オススメBOOK☆ユリゴコロ

廣文館 広島駅ビル店の江藤さんが今日紹介してくれたのは、やはりミステリー!
沼田まほかる 『ユリゴコロ』
この本は、4月10日に発表される、本屋大賞のノミネート作品です。
主人公の亮介が実家で偶然見つけた 「ユリゴコロ」と名付けられたノート。
それは殺人に取り憑かれた人間の 生々しい告白文だった。
フィクションなのか、あるいは事実に基づく手記なのか。
そして書いたのは誰なのか。
ミステリなんで、最後のほうではとんでもない事実が明らかになって、
それはもう驚くことになります。
そして、読んでいる私たちの感情をぐっとつかんで、ぐいぐい揺さぶります。
江藤さんも読んでいてこんなに感情があっちこっちにいってしまった小説は
初めてかもしれないとのこと。
最初から最後までハラハラドキドキの 展開なんですが、江藤さんからお願い。
ノートの最初の方を読んで、これは苦手だと思ってやめないでください。
最後のほうにはスリリングなシーンもあったり、怒涛の展開も待っていますが、
トドメの衝撃的なラストを体験するまでは、絶対に途中でやめてはいけません。
最後まで読み切ってください!
読んだ上でこの本についてじっくり語り合いたい、そんな一冊です。