オススメBOOK☆ビア・ボーイ

廣文館 新幹線店の木川さんが今日紹介してくれたのは、
爽やかでほろ苦い、ビール営業マンの奮闘を描いた小説。
吉村喜彦の『ビア・ボーイ』
表紙のビールの写真だけでもそそられる!
これからの暑い季節にピッタリなビールの営業マンの話です。
この小説、実は広島が舞台になっています。
主人公はお酒の製造販売会社の宣伝部で働くエリートでしたが、
全国で成績の一番悪い広島支店へとばされ、営業として備後地区を
担当することになります。
大失態を犯しながらも持ち前の素直さを認められ、取引先や周囲と親交を深め、
営業マンとしてだけでなく人間的にも成長をしていく姿が描かれています。
著者の吉村さんはサントリーに18年間勤務し、そのうち宣伝部に16年、
営業に2年在籍していたので、実体験が基になっています。
なので、当時の広島でのビール会社の力関係がリアルに描かれています。
この小説には、人生訓となるような名セリフや、グッとくるシーンもあります。
組織で働く方、特に営業マンには読んでほしい一冊です!
読んだ後は仕事に前向きに取り組む意欲が沸くかもしれません★