刺される事件がありました。運び込まれた病院で治療を受け、彼は事無きを得たのですが、時間を経て癒えるはずの傷が、その後も痛み続けたのだそうです。医者に、その事を繰り返し訴え続けてきたものの、医者は神経痛だと言うばかり。やがて、痛みを感じる部分がコブのようになって来たところで、医者は、ようやくエックス線による検査を実施。その結果、なんと刺された時のナイフの刃が、そのまま残っていたことが判明し、やっと、手術で取り除かれたそうです。これに対して男性は、「医者は、最初の段階で、エックス線検査をすべきだった。」と、怒り心頭だそうです。

アメリカ・オハイオ州で、106歳にして高校の卒業証書を手にした女性がいます。この女性は、かつて、高校の上の学年まで進級していました。ところが、教師から「ある本を読むように」と指導された際、「以前、読んだことがあるが、おもしろくなかった」と、読むことを拒んだのです。読め、読まないとすったもんだの挙句、彼女は、課題図書であったその本を読まなかったそうで、そのため、必要な課程は全て終えていたものの、卒業証書を手にすることができなかったのです。この話を報道で知った、その高校を定年退職した元英語教師が学校に申し入れをし、学校側も彼女に卒業証書を授与することに決めたということです。およそ90年経って、ようやく卒業証書を手にした女性は、「生徒たちは、私の真似をしないほうがいいわよ」と、話しているということです。

街中には、希望に満ちたフレッシュマンの姿が目に付きます。これから1ヶ月、懸命に働いて、最初のお給料をどんな風に使うのでしょうね。これまで育ててくれた親に何かプレゼントするとか、人それぞれだとは思いますが、有意義に使っていただきたいものです。ところで、先日、アメリカ、ミズーリー州で、ある夫婦が1億3650万ドルの宝クジを当てるという幸運に恵まれました。日本円にしておよそ131億円もの大金を手にした二人は、その使い道について、一部を生まれ育った町に消防署や野球場を新しく作ったり、下水処理施設の整備する費用に充てることに決め、さらには、母校の高校に奨学金制度も設けたそうです。このことについて、夫婦の妻の方が「理由があって、神が与えてくれたのだから、正しいことに使おうと思った」と、話しているということです。なかなか、できることじゃありませんねえ。

夢を求めて買う「宝くじ」。とは言うものの、これまで買ったお金で、何らかの物は手に入ったかもしれないわけで、なんだかねぇと思ってしまいますが、人生捨てたものではありません。宝くじに当たらなくても、こんなラッキーなこともある。イギリスでのこと。夜、飲みすぎた34歳の男性が、翌朝、二日酔いを治そうと、魚屋から牡蠣を買ってきて食べたところ、一つの牡蠣に、何か入っていました。てっきり歯の詰め物が取れたと思った男性は、飲み込んでは大変と、吐き出してみたところ、出てきたのはなんと、真珠!小さな粒だけど完璧な形で、男性は大喜び。専門家によると天然の真珠が見つかるのは珍しく、男性の強運に驚いているということです。

最近のお年寄りはお元気ですが、この人も素晴らしい。12年前から長距離を走り始めたというインドのある男性の話。彼が走り始めた12年前というのが、御年89歳で、101歳となったこのたび、香港での10キロマラソンを最後に、現役引退を表明したそうです。彼は、およそ2年前にカナダで42.195キロのフルマラソンを8時間11分6秒で走り、このとき、認定こそされませんでしたが、100歳以上で初の完走者になっています。今年の香港での10キロマラソンでは、去年よりタイムを縮め、1時間32分28秒で完走。競技生活にはピリオドを打っても、今後は、チャリティーイベントなどに参加して、走る予定だそうです。

アメリカ・テキサス州の病院で、36歳の女性が一卵性双生児を2組、あわせて4人の男の子を出産したそうです。一度に複数の子どもが生まれる場合、排卵誘発剤を使っていることが多いそうなのですが、この女性は使っていなかったということで、今回のような妊娠・出産の確立は、なんと、7000万分の1という超レア・ケース。このたび出産した女性は、2歳になる長男に弟か妹を...と、思っていたのですが、一挙に4人もの弟ができ、これには「ちょっと成功しすぎました。」と、少々、自嘲ぎみ。ともあれ、4人のベビーにはさっそく、その名前の頭文字に、順にA,B,C,Dをつけ、「エース」、「ブレイン」、「キャッシュ」、「ディラン」と名づけられました。結果、5人の息子の父親となったご主人はといえば、「まだ娘も欲しい」といっているそうです。

「暑さ」、「寒さ」の最中に行われる「我慢比べ」。先日、極寒のスウェーデンで、氷の柱に48時間座り続けるという競技会が開かれました。聞いているだけでも寒くなってきますね。物好きもいるもので、そんな競技に男女6人が出場しました。その日の気温は、氷点下28度。2時間ごとに10分間のトイレ休憩が許されたそうですが、6人は見事、48時間の我慢比べを耐え抜き、賞金の2万クローナ、日本円にしておよそ30万円を山分けしたそうです。一人当たり5万円、時間給にすると1,000円ちょっとくらいでしょうか?これが氷点下28度の世界でなければ、結構、いい時間給なんですけどね。でも、出場者の一人は、「そんなことより、退屈なのに参ったよ」と話しているということです。よく我慢したものですね。

この春、海外旅行を予定している人もいらっしゃるのではないでしょうか。ニュージーランドを旅していたイギリス人男性が、オウムに現金を盗まれたと、警察に届け出ました。彼は旅行中に差し掛かった峠の休憩ポイントで、見慣れないオウムに遭遇。そのオウムの写真を撮っていたところ、居合わせた他の旅行者が、「オウムが男性の車から何かを取って行くのを目撃した」というのです。男性は、警察に、およそ1100ドル、日本円にして10万円のお金を盗まれたと主張し、「車のダッシュボードから、現金入りの袋を持ち去ったんだろう」と、話しているという事です。ちなみに、男性がポケットに入れていた3000円相当のお金は無事だったようです。

2013.02.23 | Saturday
イタリア「教会へ通う犬」

イタリア南部の町で、毎日のように教会へ通う犬が話題になっているようです。この犬は、12歳のジャーマンシェパードの雑種。飼い主の女性が世話をしていた野良犬の中の一匹で、女性が散歩や買い物に出かける際には、いつも後を付いて回っていたそうです。ところが、昨年11月、女性は57歳で亡くなり、お葬式の日、犬は彼女を見送る列に加わって教会でも棺のそばを離れなかったということです。その後も、この犬は、ミサを知らせる午後5時の鐘の音が鳴ると教会へ行き、祭壇の前に陣取るようになりました。人懐っこさに、町の人もエサや水を与えて可愛がり、市長も、犬を自宅に引き取ろうかとも考えたそうですが、人気者となった犬を町の人々から取り上げたくないと、思いとどまったということです。

いまが夏のオーストラリア。その南東部に、金の鉱脈がある事で知られるバララトと呼ばれる所があります。ここは、1850年代にゴールドダッシュが起きた地域で、今も、一攫千金を夢見て、訪れる人も多いのかもしれません。そんな一人に、金属探知機を使って、金を探していた素人の男性がいました。その彼が、なんと5.5キロの金塊を発見したそうです。金塊の価値はおよそ30万ドル、日本円にして2,700万円以上だとか。この快挙に、地元の関係者は、「金を探す人に大きな希望を与えた」と讃え、ゴールドラッシュの再来を予想する声も出ているという事です。夢を追いかけるのも、悪くは無いかも。

ドイツ北部にオスナブリュックという町があります。その町の一角にあるアパートで、警察が駆けつける騒ぎがありました。警察に通報したのは、そのアパートの住人で、「隣の部屋から、『ママー!パパー!』と叫ぶ子どもの声が聞こえる」というのです。子どもが部屋に閉じ込められているのかも...と心配する住人の声に、警察がアパートに駆けつけてみると、部屋に子どもの姿は見えず、そこに居るのは、篭の中のオウムだけ。オウムはご機嫌の様子で、駆けつけた警察官にも、「こっちに来て、ママー」と、のんきに、おしゃべりしたということです。まあ、何事もなくて良かった訳ですが、聞けば、オウムの飼主一家は、オウムの世話を友人頼んで旅に出ていたということです。オウムも飼主がいなくて寂しかったのかもしれませんね。

オランダのアムステルダムで、76歳の男性が、地下に置かれた紙ごみを集めるコンテナを開けて入り込み、外に出られなくなってしまいました。「年寄りの冷や水」なんて言われてしまいそうな行い。なぜ、そのようなことをしたかといえば...「宝くじ」。紙のゴミと一緒に捨ててしまったと思ったらしく、「こりゃあ大変!探さなきゃ!」と、思わずコンテナに入り込んでしまったようです。必死になると、自分が何をしているかわからない時があるし、前後の見境がなくってしまいますからね。我に帰ってコンテナから出ようとしたところ、これが自力での脱出が不可能。大きな声で助けを求めたところ、この声を通行人が聞きつけて警察に通報し、無事、助け出されたという事です。肝心の「宝くじ」?どうやら見つかっていないようです。

みるみる月日は過ぎて行って、もう、2月も目前。月日の経つのは早いものです。さて、アメリカ・カリフォルニア州のご夫婦のお話。ある日、二人が役場から結婚証明書を取り寄せたところ、二人が結婚した記録が残っていないことがわかったそうです。アンビリーバボー!驚いた二人は、式を挙げた教会になら記録が残っているはずと問い合わせたところ、証明書のコピーこそ残っていたものの、2年の有効期限はとっくの昔に切れてしまっていました。幸せな日々に浮かれて、すっかり出し忘れていたのかもしれませんね。ともあれ、二人は改めて役場に婚姻届を提出し、誓いのキスもやり直したということです。これでまた新婚気分になれますね。

フランスのボルドーにあるシャトー。ワイン好きには、たまらない響きかと思いますが、ワインの話ではありません。18世紀に建てられた豪華な城が、誤って取り壊されたという話です。このお城は、かつて、結婚式の会場として貸し出されるなどしていたそうですが、老朽化が目立ってきたのでしょうか、ロシア人のオーナーが、業者に城の改修と、離れの建物の取り壊しを依頼しました。ところが、どう聞き違えたのか、業者は、取り壊しの依頼があった離れの建物ではなく、改修を依頼されたお城の方を取り壊してしまったのです。オーナーは「お城を建て直す」と、言っているそうですが、それには、およそ150万ユーロ、日本円にしてなんと1億6000万円ほどかかるということです。あぁ~あ。

もうすぐ「大寒」、一年で一番寒い時期という事ですが、人間が定住する場所の中で最も寒い場所と言われているのは、ロシアは東シベリアにあるサハ共和国の町、オイミャコン。今頃、どれほどの気温になっているのか、想像できませんが、先月、氷点下30度という日があったようです。しかし、そんな中で、イギリスのギタリストが「世界で最も寒い場所でのコンサート」を開催。彼は、数十人の地元住民らを前に、屋外でおよそ15分間、手袋をはめた手で数曲を演奏したそうですが、あまりの手の冷たさに、2曲目を終えたところで止めてしまおうかと思ったそうです。しかし、「気力を振り絞って演奏した」という甲斐あって、ギネス記録に認定されたということです。路上で15分間、耳を傾けてくれた住民が居なかったら、くじけていたかもしれませんね。

アメリカ・テネシー州の、とあるディスカウントショップに、ある女性が、友人と二人で買い物をする為に訪れました。女性がいろいろと必要な物をそろえ、支払いの会計カウンターに行くと、対応したのは女性店長。なるべく安く買い物ができればと、持って来ていた割引きクーポンを使おうとすると、女性に対し、女性店長が「それって、私への嫌がらせ?」と食ってかかり、挙句の果てには「警察を呼ぶわよ」と、脅しまでかける始末。あきれて女性が店を出ようとすると、拳を振り上げ、目にパンチを食らわせたというのです。結局、この女性店長は逮捕されたようで、一緒に来ていた別の女性は、「彼女はお金を少し節約しようとしただけなのに」と、憤慨していたそうです。

中国で、72歳のおじいちゃんが婦人服のモデルを務めるファッション通販サイトが話題になっているそうです。このファッション通販サイトは、実は、おじいちゃんの孫たちが立ち上げたもの。サイト掲載の写真撮影が突然キャンセルになってしまったことから、慌てた孫たちが、何を思ったか、おじちゃんを担ぎ出したようです。おじいちゃんは、湖南省で農業を営んでいたのですが、かわいい孫の為にモデルの代役を買って出たのでしょうね。ところが、これが大当たり。おじいちゃんは、一躍、時の人になり、モデル名も「マディ・ガガ」と名乗り、テレビを見ながら、ポーズの研究をしているということです。おじいちゃんでありながら"婦人服のモデル"というのには、さほど抵抗はなかったのでしょうね。

水も凍ろうかというこの季節、カナダのサスカチワン州で、車に乗って水辺を走っていた女性が、水鳥の鵜が、首から何かをぶら下げてもがいているのを見つけました。よく見ると、ブラさがっていたのは、カメラ。女性がカメラを取り上げて調べると、メモリーカードの中身は無事で、そこには、魚つりや結婚式の様子など、およそ200枚の写真が入っていました。カナダの放送局がこの出来事を伝えると、一人の男性が名乗りを上げ、およそ7ヶ月前に、魚釣りをしているときに落としたものであることがわかったそうです。鵜が水中の魚を採ろうとしたとき、カメラのヒモに首を突っ込んだんでしょうかね。鵜呑みにされなくてよかったです。

大晦日をおよそ2週間後に控え、何かと忙しく、中には、「ネコの手も借りたいくらい」と、お嘆きの向きもいらっしゃろうかと思いますが、思い余って、こんな手は借りないように。アメリカ、コネティカット州で、一台の車が盗まれました。盗まれた車は中華料理店の配達用のクルマで、配達を予定していたお店は、注文を頂いたお客様に事情を説明し、配達ができないことを詫びようとしました。ところが、いざ連絡を入れて見ると、一人のお客さんが、「料理は届いた」とのこと。その頃、車は、盗んだ男の運転で、次の配達先へ向かっていました。お店は、すぐに警察に連絡。車を盗んだ男は、あえなく、逮捕されました。男は、配達した料理の代金を狙って配達を続けていたようですが、配達伝票も車の中にあったでしょうね。

「子供の頃、これに似たようなことした覚えがある」なんて、思う人も中には、いらっしゃるのではないでしょうか。ウクライナの9歳の少年の話。それが偶然だったのかどうかは分かりませんが、ソファの下に両親が隠していたヘソクリを見つけ出しました。隠してあったのは3,300ドルと、600ユーロ、日本円で合わせておよそ32万円。せっせと貯めたお金だったんじゃないでしょうか。現金がなくなっていることに気付いた父親が大騒ぎを始めてわかったことですが、少年は知り合いの大人に頼んで、現金を現地の通過に両替。学校がお休みだった数日のうちに、全額をお菓子代に使い果たし、買ったお菓子は友だちに分けていたという事です。現金を現地通貨に替えるあたりは、大人顔負けですが、全てをお菓子に使っちゃうあたりは、子どもですね。

ご家庭をお持ちの方の多くは、クリスマスを家族とともに過ごされるかと思いますが、サンタさんとしては、子どもたちのプレゼント用のソックスに何を入れるか...、頭の痛いところではないでしょうか。イギリスのキリスト教のチャリティー団体が行った調査によると、クリスマスに子どもを喜ばせるために、46%の親が借金をしするなどして、経済的困難に陥っていることがわかったそうです。子どもが喜ぶなら、少しくらい無理をしても・・・と、思うのでしょうねえ。親心です。ともあれ、このチャリティー団体では、「商業化した伝統を終わらせよう」と、訴えていて、イギリス国教会のカンタベリー大主教も、「親が多くのプレゼントを買うのは、大量の販売促進活動にさらされている影響がある」と、この考えを支持しているそうです。

今が夏の、オーストラリアはシドニーでのことです。ある日の朝、大学生が浜辺に出て、登る朝日をカメラに納めました。「いいショットが撮れていればいいんだけど・・・」、そんな事を思いながらだったかどうかは分かりませんが、自宅に帰って、その画像を確認したところ、遠くの崖の上で、地面に片膝をつき、女性を見上げている男性のシルエットが写っていました。「これはプロポーズの瞬間に違いない!」、そう確信した大学生はインターネットに投稿。美しい写真は評判を呼び、地元メディアにも取り上げられました。当の二人は、友人からの連絡で騒動を知ったようで、二人だけのヒミツにするつもりだった男性は驚いたそうですが、女性は「写真に入れて飾ります」とのこと。むろん、プロポーズはOKだったようです。朝日の中でプロポーズなんて、ロマンチックでいいじゃないですか。

広い駐車場などで、自分の車をどこに停めたかわからなくなってしまうことがありますが、ドイツ南部では、自分の車を停めた場所を忘れてしまった男性が、およそ2年ぶりに愛車と再会したそうです。33歳のこの男性は、おととしの12月、車を停めた後にお酒を飲み、次の日に車を探しに、その場所へ戻りました。ところが、いくら探しても車は見つからず、結局、警察に届けたものの、車は行方不明のままでした。しかし、最近になって、駐車違反の取締り係りが車検の切れた男性の車を発見。その場所は、男性が思っていた場所から4キロも離れた場所にあったということです。警察も、男性があまりにも自信たっぷりに駐車した場所を言うものだから、4キロも離れた意外な場所での発見を不思議がっているようです。年末にむかって、こんなことにならないように注意しましょうね。

アメリカの小学校では、スナック菓子の持ち込みがOKのようですが、あるスナック菓子については、全米各地で学校持込を禁止にする動きが出ています。その対象になっているのは、20年前から売られているチーズ味のスナック菓子。子どもたちには大人気のこのスナック、イリノイ州の学区では、塩分と脂肪分が多いうえ、人工着色料を使っていて、しかも、食物繊維などの栄養分がほとんど無いと指摘。カリフォルニア州のある小学校では、児童が食べているのをみつけたら没収までしているという事です。この学校の校長は、「他のスナック菓子を奨励しているわけではないけど」と、話しているということですが、それなら、全面的にお菓子の持込を禁止したら...とも思いますが、学校じゃなくて家で食べてしまえば意味がありませんよね!

アメリカ、マサチューセッツ州で、メスの飼い犬が道路に飛び出して、走っていた車に衝突してしまいました。びっくりしたのは車を運転していた人。慌てて車を停めて辺りを見たのですが、どこにも犬の姿が見つかりませんでした。走り去ったのかと思って、そのまま車を走らせていたところ、対向車が、フロント部分の空気取り入れ口に犬が挟まっているのを発見。幸い、無事救出された犬は、脳しんとうと軽いケガだけですんでいたようで、この事をニュースで知った飼い主が、動物保護当局に連絡し、この犬と再会したということです。運転手はさぞかし心配したでしょうが、無事で本当によかった!

知らない町に行って、道路や街を案内する標示板が少なくて困ることがあります。そんなところでは、要所ごとに表示板を掲げてほしいと思うわけですが、かえって、それが混乱を招く事になりかねない場所もあるようです。中南米はコスタリカ。その首都、サンホセの当局は、初めて、街の通りの名前を記した標識を設置する計画を明らかにしました。これまでも、通りの名前はあったのですが、住民にはほとんど知られておらず、旅行客などに道順の説明をする場合、めぼしい建物を目印にしなければなりませんでした。こうした状況を改善しようというのが標識設置の目的ですが、タクシーの運転手などは「通りの名前を言われても、分からないよ」と話していて、2万を越える標識も役に立たないのではないか?という声も出ているそうです。

日本では子供が生まれると、児童手当とかが下りたりしますが、出産の度に、幸福の女神が舞い降りている女性がいます。彼女は、ノルウェー南西部に住む29歳で、最初に女神が舞い降りたのは2006年。彼女が初めての出産を控えた前日、父親が420万クローネの宝くじに当選。4年後の2010年、二人目の子どもの出産前日には、女性自身が820万クローネの宝くじに当選。そして今年、3人目の出産から数ヶ月後に、今度は弟が宝くじに当選し、1,220万クローネを手にしたということです。家族で総額2,460万クローネ、日本円にしてなんと3億3,500万円です。4度目があるのかないのか、世の中、そんな人もいるんですね。あぁ、うらやましい。

実に多くの人がペットと暮らしていますが、イギリス南西部の町=エクセターに住む88歳の女性が飼っているペットのはオウム。このオウム、年齢は55歳に達していたという事ですが、ある日の夜のこと、女性がベッド入ろうとしたところ、オウムが「さようなら」と言ったのだそうです。寝るときは「さようなら」じゃなくて「おやすみ」でしょ。彼女はそんな風に思ったかもしれませんね。しかし、翌朝、目を覚ますと、オウムは、普段の挨拶もできないほど衰弱していて、間もなく息を引きとりました。彼女によれば、オウムはとても頭がよくて、言葉を教えたこともなかったのに、全部自分で身につけたのだそうです。きっと「さようなら」という言葉の意味も理解していたのでしょうね。

アメリカ・ミネソタ州にあるカジノが、直径3メートル、重さが1トンもあるベーコンチーズバーガーを作り、ギネス世界記録に認定されました。このバーガーには、ベーコン27キロのほか、チーズとピクルスが、それぞれ18キロ、他にも食材がふんだんに使われていました。重さについては、これまでの世界記録がおよそ400キロですから、今回、2.5倍も上回っていることになります。これだけのバーガーですから、クレーンを使って、4時間あまりもの時間をかけて作られたそうですが、大きさもさることながら、味のほうも上々だったとか。想像するに、直径3メートルのパンということですから、相当の量のパンを食べないと、チーズやベーコンといった中身にはたどり着けないんじゃないでしょうか。それにしても、一体、何人の人がこのバーガーに食らいついたのでしょうかね。

お財布を落とした経験がある人なら、分かるでしょう。財布が「無い」と気付いた時のあの同様。どこで落としたのか、半ば、パニック状態で記憶を溯っていく時の焦燥感・・・。およそ9ヶ月前、アメリカ・フロリダ州に住む女子高校生が財布をなくしてしまいました。必死で探したのではないでしょうか。結局、財布は見つからず、「もう戻ってはこない」そう自分に言い聞かせました。そして9ヶ月、大学生となった彼女の元に、突然、あの財布が戻ってきたのです。あの日、財布を拾った人が、インターネットの交流サイト「フェイスブック」から、彼女が落とし主であることを突き止めてくれたのです。中身ともども財布が戻ってきた女性は、「貧乏学生だからお金が戻ってきてよかった!」と、感激していたという事ですが、拾った人が、いい人で良かったですね!これにも感激!

お国柄もさまざまで、空の便の対応も分かれるようです。演奏活動のためにカナダを訪れていたポーランドの楽団が、活動を終え、飛行場でチェロ4本とともに搭乗手続きをしようとした時のことです。搭乗ゲートの担当者が、「機内持込みのチェロは2本まで」と、4本同時の持ち込みを拒否したのです。楽団は、チェロのための4席分のチケットを見せたのですが、許されることはなく、しかたなく、2つの便に分かれて飛行機に搭乗。その後、経由地からポーランドのワルシャワへ帰る便では、4本のチェロの持込に、何も問題は起こらなかったということです。楽団の関係者は、「チェロは機内で騒ぐようなことはしないし、飲み物だって要求しない、決して文句は言わないのに」と、困惑していたそうです。

アメリカ・ロサンゼルスのレストランが、あるサービスを提供しています。それは、テーブルで携帯電話を使わなかったお客さんには、食事代の代金を5%割り引くというもの。落ち着いて食事や会話を楽しんでもらおうと始めたもので、お店のオーナーは、「人と人のつながりを取り戻し、食事を楽しめる雰囲気をつくりたい」と話しているそうです。このサービス、お客さんの評判も上々で、半数近くの人が、お店に携帯を預けて、この5%割引のサービスを受けているということです。携帯電話は確かに便利で、話したい相手がそこにいるので、相手が今どういう状態か?ということなど考えもせず、つい自分勝手に、コンタクトを取ろうとしてしまいがちです。プライベートの静かな時間と、楽しい会話と、5%割引。預けた携帯が気になるようでは意味が薄れますが、いいサービスですよね。

短文投稿サイトの「ツイッター」。フランスの調査会社が、6月の1ヶ月間について、ツイッターに関する調査を実施し、先日、その結果が報告されました。それによりますと、ツイッターへの投稿が世界中で最も多かった都市はインドネシアのジャカルタで、全体の2%以上を占めていたそうです。続く2位は東京で、3位がロンドン。ちなみに、つぶやきが最も多かったジャカルタの現在の人口はおよそ2億4000万人と、世界第4位です。そんなインドネシアでは、ソーシャルメディアが急速に普及していて、中間所得者層がパソコンやスマートフォンを持って「ツイッター」を後押ししているということです。今もどこかで、だれかがつぶやいているんでしょうね。

その気持ちよ~く分かります。カンボジア西部のプルサトで、沼の底から引き上げられた丸太に「運勢が上がる魔力がある」という噂が広まり、各地から人々が願掛けに押しよせているそうです。この丸太の長さは13メートル。よく沼の底から引き上げたものですが、昔からの言い伝えか、あるいは、引き上げ作業に関わった人が幸運に恵まれたのかどうか。「金運」や「癒し」をもたらす力があると信じられ、地元の当局が「魔力なんて存在しない」と説明しても、まったく聞く耳なし。宝くじの当選などを願う人が大勢訪れているということです。日本でも、高額宝くじなど、ここの宝くじ売り場がよいとか、あそこの神社に御参りすればよく当たるとか言われたら、ゲンを担ぎますからね。

芝生は手入れが大変だと聞くことがありますが、アメリカで、自宅の芝生をより青く見せるためのビジネスが急成長しているということです。このビジネス、なんと、芝生をスプレーで着色する、というものなんですが、数年前にこのビジネスを始めた男性によると、今年は雨不足のため、芝生の生育が思わしくないことから、この商売が大繁盛しているということです。ちなみに、着色用のスプレーは、植物性で毒性がなく、芝生が乾いていれば、翌年の春まで持つということです。このサービスを利用したある男性は、「周りの家の中で、我が家の芝生が一番青い」と、大いに満足しているそうです。本来の芝生の色がわからなくて、色が落ちた時には枯れていた...なんてことにならないといいのですが。

「こんなサービス欲しかった!」そう思う人は少なくないかもしれません。アメリカのウェブサイト運営会社が、気まずいデートの途中で、逃げ出したい人のためのアプリを作りました。アップル社の携帯電話、iPhone用のこのアプリ、事前に時間を指定して、母親や友人の番号を登録しておけば、電話がかかってきたように見せかける設定ができるそうです。さらに、「隣の人が水道管の水漏れを伝えてきた」とか、「上司がすぐに手伝って欲しいと言っている」などの言い訳の音声も提供するという念の入れようです。開発した会社の関係者は、「逃げたくなったデートの経験があるから共感できる」と話しているということです。言い訳の種類は多い方が助かりますね、ハイ。

ドイツの現在の首都ベルリンが、今から450年前、ドイツ東部の町=ミッテンワルデから借金をしていたことを示す証文が見つかったそうです。返済すべき金額は、現在のユーロに換算して1億ユーロ。日本円に換算すると、およそ97億円で、これに物価の上昇率などを入れると、莫大な金額になるということです。証文を見つけた歴史家は、「現在でも有効だ」と、指摘しているそうですが、450年前、利息6%で借りたお金を、多額の債務を抱えた今のベルリンでは、たとえ返済要求があったとしても、それに応えるのは不可能に近いようです。

イギリスのあるホテル業者が、2,000人を対象に、アンケートを実施しました。それによると、大人のおよそ4割が「1週間で最もつまらないのは日曜日」と考えているということです。また、同じように、4割のほどの人が、学校が始まる週明け直前に経験した「日曜の夜の気分」と似た気持ちを味わっていると回答したということです。ホテルの広報担当者はこれについて「本来、日曜はリラックスすべきなのに、翌日から仕事のことを考えてしまうようだ。計画を立てて、日曜が楽しみになるようにして欲しい」と、話しています。祭りの後って、結構、寂しくなって気分が落ち込むものですが、土曜に楽しい時間を過ごしていたら、なおさら、そうなのかもしれませんね、

ドイツの通勤電車の中での出来事。朝っぱらから、当たり構わず、大声で携帯電話で通話する若い女性がいました。どうやら酒に酔っていたらしく、周りの客の苦情もどこ吹く風。これに業を煮やした一人の中年男性が、突然、女性の携帯電話を取り上げ、窓の外に投げ捨ててしまいました。おかげで、車内には静寂が戻って来たのですが、実力行使に出た当の男性は、ひょっとすると、罪に問われるかもしれないという事なんです。なにしろ、投げ捨てた携帯電話は700ユーロ、日本円でおよそ7万円。警察の懸命の捜査でもみつからなかったようで、賠償しろということでしょうかね。せっかく勇気を出した行動なのに・・・彼の罪が少しでも軽くなるといいのですが。

オーストリアの警察が、隣の国ハンガリーとの国境線で検問をしていたところ、ハンガリーに入国しようとしていた3台の車が規定の重さを超過。早速、積荷を調べたところ、9.5トンものニンニクが見つかったそうです。このニンニクは、盗んだものと見られ、時価総額はおよそ3万ユーロ。日本円にしておよそ300万円にも上り、警察は、車に乗っていたルーマニア国籍の男5人を摘発したという事です。現場の警察官の一人が話したところによると、「3台の車は、どれも強烈に臭かった」そうで、警察犬の出番を待つまでもなく、犯罪の臭いを嗅ぎ付けたようです。捕まった男たちは、盗んだニンニクをハンガリーで降ろすつもりだったのか、それとも、母国ルーマニアまで持ち帰るつもりだったのか。いずれにしても、強烈な臭いは気にならなかったのでしょうかね。

先日、イタリアで、「従業員の新婚旅行は、結婚式の直後に行かなければならないかどうか」ということについて、法廷で争われたそうです。この法廷闘争の主人公は、ナポリに拠点を置く航空関連会社とその従業員。訴えを起こしたのは、従業員で、結婚式を挙げて10日後、休暇を取って新婚旅行に出発したところ、航空会社がこれを理由に従業員を解雇したのだそうです。「それはないんじゃないの?」ってことで訴えを起こしたのですが、これについてイタリアの最高裁判所は、「従業員が新婚旅行の日程を選ぶのは自由だ」として、従業員の訴え通り、「解雇は不当である」と判断しました。今後、今回の最高裁判所の決定が洗礼になるということです。やっと前例が出来たわけですが、愛に寛大な国が今頃?という感じですね。

先日、ベルギーの首都ブリュッセルに、「空中レストラン」がお目見えしました。この「空中レストラン」は、鉄筋の骨組みの上に1度に22人が会食できるというテーブルセットを乗せ、そのまま50m上空に吊り上げてしまうというもので、客さは固定された椅子に座り、四角く囲んだテーブルの中央では、シェフたちが動き回ります。この空中レストランは、順次、市内の観光地を何ヶ所か巡るそうですが、初披露はブリュッセル中央駅前辺り。駅前には、ロワイヤル通りという道路を挟んで、ブルッセル公園という広い公園があって、ベルギーの王宮などが立っています。利用者は、50mの高さからその眺めを満喫しながら、一流のシェフの料理を楽しんだという事ですが、ナイフやフォークを落としたりしないよう気にしなければならず、全てを楽しむゆとりはなかったかもしれませんね。

「運命の出会い」というのがあります。それは男と女の場合もあれば、先生と生徒、大人と子供・・・・と、いろいろありますが、人と動物というのもあるのではないでしょうか。中国で一匹の野良犬が、自転車旅行中の男子大学生らとともに、700kmを走破し、目的地であるチベット自治区・ラサに到着したそうです。野良犬が彼らについてくるようになったのは一人の学生がエサを与えたことから。彼のそばにいれば、食べ物がもらえる。そんな風に思ったのか、この野良犬は、学生たちと一緒に移動を始め、20日間ほどで、標高4,000m級の山を12も越え、目的地までの道のり1,700kmを走りぬいたのだそうです。エサを与えた学生は、これが縁で犬を飼うことにし、湖北省の自宅まで連れ帰ったということです。

一説によると、今から700数十年あまり前の6月26日、ドイツのハーメルンという村で、こども達130人が笛吹き男の後をついて行ったきり、帰って来なかったという事件があったそうです。どこまでが定かか分かりませんが、童話「ハーメルンの笛吹き男」の元ネタです。ネズミの被害に悩まされていたドイツ・ハーメルンで、笛吹き男が笛を吹いて、ネズミたちを川へ導き退治したものの、村人が約束のお金を払わなかったため、怒った笛吹き男が、村の子どもたちを連れて逃げたというストーリーですね。そのハーメルンで今、再び、人々がネズミの害に悩まされているそうです。原因は観光客が残した「鳥のえさ」。これに釣られてネズミたちが街の中心部に出没していると考えられています。街の広報担当者は「どこにもネズミはいて、観光客を制限するほどではない」と、強調していますが、ネズミ駆除専門の職員が配置されているということです。

アメリカ・バージニア州の男性が、川で、重さがおよそ8.3キロもある雷魚の仲間=「スネークヘッド」を釣り上げました。ずいぶん、釣りごたえのある獲物だったのではないかと思うわけですが、彼は、この大物を釣っただけで満足だったのでしょう、魚は友人に譲ってしまいました。今思えば、魚拓でも採っていれば良かったんですよね。後で分かったことですが、この8.3キロの「スネークヘッド」が、それまでの世界記録=7.8キロを超える大物だったのです。それが分かったときには、譲った友人がその魚を食べてしまった後。新記録を申請するにも、魚の長さとか、必要なデータは何もない。それでも彼は、幻の大記録を認めてもらおうと、獲物の写真を提出するなどして、認定団体への説得を続けているということです。

夏空に映える花、ブーゲンビリア。熱帯性の低木で、色はさまざまあるようですが、エーゲ海沿岸で、白壁の家々に、この濃いピンクの花が咲き乱れている様子はとてもきれいです。中国の広西チワン族自治区にある南寧の大学にも、このブーゲンビリアが植えられています。その木が、大きく成長しない木の仲間の中では世界一大きいのではないかとして、ギネスに申請されたということです。大学の5階建ての建物にくっついた状態で生えているブーゲンビリアは、10年前に植えられたもので、現在の高さは、およそ30メートル。うっそうと茂って、窓から教室に入る光りを遮ってしまうそうですが、学生たちは「満開の時は美しい」と、ちっとも気にしていないということです。

話はアメリカ・コネチカット州にいる13歳の少年のこと。彼は、ある日、母親とともにニューヨークのメトロポリタン美術館に出かけました。歴史が大好きな彼は、常設展示のビザンチン美術のコーナーに向かい、解説書に描かれた地図に目を奪われました。それは6世紀の、ビザンチン帝国の最大勢力圏を示すものだったのですが、その勢力圏から、スペインとアフリカの一部が抜け落ちていたのです。学校で習ったばかりだったということで、しっかりと頭に入っていたのでしょう。美術館のフロントにこの事を書いて提出し、帰りました。13歳の少年のこの意見は、当初、信じてもらえなかったらしいのですが、数ヵ月後、「君の指摘どおりだ」と美術館からメールが届き、美術館から当時の正確な勢力図を描いてくれないかと依頼されたそうです。

イタリアの首都、ローマ。毎晩、流血の舞台となり、ローマ市民を興奮の渦に巻き込んだコロッセオや、映画の舞台にもなったスペイン広場など、数々の観光スポットがありますが、なかでも、有名なのが「トレビの泉」。コインを投げ入れると、再びローマを訪れることが出来るという言い伝えに、多くの観光客が小銭を投げ入れるのですが、お金に困っている人間にとっては、これがトレビの泉ならぬ宝の泉。先日、眼のくらんだホームレスの男二人が、磁石で水に沈むコインを釣り上げて警察に逮捕されました。逮捕された時、二人は、一生懸命、釣り上げたコインを数えている最中だったという事ですが、数えながら何を思っていたのでしょうかね。

東ヨーロッパに位置するウクライナ。美女が多いと聞くこの国の政府庁舎に、2001年から飾られていた2枚の風景画が、いつの間にか、何者かによって偽物とすり替えられていることがわかりました。すり替えられた2枚は、いずれも、20世紀にウクライナの画家が描いたもの。保険会社が見積もったところ、あわせて14万4,000ドル。日本円にして1,166万円相当の価値があるという事ですが、一体、誰が本物の2枚を、こっそりと持ち出してしまったのでしょうか。ちなみに、本物に替わって鎮座していた風景画が偽物だと分かったのは、化学反応によるもので、すでに5年から10年が経っていると見られています。それにしても、長い間気付かれずにいたものですが、今になって、何をきっかけに調べることになったのでしょうね。

お年寄りの一人暮らしは、何かと気がかりな事ですが、カナダのモントリオールで、アパートで一人暮らしをする女性のお年寄りが
自宅で倒れて怪我をしてしまいました。なんとか、娘に連絡をと電話を手にしたのですが、気が動転して焦ったのでしょうか、電話の先は、見も知らぬカルガリーの男性でした。カルガリーはモントリオールから西へおよそ3000キロのところ。電話で事情を知ったところで、おいそれと、助けに行ける距離ではありません。そこで男性は、女性の名前と電話番号を頼りに、アパートの管理人の番号をつきとめて連絡。おかげで、女性は助け出されたそうです。このお年寄りは、「おかしなおばあさんのために時間を使ってくれた。」と、若者の尽力に感謝しているそうです。

ユネスコが、あのイギリスの豪華客船タイニック号を海底の沈没船や遺跡を守る水中文化遺産保護条約の保護対象とすると発表しています。タイタニック号が沈没したのは、1912年4月14日のこと。イギリスからアメリカ・ニューヨークに向けて初めての航海に出たものの、途中、氷山に衝突。翌日、深さおよそ4,000メートルの海底に沈没し、これにより、乗客、乗員、およそ2,200人のうち1,500人前後の人々が犠牲になりました。それから100年が経ったのを機に、水中文化遺産として保護することにしたもので、これで、条約に加盟する国は、残骸を破壊したり売ったりすることを、法律などで禁じることができるということです。そういえば、あの大ヒット映画「タイタニック」も、15年ぶりに3Dされて公開されましたね。またタイタニックブームがおこるのでしょうか。

イギリスのロンドンとエディンバラを結ぶ中間あたりにマンチェスターという街があります。先日、この街の公会堂で、一組のカップルが結婚式を挙げたのですが、その式の最中、突然、エリザベス女王が訪問し、新郎新婦を喜ばせたそうです。実は、ここで結婚式を挙げる事になった新郎が、その日、エリザベス女王と、夫のフィリップ殿下が昼食の為に公会堂へ立ち寄る予定になっている話を聞いて、冗談半分、女王に招待状を送っていたらしいのです。それについては丁寧なお断りの返事が届いていたのですが、気の効いた職員が、密かに訪問を設定し、女王の結婚式訪問と相成ったようです。女王は記念写真にも加わり、新婦と話も交わしたということですが、こういう事をする職員にも、これに答える女王にも、なんだか、ホッコリさせられますね。

「ぬか喜び」の意味を広辞苑で引いてみますと、「当てが外れて喜びが無駄になること、また、そのようなつかの間の喜び」と、なっています。デンマークで、国営の宝くじの運営側が、当選した302人に、間違って大当りだと伝えたため、扱いを巡ってもめています。実際に当たった額は、200クローネから400クローネ。日本円にして3,000円から6,000円ほどでしたが、宝くじの運営側が当選した302人に伝えたのは、最大で2,800億クローネ、日本円にしておよそ4兆円。そりゃあ、喜びますよね。それが間違いだと分かって、運営側は慌てて取り消しの連絡を入れたのですが、何人かは激怒して、「最初に言った金額を支払うように」と、要求しているという事です。それもどうかなと思いますが、運営側は、当選金の上積みを検討しているそうです。

"好きな男性を射止めたいなら、彼の胃袋を掴め!"なんてことを言います。要は、おいしい手料理を食べさせて、カレをその気にさせろという事で、まんまと、その術中にハマった男性も少なくないと思います。イギリス人男性2,000人を対象にした世論調査で、対象となった半分以上の男性が、「妻の料理よりも母親の料理が好きだ」と、答えています。このうち、4人に一人は、「大切な人」には内緒で、「料理のために、よく母親の家を訪れる」と答え、そればかりか、10%を超える男性が「母親から料理のコツを学ぶように妻や恋人に言って、関係をこじらせたことがある」そうです。妻が料理ベタということがあるのかもしれませんが、単に、慣れ親しんだ母親の味が恋しいだけなら、どんな料理上手もかなわないですよね。

イタリア南部にある小さな村がこんな法律を定めました。それは、「死んではならぬ」というもの。「そんなこと決められても!」と、ひと悶着ありそうな感じですが、議会の法も、すんなりと通ったのでしょうね。なにしろ、この御触れが出たのは、この村には共同墓地と呼ばれるものがなく、墓地がある隣の村と、ちょっとした、いさかいがあったため、亡くなった人が出たりすると、埋葬するのに支障をきたしていたそうなんです。よほどの妙案とおもったのでしょう。村長さんは地元の新聞に「法令で村人は幸せになった」と自画自賛。「だが、残念なことに、二人のお年寄りが法令を守らなかった」と、打ち明けたそうですが、彼らは罰せられたのでしょうか?

いやあ、お元気。アメリカ、ニューヨーク州に住む71歳の男性が、およそ20年間にわたる修行の末、このたび、晴れて空手4段を取得しました。この男性の場合、そこに至る心意気が素晴らしい。20年ほど前、障害のある7歳の男の子が黒帯を取ったという話を聞いた彼は、「自分にもできるはず」と、空手を習い始めたのだそうです。途中、心臓のバイパス手術を受けて、練習を控えることもあったらしいのですが、地道に練習を重ね、20年経って、ついに4段を獲得。今も練習に余念がなく、妻たちにはいつも、「道場で死ねるなら本望だ」と言っているようです。71歳といえば、ロンドンオリンピックに出場する馬術の日本選手に法華津寛さんがいらっしゃいます。どちらも頑張って欲しいですね。

日本では、抜けた乳歯を床下や天井に投げたりして、「丈夫な歯に生え変わりますように」と、おまじないをかけたりしますが、乳歯についての慣わしは世界各地にいろいろとあるようです。アメリカの場合は、抜けた乳歯を枕元に置いて眠ると、妖精が取りに来てお金を置いていくというもの。もちろん、妖精ではなく、それが親だったりするわけでしょうけど、ある調べで、このお金の平均額が、前の年より減っていることが分かりました。それによると、2年前の平均額は2ドル10セント、日本円にしておよそ169円で、昨年は、これより42セントの減。アメリカも不景気ですからね。お金を置いていく妖精も、懐具合が寒かったのでしょう。

「海の恵」と謂われるものには、魚介類や海藻類などがありますが、こういうのもそれにあたるのでしょうか。マレーシア南部にあるマラッカ州でのこと。ある主婦が、今日の夕食のおかずにとでも思ったのでしょう。市場で一匹のサメを買い求めました。家に帰り、さてとばかりにサメを調理し始めたところ、お腹の中から、なんと、一個のメダルが出てきました。よく見ると、片側に女性の横顔、反対側には十字架などが刻まれています。重さは10グラムほどで、調べたところ、16世紀にマラッカを占領したポルトガル兵士がお守りとして身につけていた物だったようです。どのようにしてサメの口に入ったのかはともかく、突然の海からの贈り物に、主婦もびっくりしたことでしょうね。

「浅はか」。そんな言葉が、ピッタリの事件。ロシア南部のロストフナドヌーという町に、「自分の腹は刃物も撥ね付ける」と信じて疑わない男性がいました。そんな彼が、ある日、パーティーを開いて、参加した友人に、「俺の腹を刺してみろよ。刃物なんて、はねつけてしまうからさ!」と挑発。友人も、冗談とも本気ともつかない彼の挑発に、最初は拒否していたのですが、「こどもの頃、武術を習っていたから大丈夫」と言われ、本当に包丁で一刺。当然、彼は大怪我をして病院に搬送され、そそのかされた友人は、警察に逮捕されてしまったということです。アルコールも入っていたでしょうけど、周りは止めなかったんでしょうかねえ。

スウェーデン北部に、牧草地の広がる小さな村があります。カル村とよばれるこの村の、とある牧場に羊の群れを見張るウサギが現れたそうです。「牧羊犬」というのは耳にしても、「牧羊ウサギ」なんて聞いたことありませんね。このウサギは5歳のオスで、去年の春、突然、牧羊犬のように振舞い始めたということです。踏み潰されないかと心配になりますが、牧場主の友人である牧羊犬トレーナーは、「犬の動きを見て覚えたのだろう、それにしても、たいていの犬より優秀だよ。」と、舌を捲いているそうです。そんな牧羊ウサギは、羊の群れを集めるのを得意とする一方で、メンドリには優しい対応を見せていて、牧場主は、「あいつはまるで王様だ、羊とメンドリを支配していると思っている。」と話しているそうです。

オーストラリアのメルボルンであった、お話です。お話の主人公は、あるバス会社の経営者で、79歳の男性。思い立って、会社を売ることにしたのですが、それで手にした金額が1,500万オーストラリアドル、日本円にして、およそ12億3,000万円。普通なら、まあ、隠居後の生活費に...と思うところですが、彼は、その12億3,000万円を、1,800人あまりの社員全員に、ボーナスとして支給したそうです。社員が66年の歴史を持つ会社に実によく貢献してくれたから、そのお礼がしたかったからなのだとか。平均すると、一人当たりおよそ69万円の支給です。しかも、ボーナスは突然だったようで、突然の振込みに、社員の中には「何かの間違いでは?」と銀行に問い合わせた人もいたそうです。そんな社長の下で働きたいものです!

カナダ・オンタリオ州の高齢施設に住む女性が、101歳の誕生日を迎えるのを機に、生まれてはじめて耳にピアスの穴をあけました。100歳を超えてなぜ、その気になったかというと、施設の職員が誕生日を祝う一環として、ピアスに挑戦するよう持ちかけたようです。それを聞いた他の入居者も、「そうよ、そうよ」と、こぞって進めたものだから、女性は、半ば押しに負けてしまったかたちで耳にピアスの穴を開けたようです。ちょっと調子に乗っちゃったかなという感じのおばあちゃんですが、けじめはあるようで、なかにはタトゥーまで勧めるような人もいたそうですが、それにはきっぱり、「ありえない」と、答えたということです。女性には、いくつになってもおしゃれをしたい気持ちがあるようですが、おばあさんの度胸にあっぱれです!

香港のタクシードライバーが、車内に現金が置き忘れられているのに気付き、警察に届けました。しかし、良心的なこの運転手が見つけた現金がハンパじゃありませんでした。200万香港ドル、日本円でおよそ2,000万円相当です。これだけの金額ですから、すぐにでも持ち主が現れてもおかしくありませんが、届出から3ヶ月たっても現れませんでした。これはラッキーと警察の規定に基づき、タクシードライバーが拾い主として現金の所有権を主張しようとしたところ、新聞報道でこれを知った持ち主が、自分が落とし主だと名乗り出ました。本人が言うには、マカオのギャンブルで儲けたもので、「まさか、警察に届けられるとは思ってもいなかった」ということです。

偶然って、本当に偶然なんでしょうか。オーストラリア南部の都市、アデレードのショッピングセンターの駐車場から、一台の車が、まるで煙に包まれてしまったように、忽然と姿を消してしまいました。所有者は、てっきり誰かが乗って行ってしまったのだろうと、警察に盗難届を提出。すると、その2週間後、消えた車が近くの住宅で見つかりました。休暇から戻ってきたという家の住人が、車庫の一部が壊れているのに気づき、空き巣に入られたと思い、警察に通報。検証の結果、車は盗まれたわけではなく、サイドブレーキのかけ忘れが原因で、無人のまま動き出して車道を横切り、偶然、見つかった車庫に収まったと見られ、車の盗難と空き巣の二つの事件は、一挙に解決したようです。それにしても、こういうことって、あるんですね。

ウィットに富んだイタズラというのは、どこか憎めないものがあります。ポーランドの国立美術館で、本来なら陳列されることのない若手芸術家の絵画が展示されるという出来事がありました。この絵を展示したのは芸術を学ぶ学生。警備員の隙をついて、こっそりと自分の描いたものを作品と一緒に並べたらしいのですが、あまりにも、しっくり馴染んだのでしょうか、美術館側はこの事に、3日間も気付かなかったということです。ちゃっかり自分の作品を展示した学生が言うには、「自分の作品が並べられるのを、30年も40年も待てなかった」という事ですが、ある程度の自信があったのかもしれませんね。その後、学生の作品は、美術館の責任者の好意で、館内にある喫茶店に飾られたそうです。

フィリピンはマニラの競技場でフィリピンの硬貨を一列に並べるイベントが開かれ、長さ73.02キロメートルという世界新記録がうちたてられました。使われた硬貨は日本円で45銭に相当する25センタポ硬貨。この記録は、1種類の硬貨で並べた列の世界記録としてギネスに申請されるということです。そもそも、このイベントは、フィリピンの中央銀行などが、僻地に学校を建てるための資金集めとして企画したもので、集まったのは25センタポ硬貨ばかり360万枚。並べるのも大変だったでしょうね。ちなみに、これまでの世界記録は、2008年にアメリカのカンザス州で達成された64.88キロメートル。その記録をおよそ9キロも記録を塗り替えたことになります。無事、ギネスに登録されると、いいですね。

年末ジャンボ宝くじに夢を託していたのに、明けてみれば300円の当たりくじが一枚。当たったら、あれとアレを買って、あそこに行って・・・なんていろいろ想像していたんですけどね。カナダのこの男性の場合、宝くじに当たったまではよかったのですが、まさか、10年前の借金を取り立てられるとは夢にも思ってなかったでしょうね。彼が宝くじに当たったのは、100万カナダドル、日本円にしておよそ7,600万円です。ちなみに、10年前の借金というのは、交通事故の賠償金。支払いもせずにそのままにしていたようで、高額当選者として、彼の顔写真と名前が公表されるやいなや、保険会社の従業員が目ざとく見つけ、裁判所に申し立て。賞金から4万1,000カナダドル=311万円あまりを
支払うことになったそうです。

ロシアの警察官の話。この警察官はドライバーの免停を見逃す見返りに、日本円にして3万7000円の賄賂を受け取りました。その警察官にしてみれば、最悪のタイミング。なんと、その直後に警察の内部調査官とバッタリ出会ってしまいました。あわてて、受け取った紙幣を口に入れたのですが、相手は内部調査官。証拠隠滅を図ろうとしたとして、賄賂の40倍近い罰金を課せられたということです。この警察官には、懐の痛い思いした事で心改め、新年を迎えて欲しいものです。私も、今日は除夜の鐘を聞きながら、心清らかになって、新しい年を迎えたいと思います。みなさんも、良いお年をお迎えくださいね。

明日はクリスマスイブ。イエス・キリストの誕生日、という事で、誕生にまつわる話題です。先月の話ではありますが、ドイツはベルリンの大学病院で体重が6キロを越す男の子が生まれたそうです。一般的な赤ちゃんは3キロぐらいで、4キロあると大きいね!!ってことになるのですが、6キロですよ、6キロ!この巨大なベビーを産んだ母親は、40歳で14回目の出産といいますから経験は豊富。お産に7時間かかったものの、自然分娩で産まれたそうです。実は、この母親も大きな女性で、なんと体重が240キロ。これまでに生んだ子どものうち3人も生まれた時に体重が5キロ以上あったそうです。

鍋物がおいしい季節です。冷えた体を温めるにはもってこいの料理。中でも、キムチ鍋はトウガラシの効果で最高です。
韓国では今、そのキムチの漬け込みシーズン。食卓に欠かせない母の味をということで、娘や息子、親戚などへ送られることもあるのでしょうか、キムチの郵便物が多いそうです。ところが、そんな郵便物の中にはキムチから汁がもれたり、発酵して袋が破れて他の郵便物を汚すらしく、ソウル市内の郵便局では一日に100件くらい、キムチを包みなおす作業に追われているということです。そんなことから郵便局では「キムチを送るときには、袋を2重にするか、破損することがないよう、丈夫なケースにいれて」と呼びかけています。大切な郵便物が届いたときには赤く染まっていた...!なんてこともあるんでしょうね。

通勤や通学に、電車やバスを利用する人も少なくないかと思います。朝夕のその時間、皆さんは行儀よく列を作って待っていらっしゃいますが、ときどき、それを無視するように、我先にと乗り込む人もいたりします。そんな人には、このハトのつめの垢でも煎じて飲んでほしい。スウェーデンの、とあるショッピングセンター。ここはハトの群れのエサ場となっている場所だそうですが、そのなかの一羽のハトが、なんと、地下鉄を利用して来るそうです。ハトは地下鉄の駅のホームで行儀よく電車の到着を待ち、センターの一駅先でちゃんと降りて、お気に入りの場所に向かうということです。ただ、帰りに電車を利用する姿はあまり目撃されていないようで、地下鉄関係者は、「ショッピングセンターで見つけたエサが、飛んで帰るエネルギーになっているのでは?」と話しているそうです。

早いものでもう12月。年末に向けて身の回りが慌しくなりますが、何事も、落ち着いて対応していきたいところです。さて先日、スコットランドで、妊娠中の20歳の女性が、陣痛に耐えながら、運転免許の試験を受けて合格し、そのまま車で病院に行って出産しました。なんとも気丈なこの女性、どうやら、試験が始まる4時間半ほど前には産気づいていたとか。周囲からも「早く病院に行ったほうが良いんじゃないか」と勧められていたということですが、女性にとって、この運転免許の試験は待ちに待ったものらしく、強行突破。試験中、10分おきの陣痛に見舞われながらも、試験官に中止や延期を申し渡されるのを恐れて忍の一字。その甲斐あって、見事合格し、そのまま車を病院に走らせたということです。若さもあるのでしょうけど、「母強し」とはこのことでしょうか。無事に出産してよかったですね。

人間、完璧ではないので、どこかで思わぬミスを犯したりするものです。ドイツ北部の食肉店で、ある女性が5ユーロ、日本円にして500円ちょっとでしょうか、肉を買いました。家に帰って、「さて」と、肉の入った袋を開けたところ、
中に、なんと2,000ユーロの現金が!79歳になるこの女性、あわててお店に電話を入れたところ、すでに閉店。ひとまず警察に届けました。調べてみれば、肉屋の店長がその日の売り上げを紙袋に入れてレジの近くに置いていたらしく、これを店員がとり違えて、肉を入れて女性に渡してしまったようです。この正直な女性には、お礼として、現金100ユーロと、ソーセージの盛り合わせが渡されたということです。

昔の人は、"出物、腫れ物、ところ嫌わず"なんて事を言ったりもしたようですが、先日、メキシコの地下鉄の駅の中で、赤ちゃんが誕生する騒ぎがありました。周りにいた人は、ずいぶん、驚いたでしょうけど、現場にかけつけた警察官と、警備員の4人は冷静だったようで、赤ちゃんは無事に取り上げられたそうです。十分な医療設備のないような所で女性は不安だったでしょうけど、よく頑張りましたよね。聞くところによると、出産したこの女性の夫も警備員をしているということで、手助けをしてくれた4人に対して、「同僚たちはよくやってくれたよ。本来の仕事じゃなくても、必要であれば、何でもやらなくてはいけないんだ。」と話したということです。何はともあれ、めでたい、めでたい!

スカンジナビア半島の東側を占める北欧最大の国=スウェーデン。その中部にあるベーンハムンの町の沖合で、20年以上も前に書かれたメッセージ入りの瓶が見つかりました。この瓶は、船で沖を航行していた女性が見つけたもので、瓶を開けてみたところ、メッセージには子供らしい字で、「この瓶を見つけた人は手紙を送ってください。」と書かれていました。しかも、最後には、かつて働いていた職場の同僚の娘の名前。驚いた女性が、早速、かつての同僚に連絡したところ、その娘は現在31歳で、ベーンハムンから数百キロ離れたストックホルムで暮らしているとか。母親からメッセージのことを知らされた娘は、「書いたのは9歳になる頃だった。」と懐かしんでいたとか。海の上のタイムカプセルは、20年の月日を埋めたようです。

フランス政府が、学校の食堂でケチャップの使用を厳しく制限する規則を発令したそうです。例外的に、フライドポテトにつけるのはOKという事ですが、これも週に1回だけという厳しさ。なぜ、それほど厳しい対応に出たのかというと、脂肪の多い食事を減らし、子どもたちにもっと野菜を食べさせるのが目的なのだそうです。「それで何でケチャップ?って感じですが、どうやら、ケチャップ好きのアメリカに反発し、「フランスの食文化を守ろう!」というのが本音のようで、ルメール農業・食料・漁業相は、「フランスは世界の食のお手本であるべきだ」と話しているという事です。フランス料理って、バターやクリームをたっぷり使っていて、結構、脂っぽいような気がしなくもないですけどね。

ドイツ南部にある、ビールの街、ミュンヘン。ここでは毎年、世界最大のビール祭りが開かれています。悠に200年の歴史を誇るこの祭りには、世界のビール好きが集まってきますので、これに乗じて、スリを働く悪い輩もいます。祭り当日、彼は多くの人ごみに紛れて、スマートフォンを盗むことに成功しました。ところが、スマートフォンが無いことに気付いた持ち主は、着信音を頼りに探してみよう・・・と、別の電話を借りて自分の携帯にコールしてみました。これに驚いたのがスリ。慌てて音を消そうとしたものの、どこをどうすればいいのか見当もつかず、とっさに、近くにいた人に助けを求めました。ここがこのスリの不運なところで、助けを求めた相手は、なんと警戒中の私服警官。あまりの取り乱しように怪しいと思われたらしく、その場で逮捕されてしまったということです。

中学や高校の頃、ペンフレンドがいた...という方もいらっしゃるのではないでしょうか。でも、大抵その人とは文通だけで、結局は逢わずじまいというのが普通ですよね。今となっては、お互いどこにいるのかも判らない、なんてことも多くて、こんなことは珍しいかもしれません。アメリカ アリゾナ州で、50年前から文通していた女性同士が、半世紀を経て初めて対面したそうです。二人は、1961年から手紙のやりとりをしていました。一時は中断したものの、互いに乳がんを患ったり、それぞれの母親が同じ病気にかかるなど、同じような経験を経て、数年前から再び文通をしていました。このたびの対面は、一方の女性が夫との旅行の途中、文通相手の住むアリゾナ州に立ち寄って実現したもので、50年越しの話は尽きなかったという事です。

台湾中部の町で、小中学生がギネス記録に挑戦しました。どんなことかというと、4,600人あまりの小中学生が全員一緒にバイオリンを演奏するというもの。台湾の中央通信社によりますと、多くの人がバイオリンを同時に演奏したというこれまでの最高記録は4,000人で、1925年にロンドンで達成されているということです。これに対して、台湾で行われた演奏は、45人を上回る4,645人。当日、イギリスからギネス・ワールド・レコーズの認定員も出席していたということですから、認定は間違いなし。演奏に参加した4,645人の小中学生全員に証明書が渡されるということで、すでに証明書を手にしているかもしれません。それにしても4,645人が一斉に奏でるバイオリンの音色って、一体、どんなんだったのでしょうかね。

訴訟の国とも言われるアメリカ。そのアメリカ、ニューヨーク州で、ある裁判を起こした男性がいます。彼は2年前、食事のために町のレストランに入ったのですが、体格が良すぎてイスに座れなかったらしいのです。それが理由でお店とひと悶着あったのでしょう。後日、レストランは、この男性の苦情に対して、釈明の手紙とともに、ハンバーガーの無料券を添えて送り、座席も改善すると約束をしました。ところが、2年たっても約束した大きな座席は用意されず、怒りがおさまらない男性は、とうとう、損害を被ったとしてレストランを訴えたというワケです。男性は、「自分だけじゃなく、
妊婦や障害を持っている人だって、座席が小さくて困ることがあるじゃないか」と、この訴えの正当性を主張しているという事です。

最近、ニューヨークでは、ペットをつれてバーなどの飲食店に入る客に対して、厳しい取締りが行われているようです。もともと、ニューヨークでは、ビールを注ぐ場所などに犬を近づけることが禁止されていました。衛生面からの配慮のようにも考えられるのですが、多くの店がこれを無視してきたようです。ところが、これに関して、当局が取り締まりを強めていて、今年の6月までの1年に500件近い違反が言い渡されたということです。ニューヨークと言えば、ペット同伴OKの先駆けかと思っていましたけどね。これまで9歳の愛犬と散歩のたびに近所のバーに立ち寄っていた男性は、「犬が淋しがっているのが私にはよくわかる」と、取り締まり強化にやるせなさそう。犬より自分の方が寂しいのかもしれませんね。

実りの秋は台風シーズンでもあります。ニュースなどで、生産者が収穫前のナシやリンゴを、台風の被害にあってしまう前にもぎ取る作業に追われているのを見る事があります。風で落ちてしまっては、それまでの努力が水の泡ですからね。
話は変わって、先日、アメリカ ノースカロライナ州で、「アイリーン」と名づけられたハリケーンが猛威を振るいました。その最中、ウィルミントンの町の病院は出産ラッシュに見舞われ、ハリケーンに備えて封鎖されていた17時間ほどの間に、なんと、12人の赤ちゃんが誕生したということです。この出産ラッシュに、専門家は、ハリケーンによる気圧の低下が影響を与えた可能性もある、と言っているようですが、こういうこともあるんですね。医療スタッフの方々、お疲れ様でした。

今も昔も、女性は白馬に乗った王子様が現れるのを待ち望んでいるのではないでしょうか。アメリカ、ニューヨーク州はクイーンズベリーにあるテーマパークで、シンデレラ役を務める21歳の女性が、園内で仕事をしているときに、突然、恋人からプロポーズされました。恋人は、彼女の前で膝まずき、ポケットからおもむろにガラスの靴とダイヤモンドの指輪を取り出すと、「シンデレラ、僕と暮らしてくれるかい?」と彼女に問いかけたそうです。突然の事にびっくりした彼女ですが、返事はもちろんイエス。会社も粋なもので、早速、彼女のその後の仕事は免除。男性と二人、園内を歩き、みんなから祝福の声を浴びたという事です。男性はメリーゴーランドの白馬からでも降りてきたのでしょうかね。

世界中でホテルを展開するホテルチェーンの「クラウンプラザ」が、ヨーロッパや中東のホテルで「いびき対策」を始めました。どんな対策かというと、10ケ所のホテルに、最新の防音壁や、イビキを防止する枕を備えた「いびき吸収ルーム」を設置し、イギリスの一部ホテルでは、従業員が客室を巡回して、雑音が聞こえないかをチェックする「いびきパトロール」を行ことにしたそうです。広報担当者は、「他人のいびきのせいで一晩中眠られないことほど嫌なことはありませんからね」と、話しているという事ですが、パトロールの場合、どうやって、いびきを止めるのでしょう。部屋に入って、鼻でもつまむのでしょうかねえ。

ロンドンのとある水族館で、チョコレート中毒になってしまった熱帯魚の治療に成功したそうです。治療に成功したのは熱帯魚のゲーリー君です。ゲーリー君は、グーラミィという淡水魚の一種だということですが、元の飼い主からチョコレートバーを与えられて育ち、体重はおよそ4キロもあります。水族館の飼育係は、ゲーリー君の治療にあたって、砕いたチョコレートをブドウに入れるといった方法で果物に慣らしていき、ついに、治療に成功したそうです。水族館の担当者は「ゲーリーにチョコレートの悪影響はみつかっていないが、魚にお菓子を与えるのは勧められた事ではない」と話しています。そりゃあ、そうですよね。

ドイツ西部の古都=ケルン。観光地としても有名ですから、訪れたことがある人も多いのではないでしょうか。そのケルンの街にあるお城で、週末のデートを楽しんでいた男性が高さ7メートルの窓から落ち、足に怪我をするという事故がありました。なんで、そんなことになったかというと、彼は恋人と二人で城の窓枠によじ登り、愛情のこもった抱擁を交わしていて、一瞬、バランスを失ってしまったようです。我を忘れてしまったのかもしれませんね。どうすることもできず、開いていた窓から落下。足に怪我を負ってしまったわけですが、幸い、怪我だけですんで、命には別状なかったようです。窓なんかによじ登らなくたって、抱擁はできるでしょうに!

香港では、今年し11月から新しい100香港ドル紙幣が流通する予定でした。ところが、刷り上ってはじめてミスが発覚。流通開始は来年にずれ込むことになりました。新しい100香港ドル紙幣のデザインは、本来、香港を象徴する花びら5枚を、時計回りとは反対に並べた図柄になるはずでした。ところが紙幣を発行する香港の銀行は、誤ってこれを時計回りに並べて作成してしまっていたのです。しかも、この間違いを市民から指摘されて、初めてそれに気付いたそうです。チェックする側の香港政府も、この間違いを見過ごしていて平謝り。明らかにはされていないものの、刷り直し費用もかなりかかるでしょうに。それにしても、花が逆周りに並んでいないといけない理由なんてあるんでしょうかね。

この暑い夏は、あと、どれほど続くのでしょう。とは言っても、何事にも終わりはあるもの。その日がくるのを待つしかありませんね。さて先日、アメリカペン・シルバニア州にある大学の郵便受け室に、なんと、1958年2月の消印が入ったラブレターが舞い込みました。なぜ、50年以上も経って仕分け室に届いたのかは不明。とりあえず、大学当局は、宛て先になっている男性をみつけ、届ける事になりました。中には、「永遠に愛しています、ポニー」と書かれていて、その熱い思いは届かなかったわけですが、そんなことは障害にもならなかったようで、差出人であるポニーさんと、宛て先の男性はめでたくゴールイン。4人の子どもに恵まれたそうです。ところが、二人の愛もいつしか燃えつき、すでに離婚。今さら届けられてもチョットね・・・という感じではないでしょうかね。

毎日暑くて、アイスやら清涼飲料水やら、何かしら、冷たいものが欲しくなります。昔は自転車やリヤカーでキャンディーを売り歩いている人がいて、通りすがりに買ったりすることもできたようです。見ることのない風景ですが、アメリカ・ニューヨークでは、今も、25年前同様、81歳の女性が、アパートの2階からアイスを販売しているということです。アイスが食べたいなと思った人は、2階へ向かって「おばあちゃん!」と声をかけるんだそうです。すると、バケツがスルスルと降りきて代金を請求。お金を入れるとバケツがまたスルスルと上がっていって、お金と引き換えに、アイスが入って降りてくるというしくみ。夏には1日30個ぐらいが売れるということで、25年間、こうしてアイスを売り続けて来ているそうです。夏の風物詩になっているのかもしれませんね。

長い間、胃の痛みを訴えてきたスウェーデンの男性が、このたび、ようやくその痛みから解放されたということです。どのくらい長いかって、現在、65歳の男性が、40歳の時からだといいますから、およそ25年間です。四半世紀もの間ずっと、胃が痛い、胃が痛いって、100回以上も病院で診てもらってきたそうですが、原因は分からずじまい。それでも痛みは確実にあるわけで、これは、胃を切り開いてみなきゃわからない、という事にでもなったのでしょう。思い切って手術をしたところ、なんと、爪楊枝のような長さ6cmほどの尖った木のカケラが見つかったということです。男性は25年前に胃潰瘍の手術を受けたことがあり、木のカケラはその時、なんらかの理由で体内に取残されたとみられているようですが、レントゲンなんかでもみつからなかったんでしょうかね。

ニュージーランドのオークランドで、パトカーなどが大型犬にタイヤをパンクさせられる被害が相次ぎ、この犬の捕獲をめぐって、大騒ぎがあったようです。この乱暴な犬は、まず、パトロール中だったパトカーのタイヤを噛んでパンクさせました。そして、この車に乗っていた警察官が、タイヤを直して現場に戻った所を再び、タイヤを襲ってパンクさせました。警察官が頭にきて応援を呼んだところ、犬は怯むどころか、駆けつけた他のパトカーのタイヤもパンクさせ、さらには、助けに来た動物管理局の職員の車までもパンクさせてしまったということです。よほど感に障る事でもあったのでしょうか。あわせて4回のパンク騒ぎを起こした大型犬。騒ぎの据えに、ようやく逮捕、いや捕獲されたようですが、2度と、こんなことをしないよう、キツイお仕置きを受けているかもしれませんね。

スイスのオークションで、一枚の切手が2億円というびっくりするような金額で落札されました。かつて、スウェーデンの切手が、2億6700万円で取引されたこともあったそうですが、今回は、それに次ぐ、高額切手となりました。このたび2億円で落札されたのは、イタリア半島南部とシチリア島にあった「両シチリア王国」で、およそ150年前、1859年に発行された切手です。図柄としては、国王のフェルディナンド2世の顔が描かれていて、本来はオレンジ色で印刷されるはずだったものが、何らかのミスで青く印刷されたレアもの。保存の状態も良好ということで、この値段がついたようです絵画で2億円ならよく聞きますが、切手でねえ。マニアックな世界です。

ヨーロッパ中部に位置するオーストリア。風光明媚で、日本からも観光客が数多く訪れるところですが、そのオーストリアで、イタリアとの国境近くにそびえる2つの山が売りに出されました。不動産を管理する政府当局によりますと、売りに出されたのは、標高2,690メートルと2,600メートルの山で、値段はあわせて12万1,000ユーロ、日本円にしておよそ1,400万円。売り出した当局からは、「素晴らしい景色が楽しめる!」というアピールがされていますが、山の近くの自治体トップは、「不毛の地だ」と、厳しい評価を下しています。まぁそれにしても安い。山登りの好きなお金持ちか、ホテルでも建てようかと考えているリゾート開発企業とか、今頃、買い手がついているかもしれませんね。

ドイツ南部、スイスとの国境近くに、ラインフェルデンという街があります。スイスで古い歴史を持つ、優雅で美しい街です。そんな街のとある高校が、ずいぶん思い切った判断を下しました。この高校では、最近、トイレを改装したのですが、新しいトイレを使う生徒から、1回当たり10ユーロセント、日本円にしておよそ12円を集めることにしたのです。有料になった分、トイレットペーパーは品質のよいものが置かれ、タオルや香水なども用意されています。ただ、トイレの全部が全部、改装されたわけではなく、従来の古いトイレもあり、こちらはタダ。お小遣いのない生徒はこちらを使うのでしょうかね。校長先生が言うところでは、集めた使用料は学校の予算に組み入れ、他のトイレの改装費用に充てられるそうです。

長い間つきあっている恋人たちの中には、その状態から一歩前に踏み出せず、結局、分かれてしまうことがあります。長すぎた春」なんて言い方もしますが、イギリスでは、28年前の1983年に婚約したカップルがついに、結婚式を挙げたということです。なんでも「仕事の都合などで結婚式を先延ばしにして来た」ということですが、大きな要因は、全てを完璧に計画したいという新婦の強い要望があったようです。「完全主義」ともいえるその新婦が、去年、放射線科の医師の仕事を引退し、ようやく、結婚式の準備に十分な時間を取ることができるようになり、このたび、めでたく、結婚式を挙げることができたんですね。新婦が並外れた凝り性なら、ずっと待ち続けた新郎も強靭な忍耐力。二人の絆があったればこそですね。末永くお幸せに。

国を挙げてダイエットに取り組んでいるアメリカ。テキサス州のサンアントニオにある小学校では、肥満児を減らすため、ハイテク技術を使って児童の食習慣を管理する計画を進めています。計画では、食堂に高性能カメラを設置するほか、食器に組み込まれたバーコードを読み取るなどして献立の内容や食べ残しをチェック。その上で、食べたカロリーがどの程度だったかといった情報を親や栄養士に知らせ、肥満児を減らしたいとしているようです。この計画がうまく行けば、アメリカ全域に広がるかもしれないということです。成人病になれば、医療費にかかわってくる費用は計り知れません。早く手を打てということでしょうけど、それほど、アメリカでは人々の「肥満」が深刻なのかもしれませんね。

自分が飼っているペットに、登録情報を記載したICチップを装着させるなどの行為が身を結んでいるのだと思いますが、最近、この手の話を時々耳にします。先日、スウェーデンで、3年前にいなくなった飼い猫が、160キロ以上も離れた動物保護施設で保護されました。保護施設では、早速、猫が装着していたICチップの情報から飼い主を特定。「お宅のネコが行方不明になっていませんか?」と、電話で確認をしました。どうやって160キロも離れた場所にいたのか
ニャンとも不明ですが、猫は家に戻ると、家出なんかしていませんでしたとばかりに、すぐに昔と同じように振る舞ったということです。犬は3年、ネコは3日で飼い主を忘れるって言いますが、そうでもないようです。あ、それって、飼い主ではなく、恩義でしたね。

南太平洋の中心、日付変更線に接するように浮かぶ島国サモアが、この年末に日付変更線の東側から西側へ移り、時間を丸一日分早めることを計画しています。そもそも、サモアは今から120年前、アメリカとの貿易を円滑に進めるため、
日付変更線の西から東に移りました。しかし、オーストラリアなどとの貿易が増えたため、西側に戻ることにしたわけです。現地の報道によれば、この計画に国民は戸惑っているということですが、サモアの首相は、「日付変更線の東側にとどまるアメリカ領サモアへ飛行機で数十分ほど移動して日付をさかのぼる事で、誕生日や記念日を2日分楽しめるじゃないか」と、PRしているようです。

もうすぐ6月。欧米の学校の多くは学期を終えて、夏休みを迎えるようとしているようです。そんな中、先日、アメリカのアイオワ州立大学で一人の女性が優秀な成績で卒業し、会計学の学位を取得したそうです。女性が学位を取得することは珍しくないかもしれませんが、彼女の場合、年齢が48歳。しかも、19年間にわたり、平均一科目ずつ履修するという、地道な努力を重ねてきました。きっかけは、勤務先の上司から「会計学を受講すれば昇進させる」と言われたこと。
ガンを患って闘病中だった父親からも励まされ続け、卒業にたどりつけたようです。女性は「これまでずっと受講を続けてきたから、今年の夏は何をしていいかわからなくて不安」だと言っているという事ですが、受講からの開放感に存分に浸っていただきたいものですね。

あってはならないことが起こることって、残念ながらあるんですよね。先日、アメリカの郵政公社が、自由の女神の切手を発行したのですが、モデルとなった「自由の女神」が、なんと、本物ではなかったのです。ニューヨークにあるあの自由の女神ですから、しっかり目に焼き付いているはずですが、専門雑誌から、「本物の自由の女神とは、王冠や目の部分に違いがある」と指摘され、やっと「えっ?!」という事になったようです。調べてみると、モデルにしたのはラスベガスのカジノホテルにある複製の写真。大失態のアメリカ郵政公社ですが、印刷された30億枚を回収する予定ないということです。切手収集マニアには喜ばれそうですが、30億枚じゃあちょっと価値もなさそうですね。

辛いものが好きな日本人には、いいニュースかも。オーストラリアの農家が、「世界一辛い」というトウガラシを作っています。このトウガラシは、素手で触ると、2日間は手がヒリヒリするほどで、調理には、マスクつきの防護服が必要だと云う事です。辛いトウガラシといえば、メキシコの「ハラペーニョ」が思い出されますが、辛さの指標となるスコビル値でいうと、2750。このたびオーストラリアの農家が作ったこのトウガラシは、それをはるかに越え、500倍以上の146万3700。想像を絶する辛さで、調理するときにマスクつきの防護服が必要だと云うのもわかるような気がします。農家は世界記録の認定を申請しているということですが問題ないでしょうね。

同じ年を取るなら、こうありたい!そう思わせるような人がいます。その人は、ハワイに住むグラディス・バリルさんで、なんと86歳で「ホノルル・マラソン」に初挑戦。去年の12月には、92歳で5回目となる「ホノルル・マラソン」を完走。そして、このたび、マラソンを完走した最高齢の女性として、ギネスの世界記録に認定されました。12月の大会のタイムが9時間53分だったそうですから、気力も肉体も強靭で、素晴らしい!ギネス認定を機に、州議会からも表彰を受けた彼女は、「何でも前向きに考えるのが大切、気持ちの持ち方で結果も違うから」と、語っているということです。お元気ですねぇ。参りました!!

2011.04.30 | Saturday
アメリカ「助かったカメ」

先日、アメリカ ニューヨークで、アパートが全焼する火事がありました。出火の原因は、なんと、ある住人が飼っていたペットのカメ。バスケットボールの大きさほどもあるこのカメが水槽から飛び出し、ノタノタした足取りで逃げる最中、ランプを蹴倒してしまい、それが火種となったようです。飼い主が留守の間の出来事で、この大きなカメは消防隊員らによって助け出されたということですが、同じ水槽に居た別のカメは、火に巻き込まれてしんでしまったようです。駆けつけた警官や消防士も煙を吸い込むなどしましたが、逃げ出したカメの無事に、飼い主は「生きていて良かった!」と、胸を撫で下ろしたということです。

何が災いし、何が福となるか、分からないものです。先日、イギリスで巨大なロブスターが釣り上げられましたが、その大きさから、人の口に上ることなく、水族館に引き取られることになりました。命拾いしたこのロブスター、体長およそ1メートルで、重さは4キロ以上。生まれたばかりの赤ちゃんで、だいたい3キロ前後ですから、その大きさがわかると思います。これくらいの大きさになると、少なくとも50年以上生きていると見られ、水族館の職員も、「大したものだ!」と驚いているということです。ちなみに、ロブスターという生き物は、80年以上生きる場合もあり、80年近く前に、20キロ近くのロブスターが捕まったこともあるそうです。結局、人間の口に入ることはなかったのですが、一体、どんなお味だったのでしょうか。

先日、アメリカ・オハイオ州の幹線道路で、ドル紙幣が大量に散乱しているのが見つかりました。警察が、FBIや警備会社などと一緒に持ち主を調べましたが、結局、誰がなぜ、どのように落としたか分からず終い。警察幹部の話によりますと、散乱した紙幣は、日本円で、数十万円から数百万円相当に上り、回収には数時間の時間がかかったということです。また、この珍事に、警察では紙幣は全部かき集めたと強調し、車を止めて探そうとしないよう呼びかけたということです。まぁ、こういうことをする人には、それなりに理由があるのでしょうけど、それにしてもどうしてバラ巻いたしたんでしょうかね。

オバマ大統領のミシェル夫人が先頭に立って、国をあげてのダイエット作戦が繰り広げられているアメリカですが、シカゴの公立学校で体に良いメニューの給食をはじめたところ、給食を食べる生徒が5%、一日当たりなんと2万人も減ったそうです。体に良い給食では、ドーナツなどのお菓子をやめて、野菜などを増やし、塩や砂糖も減らしたということですが、子どもたちの人気はさっぱり。そんな給食の代わりにキャンディーを食べるようになったという生徒は、「ヘルシーなものを食べさせたいのなら、もっと、おいしいものでなくっちゃ」なんて手厳しく批評しているということです。みんなの事を思ってやっているのに・・・。こうなっちゃ、本末転倒ですね。

2011.04.02 | Saturday
「99歳のモデル」

女性にとって、老齢化による肌の衰えなどは、恐怖とも言えるもののようですが、イスラエルでは、ある化粧品会社が"美しさに年齢の壁はあるのか"をキャッチフレーズに,"本物の美"を追求しよう、というキャンペーンを展開。そのキャンペーン用のモデルに起用されたのが、なんと99歳の女性だとか。なんでも、彼女の孫の妻が広告代理店の幹部で、モデルになってくれないかと頼みこんだという事です。99歳の女性、最初は「なんで私が・・・」と、笑い飛ばしていたそうですが、プロが写真を撮るんだと説得されてなんとか同意したようです。腹をくくってからはさすが人生の経験者、「この歳でモデルなんて楽しい!女王様のような気分だわ」と語っていたということです。

いつまでも元気な男性の話。インドの北東部に住むこの男性の年齢は、66歳。彼には、なんと39人の妻がいて、妻たちの間には、94人の子どもと33人の孫がいます。彼を含めて総勢167人の一家は、100の部屋を供えた4階建ての家に一緒に住んでいるということです。現在66歳の彼が初めて結婚したのは17歳の時でお相手は3歳年上。この結婚を皮切りに次々と結婚を繰り返し、時には、1年で10人と結婚したこともあるそうです。いくら結婚してもいいんですが、養うのが大変。だって、167人の大所帯ともなれば1日に消費する食料も半端ではなく、米はおよそ90キロ、
ジャガイモはおよそ60キロにのぼります。それでも彼は、「もっと結婚をして家族を増やしたい!」と言っているという事です。・・・すごい!!

日差しはすっかり春。これまで息を潜めていた小さな生き物たちも元気に動き始めています。そんな折も折、アメリカはシアトルの空港で、ちょっとした、騒ぎが起こりました。出発直前のデンバー行き飛行機の中で、どこから入り込んだのか、ネズミが走り回っているのがみつかったのです。この騒ぎで、出発ゲートに入っていた飛行機は引き返し、乗客はおよそ1時間半もまたされ、結局、別の飛行機に乗り換えさせられてしまいました。航空会社は、ネズミが見つかった飛行機を、入念にチェック。ネズミが何か機材をかじったりしていないか隅々まで点検しましたが、念には念を入れ、ネズミ駆除の専門業者からゴーサインが出るまで、運行を停止することにしたという事です。そりゃそうだ、計器に異常でも起こったら大変ですからね。

イギリスはイングランド地方で起こった出来事。ある女性宅の留守番電話に、聞き覚えのない人物からメッセージが届いていました。驚いたことに、内容は「僕と結婚してくれないか」というプロポーズだったのですが、留守電を受けた女性は3人のこどもの母親で、さっぱり身に覚えがありません。長々と吹き込まれた話を聞けば、相手は、どうやら、アフガニスタンに従軍中の若い兵士だったようです。意を決して電話をしたものの、身震いで、番号もミスタッチしたのでしょうか。留守電を聴いた女性は、「何とか連絡を取れるといいのだけれど・・・・」と、気を揉んでいるということです。

イタリア・ローマの36歳の女性が、新婚旅行に実の母親を連れてきた夫との離婚を申し立てました。この女性は、「行き過ぎた親子関係がある限り、健全な夫婦関係は築けない」と、主張しています。事の発端は、パリへの新婚旅行。夫が、なんと母親とともに空港に現れ、新婚旅行に一緒に連れて行こうとしたのです。彼女がこれを拒んだところ、夫は、「病気の母を置いてなんて行けないだろう」と言い張り、結局同行。母親は、二人のクリスマス休暇にもついてきたという事です。付き合っている期間に、彼のマザコンぶりに気付かなかったのかなあ。

ペットの犬やネコにマイクロチップを埋め込む手術をして、迷子になった時など、飼い主の特定に利用しているところがあります。先日、オーストラリア南部に住む女性が、このマイクロチップのおかげで、1年以上も前に自宅から逃げ出したチワワと再会できたということがありました。飼い主としては、目の前から消えてしまってからというもの、待っても、待っても戻っても来ないし、「きっと、死んでしまったのだろう」と諦めていたようです。ところがある日、メルボルンの動物保護団体から、「お宅のチワワを保護している」との知らせ。聞けば、飼い主の元から逃げ出したチワワは、
その後、別の家族に拾われてメルボルンに移り住んだものの、そこからも逃避。運良く動物保護団体に保護されたところで、マイクロチップのおかげで、元の飼い主が分かったとうことです。

インターネットの通信販売で、グルメ商品などの「お取り寄せ」が人気ですが、一方、台湾では、ある男性が、通販で「泣けるほどおいしいクロワッサン」という広告に目を引かれて注文しました。支払ったのは99台湾元、日本円にしておよそ280円だったのですが、その後、パン屋だという人物から、ミスがあったという連絡が入りました。男性は言われるまま、再びお金を振り込み、クロワッサンの到着を待ちました。ところが、今度は、銀行支店長を名乗る人物からの電話。さらなる振込みを要求され、結局、なんだかんだで合計7回。それが詐欺だと気付くまで、男性は総額1,200万台湾元、日本円で3,400万円ものお金を振り込んだのです。何で早く気付かなかったの...!?って感じですが、この男性は結局、念願の「泣けるほどおいしいクロワッサン」にはありつけず、泣きの涙となってしましました。
ある意味、誘い文句に嘘はなかったようです。

先日、ドイツの動物園で、生後3ヶ月のペンギンが、ライオンのかこいの中に入るハプニングがありました。ハプニングが起こったのは、ドイツのミュンスターにある動物園。生まれてわずか3ヶ月あまりというメスの赤ちゃんペンギンは、
慣れない足取りで散歩をしている最中、知らない間にライオンのかこいの中に入ってしまったようです。ラッキーだったのは、かこいの中にいた当のライオンが、寒さを避けてかこいの奥のほうにいたこと。ライオンに気付かれないまま、ペンギンの赤ちゃんは無事、飼育員に救い出され、大事に至らなかったということです。で、飼育員らは、このペンギンの赤ちゃんに「オスライオン」の意味を込めた「レオナ」という名前をつけたということです。

年末ジャンボがあたらなかったのでがっかりした人も多いかと思いますが、念のため、宝くじの番号はもう一度確認した方がいいですよね。ヨーロッパはチェコの、宝くじを買った20歳の学生のお話。彼は、もし宝くじが当たったら、「まず、母親に新車をプレゼントし、残りは将来、アパートを買うための頭金にでもしよう」なんて、夢見ながら発表当日を待ちました。そして、発表の日、彼は心弾ませて番号をチェック。まぁ大抵の場合、夢で終わるワケで、彼も、番号を見て「やぱりダメか」と、その場で破り捨ててしまいました。ところが、翌日になって、それが確認ミスと分かり、あわてて番号を見直したところ、ハズレどころか、440万円相当の当たりくじだったことが分かり、真っ青。彼は、必死になってゴミ箱をあさり、切れ切れになった宝くじを拾い集め、なんとか、全ての切れ端を見つけ出したということです。良かったねえ。

最近、乗り物にペットを連れて乗る人の姿をみることがあります。大抵は、おとなしく、ゲージの中に入っているんですが、こんなこともあります。アメリカ東部のニューアークから、西部のフェニックスに向かっていた飛行機の中。子犬が乗客や乗員にかみつくなど大暴れし、途中、ピッツバーグの空港に緊急着陸するという騒ぎになりました。航空会社の広報担当者がいうには、子犬の飼い主は注意されたにもかかわらず、犬のかごを開放。当然のように犬は飛び出し、今回の騒動になったようです。飛行機の機長は、乗客およそ120人の無事を確認するため、飛行機を着陸させることを決めたわけですが、航空会社は、これだけの騒動を起こした子犬の飼い主を訴えるかどうかは分からないということです。犬が可愛いあまりのことでしょうけど...ねえ。

アメリカはカリフォルニアでの出来事です。ある男性が、ゴムボートに乗って湾のなかをのんびり周遊していました。ところが、運悪く、ゴムボートの中に水が入り始め、やがてボートは漂流。今時ですから、彼も携帯電話は持っていたという事ですが、恥ずかしくて「助けてくれ!」なんて言い出せなかったというんですね。「自分のために沿岸警備隊が捜索に乗り出せば、納税者のお金を使うことになる。迷惑をかけられない」と、いう考えも頭をよぎったようです。なんとか、無人島に漂着した彼は、ボートを修理し、島からの脱出を試みたのですがうまく行かず、とうとうギヴアップ。携帯で助けを求めた親戚が、これは一大事と、警備隊に連絡。5日ぶりに警備隊に助け出されたということです。志はよかったけど、そのうち、携帯のバッテリーが切れて・・・なんて事にでもなっていたら大変でしたよね。

日本も見習ってほしい!と思うようなことをカンボジアの政府がやっています。カンボジア首相、フン・セン氏は、エアコンなどの使いすぎで、各省庁の電気代が予算をオーバーした場合、その省庁の大臣と副大臣の給料を3ヶ月間カットし、電気代の不足分を補填してもらうと宣言しました。カンボジアは、電力のほとんどを近隣諸国から輸入しているところ。そのため、周りの国に比べて電気代が、えらく高いのだそうです。さらに、フン・セン首相は、どの省庁が電気を使いすぎているか監視する考えで、予算オーバーをした省庁の大臣らが給料カットを拒むなら、辞めてもらっても構わないと話しているということです。さて、この方法、どのような結果になるか、楽しみですね。

クリスマスプレゼント、みなさんのもとに欲しかったものが届いたでしょうか。「あれが欲しい、これが欲しい!」いろいろあるでしょうけど、いやらしい話ですが、何よりリアルにお金が欲しい!と思っている人、少なくないのではないでしょうか。そんな人には、宝くじのプレゼント!なんていうのもアリかもしれませんが、それでは、あまりにも夢がなさすぎますかね!?ところで、去年の年末ジャンボ宝くじの当選券のうち、1等の2億円5本など、あわせて26億5000万円分が、まだ、換金されていないことがわかったそうです。発表の後、一部、届出があったかもしれませんが、それにしても、もったいない。期限は来月の4日までなので、去年のクジをもっている人は、早く確認した方がいいと思いますよ。とてつもないクリスマスプレゼントになるかもしれませんよ!

こんな事ってあって欲しくないなぁって事が、案外、起ったりするんですよね。アメリカはワシントン州のとある港で、
一人の男性が、愛する女性にプロポーズしました。彼女も、そのプロポーズを待っていたかのように、「YES」と答えました。踊るような気持ちで、男性は、準備しておいた指輪を取り出して、彼女の指にはめようとしました。ところが、興奮で指が震えたとでもいうのでしょうか、誤って、海にポトリ。未来の花嫁は、「ダイバーがきっと見つけ出してやるって言ってくれている。」って健気に言っているんですが、当の男性は、すっかりしょげてしまって、「みつかればいいけど、期待してがっかりしたくないから。」って肩を落としているということです。ロマンティックなプロポーズが・・・残念!!

音楽の効用はよく言われていますね。メロンが美味しくなるとか、牛の乳がよく出るとか・・・。ニュージーランドのクライストチャーチにあるショッピングモールで、「魔笛」などモーツアルトの曲をスピーカーから流したところ、トラブルが激減したそうです。なにしろ、おととし10月に、このショッピングモールで警備員が出動した事件はなんと1週間に77件。
それが、今年の10月には、1週間にわずか2件と、大幅に減少。なかでも、薬物や飲酒に関係した事件は、16件から0件になったそうで、警察当局からも「音楽が品行方正になる環境を造った」という声が上がっているということです。モーツアルトの曲には魔力があるんでしょうかね。

日本の農村の過疎化は目を見張るものがあります。農業を活性化させるために、その起爆剤となるような対策が必要だと思うのですが、同じ過疎化に悩むオーストラリアの小さな町では、こんな策を打ち出しています。人口、わずか380人というこの小さな町。なんとか町を活性化しようと打ち出した策というのが、農家を1週間で、1オーストラリアドル、日本円にしておよそ83円で貸し出すというもの。すでにたくさんの問い合わせが電子メールで寄せられていて、いくつかの農家がすぐに貸し出せるということです。ただ、Webサイトには、ペンキ塗りや金槌を使える人が望ましいことが、それとなく、書かれているそうです。ま、それぐらいはできないとね。

アメリカのテキサス州で、85歳の牧師がスカイダイビングを敢行したそうです。元気ハツラツなこの牧師さん。「まだまだ、精一杯生きられる」ということを高齢者に示したかったということで、自身の85歳の誕生日にスカイダイビングを決行しました。彼は、第2次世界大戦中は潜水艇の乗組員。空挺部隊に所属していた兄弟から、フランス北部、ノルマンディーでの思い出話を聞かされて刺激を受けたようで、その日は、上空およそ320メートルからインストラクターと大空へダイブ。招待された教会関係者や親族が見守る中、無事に着地したそうです。これに気をよくしたのか、牧師は「体調さえ良ければ90歳の誕生日に再度挑戦する!」と息巻いていたということです。なんというチャレンジ精神!若い僕らも負けていられませんね。

2010.11.20 | Saturday
スペイン「シエスタ大会」

先日、スペインで「シエスタ大会」というものが開催されました。シエスタとはスペイン語で"お昼寝・昼休み"のことですよね。スペインの人たちは、生活習慣として昼休みを3時間くらいとって、食事をした後、ゆったりと昼寝をしたりするのだそうです。ところが、最近は、こうした伝統的な習慣が薄れつつあって、消滅の危機にも晒されているらしいのです。そこで、「シエスタを何とか復活させようじゃないか」ということで、この大会が開かれたようです。大会では、出場者がソファに寝転んでいる20分間の間に脈拍を測り、実際に眠っていた時間を競ったという事ですが、奇抜なパジャマを着ていたり、いびきをかいて寝た出場者には得点が加算されたということです。なんだか、楽しそうな大会ですね。

2010.11.13 | Saturday
ドイツ「インテリなイス」

ドイツで開発された椅子のお話。これが、長い時間座り続けていたり、座っている姿勢が悪かったりすると、アラームが鳴って、姿勢を変えるタイミングを教えてくれるという優れものなのだそうです。その名も「インテリチェア」。なるほどと言ったネーミングですね。仕掛けとしては、お尻と背中に当たる部分に、センサーがそれぞれ4つずつ取り付けてあって、姿勢を変えるタイミングになると、音を出して教える仕組みになっています。開発した人が言うには、「この椅子を使えば、休憩を取るべきタイミングが分かるから、仕事の効率が上がるぞ」ということですが、はたして効果のほどは、いかがなのでしょうか。

2010.11.06 | Saturday
イギリス「犬の性格」

ペットに犬を飼っている人は多いと思いますが、あなたが飼っている犬の性格って、どんな性格だか、わかりますか?イギリスの大学のある研究チームが、24匹の犬を対象に調査したところ、犬にも人間と同じように楽観的なタイプや悲観的なタイプがいて、それぞれの行動にも影響している事が分かったそうです。例えば、楽観的な犬の場合を見てみると、飼い主から離されて家に残されても案外、落ち着いているんだそうです。これに対して、悲観的な犬はというと、これがやたら吠えたり、いたずらをしたりする傾向が強いということです。研究者は、不安な犬を見つけたら治療するように呼びかけています。・・・とは言うものの、その治療法がどんなものか気になるところですよね。

台湾で、1人の女性が、「年内に1万人とハグをする」という目標を掲げた、「フリー・ハグ・キャンペーン」をおこなっています。彼女がこのキャンペーンを行っているのは、台北の駅。ハグしようとすると、時には嫌がられたり、笑われたりすることもあるそうですが、大抵の人は笑顔で応じてくれるということで、これまで一日に、およそ700人とハグをしたこともあるそうです。どうして、そんなことをする気になったかというと、7月にいろいろな人とハグをする集会に参加し、えらく感動したことがきっかけ。今は仕事もやめて、「フリー・ハグ・キャンペーン」に専念し、一万人の目標達成にむかって頑張っているそうです。

山間部などで、農作物がイノシシに食い荒らされたという話をよく聞きますが、イノシシに悩まされているのは日本だけではないようです。イスラエルでは、シリアとの国境を警備するイスラエル兵が、イノシシのせいで、最近まで睡眠不足に悩まされていたといいます。というのも、彼らが警備をする国境線には、野性のイノシシが頻繁に出没・侵入し、そのたびに警報がなり響くため、なかなか眠りに着くことができなかったようです。そんな彼らのために考え出されたのが、ライオンのフンを国境のフェンス沿いに並べること。そのフンは、地元のサファリパークが喜んで提供してくれたということですが、やってみると、これが効果絶大。餌を探して毎晩出没していたイノシシたちが、ぱったりと出なくなったそうです。

なかなか経済の建て直しができない日本を尻目に、ちょっと経済が上向いているというのがイギリス。今年5月から7月までの給料が(ボーナスを除く)前の年と比べて、1.8%増えたそうです。日本の状況から考えると、うらやましい話ですが、一方で、子どもたちのお小遣いは、過去7年連続の減少で、2003年以来、最も少ない金額となったということです。これは、銀行の調査でわかったことで、調査の対象となったのは、8歳から15歳までの子ども、1,200人。結果的に、これら子どもたちのお小遣いの額は、週平均5.89ポンド=日本円にして、およそ780円。月に換算すると3,200円で、まぁ、ざっと一日100円程度という事でしょうかね。親にとって、子どものお小遣いは、まだまだ、規制対象なのでしょう。

アメリカ・フロリダ州に住む56歳の男性が受けた、ちょっと災難なお話です。ある日のこと。彼は、ガレージセールをしている家を自転車で訪れました。自転車を外に止めて、売り出されているものを物色し始めたのですが、その頃、家の持ち主は、ガレージセールに出した別の自転車の値段交渉の真っ最中。やがて交渉は成立し、家の持ち主は、5ドルを払った買い手に自転車を持って行くように言ったのですが、なんと、これが男性の止めていた自転車だったのです。とんだ勘違いで売られてしまった男性の自転車の値段は、実は、450ドル。男性は、家の持ち主から、「100ドルで埋め合わせができないか」と持ちかけられましたが、男性にとっては、とうてい、納得いく金額ではありません。「買った人が、返してくれる優しい心を持っていないかな」と話しているそうです。

なんともドジな男のお話。ニューヨークで、日本円にして、1億1千万円の価値があるといわれる絵を運んでいた男性が、なんと、酒に酔って絵をなくしてしまい、所有者に訴えられています。この絵は、フランスの画家コローの絵で、男性は買い手に見せるために、ホテルに運ぶ途中だったようです。聞けばこの男性、「飲みすぎて、絵がどうなったか分からない」と話しているということですが、絵の所有者は、「彼は不器用な間抜けだよ」と、あきれ果てているとか。探し物は、えてして、探している時に見つからなくて、諦めたころに、ヒョンなことから見つかったりもしますが、1億1千万円もするような絵、そう簡単には諦められませんよね。

ところはイギリス南部。新婚旅行から帰ってきたばかりの夫婦に、あっと驚くお出迎えがありました。この二人が新婚旅行からアツアツムードのまま自宅へ帰ってくると、「飼っているヘビが逃げた」という近所の人の注意書きがありました。まさか自分の家に・・・なんて思いながら注意深く見て回ったところ、ヘビの姿はどこにもいませんでした。ひと安心して、とりあえず一風呂浴びて旅の疲れを取ろうと、夫がバスルームに行くと、なんと、バスタブの蛇口に長い体を巻きつけたニシキヘビ。さぞかし驚いたでしょうね。その後、ニシキヘビは箱に入れられ、飼い主の元に返されたということですが、それにしても、まあ、肝を潰すような話ですね。

アメリカ、ノースカロライナ州にあるドーナツ店で、現金を入れておいたドーナツ販売用の箱を、間違ってお客さんに渡してしまう、というトラブルがありました。お金は銀行に預ける予定で、用心のために、わざわざドーナツ販売用の箱に入れてあったのだそうです。ところが、そんなこととはツユ知らず、一人の店員が、ドライブスルーのお客さんに、この現金入りの箱を手渡してしまったんですね。箱の中に入っていたのは、日本円にしておよそ43万円。箱を受け取った当のお客さんは、どこへ走っていったか行方知れず。「さて、食べましょう」と、箱を開けてさぞかしビックリしたでしょうけど、お金を返しに現れないところを見ると、ドーナツよりおいしいと思ったのかもしれませんね。

ビッグベンといえば、ロンドンを流れるテムズ川沿いにたたずむ、イギリス国会議事堂のあの時計塔を思い浮かべるのではないでしょうか。工事監督のベンジャミンに由来するというこの時計塔の高さは95メートル。かなり背の高い時計塔ですが、最近、サウジアラビアのイスラム教聖地、メッカにできた時計塔はさらに高く、ビッグベンの6倍で、およそ600メートルもあります。新しく建設されたビルに設置されたもので、文字盤の大きさは、なんと直径46メートル!!世界最大のこの時計は、1日5回の礼拝の時間に合わせて、およそ2万個の電球が輝き、その光は、遠く、およそ30キロ先まで届くということです。何から何までケタ違い!!一度は実際に見てみたいものですね。

「これは絶対本物だ!」と思って高いお金を出して買ったものが、実はニセモノだったということはよく聞く話ですが、
その反対のこともあるんですよね。アメリカ・オハイオ州に住む、とある女性。5年前、当時高校生だった彼女は、とあるガレージセールで、人気プロバスケットボール選手のジャージーをかたどったペンダントを見つけ、5ドルで買いました。これを嬉しげに首から下げて高校に通っていたらしいんですが、最近になって、そのペンダントに使われていたガラスのようなものが、実は、本物のダイヤであることが判明。値段にして1万ドル、日本円で87万円の価値があることも分かったのだそうです。気をよくした彼女。このペンダントをネットオークションにかけて、高く落札して貰うつもりだと言っているということですが、そうとは知らずに売った人がこれを知ったら、さぞ、がっかりでしょうね。

アルゼンチンの首都=ブエノスアイレスで、ビジネスマン向けの昼寝施設がオープンし人気を呼んでいるという事です。
向こうでは昔から昼寝=シエスタの習慣がありますが、忙しい都会では近年、過去の習慣となってしまっていたようです。そのオープンした昼寝施設。中に入ると、優しい光に照らされた空間には環境音楽が流れ、落ち着いた香りが漂っているということです。視覚、聴覚から利用者のリラクゼーションを促し、眠りを誘うようです。「生産性をあげ、ストレスを軽減させる」という事で、オーナーの女性は、商談を兼ねた昼食「パワーランチ」になぞらえ、この施設でのシエスタを「パワー昼寝」と呼んでいるそうです。それにしても羨ましい習慣ですね。日本もそうなって欲しいなぁ・・・

お酒を造る時、発酵中のもろみにクラシック音楽を聞かせて酒造りをするというのを聞いたことがありますが、ところ変わってイギリスはイングランド地方のとある農場でのこと。
地元の劇団員がシェークスピアの喜劇を上演したところ、農場の牛たちの牛乳生産量が4%も増えたということです。これは、イギリスのメディアが伝えたもので、農園で上演されたのは「ウィンザーの陽気な女房たち」。二人の人妻に同じ内容の恋文を送ったことから、
あれこれとからかわれ、笑われてしまう、愉快で太った老兵の物語ですね。まあ、以前から、ゆったりした音楽は牛をリラックスさせ乳の出を促す効果があるという研究があるようで、「演劇についてはどうだろうか?」と、試してみたところ、見事、乳の出が4%アップしたという事です。まさに「笑う角には福来る」ですね。

イギリスのある不動産会社がおこなった調査で、驚くべき結果が出ています。というのも、イギリスで最近家を買った人が、その家の下見にかけた時間は、平均でわずか21分だったというんですね。信じられますか!?わずか21分ですよ!一方、同じ調査で、新しいテレビを選ぶのにかけた時間を調べたところ、平均が4時間44分だったというから驚きです。なんで、人生で一番大きな買い物ともいえる家を買うのに、まるで衝動買いのように21分という短い時間で決断をしたのか。よく調べてみると、家を買った人の多くは、「他の人に先に物件を押さえられないように急がなければ」と、かなりのプレッシャーを感じていたようなんですね。それにしても、もうちょっと念入りに見た方が良いんじゃないかと思ってしまうのは私だけでしょうか。

犬の嗅覚が優れていることは、警察犬や麻薬犬などの存在でよく知られていることですが、最近では、犬が飼い主のガンを発見したという話も耳にします。たとえば、3匹の犬を飼っている台湾の45歳の女性の場合、ある時期から、飼い犬が彼女の左胸を頻繁につつくようになったのだそうです。以前、人間の体の異常を発見できる犬がいると書かれた本を読んだことがあった彼女ですが、特に自覚症状もなく、そのまま放置していたのだそうです。ところが、半年ほどして胸にしこりができ、もしやと思い、念のために受診。すると医師から初期のガンとつげられ、腫瘍の摘出手術を受けたということです。そんなことから、「自分の飼い犬たちにはガンを警告する特別能力がある」と主張しているということです。本当なのか、はたまた偶然なのか・・・・「どの犬でも」ってことではないと思いますが、
果たして本当にそういう力はあるのでしょうか。

ニュージーランド南島の西海岸にある小さな村が100万ニュージーランド・ドルで売りに出されました。100万ニュージーランド・ドルというと、日本円にしておよそ6300万円です。お金があったらねえという感じですが、ターゲットは、都会に住む企業の重役。「都会の日常生活で抱えるストレスをこの村で開放できますよ」というのがウリなのだそうです。10数年前に現在のオーナーが買い取り、村のホテルの経営などに当たってきたものの、歳も60を越えて高齢になったため、後継者を探して売りに出されたようです。村の住人は40人、パブも一軒あるということですが、うまく、都会に住む重役さんに買ってもらえるでしょうか。

会社からの帰り道、飲食街を通ると、いろいろな匂いが漂ってきて、急にお腹が空いてきた!...なんてこと、ありますよね??その匂いに誘われて、つい寄り道してしまう人もいれば、家に帰る足取りを早める人もいるかと思いますが、どっちにしても上手そうな匂いは食欲をそそります。そういえば、アメリカ、ノースカロライナ州では、ステーキのにおいが出る看板が話題を集めています。この看板を設置したのは、ノースカロライナ州の食料品店。
牛肉を宣伝するため、道路沿いに設置された看板からステーキのにおいを発生させることを思いついたそうです。においの元となるオイルと強力な送風機を使って、毎日、午前と午後に3時間ずつ、道路沿いに匂いを漂わせています。この装置を開発した業者によりますと、こしょうと炭火の香りをブレンドすると、一段と良い匂いがするそうです。

オーストラリアのシドニー郊外にある日本食レストランが、来客に対して環境対策を理由に、あるルールを設けています。それは、「料理を残さずに食べたら代金の30%を割引します」というもの。反対に、「食べ残しをした客からは罰金を取る」というんですねえ。一体いくらほどの罰金なのかは定かではありませんが、注文した料理のお金と罰金となるんじゃあ、よほどの覚悟で行かなければなりません。ちなみに、このレストランのメニューには、「つけあわせの野菜やサラダは、飾りではありません。料理の一部です。」などと書かれていて、ワサビやレモンの薄切りなどを除いて客に料理を食べ残さないように求めているそうです。「環境対策おおいに結構」と歓迎する声もある一方で、高圧的だと批判も出ているということです。

もうすぐ7月。ここでちょっと、涼しくなるような話題を一つ。アメリカの健康雑誌が、アメリカで最も体に悪い飲み物として、あるアイスクリームチェーン店のシェークを選んでいます。
槍玉に上がったこのシェーク、カロリーがおよそ2000キロカロリーもあってこれはベーコン68枚分に相当するということです。使われているのは、ピーナッツバターとチョコレートアイス、そして牛乳。さらには脂肪68グラムと砂糖153グラムも入っているんだそうです。チェーン店の方も負けてはいませんで、「110キロカロリーの健康飲料など、低カロリー商品も提供している。」との事。そうは言われても、一度飲んでみたいと思う人もいるかもしれませんね。

生きていれば、例外なく訪れるのが、老化。それが目に見えてくるのが、肌のシワやタルミなどなどですよね。女性たちは、なんとか老化を止めたい、遅らせたいと、躍起なわけですが、なんと、その老化を遅らせるチョコバーが発売される・・・というようなことにでもなったら?どうでしょうか。この夢のチョコバーを研究しているのは、スイスにある世界最大級のチョコレートメーカー。特別に開発された重さ20グラムのチョコバーには抗酸化物質が詰まっていて、毎日食べる事で、「しわを防ぎ、お肌の輝きを増し、張りをもたらし、さらには、みずみずしさをアップさせる効果がある」と、期待されているということです。お肌のために食べすぎて今度は太ってしまった・・・!なんてことがないようにしたいものです。

カナダ・トロントでの裁判の話です。トロントに住むある女性は、結婚前の名前で携帯電話会社と契約しました。結婚後、その携帯電話の使用料が夫名義の自宅の電話と一緒に請求されたのですが、そのために「浮気をしているのを夫に知られてしまった」と、携帯電話会社を相手に裁判を起こしています。というのも、夫が送られてきた請求書を見て、同じ電話番号に数時間に及ぶ通話が何回もあるのを発見。不振に思って調べると、その番号の持ち主が女性の浮気相手だという事を突き止めたようです。訴えられた携帯電話会社は「当方に責任はない」としているそうですが、裁判の結果は・・・どうなるのでしょうか。

イギリスのスコットランドで、透明なプラスチック製の防音ヘルメットが考え出されました。ただ、別に危険から身を守るというものではないので、ヘルメットと呼ぶのは正しくないのかもしれませんが、それはともかくこの被り物、顔の前の部分と、両耳の部分に穴が開いていて、すっぽり被ると周りの音が遮断されておしゃべりの相手の声だけが聞こえるというもの。考え出したのは23歳の女子大生で、騒がしいバーで会話がしやすいようにできないかと思いついたんだそうです。ところがいざ被ってみると、それはまるで金魚鉢。とても格好悪くて「そばに座るのをためらう」と、見た目を気にする声も出ているということです。まわりの視線が気になって逆に会話が弾まないと、これまた意味がありませんね。

イギリス北部のスコットランド地方に、「ハギス」と呼ばれる伝統料理があります。「ハギス」は、イギリスらしくヒツジを使った料理で、いろいろなバリエーションがあります。基本的にはヒツジの胃袋に肺や心臓、肝臓といった内臓と、タマネギのミンチに良質のオートミールなどを詰め込んでボイルし、塩コショウで味付けしたもの。ちょいとクセがあって、日本人には苦手だという人が多いかもしれません。そんなハギスについて、およそ1600人のイギリス人に聞いてみたところ、そのうち18%がスコットランドの高地に住む動物の名前だと答えたんだそうです。また15%が、スコットランドの楽器の名前だと答え、中には、ハリーポッターのなかに出てくるキャラクターと答えた人もいたようです。やがてこの伝統料理も消えていくのでしょうか。

アメリカ、アリゾナ州の刑務所で、施設内のテレビに電力を供給するために発電装置がついたフィットネス自転車が導入されたそうです。これは、ある保安官が刑務所を訪問した際、受刑者の多くが肥満体型であることに気付いたのが始まり。いわばフィットネステレビのルールは、ペダルをこいだ囚人だけがテレビを見たりテレビから聞こえてくる音を聞いたりすることができるというシンプルなもの。まずは女性の受刑者むけに導入されたという事ですが、理由は男性に比べ、女性のほうが関心が高かったからだそうで、どこにいても女心に変わりはないようです。このフィットネス自転車を導入した保安官は「カロリーを燃焼できる上に、毎月のジム代もいらない」と自分のアイデアにまんざらでもない様子だということです。

先日、滋賀県彦根市の公園で一つのギネス記録が誕生しました。「かくれんぼギネス」と銘うたれたイベントでのことで、何が記録かというと「188人」という、世界で最も参加者が多いかくれんぼ。鬼の役が目隠しをすると、大勢の参加者がクモの子を散らしたように一斉に分かれ、植木や物かげに隠れました。ルールは、全員が鬼に見つかるか、広場に設置された「基地」に逃げ込むと1ゲームが終わる形で行われ、鬼に見つからなかった参加者だけが同じ方法でゲームが繰り返えされました。結果、188人の参加者が1時間にわたって遊び続け、ロンドンから訪れた公式認定員からその場でギネス記録と認定されたそうです。

スペインのとある航空会社の客室乗務員が、賃金の未払いに対してかなり大胆な抗議をおこなっています。そもそも、航空会社が賃金を払えないのは経営不振に陥ったからですが、客室乗務員たちはこの問題を世間に訴えるため、なんとヌード・カレンダーに挑戦。航空機の中や外でいろんなポーズを取って撮影されたそのカレンダーは地元メディアでも話題になり、およそ1900円で販売したところ、1200部が完売になったそうです。社員を代表する形で一肌脱いだ客室乗務員の一人によれば、「8ヶ月から9か月分の給与が支払われていないので、当然の権利を主張しているだけ」なのだそうですが、大胆な方法ではありますよね。ともあれ、収益は会社との裁判費用に当てられるということです。

今日5月1日、いよいよ上海万博が開幕。「良い都市、よい生活」をテーマに、10月31日まで開催されますが、出展しているデンマーク館の目玉が、あの人魚姫。デンマーク出身の作家、アンデルセンの童話で知られ、コペンハーゲンの観光スポットにもなっている人魚姫の像ですが、これまで修理以外に動かされたことはなく、ましてや海外に出たこともなかったということです。上海万博のために、特別に運んでこられた訳ですが、これについてはデンマークの人々から、「大切な文化遺産を中国まで移動させるなんて・・・」と批判も出ていたようです。「うっかり傷がついちゃいました・・・!!」なんてことにならないようにと、祈るばかりです。

アメリカのイリノイ州といえば大都市シカゴがある州ですよね。そこにあるクック郡で起きている大変興味深い現象のお話です。何かといいますと、高確率での双子の誕生。イリノイ州の統計によりますと、クック郡の双子の出生率は過去20年にわたっておよそ3%をキープしていて、ある高校には、なんと39組もの双子が在籍しているということです。なかでも、有名なのがアンドリューとマットの双子の兄弟。二人は、「生まれた場所が違う双子」として知られていて、兄のアンドリュー君の方は自宅で生まれて、その1時間4分後に、弟のマット君が病院で生まれたということなんですね。なんだか、少子化の日本では羨ましい話ですね。

東ヨーロッパ、マケドニアの北部にジュプシーシュテ村という村があるのですが、その村にある博物館が今、話題を呼んでいます。博物館といっても、わずか2坪ほどの広さ。人一人が入ればもう満員という状態で、その中に、19世紀以降の食器や農具、民族衣装などなど、1000点以上の地元の生活用品が展示されています。かつて、選挙の投票用紙代わりに使われていた直径1センチのゴム球から、直径1メートルはあろうかという200年前の銅のお盆など、大きさもまちまち。これらは、この村に別荘を持つ建築家が40年がかりで集めた品々で、館長でもある彼は、この博物館を「世界でもっとも小さい民族博物館」と名づけ、ギネスにも申請中だそうです。それにしても、投票用紙代わりの直径1センチのゴム球って、どう使うんでしょうか。

街を歩いていると、女性の肩にかけられたバッグがずいぶんと重そうに見えます。男性の場合だと、仕事の書類とかパソコンが入っていたりするので重いのはわかるんですけどね。イギリスのある調査会社が5000人を対象にしたネット調査の結果があります。それによると、男女それぞれが持つハンドバッグの重さは、平均およそ10.5キロ。実に1歳3ヶ月くらいの赤ちゃんと同じくらいの重さであることがわかったそうです。バッグには鍵や携帯電話のほか、デジタル・オーディオ・プレイヤー、鏡などが必需品として入っているそうで、中には、歯ブラシや栓抜きを常に持ち歩いている人もいるようです。また、男性の6%は下着の替えをカバンにいれていたということです。まさに「備えあれば憂いなし」ということでしょうか。

2010.04.03 | Saturday
アメリカ「変わった旅」

アメリカのとある男性が、昨年の1年間毎週、別の人の家を泊まり歩くという旅を成し遂げています。28歳のこの男性が5つのバッグに荷物をまとめて出発したのが2009年の1月1日。以来、家族や友人、
さらにはインターネット上で知り合った人の家など、アメリカ各地の52ヶ所を一週間ずつ泊まり歩きました。旅の移動距離はおよそ3万4000キロ。アメリカの41州を訪ね歩いたということです。男性は「変わったことに遭遇したかったから下調べは一切しなかった。」と話していて、今回の旅の体験を一冊の本にまとめるという事です。きっと、たくさんの変わったことに遭遇できたのでしょうね。でも、とてもじゃないけど人見知りする性格じゃあ、できない事ですね。

チェコにある旅行代理店が、女性たちにウケそうなサービスを始めています。そのサービスというのは、
“愛用のぬいぐるみを送ってもらい、首都プラハの観光スポットを背景に写真を撮る”というものです。サービスのヒントはフランス映画「アメリ」。空想好きなヒロインの物語は、本場フランスだけでなく日本でもヒットしていますよね。この物語の中で、主人公のアメリが、海外旅行をしたいという父親の夢をかなえるために世界の観光名所を背景に小さな人形の置物を置いて写真を撮って贈るシーンがあるんですね。サービスの料金は日本円にして1万1000円からで、当面はアメリカや日本などがターゲットなのだそうです。この不景気に、せめて愛用のぬいぐるみを自分の代わりに旅行気分を楽しむというのも悪くないかもしれませんね。

アメリカ、テネシー州でのお話。とある女性が、一日に2回も金融機関に強盗に入り、いずれも失敗して話題になっています。大胆にも強盗を働こうとしたこの女性、1つ目の金融機関では、やっている事とはウラハラに、どうも口ごもりがちだったらしく、窓口の係員は彼女の言っていることをうまく聞き取ることができませんでした。結局、女性は金銭を要求する紙を投げ捨てて逃走したのですが、2つ目の強盗を決行。そこで入った金融機関では銃こそ突きつけたのですが、今度は何も取らずに逃走。あげくに、逃げる途中につまずいて転び、銃も落としてようやく車に乗り込んだそうです。

イギリスの北部、スコットランド。19歳の青年が、うるさいオウムに「静かにするように」と注意したところ、このオウムを飼っている彼のおばあちゃんが警察に通報。彼は、身柄を拘束されてしまったそうです。よほどおしゃべりなオウムだったのかもしれません。青年は早く眠りにつきたかったのかもしれません。しかし、オウムの声が耳について、なかなか眠れなかったのでしょう。我慢できなくなった彼は、オウムの入っているカゴを叩いて黙らせようとしたようで、その現場をみてしまったおばあちゃんが、可愛いペットがいじめられていると思って警察に通報したんですね。裁判所は19歳の青年に、「チョコレートを一箱買って、おばあちゃんに謝りなさい」と命じたそうですが、おばあちゃんにとっては、孫よりオウムの方が可愛かったのかもしれませんね。

腕に自信ありと、ギネスに挑戦する人は少なくありませんが、先日は、ポーランドのピアニストが長時間演奏のワールドレコードに挑戦。これまでの記録“101時間7分”を見事突破し、103時間8秒というワールドレコードを達成しました。ギネス・ワールド・レコーズのルールでは、1時間演奏すると、5分間の休憩が取れることになっているそうですが、記録を作った彼は、この休憩時間をためておいて、あとで食事などにまとめて充てたということです。ショッピングモールで長時間の演奏を終えた男性は、「十分な睡眠ができないことほど辛いことはないよ」と話しているそうです。103時間といえば、4日とちょっと。意識朦朧(もうろう)としながら演奏していた時間もあったんじゃないでしょうかね。

あと3ヶ月あまりで、サッカーの祭典、FIFAワールドカップが開催されます。その開催地、南アフリカで今、国を挙げて太り気味の警察官のダイエット作戦が進められているそうです。南アフリカには肥満の警察官が多く、これでは犯罪が起きた時に容疑者を追いかけることができないのではないか、ということで始められたそうです。このダイエット作戦の指導者には、引退したボクサーたちがあたっているということですが、南アフリカの主食は炭水化物たっぷりのトウモロコシ粥。ダイエットには、運動だけでなく、食生活も改める必要がありそうですね。

最近、日本では、お城や日本庭園といった文化財を結婚式の挙式会場として活用する動きが自治体を中心に広がっているそうですが、アメリカ・フロリダ州では、地元のスーパーマーケットで結婚式を挙げ、買い物客や店員が見守る中で永遠の愛を誓ったカップルがいます。このスーパーマーケットで式をあげた二人、おどろくなかれ、御年、75歳の新郎と67歳の新婦。二人が出会ったのがこのスーパーマーケットで、買い物を終えて雨がやむのを待っていた新郎に、新婦が傘を差し出したのが始まりだとか。それぞれにストーリーがありますね。末永く、お幸せに。

節約ムードが漂うのは日本だけではないようです。アメリカでは、一組のカップルが、アルミ缶を集めて得たリサイクル料金で今年の7月に結婚式をあげようとしています。二人が目標としているアルミ缶の数は40万個。アルミニウム5トン分で、日本円にすると35万円相当だそうです。ちなみに、これまでに集まったのは1万8000個。この缶は二人の自宅の居間に積んであるということですが、せっかくの資金を庭先なんかに置いて、誰かにもっていかれても困りますからねえ。そんなことより、急がないと結婚式まで時間がない。そこで二人は、インターネットのウェブサイトでアルミ缶の寄付を呼びかけているということです。一日も早く目標額に達するといいんですが、部屋がアルミ缶で埋もれてしまわないかと心配です。

2010.02.06 | Saturday
日本「温泉を楽しむサル」

立春をすぎても、春はまだ先。温泉にでもつかって、体を温めたい気分ですが、そう思うのは何も人間だけではないようです。連日にぎわう、北海道函館市にある人気の温泉地、湯の川温泉。ここでは、サルも温泉入浴を楽しみます。こちらの温泉街には熱帯植物園があって、そのサル山の池に、近くの旅館と同じ温泉の湯が引かれているんだそうです。100匹あまりのニホンザルが40度前後の温泉につかり、湯けむりの中でウトウトしたり、なかよく親子で毛づくろいをしているということです。また、この温泉は、筋肉痛や切り傷などに効能があるということで、日ごろ仲間とのケンカで傷ついた体をじっくり癒しているサルもいるのかもしれませんね。

2010.01.30 | Saturday
イギリス「VIPな猫」

お正月、どこへも遊びに行けなかった…、という人もいらっしゃるかと思いますが、イギリスでは一人、というか一匹、優雅な船旅を楽しんだネコがいたようです。なんとも羨ましいこのネコ、ポーツマスに住むお年寄り夫婦に大切に可愛がられていたんですが、ある日突然、いなくなってしまいました。ところがその4日後、なんと、スペインのビルバオから「お宅のネコがいる」という連絡。どうやら、フェリーの荷物を降ろしている最中に見つかったらしいのですが、ペット用のマイクロチップが埋め込まれていたため、飼い主がわかったんですね。このネコ、日本円にして4万円近くの客室で、船員から鶏肉や新鮮な魚を与えられながら、超豪華な船旅を楽しんだということです。ああ〜、ネコになりたい!

アメリカ、ニューヨークの近郊で、コンビニエンスストアを経営する男性に、謝罪の手紙と50ドルが送られてきました。送ってきたのは、以前、この店で強盗を働こうとした男性。彼は、半年あまり前、バットをもってお店に押し入ったのですが、コンビニの経営者から、40ドルとパンを渡され、もう強盗はしない約束をさせられたのでした。その時、家族を養いたいと涙ながらに話した男性は、その後、新たな仕事を見つけ、
子供も授かったと、その手紙に綴っていたそうです。日本円にして5000円足らずのお金とパンが、男性の人生を変えたンですね。コンビニの経営者は、この5000円を慈善団体に寄付したということですが、また、人の救うことになるのでしょうね。

中米のホンジュラスでのこと。陣痛が始まった女性が、病院に向かう途中に、車の中で出産するという出来事がありました。手伝ったのは、遺体安置所で働く男性で、なんと、使われたのは霊柩車。ことの発端は、霊柩車を運転していた男性が、通りがかりに路上で倒れている妊婦を発見した事。この妊婦の女性は、陣痛が始まったので、歩いて病院へ向かっているところだったのだとか。男性は同僚と一緒に、妊婦を霊柩車に乗せ、病院へ向かったのですが、道路は渋滞。進まぬ車にイライラしていると、妊婦はこらえきれずに車の中で破水してしまい、この男性が赤ちゃんを取り上げました。男性は、救急医療隊員の訓練を受けたことがあり、母子ともに体調良好。赤ちゃんには、助けた男性の名前がつけられたとういことです。

今、夏まっさかりのオーストラリア。そのオーストラリア南部の農場で、突然、ガスもれ警報機が鳴り出し、消防士15人が出動する騒ぎがありました。ガスの正体を調べて見ると、なんと、飼われていた雌ブタが放ったオナラだったということです。この雌ブタは、体重およそ120キロの巨漢。どうやら腸の中にガスを溜め込んでいたらしく、駆けつけた消防隊も、確かに、雌ブタのオナラを聞いたそうです。「何を食べさせているのか知らないけれど・・・」とは、あきれた消防隊の言葉。飼い主は平謝りで、隊員たちは消防署に帰って大笑いしたようです。ちなみに、ガスもれ警報機のある家屋から農場までは20メートルもあったそうですから、ガスの勢いもさることながら、警報機もかなり敏感だったのかもしれませんね。

イギリス・ロンドンでは、交通当局が扱う、さまざまな落し物が本にまとめられています。それによると、演劇用の棺桶や庭に置く滑り台、さらには長さが4メートル以上もあるボートなど、ビックリするようなものが落し物として届けられているそうです。それにしてもこんなもの、忘れたら当然気付くハズですけどね。当人にとって見れば、「ま、いいや」と思うものなんでしょうか。ちなみに一昨年、2008年の1年間だけで、落し物の数は、17万点以上にあったということですが、そんなにあっちゃあ、処分するのも大変ですよね。みなさんもお気をつけて。

ドイツ南東部にあるレーゲンスブルクという街でのこと。友達とかくれんぼをして遊んでいた女の子が行方不明になり、警察官が動員されました。行方不明になったのは、この街に住む7歳の女の子。警察犬を使って女の子の足取りが追跡されましたが、犬もお手上げ。ついには、ヘリコプターまで出動がかかりました。ところがヘリコプターが現地に飛んでくる直前、近所の人が、隣の家の敷地にあるゴミ箱の裏で、女の子が身をかがめているのを発見。周囲の心配をよそに、女の子はずっと、かくれんぼを続けているつもりだったようです。なんと、こどもの無邪気なこと!

あと1週間足らずでクリスマス。しかし、11月ごろからイルミネーションを点け、クリスマスソングを流して雰囲気を盛り上げていたせいか、気分はむしろ、ようやくクリスマスって感じです。そんなクリスマスにまつわるオーストリアでのお話。商店の従業員らでつくる労働組合が、大きな音量で繰り返し流されるクリスマスソングでストレスが増しているとして、音量を下げるよう、経営者に要求したそうです。要求は、クリスマスソングそのものに対する抗議ではなく、せめて我慢できる程度にしてくれというもので、労働組合の代表は、「イライラしている従業員は会社のためにも良くない」と主張したそうです。店主たちは、逆に、
客足を心配してイライラしているかも知れませんネ。

かつて、テレビの番組で、〜散歩中、飼い主が車で連れさられると、ペットの犬はどういう行動を取るか〜という実験をみたことがあります。ま、多くは、飼い主の思いとは別に、知らん顔したり、一応、追っかけるようなポーズだけは取ってみたり・・・・・なんですが、オーストラリアには、心臓発作で倒れた飼い主の命を救った立派な牧畜犬います。この牧畜犬は、飼い主が心臓発作で倒れると、彼の胸を前足で叩き、様子をみて道路に出て、吠えたり飛び跳ねたりして通行人の気を引こうとしたそうです。犬の心臓マッサージで意識を取り戻した男性は、自力でなんとか電話で救助を求め、一命を取り留めたという事ですが、彼は「犬は私を起こさないと、ご飯が食べられなくなると思ったのでしょう。」なんて、冗談めかして話しているそうです。ご褒美にご馳走を上げたんじゃないでしょうかね。

「笑う角には福来る」という言葉がありますが、中国では、笑いすぎた男性が顎を外して、乗っていた列車を停める珍事がありました。男性は女友達と一緒に武漢(ブカン)から南昌(ナンショウ)への直通列車に乗りこんだのですが、些細なことでケンカ。彼女の機嫌を取り戻そうと、彼が笑い話のもちネタを次々に披露すると、たまりかねた彼女が笑いをこらえようと、思わずしかめ面をしたので、これが男性の笑いのツボにはまってしまいました。大笑いをしているうちに、とうとう下顎がはずれ、この事態に、列車は通過する予定の駅に緊急停車。男性は、その駅から最寄の病院に運ばれたということです。この男性には、来年、よほどの幸運がおとずれるかもしれませんね。

12月も目前で、これから何かと、忙しさが増して来るのではないかと思います。仕事などで車を運転する際には気をつけないといけませんが、走っていると、なかには、大丈夫かな?なんて、危なっかしい運転をする人もいます。米カリフォルニア大学アーバイン校の研究チームの研究によると、運転の下手さには、DNAが関係しているんだそうです。大学では、遺伝子変異がある7人を含む29人に対し、運転シミュレーターでコースを15周運転してもらい、1週間後にもう1度同じことをしてもらいました。すると、特定の遺伝子変異が見られる人は、そうでない人に比べて、運転テストで20%以上も成績が悪いことが分かったということです。この遺伝子変異が見られる人は最初からミスをすることが多く、時間の経過とともに習ったことを忘れる傾向も強いと指摘。米国人の約30%がこの変異を持っているということですが、日本人の場合、どうなんでしょうか。

1か月も先だというのに、クリスマス関連商品がショップをにぎわせています。サンタも、準備に大忙しではないでしょうかね。で、このサンタが乗る乗り物を引くのはトナカイですが、アメリカのノースダコタ州の、とあるホテルの庭先でヘラジカが見つかりました。このヘラジカは草を食んで、庭から、まったく立ち去る様子がなかったので、かけつけた獣医が麻酔剤のはいった矢を撃っておとなしくさせ、その後、自然保護地区に運ばれ、野に放たれたそうです。とはいえ、このヘラジカの筋肉には、まだ、鎮静剤の成分が残っていて、食べると危険。シカ狩りする人にわかるように、体に白い×印がつけられたということです。まさか、模様と間違う人はいないでしょうよね。

景気が悪いのは日本だけではありません。同じような不景気に見舞われているアイルランドでのお話し。
アイルランド南部にある国立小学校では、深刻な景気後退の影響で補助金がカットされ、節約のため、
児童らにトイレットペーパーを持ってくるように要請しています。これは、本やコンピュータを買うための
政府の補助金がカットされた小学校が、何とかせねば・・・・・・と、考えた苦肉の策。校長は、「会計の帳尻を合わせるための一手段で、命令ではありません。」と説明しています。保護者側はどうかというと、比較的、協力していて、およそ半数の児童がトイレットペーパーを持ってきているそうです。

ドイツ、ミュンヘンは世界的ビールの産地として有名です。10月には、世界的ビールの祭典=「オクトーバーフェスト」が開催されていますが、毎年、それは、それは、大変な人出だといいます。その人たちが、心行くまでビールを楽しんで、もう、町中がビールに浸っている感じだと思うんですが、大変なのが後始末。酔っ払った人たちが、毎年、いろいろな忘れ物をして行くんだそうです。今年も、フタを開けてみると、案の定、たくさんの忘れ物。サイフや携帯電話なんていうのはいつものことながら、なかには、入れ歯やトースターといった、首を傾げたくなくなるようなものまであったそうですよ。

ロシア中部にあるペルミ州には、とてもお利口なネコがいます。ネコの名前はワシリー。夜中、集合住宅でおきた火事に気付きたワシリーは、懸命に鳴き声を上げ、眠っていた飼い主の女性を起こしました。異変に気付いた飼い主が、近隣に知らせ、おかげで、みな、無事に避難できたのだそうです。このお手柄に、ロシアの非常事態省から表彰状が送られ、副賞として、鈴つきの新しい首輪とキャットフードが贈られたということです!ニャンともすばらしい?!!!

2009.10.24 | Saturday
23番目の夫探し?!!

世に、お元気なお年よりは多いもので、マレーシアには107歳にして、22番目の夫がいるという女性がいます。しかも、お相手は70歳年下の37歳。この男性とは4年前に結ばれたんだそうですが、彼は現在病院でリハビリ中。そんな夫に対して、彼女は、夫が退院したら自分から離れてしまうのではないかと心配でたまらないようで、近所の人の車に乗せてもらって、度々面会に行っているといいます。なんとか、入院中の彼に乙女心を知ってもらいたい彼女ですが、その時に備え、23番目の夫を探そうかと考えているそうです。なんと!!!

秋の夜空は、月も煌々と輝いてきれいです。そんな月に、人類が初めて足を踏み入れたのは、1969年。ちょうど40年前のことでした。このとき、アポロ11号に乗船した宇宙飛行士が、こぶしほどの大きさの「月の石」を持ち帰ったといわれています。この石はアメリカの外交官からオランダの政治家に贈られ、
政治家が亡くなった後はアムステルダム博物館に渡ったとされています。先日、そのアムステルダム博物館が、所蔵していた「月の石」を調べたところ、単なる「木の化石」にすぎないことがわかったそうです。
まえまえから、専門家から、偽物ではないかとの指摘を受けていたということですが、まさか、偽物とは思わなかったんでしょうね。でも、それって、ひょっとして、餅つきの杵の破片?

来年、サッカーのワールド・カップが開催される南アフリカ。治安の悪さなどが問題になっていますが、悪いのは治安だけではないようです。インターネットの回線の、速度の遅さに業を煮やした南アフリカの情報技術企業が、ためしに伝書鳩を使ったところ、地元通信会社のネット回線よりも、はるかに速い結果が出たそうです。この通信会社は、ピーターマリッツバーグと呼ばれる街の近郊から80キロ離れたダーバンという街へ、データカードを持たせた伝書鳩を放ったところ、1時間8分で到着。ネットを使った場合、同じデータの4%を送信するのに2時間以上かかったということです。来年のサッカーワールド・カップ開催までには回線速度の改善が期待されているということだそうですが、どうなりますやら。

2009.10.03 | Saturday
アメリカ 迷い込んだクマ

アメリカ・コロラド州のスケートボード場に入り込んだクマが、朝方、どうすることもできずに、立ち往生しているのがみつかりました。スケートボード場には、コンクリートでできた急な斜面があり、クマは、これを登れなくなって、一晩中、右往左往しながら朝まで過ごしたようです。朝方見つけられたクマは、スタッフらがハシゴを下ろすと、これを登って、自力で脱出し、そのまま逃走したため、クマにも人にも怪我はなかったということです。入り込むのは簡単だったんでしょうけど、クマにとっては、とんだ遊び場だったわけですね〜。

海外では、何事にもチップが必要なところがあります。忘れないようにしないと、時にはとんでもないことが起こります。ある日、とあるニューヨークの繁華街で、観光客が、セサミストリートのキャラクター=「エルモ」に出会い、思わずカメラを向けたところ、「チップを渡さないか!」と「エルモ」から、言いがかりをつけられてしまいました。この「エルモ」、正確には「エルモ」に扮した男ですが、彼は、その観光客のカメラを奪い、「誰かが、君を訴えるぞ!」と怒鳴ったほかに、新聞社のカメラマンからもカメラを取り上げようとして、「エルモ」も、生計を立てなきゃいけないんだ」と、言い訳めいたことを言ったそうです。肖像権の問題もあるけど、訴えられるのは勝手にエルモに扮した君だよ、ねえ、「エルモ」君。

料理にチーズが欠かせないイタリア。そのイタリア北部にあるパルメザンチーズの産地では、銀行が、チーズを担保に、チーズ生産者への融資を行っているそうです。担保にされるチーズは、一個の重量がおよそ40キロで、だいたい300ユーロ、日本円にしておよそ4万円。銀行は、その6割から7割を融資しているそうです。そんな銀行の倉庫には、融資対象となったチーズがぎっしりと並べられ、完備された空調のなかで熟成をまちます。むろん、これらはチーズ作りの修行を積んだ銀行の職員によって、厳しく管理されます。そりゃまあ、何かあったら、商品価値が下がって痛手を負うことにもなりかねませんからね〜。

お酒を飲んだ勢いで失敗をした人は少なくないのではないでしょうか。イギリスのバーミンガムで、夜通しのパーティーを楽しんだある若者が、その帰り、通りかかったイタリアンレストランのシャッターをくぐりました。空腹だったのでしょうか、彼は、店内にあったバナナをパクリ。結果、盗みを働いたとして起訴されてしまったわけですが、逮捕される前にバナナの代金を支払うことを申し出ました。そして、裁判官による裁判では有罪になると考えた彼は、陪審員による裁判を求めました。思惑通り、彼は無罪を言い渡されましたが、その裁判費用としてかかったのがなんと2万ポンド、日本円にして、320万円。高いバナナ代になってしまいましたね〜。

去る7月、ベルギーのブリュッセルに、有名人のパンツを展示する「パンツ博物館」がオープンしました。主催者によると、パンツの展示は「平等な社会」への憧れを表現するものなんだとか。それから1ヶ月、アメリカ・ワシントンのユニオン駅に、ジーンズなどの使用済みデニム衣料、およそ3万3千点が展示されました。これは、アメリカの科学誌がリサイクル目的で企画し、全米の子どもたちが協力を呼びかけて実現したもので、中には、仲間に呼びかけ1700本ものジーンズを集めた少年もいるとか。展示された衣料は再加工され、災害で損壊した家屋を再建する際に、断熱材として活用されることになっているようです。リユース、リサイクルも、いろいろですね。

カナダのトロントで、4億円相当の宝くじを当てた男が、換金所から出てきたところを警察に逮捕されたというお話。幸運の女神に微笑まれたはずの男性が、一転、なぜ、そんなことになってしまったのか。なぜならば、この男性はおよそ6年前、盗みなどの罪に問われながら、裁判所に出頭していなかったんですね。当選金を交換するにあたって、身元の照合があったようで、ある意味、警察も宝くじに当たったようなものでしょうね。あえなく逮捕されてしまった男性は留置所で一晩過ごし、今度はちゃんと、裁判所に出向いたそうです。

2009.08.22 | Saturday
アメリカ 17桁の請求

先日、アメリカのニューハンプシャー州に住むある男性が立ち寄ったガスリンスタンドでタバコを一箱購入しました。使ったのはクレジットカード。数時間後、彼が確認のため、インターネットで口座をチェックしたところ、なんと、17桁もの数字の金額で請求されていたそうです。腰が抜けそうなほど、びっくりした男性は、あわてて銀行に電話。2時間に渡ってやり取りして、なんとか、翌日に誤りが訂正されていたという事です。4桁でドキッとするのに、17桁なんて、どうやって払えばいいんでしょう・・

アメリカ・ミシガン州の、113年の歴史を持つドーナツ店のオーナーが、ついに、その歴史に幕を降す決意しました。それを知ったお店のファンたちは、「慣れ親しんできた店がなくなるのはさみしい、お気に入りの味を残そう」と、一致団結。そのお店を買い取ることにしました。しかも、そのファンというのが、9人の警察官。買い取った後、お店の名前は、警官という意味の「コップ」を頭に、「コップス・アンド・ドーナツ」に改められ、店員は、高校生や大学生の任せられたということですが、警官たちも、ボランティアで働くということです.

2009.08.08 | Saturday
カメが空港を占拠!?

今日は、8月8日。漢数字で書けば、なんだか末広がりのめでたい日ですが、「めでたい」日に登場する生き物といえば、ツル、カメですかね。そんなこんなで、カメにちなんだ話題をお届けしましょう。先日、ニューヨークのケネディ国際空港の滑走路がカメの集団によって占拠される騒ぎがありました。カメは体長20センチ程度の小さなもので、どうやら、近くの海岸から上がってきたらしいんですね。誘導路を移動していた航空機の乗務員が最初に3匹発見。その後、管制塔に次々と、パイロットたちからの目撃情報が寄せられ、結局78匹。空港職員らが30分かけて捕かまえ、海に戻されましたが、この間、滑走路は閉鎖。ダイヤにおよそ1時間30分の遅れが出たそうです。この時ばかりは、おめでたいと言ってはいられませんね。

2009.08.01 | Saturday
鳥取 まぐろラーメン

先日、鳥取県の境港で、魚のマグロを使ったラーメンの味を競うイベントが開催されました。境港といえば、日本有数の生マグロの水揚げ量を誇るところで、境港(さかいみなと)市には、「鬼太郎まぐろラーメン」というのがあります。これと競ったのは、マグロで町おこしをしているという鹿児島県いちき串木野(クシキノシ)の「まぐろラーメン」「鬼太郎まぐろラーメン」対「まぐろラーメン」。この両者の、味や見た目、地域性などが、採点されたそうですが、結果は、17対12で、いちき串木野市「まぐろラーメン」の勝ち。ともあれ、勝敗の行方を見守った観客には、あわせて500食の「まぐろラーメン」が無料で振舞われたということです。皆さんもドライブがてら境港市に行かれた際は、味わってみては如何でしょうか?!!

犬や猫と触れあって、病気の人やお年寄りの心を癒す活動も行われているアニマルセラピー、アメリカ、モンタナ州では、ニワトリがこの癒しに一役かっているそうです。ことの発端は、ある女性が、ニワトリのオスとメスを1羽ずつ連れて、リハビリ施設を訪れたところ、お年寄りたちが、まるで、子犬のようにニワトリを抱き、若い頃に過ごした農場の思い出に浸っていたことから。今後、退職者や在宅介護者も訪問する予定で、新学期が始まったら、学校の教室にも2羽を連れて行きたいと話しているそうです。

2009.07.18 | Saturday
北海道牛乳 アジアで人気

最近、北海道産の牛乳がアジアで人気なんだそうです。去年、中国で発生した牛乳のメラミン混入事件の影響から、「安全」と評判の、北海道産牛乳に白羽の矢が立ったようです。日本では少子化の影響などで、消費量が下がっているそうですから、酪農家にとっては朗報ですね。輸出されているのは、常温で長期保存ができるという「ロングライフ牛乳」。1996年度には、香港におよそ90トン輸出されただけでしたが、今では、台湾や中国、シンガポールにと、販売先も拡大しているということです。香港の場合、牛乳の値段は、通常、リッターあたり、100円から200円程度ですが、北海道産の牛乳は300円から400円。やや高めではありますが、売れ行きは好調のようです。

アメリカはニューヨークのタクシー運転手・ドミニカ共和国出身のファビオさんは、知る人ぞ知る、名物ドライバー。彼は、職場であるタクシーの後部座席を、アートスタジオに変身させているという、ユニークな人物です。どういうことかというと、彼はタクシーに乗り込んだお客さんにペンと紙を渡し、「好きな物を描いてくれ」と、お願いするんだそうです。そうして集めたスケッチはオバマ大統領の似顔絵やハチドリなど、7000枚。彼はお客さんのビデオも撮影していて、30秒の撮影に応じた人には、スケッチを集めた小冊子をプレゼントしているそうです。いつかニューヨークでファビオさんのタクシーに出会えたら、あなたも画家になったつもりで絵お描いてみては?絵のセンスが問われそうですね・・・

「火事場のバカぢから」なんて言葉があります。騒動による一種の興奮状態で、アドレナリンがかけめぐり思わぬ力が出る時のことを言うようですが、アメリカ、コネチカット州では、火事の家を見つけた花嫁が、
ウエディングドレスのまま、家の中に飛び込み、住人と住人が飼っているペットを助け出したそうです。
彼女は、結婚披露宴を終えたばかり。車で移動中に、たまたま、煙が出ている家を見つけました。中には、煙にまかれた女性と、ペットの犬とフェレット。女性は、ペットが気になったらしく、家から出ようとしなかったそうで、花嫁が、彼女を引っ張り出したという事です。女性を担ぐこともなかったようで、さほど、力はいらなかったかも知れませんが、勇気は絶大ですね。

イギリスの首都ロンドンで、大きなお腹を抱えた妊婦さんが、地下鉄に乗り込みました。そこでナントお腹の赤ちゃんが急に外に出たくなったらしく、車内で陣痛が始まってしまいました。彼女は、陣痛に耐えながら、最寄のロンドン橋駅で下車。すぐに救急隊が呼ばれましたが、以前、いとこたちの出産に立ち会ったことがあるという女性駅員が立会い、救急隊が駆けつけたときには、すでに、無事男の子を出産。ロンドンの地下鉄は、およそ150年前の1863年に運行が始まっていますが、地下鉄の施設で赤ちゃんが生まれたのは、これで3人目。初めての男の子だったそうです。

ニュージランドでのこと、ある母親が3歳になる娘のために、インターネット・オークションでおもちゃを買おうとしました。ところが画面をみているうちに、いつの間にか、ウトウト。代わりに、傍で母親の様子でも見ていた3歳の女の子がマウスをカチカチ。タイミングよく、120万円もする土木工事用の掘削機を落札。目を覚ました母親が、この落札を知らせるメールをみて、もう、ビックリ仰天。すぐに主催者に事情を説明して、取り消しを依頼しなんとか事なきを得たということです。子どもは親の背中を見て育つといいますが、指先までとはねえ。

2009.06.13 | Saturday
空からタツノオトシゴ

イギリスで、嵐の翌日でもないのに海岸から5キロ離れた民家の庭先で海の棲む生物がみつかったそうです。見つけたのは、新聞を買いに行こうとした、このウチの女性。最初は、「何なのこれ?!」と、思ったそうですが、よくみると、なんと、これがタツノオトシゴ。カモメのえさになりかけていたところで、その口ばしからこぼれて、庭先に落ちたんじゃないだろうかと思われ、本当の意味のオトシゴ。彼女の飼い猫のエジキになることもなく、幸いにも、まだ、生きていたそうで、「ペガサス」と云う名前をつけ海洋生物センターに保護して貰ったということです。翼のついたタツノオトシゴ、なんとも、幸運です!!

カリブ海に浮かぶ、ドミニカ共和国。今こちらの政府機関が頭を痛めていることがあります。それは、こどもの名前に風変わりな名前をつけることを、禁止すべきかどうかということ。ドミニカでは、自分の子供にマンガの登場人物や自動車メーカーの名前をつけることがあって、「いとしのパイナップル」や、なかには、「ウィンストン・チャーチル・デラクルス」なんていうのもあるそうです。今年中には決着を付けたいようですが、命名の自由を主張する声も強くて、どうなるか、議論の行方は見えていないようです。

今、危機的な経済状況に見舞われているというロシア。経済危機は世界的な状況ではありますが、
ロシアの場合、過去10年で最悪なのだそうです。そのため、ロシア中央銀行は、2009年の第2・四半期から流通する予定の国の銅貨を、ニッケル張りのスチール貨に切り替えると発表。対象となるのは、1ルーブル、2ルーブル、5ルーブルの硬貨。切り替えの理由については明らかにされていませんが、なにしろ、銅の価格は1トン当たり、およそ5000ドル。およそ400ドルのスチールの12.5倍ですから、切り替えたくなる気持ちもわかりますね。

2009.05.23 | Saturday
中国「歌う僧侶」

日本の時代劇を見ていると、わらで作ったような円筒形の帽子を目深にかぶって、尺八を吹きながら托鉢をして歩く人物が出てきます。これは、虚無僧=こむそうと呼ばれる、禅宗のお坊さんだということですが、中国北京の中心部では、僧侶の服装に流行のサングラス、耳にヘッドフォンをして歩く僧侶の姿が注目を浴びているそうです。「今の世の中、人々の心を掴んで仏教を広めるには、音楽が一番」と思い立って始めたそうで、自らを「歌う僧侶」と呼んでいるとか。アルバムのレコーディングや撮影会のほか、ファンと交流もはかっている彼は、すでに、アルバム1枚と、2枚のシングルをリリース。歌詞には、仏教の影響を受けた歌詞が散りばめられているそうです。

2009.05.16 | Saturday
イギリス「困った犬」

イギリス中部にあるダービーという町に、痛い目にあいながら、ちっとも、それを学習できなくて、飼い主を悩ませている犬がいます。というのも、この犬、卵形のチョコレート12個を盗み食い。しかも包装紙ごと食べてしまいました。しばらくして、犬が苦痛のために鳴き始めたので、病院に連れて行ってはじめて「事」が判明した訳ですが、この犬、元気になったら、すっかりそのことを忘れ、その後も、お菓子などをそのまま食べてしまっているとか。いつになったら学習するんでしょうか・・・

アメリカアリゾナ州に、アメリカ航空宇宙局=NASAに協力している宇宙開発企業があります。この企業が月で植物を育てる「ルナ・オアシス計画」の第一歩として、宇宙で花を育てるための容器を開発。公開された透明な容器は、安定性の良いように、また花を保護できるように、三方がアルミのフレームで固定されています。この容器、密封構造の小型の温室で、高さは45cmほど。月面で食用植物を栽培するのが目標ということですが、最初に咲くのは何の花でしょうか?

「ピザの本場イタリアにピザの自動販売機誕生!」というニュースが届きました。真っ赤な自動販売機が、いかにも、イタリア的な感じ!!コインを入れてトッピングを選べば、粉と水を練って生地を作り、これを丸く広げてトマトソースを塗り、トッピングを乗せて焼き上げ、出てくるシステム。その間、およそ3分、、種類もチーズとかベーコンとか数種類あるようです。値段は、日本円にして500〜600円くらいから。いずれ、日本にも登場するかもしれませんよ。

春は花粉症の人にはつらい季節ですが、
つらいのは、人間だけじゃないようです。
イギリス南部には、牧草に囲まれると
呼吸困難になるなどのアレルギー症状を示す馬がいるようです。
この馬は、毎日15錠の抗ヒスタミン剤を飲み、
エサは、牧草を避けて、砂糖ダイコンなどを食べているということです。
さらに、外出の際には、布で体を包んだうえ、マスク着用。
飼い主の女性も曰く、これがイチバンだとか・・・

馬酔木(あせび)、チューリップ・・と春には、さまざまな花が咲きます。
先日、富山県立大学の研究チームが、その一つ、チューリップの花びらから、プラスチックの原料となる物質を取り出す方法を発見したそうです。富山県といえば、チューリップの球根の生産量については全国一なんですよね。
1年間におよそ100トンの花びらが捨てられているということですから、
これからは、その有効利用も期待できそうですね。
それにしても、花からプラスチック!驚きです。

ゴルフをする方もいらっしゃるかと思いますが、
これからしばらく、プレーしていても気持ちいいんですよね。
まして、ホールインワンでも出れば、わが世の春というところですが、
そう簡単にホールインワンなんてできません。
ところが、アメリカはフロリダで、コースデビューしたばかりの62歳の女性が、最初の一打でホールインワンしちゃったというのだから驚き。
しかも、2ヶ月のレッスンを積んだだけ。
コーチのアドバイス通りに、ショットしたら見事ホールインワン!!
日本だと、お祝いが大変だけど、
アメリカではどうなんでしょう?

先日、スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム」が、
観光地としての日本の競争力は世界25位と発表しました。
先進国としては、低い評価です。
この世界経済フォーラムは、毎年、133の国と地域の、
旅行や観光の競争力をランク付けしているもので、
先ごろの発表結果によると、
外国人からみた「親しみやすさ」は、131位と最低水準。
「価値競争力」も、86位と振るわず、
総合で、25位ということだったんですね。
一方、日本のインフラや世界遺産の数などでは
比較的上位にランクイン。
特に「衛生面」や
「清潔な飲料水の入手のしやすさ」についてはともに1位。
これだけで観光客を呼ぶことはできませんが、
まあ、喜ばしいことです。
ちなみに、総合の1位はスイス。
で、2位がオーストリア、そして3位がドイツ。
日本も見習いたいものです。

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