オススメBOOK☆横道世之介

もうすぐ♪は〜るですね〜♪
今日、紹介した小説を読んで
すっかり「春」になっちゃった、伊藤さんとトミー。
今日、廣文館・シャレオブックガーデンの伊藤さんが紹介してくれたのは
芥川賞作家・吉田修一の小説『横道世之介』
本の表紙には、「吉田修一」「横道世之介」と、大きく2つの名前が。
一見、2人の共作小説と 間違えてしまいそうですが
「吉田修一」が作家で、 「横道世之介」は本のタイトル
小説の主人公の名前が、そのまま本のタイトルになっています。
時は1980年代
長崎から上京してきた大学生「横道世之介」の
平凡だけど、一生懸命な青春の日々を描いた小説。
ドジでちょっと頼りないけれど、なんだか憎めない世之介
まわりの人たちもイキイキと描かれていて
19歳の頃の、甘酸っぱい気持ちが心によみがえってきます。
桜の季節から、次の桜の季節までのストーリーなので
ちょうど、今ぐらいから読むのにピッタリです。
桜の下で読んで見るのも、雰囲気いいかもしれません。
吉田修一の『横道世之介』は毎日新聞社から発売中です。