最近は漫画も読む江藤さん。
どちらかというと女性向け漫画らしいのですが
やっぱりミステリーの要素は入ってるそうです。

江藤さん、本日のオススメの1冊は
島田荘司の『アルカトラズ幻想』

広島出身のベテラン作家 島田荘司さんが
20年の構想を経て書き上げた1冊。

毎回、江藤さんも驚かされる島田さんの1冊ですが
今回も最終的な着地地点に仰天。

物語は女性が木の枝に、残酷な形で吊るされている所から始まり、
普通のミステリと同じように犯人捜しから始まりますが
そこから話は全く別の世界に飛んだり、更に二転三転したり
５４０ページの中に、様々な仕掛けがあって
飽きることなくあっという間に読んでしまえます。

途中の意味のなさそうな日常会話にも伏線がはってあるとのこと。
最後まで気の抜けない1冊です。