2018年6月アーカイブ

放送
2018年6月29日 22:57

ベートーヴェン作曲 交響曲第9番

今日はベートーヴェン作曲の交響曲第9番をご紹介しました。

ベートーヴェンは生涯9曲の交響曲を作曲しました。
第9は、ベートーヴェン最後の作品となりました。

第9が今までの交響曲と違うところは4人の独唱と合唱を交響曲に加えたこと。
今では歓喜の歌は誰でも知っている曲になりました。
第9の演奏時間は1時間ちょっとという事で、この合唱が出てくるのは第4楽章の最後、
このパートになるまで合唱団はずっと待っていて、一気に立ち上がってこの歓喜の歌を歌います。



教えてクラシック
「作曲と編曲はどっちが難しい?」というテーマでお送りしました。
どちらが難しいという事はないですが、どちらも同じくらい作り手の技術にかかっています。


放送
2018年6月22日 22:23

平和を願っていた音楽家のエピソード

今日は平和を願っていた音楽家のエピソードをご紹介しました。

  
放送した曲

  
鳥の歌 (カタルーニャ民謡)  チェロ奏者パブロ・カザルス

 
戦争レクイエム  ベンジャミンブリテン

 
未完成交響曲第8番  シューベルト作曲

  

  
教えてクラシックでは

「未完成のまま終わった曲は」というテーマでお送りしました。

作曲家の死によって最後まで書けなかった曲ですが、他の音楽家の手によって完成した曲も多いそうです。

放送した曲

ラクリモーサ  モーツァルト作曲


コンサート
2018年6月15日 22:19

人の心に平和のとりでを築くコンサート~理想よ甦れ!

原爆投下後の広島で奏でられた曲とされている4曲が演奏されます。

シューベルト「未完成」、サラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」、ベートーヴェン交響曲第9番 第4楽章 、そして、ヘンデル「メサイアよりハレルヤ」となっています。

日時 7月22日(日) 15時~

場所 広島文化学園HBGホール


放送
2018年6月15日 22:15

ヘンデル作曲「ハレルヤ」をピックアップ ゲスト高林真澄さん

「ハ〜レルヤ」この有名なフレーズの曲ですが、実は、原爆の廃墟の中で広島の人たちを励ました曲なんです。

1945年、昭和20年、8月6日の原爆投下後、廃墟となった広島で、音楽と共に復興に向かった教会がありました。爆心地から2キロ圏内にあり、わずかな壁だけを残し消失してしまった'流川教会'です。この流川教会の歴史を振り返る上で重要な2人の人物がいます。

谷本清牧師と太田司朗氏。谷本牧師は、昭和23年から数回に渡ってアメリカに行き、講演を通じて広島の惨状と平和を訴えました。昭和25年には、'ヒロシマ・ピース・センター'を設立し、被爆した少女や孤児の救済活動にも尽力しました。一方、太田氏は、昭和27年、48歳でエリザベト音楽大学へ移り、声楽主任教授として活躍しました。中国地方に合唱連盟が結成された時には初代支部長となり、合唱音楽の発展に力を注いできました。この2人が、被爆直後の流川教会で数多くの音楽活動を手掛けていきます。

驚くべきことに、建物もまだ復興していてない終戦直後の昭和20年12月23日、原爆投下から4ヵ月後には、礼拝と祝会が催され、翌年、昭和21年8月4日には、原爆犠牲者追悼慰霊礼拝が開催されたとされ、さらに12月には、'第1回市民クリスマス'が開催されたとされています。

昭和22年12月21日にはクリスマス会、12月24日には'第2回市民クリスマス'が行われたという記録が残ってますが、この時に演奏されたのがヘンデル作曲のオラトリオ「メサイア」だったそうです。

楽譜を手に入れるどころではないこの時期に、なぜこの大曲が演奏されたのか?

谷本牧師が戦前、アメリカの大学に留学していた頃知り合ったとされる高校の音楽教師リリヤン・コンデット先生より、「広島でのあなたの体験を知り案じています。お役に立つようなものは何かあるかしら。」というハガキを受け取ります。そこで、メサイアの楽譜の送付を依頼し、昭和22年10月、30冊の楽譜が届けられた、というわけです。そして、男女混声合唱の聖歌隊が結成され、短期間で練習した結果、12月21日、流川教会クリスマスで初めて演奏されるに至ったのです。

メサイアは、キリストの誕生から受難、復活までを現したもので、今でこそ、この一連の流れを、復興を願う広島に重ね合わせたという見方もできますが、音楽に救いを祈ってのことだったと言えるでしょう。

その後も、谷本牧師と太田氏は、広島のために音楽を奏で続けました。今もなお広島で歌い継がれているこのメサイアは、原爆投下後、アメリカ人との友愛がきっかけだったということは、紛れもない事実です。

今日のゲストは高林真澄さんです。

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高林さんは、広島女学院の卒業生でいらっしゃいます。

 

●広島女学院といえば「メサイア」コンサート。今年で33回の伝統的な行事として定着した毎年恒例のクリスマスイベントで広島女学院メサイアオーケストラ、OGと学生、高校生 が合唱していますが、高林さんはいつから参加されているのでしょうか?

「1973年、大学一年生の時、聖歌隊のメンバーとして参加しました。4年間聖歌隊のメンバーでした」

コンデット先生から送っていただいた当時の楽譜を見せていただきました。
とても大事に使用されていますよね!
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●この歌を歌う時は、どんな想いを乗せていますか?

「ただただ祈りながら歌っています。メサイアは拍手もありません。祈りの曲です。ただ、ハレルヤコーラスの時は皆さん立ち上がられる時もありますね。」

 今日は、メサイアについて、広島女学院OGでいらっしゃいます、高林真澄さんにお話を伺いました。

  

  

教えてクラシック

「歓びや悲しみについて書かれた曲でした。」

お送りした曲 ドビュッシー作曲「歓びの島」でした。

今回放送で使われた曲の紹介


曲目:メサイアよりハレルヤ
作曲家:ヘンデル

放送
2018年6月 8日 20:37

指揮者が違うとこんなに違う

今回は指揮者の役割についてお送りしました。

指揮者は、こんな風に演奏したいという想いを演奏者に伝えて、演奏が上手くいくようにまとめます。

なので同じ曲でも指揮者によって全く違う曲に聞こえる場合もあります。
今日は曲の早さにピックアップして、ベートーヴェン作曲 交響曲第6番「田園」を
指揮者 オットー・クレンペラーバージョンと、ヘルベルト・フォン・カラヤンの違いを聞いてもらいました。
クレンペラーは遅めの厳格な感じで、カラヤンはクレンペラーと比べると早めの設定で流れを重視した感じでした。
放送ではレナード・バーンスタイン指揮の田園を聞いていただきました。
  
  
今日の教えてクラシックは、ラジオネーム「ゴーシェ」さんから
「指揮者の方はどういう事を考えてタクトを振っているのか?。また演奏者はどうやって従っているのか?」という質問でした。
「演奏が滞りなく行われるには、ちょっと難しい所を演奏者に合図するのを、少し前もって合図する事を考えたりしてタクトを振っているのではないでしょうか」
「演奏者は手や指揮棒を見て演奏しているように思えますが、実は指揮者全体を見て感じとっています。特に表情を読み取りながら演奏しています」

今回放送で使われた曲の紹介


曲目:交響曲第6番「田園」 指揮:レナード・バーンスタイン
作曲家:ベートーヴェン

コンサート
2018年6月 1日 15:25

人の心に平和のとりでを築くコンサート~理想よ甦れ!

原爆投下後の広島で奏でられた曲とされている4曲が演奏されます

シューベルト「未完成」、ヘンデル「メサイアよりハレルヤ」、ベートーヴェン交響曲第9番 第4楽章 、

そして、サラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」となっています。

日時 7月22日(日) 15時〜

場所 広島文化学園HBGホール


放送
2018年6月 1日 15:21

切明千枝子さん

今日は、【サラサーテ作曲「ツィゴイネルワイゼン」】をピックアップしました。

スペインの著名なヴァイオリン奏者で作曲家でもあったサラサーテの代表曲で、いくつかのハンガリー民謡や大衆音楽の旋律を組み合わせて作曲されています。

サラ・サーテは、8歳の時に初めての公演をし、10歳の時にスペイン女王の前で演奏を披露したとされています。

原曲はフルオーケストラをバックに、ヴァイオリンソロ1名で演奏されますが、リサイタルなどでヴァイオリン1名+ピアノ伴奏1名という組み合わせでやることの方が多いようです。

この有名なツィゴイネルワイゼンが、原爆投下後、焼け野原となった広島でプロの演奏家・諏訪根自子さんのリサイタルで演奏されたとされています。

時は、1946年、昭和21年の春、場所は、宇品港に面した旧陸軍運輸部の'凱旋館'。原爆で焦土と化した広島に唯一残っていた大ホールでした。この時の演奏を実際に聞いておられた方、切明千枝子さんにお話しを伺いました

  

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切明千枝子さん、昭和4年生まれ、現在88歳。

73年前の8月6日は、広島県立第二高等女学校に通う16歳でした。

  

諏訪根自子さんのリサイタルについて覚えておられることを教えて下さい。

「当時私はもんぺにわらじ。最前列からみた諏訪さんは銀白色のドレス、銀色の靴。こんな美しいものが世の中にあるんだー!と衝撃をうけた」

  

●当時の状況とは

「死は免れたものの、身内や友達を失い、生き延びてしまった後ろめたさに苛まれ、生きる気力を失っていた時にたまたま聴いたのがこのリサイタル。生きる気力が芽生えた」

  

●切明さんにとって'音楽'とは?

「人間が人間である為に欠くことができないもの」

  

  

教えてクラシック
今日のテーマは「演奏家の衣装は決まっているの?」
でしたが「決まりはないけど気持ちも体も引き締めて着ています」という結論になりました!?
白いスーツが魅力的なリチャード・クレイダーマンの
渚のアデリーヌをお送りしました。

今回放送で使われた曲の紹介


曲目:ツィゴイネルワイゼン ヴァイオリン:正戸里佳 ピアノ:望月優芽子
作曲家:サラサーテ