オススメBOOK☆聖の青春

世界旅行に行きたい、廣文館・本部の山中さんが紹介してくれたのは、
大崎善生の『聖の青春』
広島に縁のある作品を広島の書店員が持ち寄り、おもしろい本を決める
「広島本大賞」のノミネート作品の中の一冊です。
この本は、将棋界の最高峰A級に在籍したまま、 29歳という若さでこの世を
去った、村山聖という棋士の一生を描いた作品。
5歳で「腎ネフローゼ」という難病にかかり、入院中のベッドで将棋と出会い、
病気と闘いながら、将棋の最高峰の名人位を目指すサクセスストーリーです。
村山さんは、安芸郡府中町出身。府中町はもちろん、広島市内場所や
広島弁もたくさん出てくるので、広島の人はイメージしやすいと思います。
将棋専門の月刊誌「将棋世界」の編集長を10年間務め、
村山がもっと強くなるために上京したとき、彼と親のように接してきた
著者の大崎善生さんだからこそ描けた内容になっており、
山中さんも「さすが」と感じたそうです。
家族の愛、師弟の愛、友情、闘病・・・ 彼の生き方からたくさんのことを
学ぶことができる一冊です。
ケンシさんも本当に感動して、「もっとたくさんの人に知ってもらいたい」
とアツく語っていました!!
この作品の他にも、広島ゆかりの本を、廣文館各店で展開しています。
広島の書店員さんイチオシの本が並んでいるので、
是非チェックしてみてください☆