オススメBOOK☆ピエタ

廣文館広島駅ビル店の木川さんが紹介してくれたのは、
クラシック好きな方に特にオススメ、大島真寿美 『ピエタ』
この小説は史実を基に描かれていて、350ページ近くある長編小説で、
読み応えがあります!
有名な「四季」の作曲家ヴィヴァルディは、ピエタ慈善院という孤児院で
音楽を指導し、多くの楽曲をここの女性たちのために作曲したそうです。
ストーリーは、18世紀のヴェネツィア、慈善院で育った孤児・エミーリアという
女性の目線で物語が展開していきます。
エミーリアは、恩師の1枚の楽譜を探して、いろんな人たちと出会います。
恩師ヴィヴァルディの訃報からエミーリアと彼女を取り巻く人たちとの心の
触れ合いが当時の時代背景などと共に描かれています。
ヴィヴァルディが生前交友関係があった人たちを中心に話が進んでいきますが、
この本を通してヴィヴァルディの意外な一面を知ることができます。
木川さんは「この本を読んでいる間、頭の中で音楽が鳴っているようだった」と、
この本に引き込まれていました
みなさんも是非、手に取ってみてください♪