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2015年3月28日 21:00

今日の話題

3月も後半になると花見を楽しみにしている方も多いでしょうね。
ところで皆さんはおにぎらずという言葉をご存知ですか?
これはにぎらずに作るおにぎりのことですが、もともとコミックで紹介されたものが読者を通してSNSなどで紹介されたのがきっかけで今巷で流行し始めているようです。
ラップに海苔を引いてその上にご飯と具を乗せてそのまま包んで食べる食べ方なのですが、手を汚さず簡単にできるので、料理が苦手な男性にも好評のようです。
是非花見の時に楽しんでください。
最近はおにぎらず用に味がついた海苔が発売され、その流行を後押ししています。
これを使うと手に塩をつけて握ることもなく美味しいおにぎらずになるからです。
我が家ではおにぎりと海苔を別々にして、食べる時に海苔で巻いて食べるのが定番でしたが、このおにぎらず用の海苔を使うと文化大革命的美味しさに変身します。
大阪の「ニコニコのり」に続き、名古屋の食品メーカー「浜乙女」も16日売り出しました。
瀬戸内海でとれたのりに、伯方(はかた)の塩、焼津産かつお節エキスのだしなどで味つけ、と聞いたら作りたくなりませんか?
ネットでも盛んに紹介されているようですから、ひょっとすると地球の裏側でも楽しんでいる人がいるかもしれませんね

2015年3月21日 21:30

今週の話題

先日高速バスで移動するために駅のバス停で待っている時のことです。

前にいる人が熱心にスマホを覗いているので、ふと他の人はどんな待ち方をしているのかと思って後ろを振り向くとほとんどの人が携帯を手にしているではありませんか。
本を読んでいる人はなく、誰もがうつむいて自分の世界に閉じこもっているような光景がとても印象的でした。

高校生を対象にしたアンケート調査によると、一日に四時間以上手にする、という人が半分近くを占めているそうです。
中には七時間以上というツワモノもいるのだとか。
絶えず見ていないと不安になるというというのが大きな理由のようです。

それにしても、あの小さな機械が人の生活に欠かせない存在になっている事に驚きと不安を感じます。
かつてのテレビ中毒は完全な受け手としてのものでしたが、対面せずに関係性を求めるスマホ中毒には何か大事なものを失っているような気がしてなりません。
人の顔を見て話をすることができない人が増えているのはスマホ中毒も原因の一つだと感じるからです。

絵本で世界的に知られるターシャ・チューダーは「自然を愛するのと同じように人との触れ合いを大事にしなくてはいけない」と子供たちに話していたそうです。

ともあれ、未だにスマホを持たず、顔の見えない人との交流に戸惑う私はガラ系人間と呼ばれてしまいそうですね。

2015年3月14日 21:00

今日の話題

 皆さんは「サードウェーブコーヒー」という言葉を耳にしたことがありますか? 
インスタントによる大量消費の時代からスターバックスを代表とするカフェスタイルになり、今第三世代のスタイルが注目を集めているのです。
もう飲んだことがあると言う人はよほどのコーヒー通ですね。
そのサードウェーブコーヒーの代表格と言われている「ブルーボトルコーヒー」の日本一号店が、先月6日に東京にオープンして連日たくさんのコーヒー好きで賑わっています。

この店では注文を受けてからお客の前でドリップするというのが大きな特徴で、お客さんはスタッフとの会話を楽しみながら待つことしばし。
ふくよかなコーヒーの香りと共にゆったりとした時間を楽しんでいました。
しかし、実はこのスタイルは日本の喫茶店が見本になったという話は余り知られていないようです。
オーナーのフリーマンさんによると、数年前、台東区にある「カフェバッハ」を偶然に訪ねた時、自分の目の前で店主がドリップするというスタイルにすっかり惚れ込んでしまったのだそうです。
ここにも日本人の細やかさが人の心を打つドラマがあったのです。
ひょっとすると外国に純喫茶がオープンする時代が来るかも知れませんね。

2015年3月 7日 21:30

今週の話題

広島出身の女優であり、プロデューサーであり監督でもある杉野希妃さんが、3月1日に大阪で行われたおおさかシネマフェスティバル2015で新人監督賞を受賞しました。

杉野さんは大学在学中の2004年、韓国に留学し2006年に韓国映画で女優としてデビューしました。
以来、国内外で映画制作に関わり3年前にインドネシアを舞台にした「欲動」という作品を発表して新人女優賞を獲得しています。

今回の受賞は、その「欲動」の監督としての実力を再評価されての受賞です。
若い人達が世界をまたにかけて活躍するって素敵ですよね。
しかし、残念なことに杉野さんはその朗報を病院のベッドで聞くことになってしまいました。

というのも、今年一月に開かれたロッテルダム国際映画祭に、制作&出演した新作「3泊4日、5時の鐘」という作品の舞台挨拶のために行った時に交通事故に遭い、両足を骨折するという大けがを負ってしまい、現在も入院中だからです。
本人は「生と死に向き合ったことで、今は小さな事に感謝する日々です。これをきっかけに、真の意味で強く美しい自分に生まれ変わりたい」と話しているそうです。

一日も早い復帰を願わずにはいられません。

2015年2月28日 21:30

今週の話題

春めいた日差しを感じるようになりました。
桜の季節ももうすぐですね。

でも花見で賑わう少し前に花を付けながら、余り話題にされない花があります。
ミモザです。
私が初めて興味を覚えた花の名前です。

皆さんはミモザというカクテルをご存知でしょうか。
私がシャンパンとオレンジジュースを使ったこのカクテルを初めて飲んだのは30年前のこと。
花見をした後で入ったバーのマスターが、花見と言えばこんな飲み物もありますよ、と出してくれたのがミモザでした。

薄黄色の液体が入ったグラスをしばし見つめて、「ふーん」といった私に、「ひょっとしてミモザを見たことがないんですか?」と聞かれ「花なんて・・・」とうそぶいたのを思い出します。
桜とバラくらいしか知らなかった私にとって悔しい夜でした。
彼曰く、花の名前の付いたカクテルの中でもミモザは別格の存在で、この世で最も贅沢で美味しいものなのだとか。

かつて上流社会ではシャンパン・ロ・ランジュ、直訳すればオレンジのシャンパンと呼ばれていたものがミモザの花に似ていることからそう呼ばれるようになったそうです。
名前にはドラマがあることを改めて知りました。

広島市内にある平和公園の一角では三月になるとミモザの黄色い花が満開になります。
桜の花見をする前に、ミモザの木の下でカクテルを楽しむなんて言うのはいかがでしょうか。

2015年2月21日 21:30

今週の話題

映画が大好きな私にとって2月はわくわくしてしまいます。
アカデミー賞の発表があるからです。
1929年に始まって以来87回目を数えるアカデミー賞は世界中の映画ファンが注目する世界最大のイベントです。
しかし、今年は映画賞にも不景気な風が吹いているようです。
去年の一月から12月までにロサンゼルスで公開された作品が対象となるこのイベントには、今年も大作やヒット作がノミネートされていますが、ノミネートされた作品の興行成績が過去最低だったそうです。
とはいえ監督や俳優にとってアカデミー賞を受賞するのは紅白歌合戦に出場するようなもので、その後の活動に大きな影響を与えます。
かつて受賞前の出演料が1700ドルだった俳優は、アカデミー賞を受賞すると500万ドルに跳ね上がったというエピソードが残されています。
それほどに影響力のあるアカデミー賞も、今では高齢化が進んでいます。
始まった時にはわずか36人だったものが、今では6000人以上を数えるアカデミー会員の平均年齢は62歳。
白人が94パーセントで男性は77パーセントを占めています。
そんなこともあって最近は作曲家の坂本龍一さんもアカデミー会員に選ばれるなど人種の多様性や女性の参加が叫ばれています。
時代の先端で世界に影響を与える賞に封建的な制度は似合いませんよね。

2015年2月14日 21:30

今週の話題

今日はバレンタインデイですね。

デパートやケーキ屋さんは趣向を凝らしたチョコレートを買い求める人達で賑わっていました。
女性から男性に愛を告白するという習慣が日本に根付いて久しくなりましたが、もともとはカードや花束にチョコレートを添えていたものが、いつからかチョコレートがメインになったようです。
最近は、義理チョコとか友達同士で交換するという人も多いようで、元々の意味は薄れているようですね。

2010年に日本でも公開されたアメリカ映画「バレンタインデイ」では、10組のカップルが過ごすバレンタインデイの様子が描かれていて楽しめます。
是非二人でビデオを見て下さい。

実は、私もチョコレートが大好きなので、この時期になると自分で好きな店のチョコレートを買って食べています。

私のオススメは三良坂町にある泉屋というお店です。
普段和菓子が中心で、中でも柏餅が美味しい店として知られていますが、バレンタインの頃になると店先にチョコレートが並ぶのです。
オーナーの古野さんは和菓子と洋菓子を修行した人だけに、このチョコレートも絶品で、人にあげるよりも自分で食べたくなるほどです。
是非一度お出かけになってみて下さい。

尚、チョコレートをもらった皆さんにはもれなくホワイトデイという日が待っています。
今から心しておきましょう。
だって食べ物の恨みは恐ろしいと言われますから・・・。

2015年2月 7日 21:30

今週の話題

今年も野球の季節がやってきました。

カープファンにとって楽しみなのは古巣に帰ってきた黒田選手や新井選手の活躍でしょう。
特に黒田選手はニューヨークヤンキースの契約を断って古巣広島への復帰とあって、彼の男気が男子だけでなくカープ女子のハートも震わせています。

黒田選手と仲のいいスポーツ番組のプロデューサーから聞いた話では、先発するピッチャーの多くは登板する時に完全試合を目指してマウンドに上がるのだそうです。
黒田選手もその一人で、登板する日は朝から張り詰めた空気を感じ、近付きがたいものがあるのだとか。
27人で終わらせる決意で臨むフィールドは彼にとってどんな風に見えるのかと思うとぞくぞくしますね。

そういえば、今広島でも公開されている「KANO 1931海の向こうの甲子園」とい映画はもうご覧になりましたか? 
1931年台湾が日本の統治下にあった頃現地の嘉木農園という学校が甲子園に出場した実話を映画化しています。
かつて愛媛の名門松山商業を率いたこともある日本人が、仕事でやってきた台湾で野球部の監督を引き受ける羽目になり、創部以来一勝もしたことのない野球部を甲子園に出場させ見事準優勝を勝ち取るのです。
その時に監督が選手に言った「志があれば道は開ける。志のないものに道はない。」という言葉が忘れられません。

いつかはカープでといって復帰した黒田選手にその高い志を感じています。

2015年1月31日 21:30

今週の話題

普段何気なく使っている自転車も、
ついに本格的な取り締まりの時代を向かえようとしています。
先日政府は、今年の6月から危険運転を繰り返した自転車運転者に
安全講習の受講を義務づける政令案を閣議決定しました。
講習逃れには5万円以下の罰金が科せられます。
取り締まりの対象となるのは「信号無視」や「酒酔い運転」を始め、
「携帯を操作しながらの運転」や「ヘッドホンを装着しての運転」など14類型です。
右側通行や夜間の無灯火も対象になるそうです。
自転車の取り締まりに関する冊子が警察署に置いてあるそうですから、
是非手に取ってみて下さい。
自転車が絡む死亡事故が年々減ってはいるものの、
交通事故全体の2割を占めているそうです。
警察庁では2011年から刑事処分の対象となる交通切符、
別名赤切符を切るように全国の都道府県警に指示を出しており、
2013年に切られた数は3616件にのぼっています。
広島でも悪質な運転者の取り締まりが行われています。
とはいえ、普段身近にある乗り物で、
これまで道路交通法など考えたこともないという人が多く、
ルールの徹底にはほど遠いのが現状です。
自転車の乗り方を改めて考えなくてはいけませんね。

2015年1月24日 21:30

今週の話題

先日、東京に住む友人から久しぶりの連絡がありました。
何かあったのかと尋ねると「マツダの車を買って感動したから」というのです。

これまで外国の車に乗り続けていた彼が、初めて国産車に乗り換えてみようと思ったのは、あるテレビ番組がきっかけでした。
マツダで新型エンジンの開発を指揮する人見光夫さんを取り上げたドキュメント番組で、彼の言動に感動したそうです。

ハイブリッドが大きな注目を集めるなか、エンジンの性能を高めることに特化し、2013年にはアメリカの環境保護庁から世界最高の評価を受けたマツダのエンジン。
1.5リットルのエンジンに3リットル並の性能を持たせるという姿勢に、技術者のひたむきさと情熱を感じるそうです。

他社のデザインとはひと味違うスタイルもとても気に入っているそうです。
広島で生まれた一人として嬉しくなってしまい思わず「ありがとう」と言ってしまいました。
マツダの車の感想をひとしきり熱く語った友人は番組の中で人見さんが語った言葉が忘れられない、と言います。

それは「常識を疑え」というものでした。

すでにある常識を否定することで新しい発想が生まれる。
当たり前の中で何となく仕事をしていては生き残れない時代なのだ、という人見さんの言葉は私にとっても強く印象に残る言葉でした。

2015年1月17日 21:30

今週の話題

先日、友人と焼き肉を食べにいった時のことです。

その友人が突然、「この焼き肉こそグローバルな食べ物だな」というのです。
そのわけを聞くと、「カルビは韓国語、ハツやタンは英語でミノは日本語だから」というのです。

さらにホルモンは、かつて肉を解体する時に腸の部位は捨てられていたことから、「放るもの」という意味の関西弁が語源だとか、ドイツ語に因んでいると言われているそうです。
食べることにしか関心がなかった私にとってちょっとした驚きでした。

そしてもう一つ驚いたのがキムチの存在です。
焼き肉を食べる時に欠かせないキムチは韓国の漬け物として知らない人はいない存在ですが、新聞の記事によると日本の漬け物生産量の一位がキムチなのだとか。
キムチ鍋に始まって豚キムチやキムチ巻きなど、キムチを使ったメニューは豊富でどれも食欲がわくメニューというのがその理由でしょうか。

漬け物は日本でも古くから親しまれている食文化の一つです。
広島で言えば広島菜漬けや高野町の大根の漬け物は県外の人にも人気の一品として知られています。

そういえば、みなさんは漬け物自慢が集まる大会が2月1日に高野町で行われることをご存知でしょうか。
雪合戦ひろしまイン高野の会場の一角では、鍋・漬け物グランプリが開かれ、様々な趣向を凝らした漬け物を楽しむことが出来るそうです。

冬は特に漬け物が美味しい季節ですから、こうしたイベントで日本の漬け物がもっと見直されるきっかけになってほしいものです。

2015年1月10日 21:30

今週の話題

今年の箱根駅伝は、青山学院大学の完全優勝で幕を閉じました。
大方の予想を裏切る結果に驚いた陸上ファンも多かったようです。
勝負は下駄を履くまでわからないというのはこの事かも知れませんね。
中でも5区の山登りを走った神野選手が注目を集めましたが、
私は何といっても広島の世羅高校出身のキャプテン、藤川選手に感動しました。
チームの要となって復路の9区を走る彼の姿は、力強くて美しいとさえ思えるものでした。
しかも往路で勝ち取った5分の貯金を使うどころか、
10分以上の差を付けての優勝は見事と言うほかありません。
個性的な選手が集まるチームを一つにまとめることの難しさと向き合いながら、
自らも区間記録に迫る力走を見せた藤川選手には、
次代の陸上界を牽引する選手になって欲しいと思います。
そして、今月の18日には天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会が広島で行われます。
中学生から社会人までの混成チームで日本一を競うこの大会は今年で20回目。
平和公園と宮島の対岸までの間を往復するこの大会で、広島県は去年、惜しくも14位でした。
箱根を走った藤川君に続いて、広島の選手にも活躍を期待したいものです。
皆さんも是非応援して下さい。

2015年1月 3日 21:30

今週の話題

あらためまして、みなさん明けましておめでとうございます。
今年も時の旅人タイムトラベラーで素敵な音楽の旅を楽しんで下さい。
ところで、皆さんのお正月はどんな過ごし方をされているんでしょうか。
今年は例年になく雪が多い年で、スキー場はとても賑わっているそうです。
でも凍った雪道では事故を起こさぬよう気をつけて運転してくださいね。
最近は、優れもののスタッドレスタイヤが開発されたおかげで、チェーンを巻いて走る車が少なくなりましたね。
それでも雪の多い山道を走る時にはチェーンが必要になる場合がありますから、
装備を万全にして出かけることを心がけたいものです。
その時に気をつけなければならないのが巻き方です。
チェーンは必ず駆動輪に巻くことが必要ですが、
自分の車が前輪駆動か後輪駆動か確認しておきましょう。
JAFによると前輪駆動車なのに後輪に巻いたり、後輪駆動なのに前輪に巻いたりする人が多いそうです。
四輪駆動の場合は上り坂では前輪、下り坂では後輪に巻くのがより効果的だとか。
車種によっては使い分けが違うそうですから、これも確認しておきましょう。
普段使い慣れていないだけに駆動輪の確認と巻き方の予行演習は出かける前の必須です。
そして、暖かい車内は眠気を起こすことがあります。
車内の空気を入れ換えたり、最寄りのサービスエリアで休憩を取るなどして
無理のない運転で走行するようにしましょう。
事故を起こしても巻き込まれても不幸です。
お互いに嫌な思いをすることは避けたいものですね。

2014年12月27日 21:30

今週の話題

クリスマスも終わり、新年の準備に忙しい毎日です。
餅つきやおせちの買い出し、年越し蕎麦の手配と慌ただしい日々を送っている方も多いことでしょうね。
そんな中、平成27年用の年賀郵便切手が売り出されていることを知りました。
皆さんはもうご覧になりましたか?
10月30日から売り出されたこの切手は、来年の干支の羊が張り子風に描かれていて、切手愛好家だけでなく若い女性にも人気のようで、
年賀状をこの切手を使って出すという人も多いのだとか。
ひと味違った賀状を作りたいという人はこの切手を使うといいかもしれませんね。
最近は「あけおめ」とか「ことよろ」などといった省略文をメールで打って済ませる人も
いるようですが、個人的には新年の挨拶は形式に則って済ませたいものです。
投函期日に間に合わなかった方も、是非はがきを使ってみて下さい。
ところで、新年を迎えて年賀状を読む時に、
出していなかった方から年賀状が届いた際に皆さんはどうしていますか?
すぐに出すのは当然ですが、出す時に気をつけなくてはいけないことがあるようです。
冠婚葬祭ワザあり事典によると「早々に年賀状を頂きましてありがとうございました」などと書くのは「あなたからもらったから私も出します」と言っているようなものなので、
かえって失礼になるのだとか。
多少遅くなってもごく普通に出す方がいいそうです。

2014年12月20日 21:30

今週の話題

先週、群馬県の沼田市に行って来ました。
3年前に広島のイベントで知り合った人から仕事で呼ばれたからです。

東京から上越新幹線に乗り換えて約一時間。
広島県の三次市に似た盆地の町で、全国的に知られる水上温泉のすぐ隣にあります。
国定忠治で知られる赤城山や、町を流れる利根川の風景は日本の原風景です。

そして、これまで味わったことのない食の宝庫でもありました。
まんじゅうを串に刺して味噌を付けて焼いた焼きまんじゅう、パニーニ風のパンに味噌を挟んだ味噌パンは地元のソウルフードです。

更に太めに打ったうどんを、青唐辛子のきいた鶏のスープに酢を加えてつけ麺にして食べるうどんは、40年以上前から町の人達に愛されているそうです。

そんな町で私は高校の後輩に会うことが出来ました。
偶然の産物です。

医薬品会社に勤める彼は、群馬に家庭を築きこの町で生涯を過ごすことを決めたそうです。
ひとしきり高校時代の思い出話に浸った後でお互いに美味しいものを送り合う約束をしました。
今、何を送ろうか、あれこれ考えています。
人との出会いは楽しいものですね。

仕事で出会った人も、美味しい物を作っている人たちも、それぞれに忘れられない思い出になりました。

2014年12月13日 21:00

今日の話題

早いもので、もうすぐ今年も終わりを告げようとしています。
クリスマスが終わったら正月の準備に追われるという方も多いのではないでしょうか。
最近は、市内のデパートや有名な料理屋さんで
おせち料理を予約するという人が増えているそうです。
かつては1月7日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日の五節句に用いる料理だったものが、現在では正月に用意するごちそうになったようです。
古くは、ゴボウ、芋、ニンジン、こんにゃく、大根、焼き豆腐、昆布巻きなどの
精進ものが主だった昔に較べると、今のおせちは豪華そのもの。
カタログを見るとどれも華やかな盛りつけに目を奪われます。
純和風のものは勿論、中華やフレンチのレストランが作るおせちが人気だそうです。
かつての我が家でも暮れの餅つきと大晦日のおせちの準備は冬休みの楽しい行事でしたが、家族が少なくなった今はデパートで予約しています。
しかし、一つだけ我が家で作る物があります。
黒豆です。
何年か前からおせちを買うようになっても、
この黒豆だけは我が家の味でなくてはならないのです。
毎年違う店のおせちを予約しますが、
何故かしらどこのものより我が家の黒豆が美味しいのです。
家庭の味が刷り込まれているからでしょうか。
年の数だけ食べてまめに暮らすために、
皆さんのご家庭でも黒豆を作ってみてはいかがでしょうか。
きっとそれが貴方の家庭の味になるに違いありません。

2014年12月 6日 21:30

今週の話題

先日、高倉健さんの死を悼んだばかりですが、日本の映画界はまた大きな星を失ってしまいました。

菅原文太さん享年81。

1973年に公開された「仁義なき戦い」や、1975年に始まった「トラック野郎」シリーズで多くの映画ファンを魅了しました。
高倉健さんも菅原文太さんも男臭く人情にもろい男を演じて支持されましたが、二人を較べることは出来ません。

例えるなら桜と梅だから、といえばわかって頂けるでしょうか・・・。
「仁義なき戦い」で広島弁を操る菅原さんを見て、広島のイメージが悪くなるなぁと思ったりもしましたが、広島弁を全国に知らしめてくれた功労者でもありました。

映画デビューする前は、ファッション雑誌のモデルをしていたこともあって、菅原さんの着こなしを真似ていた友人もいます。
アニメの声優やラジオのパーソナリティなど活躍の場は広く、若い人達との交流も積極的に取り組んでいたそうです。
更に身寄りのない人達のための老人ホームを作る活動にも参加していたという話を聞くと、映画の中の虚像と実人生のギャップの大きさに驚かされます。
単に破天荒でやくざな人ではなかったのですね。

最近は映画界から引退して農業法人を立ち上げ、無農薬の野菜を若い人達と栽培しながら農業のあり方を模索していたそうです。

今週から高倉健さんの映画が12本東京都内の劇場で順次公開され、全国に拡大されるそうです。

願わくは菅原文太さんの勇姿もスクリーンによみがえって欲しいものです。

2014年11月29日 21:30

今週の話題

 巷にはクリスマスの唄があちこちで聞かれるようになりましたね。
 アメリカやヨーロッパではクリスマスの一月前からアドベントと呼ばれる期間が始まります。
日本では待降節とか降臨節と呼ばれていますよね。
これは、キリストの降誕を待つ期間のことで、テーブルに置いたリースに4本のロウソクを刺し、4週間前の日曜日から毎週日曜日の夜毎に一本ずつ火をともしてクリスマスの日を待つ習慣があります。
紙や布で作られたアドベントカレンダーには、12月の一日から二十四日までの日にちにポケットが付いていて、子供たちはその中に入ったキャンディなどの小さなプレゼントを楽しみながら、クリスマスの日にサンタクロースがやって来るのを待つのです。
かつては禁酒や断食の期間にされていたこともあるそうですから、現代の我々はラッキーと言えるかもしれませんね。
部屋に飾る小さなツリーや入り口に飾るリースもこの頃に作ります。
ダンボールを円錐形にして色紙を使ってツリーを作ったり、ショップに行けばキットも販売しているのでこの機会に家族で挑戦してみてはいかがでしょうか。
きっと一味違うクリスマスを楽しめますよ。

2014年11月22日 21:30

今週の話題

今月の10日、日本映画界はまた一つ大きな星を失いました。

映画「網走番外地」や「昭和残侠伝」で知られる高倉健さんの死は、映画ファンにとても大きなショックでした。
やくざ映画が余り好きではなかった私も、友人に連れられて見た時の「死んでもらいます」の決めぜりふで見せる渋い表情が忘れられません。
クリント・イーストウッドが「ダーティ・ハリー」シリーズで吐く「メイク・マイ・デイ」という台詞は、健さんの影響を受けてのものだと勝手に解釈しています。

そういえばかつて「居酒屋兆治」の撮影が北海道で行われた時に、現場に行ったことがあります。
その時、撮影の準備が整うまでの間、ずっと立ったまま作業を見守る健さんの姿を見て「座らない健さん」の伝説が本物だったのだと感動しました。

真摯に映画作りに取り組む健さんの姿はスタッフにも大きな影響を与えたようです。
個人的には「幸せの黄色いハンカチ」の影のある男や「八甲田山」の愚直な軍人役も素敵ですが、金田一耕助を演じた「悪魔の手鞠唄」や熱血サラリーマンを演じた「黄門社長漫遊記」も忘れがたい作品です。

願わくは「君よ憤怒の河を渡れ」や「ゴルゴ13」をもう一度見てみたい。
シドニー・ポラック監督の「ザ・やくざ」やリドリー・スコット監督の「ブラックレイン」も劇場で見たいものです。
職を求めてマネージャーの面接を受けに行った青年は、たまたま居合わせた東映の重役に勧められて始まった俳優人生で、生涯205本の出演作を数える大スターとなり、日本の映画史に大きな足跡を残しました。

銀幕の星にふさわしい存在でした。

2014年11月15日 21:30

今週の話題

先日、岩手県の奥州市に行って来ました。
30年来の友人を訪ねるのが目的です。

広島駅を朝の6時に出発すると、東京で東北新幹線に乗り継いで水沢の駅に着いたのが午後1時過ぎ。
東日本大震災以来、もう何度も東北と広島を行き来していますが、日本は狭くなったなと改めて感じます。

そういえば新幹線が走り始めて今年で50年目。
その間、技術の進歩もあって新幹線の速度もどんどん速くなりました。
1964年の東京オリンピックの開催に合わせて計画された東海道新幹線が完成したのは、オリンピックの開幕9日前だ
ったそうです。

この時、初代ゼロ系は210キロのスピードで、それまで東京・大阪間を特急電車で6時間半かかっていたものを4時間に縮めました。
翌年の65年には3時間10分に短縮され、更に92年に登場した初代のぞみの300系は時速270キロで2時間半になりました。
現在の700系はそれよりも5分の短縮を果たしたそうです。
その結果、広島からは4時間余りで東京に行けるのですから、日帰りが出来るほどの早さです。

来年3月には、更に性能が向上して最高速度が285キロに上がるそうですから富士山を見る時間もあっという間、ということになるかも知れませんね。
早い方がいい、という人も、早ければいいというもんじゃない、という人も、新幹線はかっこいい、ということでは意見が一致するそうです。

これで将来リニアモーターカーが走るようになるとどんな感覚が味わえるのか今から楽しみです。

2014年11月 8日 21:30

今週の話題

日に日に寒い日が続くようになりましたね。
私の場合は寒い時の楽しみは何といってもお風呂です。
皆さんの中にも特にこの時季になると温泉に行きたいと思う人も多いのではないでしょうか。
でも仕事で忙しくてなかなか行けない、
という人が簡単に温泉気分を楽しめるのが温泉成分の入った入浴剤です。
今では薬局やスーパーで簡単に手に入るこの入浴剤が始めて登場したのは1898年、
明治30年のことでした。
漢方薬で知られる津村順天堂が女性の生理不順用の煎じ薬、
「中将湯」の残りかすを、社員の一人がうちに持ち帰って風呂に入れたところ、
からだが長時間暖かかったことから商品化されたのだそうです。
きっかけって面白いですよね。
以来様々な変遷を経て、今日では国内で約50社のメーカーが200種類以上の入剤を製造販売しています。
皆さんの中にも好みの入浴剤を使っているという人が多いことでしょう。
最近ではドイツの「岩塩入浴剤」なども輸入されるようになり、
日本人の好みに合わせた商品が開発されているそうですから、
日本人の温泉好きは海外からもビジネスチャンスとして注目されているようです。
そういえば、ヨーロッパなどからやってきた観光客の人達もホテルのお風呂に入浴剤を使って入る人が増えているそうですから、
これからは日本式のお風呂が輸出されるようになるかも知れませんね。
誰ですか、最初に流行るのはニューヨークか?なんて言ってるのは・・・。

2014年11月 1日 21:30

今週の話題

秋から冬へと近づいていくにしたがって、普段にも増して食欲がわくのは私だけでしょうか。
何を食べても美味しい季節っていいですよね。
でも今回はお腹を満たす話ではなく、心を満たしてくれるイベントを紹介しましょう。
皆さんは、榮久庵憲司という名前をご存知でしょうか?
工業デザインの概念を切り開いたと言われる榮久庵憲司は、
現代日本に欠かせない人として知られています。
1929年に東京で生まれた彼は、中学と高校を広島県の福山市で過ごし、
東京芸大を経て工業デザイナーとしての活動を始めました。
生活用品から国際博覧会まで、彼の業績は様々な分野に及んでいますが、
今でも私達の身の回りにその軌跡を見ることが出来ます。
広島市内を走るアストラムラインもその一つです。
そうした榮久庵憲司の業績を集めた「榮久庵憲司の世界展」が、今月の18日火曜日から始まります。
活動の原点は被爆直後の広島だったと語る彼は、
焼け野原で粉々になったものを見て、人の役に立つ物を作ろうと決心したそうです。
アートを物作りに取り入れた彼の業績は、今年デザイン会のノーベル賞と言われる
黄金のコンパス賞、コンパッソ・ドーロを受賞することで改めて高い評価を得ています。
デザインと人との関係にはいろいろな見方があるんだなと改めて感じます。
皆さんも是非、この機会に榮久庵憲司の世界観を楽しんでみて下さい。

2014年10月25日 21:30

今週の話題

先週、福島県の郡山市で九年目を迎えたB-1グランプリが行われました。
 今回は、東北での開催と言うこともあって「東北・福島応援特別大会」として行われ、二日間で45万人の人がやってきたそうです。
 今年は備後府中焼を広める会を始め、59の団体が参加しましたが、グランプリを獲得したのは青森県の十和田バラ焼ゼミナールでした。
 牛のバラ肉と玉ねぎを甘辛い醤油のソースで炒めただけのシンプルな味わいが地元で昔から親しまれています。
 リーダーの畑中さんは「グランプリは念願だったから今年は胸を張って帰れます」と電話で話してくれました。
 一方、広島でもおなじみになったグランプリがありますよね。
今日から広島市民球場跡地で始まった「広島鉄板グランプリ2014」です。
広島一美味しいお好み焼きはどこだ?を決める熱い戦いに、地元広島を始め尾道や世羅など県内から8団体が参加しています。
 去年グランプリを獲得したのは広島焼きでしたが、今年はどこが獲得するのか楽しみです。
 会場にはB-1グランプリでお馴染みのご当地グルメもやってきていますから是非ご家族で楽しんで下さい。
 この広島鉄板グランプリ2014は明日の10時から夕方4時まで、広島市民球場跡地で行われています。
 食欲の秋です。

2014年10月18日 21:30

今週の話題

皆さんが秋の深まりを感じるのはどんなときでしょうか?
読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋、と、秋になるといろんなものに関心が高まりますよね。
私の場合は文句なく食欲の秋。
全国のあちこちで物産展や食のイベントが目白押しのこの季節は、私にとって最高の季節です。
中でも全国のご当地ラーメンが結集するという「東京ラーメンショー2014」は注目です。
10月24日から11月3日まで行われるこのイベントには、北は北海道の濃厚味噌ラーメンから、南は沖縄の島豚を使った肉だしそばまで、約40の店が味と腕を競います。
今回は尾道ラーメンの老舗豚珍康も参加しています。
ラーメンは日本食、という人がいるくらい我々の生活に密着した食べ物です。
インスタントから店主のこだわりが詰まった一品まで、ラーメンを語れば止まらないという人も多いのではないでしょうか。
因みに週に三回はラーメンを食べるという私の友人は、店への礼儀としてスープを余さず飲むことを常としています。
その結果、見事な体格になったのはいうまでもありません。
この東京ラーメンショーは2009年に始まって以来、今では東京最大のラーメンのイベントともいわれており、今年も20万人以上の動員が見込まれています。
今回はいろんな店がコラボしたラーメンも登場するそうですから、是非食べ比べをすることをオススメします。
その時には一人ではなく、数人の友人を誘うといいかもしれませんね。
この東京ラーメンショーは10月の24日から駒沢の駒沢オリンピック公園中央広場で行われます。

2014年10月11日 21:30

今週の話題

今月の2日から今日まで、韓国の釜山で行われていた釜山国際映画祭で、広島出身の女優で監督プロデューサーでもある杉野希妃さんが新人監督賞を受賞しました。

今年で19回目を迎えるこの映画祭には、世界79の国と地域から314本の映画が11の部門に分けられて上映されます。

杉野さんの作品「欲動」は「アジアスターアワード」という部門で上映され、アジアで活躍する監督として高い評価を受けての受賞でした。
韓国に留学して映画女優としてスタートした杉野さんは、主演とプロデュースした「歓待」や「穏やかな日常」の他、「マンガ肉と僕」では監督も務めています。

今年の釜山国際映画祭には、俳優の渡辺謙さんが司会に起用されて注目を集めましたが、杉野さんの受賞は日本の映画界にとっても快挙と言えるのではないでしょうか。

彼女の監督や女優としての活動に注目しているのは日本だけではありません。
今年の一月に、オランダのロッテルダムで行われたロッテルダム国際映画祭には日本人として始めて審査委員として招かれています。
世界の名だたる監督やプロデューサーと席を並べるということは、杉野さんの実績と才能を評価する証とも言えます。

杉野さんの新作「欲動」はもうすぐ広島での公開も決まっているそうですから、是非劇場で楽しんで下さい。

2014年10月 4日 21:30

今週の話題

ここ何年かで外国から広島にやって来る観光客の数が増えているそうです。
宮島と平和公園という二つの世界遺産があることがその要因といわれています。
それにつれて、町中のレストランでは英語メニューを揃える店が多くなりました。

特に日本食がブームのヨーロッパからやって来る人達にとっては名所旧跡だけでなく、食べる物も必須のようですから、インターネットを活用した情報提供はこれからもっと重要になるに違いありません。

そんな中、仕事で築地に行った時に、築地クッキングとアルファベットで書かれた看板を見つけました。
気になって訪ねてみると中は家庭科学習室のように流し台とコンロが何台か置かれており、外国人観光客が日本の家庭料理を習っていました。
講師の人の話によると昨年の12月から始めて、すでに三千人以上の人が習いに来たそうです。
自分で作った手巻き寿司やお好み焼きが特に人気だとか。
何故外国の人がこのスタジオの存在を知ったのか、と聞くと、ツアー会社の紹介やインターネットからの情報とのことでした。

その後、感想の書き込みと写真を見た人が訪ねてくるといいますから、まさにネット情報は万里を走るといったところでしょうか。

広島にやって来る観光客が増えているとはいえ、宿泊する人は何割にも満たないそうですから、こうした取り組みが行われれば広島に来た観光客も日帰りなどせず、夜の広島も楽しんでくれるのではないでしょうか。

2014年9月27日 21:30

今週の話題

先日、中国のネット検索大手のバイドゥという会社が、食べ物に触れると安全性を判断することができるという箸を開発しました。

これは食の安全に悩まされる中国の消費者のために開発したそうです。
見た目は普通の箸ですが、食べ物に触れた部分をデータが仕組まれた箸置きに置くと、温度や塩分pH値などを分析し安全性をランプで知らせます。
価格は未定だそうですが、店を疑いながら食べるくらいなら自分の家で作った方が美味しいのでは、と思うのは私だけでしょうか。
 
一方、福山市には地元の人に愛されて60年という煎餅屋さんがあります。
福山城の裏を歩くこと数分。
住宅街の路地を歩くと外観はごく普通の家から何とも言えない甘い香りが流れてきます。
そこが中村煎餅です。

店内では素朴で正直な味がモットーのおじさんとおばさんが二人で焼いています。
ショウガ煎餅に始まって、豆の入った鼈甲煎餅やタマゴ煎餅など、どれも人気の商品が狭い棚に並んでいます。

私はおじさんに勧められてほんのり甘いタマゴ煎餅とショウガの風味が効いたショウガ煎餅を買いました。
できたての煎餅を手にすると思わず顔がほころんでしまいます。
家まで待ちきれなくて電車の中で封を開けると、隣に座ったおばちゃんが「美味しそうなにおいじゃねぇ」とひとこと。

二人で食べた煎餅はまさに昭和の味でした。
「美味しいといわれるとやる気が出るよ」といった中村さんの笑顔に皆さんも会いに行ってみて下さい。

2014年9月20日 21:30

今週の話題

先日何日かぶりにお好み焼きを食べました。
店に入って感じたのは鉄板の熱の暖かさ。
いつの間にか秋になったんだな、と思いながらそのぬくもりに浸ってしまいましたが、
そのぬくもりをコーヒーに求める人達もいるようです。
朝、出社前の人達がコーヒーを手にして会社に向かう姿をよく見かけます。
ちょっと前までは見なかった光景で、まるでニューヨークの朝を思わせます。
その原因の一つは、コンビニエンスストアーが展開する100円コーヒーにあるのだとか。
各コンビニエンスストアーが独自に開発したコーヒーはカフェの味に負けず、
値段も安いとあって人気もうなぎ登りだそうです。
そうした安さに対抗するように、一杯1998円という高級なコーヒーが
大手コーヒーショップに登場しました。
エチオピア原産のゲイシャ種という豆を使ったものだそうですが、
その生産量のほとんどが日本に送られるそうです。
コンビニとコーヒーチェーンの戦いはいよいよ本格化しそうな勢いです。
そういえば、高級なコーヒーの代表ともいわれるブルーマウンテンが
なくなるかも知れない、というニュースを見ましたが、
何と地元ジャマイカの人はほとんど飲まないこのコーヒー豆の最大消費国は
日本だったそうです。

日本人は世界でも有数のコーヒー好きということなのですが、
一般に広まったのは明治末期のこと。
最初は牛乳の臭みを消すための香料として使われたのがきっかけで、
その後生まれたのがコーヒー牛乳なのだとか。
食の歴史は、いつもその時代の人達のアイデアで作られているようです。

私は、かつてテレビの取材で毎週のように田舎を回って撮影していましたが、
訪れたどの家でも「お茶でもどうぞ」といわれて出された
インスタントコーヒーの甘い味が忘れられません。
コーヒーはもてなしの代名詞でもあったのです。

この秋、皆さんも自分のコーヒーを見つけてみませんか?

2014年9月13日 21:30

今週の話題

今週から福岡国際映画祭が始まりました。

アジアの地域の国際交流を深めるために始まったこの映画祭は、今年で25回目を迎えました。
今年はブータンを始めイランやインドなど、アジアの優れた作品が招待されています。

この映画祭の一番の魅力は何と言っても、普段我々が見ることのできないアジアの国の生活感や価値観を体験できること。
社会問題や国のありようを真摯に見つめる映画作りは、エンターテイメントを追求するハリウッドの作品とは一味違う何かを感じることが出来ます。
そして、映画祭と同時に、福岡市役所前の広場では連日アジアをテーマにした様々なイベントが行われています。
アジアの食べ物を始め音楽やアートの展示を楽しむことが出来、その場にいながらにしてアジアの国巡りを体感できます。
期間中はアジアの国々からたくさんの人がやって来ますから、その人たちと交流するのもいいかもしれません。

この映画祭は21日まで行われています。
あなたもアジア人としてのひと時を楽しんで見ませんか?

2014年9月 6日 21:30

今週の話題

先週から、世界3大映画祭の一つであるベネツィア映画祭が開幕しました。
71回目を迎えるこの映画祭には、日本から塚本晋也監督の新作「野火」が
コンペティションに参加しています。
この作品は大岡昇平の戦争文学を映画化したもので、フィリピンの原野をさまよう
主人公を塚本監督自身が演じています。
本来この人は制作・監督・脚本・美術・撮影・編集・主演と全て自分でこなしてしまうことで知られていますから、今回もその面目躍如という所でしょうか。
塚本監督はこの映画制作の動機を、
「原作に衝撃を受け、20年来ずっと映画にしたいと思っていた。
戦争へ近づいていくような臭いも感じ今作るべきだと思った」と語っています。
共演したリリーフランキーさんとどう絡むのか、という興味もあって、今から公開が楽しみです。
塚本監督は北野武監督と並んでイタリアでの知名度が高く、
毎年塚本ウィークという特集が組まれるほど人気があります。
過去にも二度、映画祭の審査員としても招かれています。
すでに国際的に広く知られる塚本監督ですが、見たことがないという方は、
「ゲゲゲの女房」の水木しげるの義理のお兄さん役、或いは「坂の上の雲」の明石元治郎役といえばわかって頂けるでしょうか。
ともあれ、今回の映画祭でコンペティションに自主制作で作られた作品が招かれたのは塚本監督の作品だけ、ということもあって期待が高まっています。
作品の質の高さは予算に比例しないという事かもしれませんね。

2014年8月30日 21:30

今週の話題

長かった夏休みも終わりですね。
ホッとしているお父さんやお母さんも多いことでしょうね。
そんな貴方にしばし時間を忘れさせてくれる美術展を探してみました。

まずはトーベ・ヤンソンの生誕100年を記念して開かれている「ムーミン展」はいかがでしょうか。
フィンランド出身の画家で小説家でもあるトーベ・ヤンソンは、お父さんが彫刻家、お母さんはグラフィックデザイナーという芸術一家に育ち、15歳の頃に
は早くも挿絵画家として仕事を始めています。
私達がよく知っているムーミンシリーズの最初の作品が世に出たのは1945年、31歳の時のことでした。
以来、老若男女を問わない幅広いファンを獲得し現在に至っています。
会場には日本初公開の原画も展示されていますから、この機会に是非、ご自身の子供時代を思い出して見て下さい。
広島県立美術館で9月6日まで開かれています。

もう一つは20世紀最後の巨匠とピカソが絶賛した画家、バルテュスの回顧展もオススメします。
神秘的で緊張感に満ちた独特の世界観を持つバルテュスは、フランスを代表する現代作家として日本でも多くの人に愛されており、2001年に亡くなって初の回
顧展となりました。
会場には亡くなる直前まで使っていたアトリエの内部が再現されていますから、ひょっとするとタイムスリップを体験できるかも知れま
せんよ。
この展示会は9月7日まで京都市美術館で開かれています。

さあ、一足早く芸術の秋を楽しみに出かけてみて下さい。

2014年8月23日 21:30

今週の話題

皆さんはGPSが何の略かよくご存知ですよね。
グローバルポジショニングシステム、全地球測位網はアメリカで運用されている
衛星測位システムです。
現代に生きる私達にとって、衛星からもたらされる情報は生活に切っても切れない
存在になりました。
カーナビや気象情報はもとより、携帯電話や時計に組み込まれた機能によって
自分がいる位置や正確な時間を瞬時に知ることが出来ます。
最近は、それを漁業や農業の現場にも応用して、実用化にむけた実験が行われています。
漁業の現場ではすでに80年代から魚群探知機が使われていますが、
その機能が更に高められ、位置と深さがより細かくわかるようになりました。
これによって燃料代の節約や、操業時間の短縮に繋がるのだそうです。
一方、北海道の農場では衛星画像を解析して小麦の生育をチェックし、
刈り取りの順番を決めているそうです。
現在はGPSと衛星から発信される信号によってトラクターを無人で操作して収穫するという実験が行われており、これが実用化されればさらに生産性が高まるのだとか。
科学の進歩はとどまる所を知らないようです。
ひょっとすると近い将来、ご主人が飲んで帰る時には無人のマイカーがいる場所を特定して迎えに来てくれるようになるかも知れませんね。
個人的にはそんな日の来ないことを願ってやみません。

2014年8月16日 21:30

今週の話題

今月の21日から広島市内で「広島アニメーションフェスティバル」が始まります。

二年に一度開かれるこのフェスティバルは今年で15回目。
「愛と平和」をテーマにして被爆40年の1985年に始まり、今年で30周年を迎えました。
現在ではフランスのアヌシー、カナダのオタワ、クロアチアのザグレブと並んで、世界4大アニメーション・フェスティバルの一つとして世界中の注目を集めています。

今年は30周年を記念して、イタリアのアニメーション界の巨匠で、この大会の国際名誉会長を務めるブルーノ・ボツェットの特集の他、世界74の国と地域から集まった2,217の作品の中から59の作品がコンペティションの部門に選ばれています。

そして、世界中のプロやアマチュアの作品が一堂に会するというだけでなく、これからアニメーターを目指す学生達にも開かれているのが大きな特徴です。

期間中は会場の一部でワークショップが開かれたり、子供連れの親子で楽しめる体験コーナーもあったりと、アニメーションの魅力を堪能することが出来ます。
アニメーションや特撮ものに余り興味がなかった私も、前回大会を取材した時に体験した興奮は忘れることが出来ません。
「赤毛のアン」を翻訳した村岡珠子さんのドラマで言う、「想像の翼を広げる」世界はきっと貴方にも感動を与えてくれるに違いありません。

夏休み最後の計画にぜひ加えてみて下さい。

2014年8月 9日 21:30

今週の話題

夏休みも佳境を迎えています。

 広島にもたくさんの観光客がやってきますが、外国から観光にやってきた人達が
おみやげを買う時に一番人気のある店が100円ショップなのだそうです。
特にヨーロッパの人達には文房具から家庭雑貨まで様々なものが売られているのが楽しいらしく、カゴ一杯に買い物する姿を見かけました。
私が話しかけたドイツ人は「爪切りが100円で買えるなんてすばらしい」と、おみやげに何個も買っていました。
こどもはウォーターガンと呼ばれる水鉄砲が100円なので大はしゃぎです。
因みに、私は封筒とDVDのディスクはいつも100円ショップを利用しています。
ものを買うのに安いに越したことはない、というのは洋の東西を問わないようです。
 しかし、それとは反対に、空港の免税店で人気のあるのが炊飯器だという
新聞記事を目にしました。
 中国からの観光客が日本で食べたお米のおいしさに惹かれて
おみやげに買うのだそうです。
それも9万円代の商品が特に売れるというのですから驚きです。

 日本の短粒種と呼ばれる短めのお米に対して、中国のものは長粒種と呼ばれる
長いものが主流なのですが、最近の機種には長粒種に対応したものが
出ているのだとか。
日本の技術力の高さを改めて知ると同時に、安いものも高いものも
それなりに作れてしまう商売っ気の高さに感心しました。

 こんな時、私はいい国に住んでいるなと思います。

2014年8月 2日 21:30

今週の話題

 今年も8月6日を迎えようとしています。平和公園には海外からやって来る人の姿が増えてきました。そんな人達に声をかけて交流しようとする小学生のグループと出会いました。英語学習の一環で、夏休みを利用してやっている市内の小学生でした。たどたどしい英語ですが、外国人の人達も丁寧に対応している姿を見てちょっと感動してしまいました。何年か前、テレビの取材で街頭インタビューをした時に、8月6日が何の日か知らないという高校生がいたことを思い出したからです。
 こども達は「どこから来たのですか?」とか、「平和公園で印象的だったことは?」等の質問をしながらアンケート用紙に書き込んでいました。出来上がった調査票は夏休みの研究発表にするそうです。この体験と記憶をいつまでも忘れず、次の人達につないで欲しいと思いました。こどもながらに平和について考え、戦争の悲惨さを学ぼうとする姿勢は、大人の私達も見習わなくてはなりませんね。
 こども達と別れ際に、平和公園を挟んでいる二つの川に架かる橋はイサムノグチという彫刻家がデザインして、それぞれに名前が付いているんだよというと、興味深そうに携帯で写メを撮っていました。メールで友達に教えるそうです。情報がたちまち広がるのが現代です。記憶が機械の中だけで終わらないように願っています。

2014年7月26日 21:30

今週の話題

夏休みのこの時期、どこかに出かけたいという方にオススメのスポットをご紹介します。
それは福井県にある福井県立恐竜博物館です。
福井県は日本で最も多くの恐竜が発掘されおり、恐竜に関する国内最大級の博物館です。
マツダスタジアムの約2.5倍の敷地には「恐竜の世界」「地球の科学」と「生命の歴史」の
三つのゾーンで構成された展示室があり、40体以上の恐竜骨格、千数百の標本、
そして巨大なジオラマや映像で当時を知ることが出来ます。
まさにこどもから大人まで家族で楽しめる施設です。
その博物館に今月19日、屋外展示場という新しい施設が完成しました。
ここでは恐竜の発掘現場が再現され、私達も化石の発掘体験が出来るそうですから
普段家の中でゲーム三昧の人も屋外の体験でいい思い出が出来るかも知れません。
ただし、インターネットでの予約が必要ですからお忘れなく。
私が去年この博物館を訪ねた時に一番感動したのが、ティラノザウルスの
実寸スケールに声が聞けたことでした。
ジオラマの完成度の高さやだけでなく、応対してくれるスタッフの丁寧な説明や
知識の豊富さにも感動します。
ややもすると買い物の時に「ちょっとお待ち下さい」と言って何処かに行ってしまう
店員さんの多い昨今なので、聞けばたちまち応えてくれる応対に感動してしまいました。
映画では味わえない恐竜時代の地球を居ながらにして楽しむことが出来る
恐竜博物館。
恐竜が大好きな私には忘れられないテーマパークです。

2014年7月19日 21:30

今週の話題

来週から待ちに待った映画「ゴジラ」が公開されます。
私と同じように待ちわびていた人も多いのではないでしょうか。

ゴジラが誕生して今年で六十年。私と同じ年の生まれです。
ビキニ環礁での水爆実験によって被爆した第五福竜丸をきっかけに、核実験に対する強いメッセージが込められました。

以来、ハリウッドで作られた物を含めると30本のゴジラ映画が作られています。当初のゴジラの身長は50メートルでしたが、建築物の高層化などで100メートルまでに成長しています。

この映画の主演男優は当時新人だった宝田明さんです。
初めての主演作に意気込んで撮影に挑んだ彼は、撮影が進につれ、ホントの主演はゴジラだと感じるようになったそうです。

そのゴジラを操っていたのが俳優の中島春雄さんです。
当時、脇役だった中島さんにゴジラの着ぐるみの話が来たのは柔道有段者の逞しい肉体を見込まれてのことでした。これが中島さんのその後の人生を変えたのです。

昭和29年11月3日に公開された「ゴジラ」は大ヒットとしてアメリカでも公開され評判になりました。
今では高度な技術を駆使したCGが当たり前になっていますが、当時はミニチュアのセットを使った撮影が特撮の主流だったことを思うと、科学の進化は映画の進化でもあったのです。

余談ですが、ゴジラの一作目にはゴジラ役の中島さんが新聞記者の役でも出演しています。記者会見の場で「しかし、現状の災害はどうなるんだ?」という人が中島さんです。
興味のある方は是非、ビデオを見て下さい。

60年を記念する年の「ゴジラ」が日本ではなくハリウッドというのが少し寂しい気もしますが、どんな姿で出てくるのかとても楽しみです。

2014年7月12日 21:30

今週の話題

 先日広島で「世界CMフェスティバル」というイベントが行われました。
 文字通り世界中から集めた数十本のCMをスクリーンで楽しむのですが、
国ごとの個性が溢れていて、何度行っても楽しめるイベントです。
中にはワンカット9分というウィスキーのCMがあったり、俳優のクリントイーストウッドがアメリカを応援するために監督したキャンペーンのCMがあったりと様々です。
このイベントを企画制作しているのは福岡在住のヴーヴィエさんというフランス人です。
彼はもう、十年以上前からこのイベントで日本中を駆け回っています。
 「CMとはその国の考え方や文化の違いが楽しめる最も身近なエンターテイメントだ。」と彼は言います。
 そういえば、野菜や果物を楽器にして演奏している岡山在住の小学校の先生は、
演奏風景をYouTubeで配信した所、フィンランドのCM制作会社の目にとまり、
現地のお菓子のCMに起用されたというエピソードもありました。
 単に広告放送というだけでなく、広告の枠を越えて見る人を楽しませる娯楽的要素を盛り込んだCMは、見る人の心を和ませますよね。
 今月はヴーヴィエさんの本拠地博多で行われるそうですから、
時間のある方は是非一度体験してみて下さい。

2014年7月 5日 21:30

今週の話題

最近すっかりはまってしまった本があります。
フードコーディネーターの青木敦子さんが書かれた、「食材を使い切るのがおもしろくなる本」といいます。料理が得意な人は勿論、作るより食べる方が好きという人にも面白く読める一冊です。
例えば、玉ねぎの項目を開いてみると、玉ねぎに含まれるケルセチンという物質は動脈硬化予防、毛細血管の増強効果を持ち、近年は花粉症抑制効果があるともいわれているそうです。更にこのケルセチンが最も多く含まれているのが普段捨ててしまう茶色い外皮なのだそうです。その量は中身の20倍もあるのだとか。
そこで青木さんはこんなアイデアを提供しています。
玉ねぎの皮2~3個分を洗って乾燥させミキサーやミルで粉状にしてお茶や味噌汁などに加えます。
美味しいのか美味しくないのかは是非実践してみて下さい。使い古しいて黒ずんだ鍋に皮と水を入れて火にかけるとしつこい黒ずみや汚れがきれいに落ちるそうです。玉ねぎの皮一枚もなかなか侮れませんね。
普段何気なくしていることにも見方や考え方ひとつで有益なものに変身するということを学んだ一冊でした。
そういえば、ジャガイモが入っている箱の中にリンゴを入れておくとジャガイモの芽が出ないと聞いて実践しています。今の所芽は出ていないようですが、あのリンゴは食べてもいいのでしょうか?とても気になり始めました。

2014年6月28日 21:30

今週の話題

 近年、女性の社会参加が当たり前になり、クレーンの操縦士を始め大型トラックや大型バスの運転手など、それまで男社会と呼ばれた業界にも女性の進出が多く見られるようになりました。そして今、大きな話題になっているのが林業女子の存在です。
2011年に東京で結成された「林業女子会@東京」は全国各地の林業組合を訪ねて下草刈りや間伐をする活動をしています。メンバーは首都圏に住む⒛代を中心にした学生や主婦の人達約70人です。
きっかけは仲間内で森林のことが話題になったからだとか。それを実行する積極性とエネルギーをわれわれ男性も見習わなくてはなりませんね。今ではこうした林業女子の会は全国に10団体あり、それぞれ地元を中心に活動しているそうです。
かつては盛んだった日本の林業は安価な輸入材に押されて衰退し、今では林業に携わる人の数は最盛期の3分の1にまで減り、その平均年齢は65歳以上で高齢化が進んでいます。
そういえば、今広島でも公開中の映画「Good Job 神去(かむさり)なあなあ日常」では、ひ弱な青年が就職活動の失敗をきっかけに林業の世界に飛び込み、仕事や人間関係の厳しさの中でもまれながら生き甲斐に目覚めていく姿を描いていますが、こうした映画の影響もあってか林業に若い人を取り込もうとする活動も始まっているようです。
考えてみると、「きつい仕事」とか「危ない仕事」は、裏返せば「かっこよく」て「男らしい」世界だと思うのですが、皆さんはどう思いますか?

2014年6月21日 21:30

今週の話題

最近毎日のように話題になるのはやはりサッカーの2014FIFAワールドカップ ブラジル大会ですよね。
この番組を聴いている人の中にも毎晩徹夜で中継を楽しんでいる人も多いことでしょう。 私もその一人です。
そんな中、私が注目しているのが試合に使われているボールです。
かつて良く目にした六角形と五角形の白黒ボールが登場した1970年のメキシコ大会以来、最新のテクノロジーで進化したボールにはそれぞれ名前が付けられていたのをご存知でしょうか。
因みにメキシコ大会の時の呼び名は「テルスター」で、サッカーがテレビ時代のスターだったからだとか。
日本が初めてワールドカップに出場したフランス大会では「トリコロール」、日韓共同主催の時は「フィーバーノヴァ」、前回の南アフリカ大会は「ジャブラニ」。そして、今回使われているボールは、ブラジルっ子に因んだ「ブラズーカ」で前回の南アフリカ大会で使われたものに較べて軽く、変化が少ないのが特徴なのだとか。
そして、こうしたボールの開発には広島に本社を置く「モルテン」の技術が大きな貢献を果たしてきました。高度な技術と質の高さで常に世界の注目を集めている会社が広島にあるなんて、嬉しいですよね。
そんな事を考えながらゲームを観ると、楽しみ方も一味違ったものになるかもしれません。

2014年6月14日 21:30

今週の話題

サッカーの2014 FIFAワールドカップ ブラジル大会が始まり、
「サムライブルー」や「なでしこジャパン」の活字を良く目にする昨今。
これは言うまでもなく男子サッカーと女子サッカーの日本代表チームの愛称ですが、
それでは「マドンナジャパン」というのはどんな種目の日本代表かご存知ですか?
そうです、女子硬式野球日本代表チームの愛称です。
実はこのマドンナジャパンは2004年から2年に一度開かれている女子野球ワールドカップで3大会連続優勝し、今年9月に宮崎で開かれる大会で4連覇を目指しているのです。
日本の女子野球の歴史は古く、最初に登録されたのは愛媛県の今治高等女学校、
現在の今治北高校で1917年のことでした。
全日本女子野球連盟によると現在の女子選手の数は、軟式や男子チームでプレーする選手も含めると約2万7千人。
中にはプロとして頑張っている人もいるそうです。

私が注目しているのは山口県宇部市出身の磯崎ゆかり投手。
キレのいい変化球を駆使して代表に選ばれるよう応援しています。
それにしても彼女たちのプロフィールを見て気づいたのは野球を始めるきっかけになったお兄さんの存在です。
野球好きのお兄さんやお父さんのいる家庭に育った彼女たちは、可愛いお人形さんよりも先にグラブを持たされたのかもしれませんね。
親や兄弟の影響力の大きさを改めて感じるエピソードでした。

2014年6月 7日 21:30

今週の話題

さて、今夜は日本のSF小説がハリウッドで注目されているという話題を紹介しましょう。
皆さんは、「フィリップ・K・ディック賞」をご存知ですか?
これはアメリカで出版されたSF小説の最も優れた作品に与えられるものなのですが、
今年の4月、芥川賞作家 円城塔さんの「Self referlence ENGINE」が特別賞を受賞しました。
これは最優秀賞の次に与えられる賞で、2011年の伊藤計劃さんに次いで二人目の受賞です。
更に桜坂洋さんの小説「All you need is kill 」がダグ・リーマン監督、トム・クルーズ主演で映画化され7月に公開されることになっています。
これは国内の出版社が数年前から始めた日本の小説の翻訳ものが徐々に人気を集めるようになったことがきっかけです。
かつてはサイエンス・フィクションと言われたものが、「スターウォーズ」以来スペースファンタジーとも呼ばれるようになったSFの世界。
こうして日本の作品が肩を並べるなんて、素敵ですよね。
今年は夏目漱石が再評価され始めたり、村上春樹が若者の間で話題になったりと
アメリカの出版界はちょっとした日本ブームに湧いています。
ひょっとするとこれは、日本食ブームにも関係しているのでは?
などと考えてしまいますが、皆さんはどう思いますか?
いずれにしても、ここしばらくは日本のSF小説から目が離せなくなりそうですね。

2014年5月31日 21:30

今週の話題

皆さんはけん玉の発祥の地が広島県の廿日市市だということをご存じでしょうか?
大正時代に作られ始めて以来幾度かのブームを経て現在に至っています。
そのけん玉が「エクストリームけん玉」として世界中でブームになっています。
2006年頃から、けん玉をアメリカに持ち帰った若者たちが音楽に合わせて技を見せ合うようになり、従来の技とは違うスタイルの高度な技が生まれました。
それが「エクストリームけん玉」です。
特にけん玉プロのコリン・サンダーが配信した動画で、よりその存在が広く知られるようになったようです。
そして今、けん玉に夢中になっている人たちが一度は手にしたい、というけん玉があります。
廿日市市のいわた木工で作られている「無限夢想」と名付けられたけん玉です。
その完成度の高さと仕上がりの美しさは群を抜いており、世界中の注目を集めています。
一時生産が中止されていたものの、けん玉人口が増えるに従ってその存在が話題になり、今ではプレミアの付くものもあるのだとか。
そんな中、今年の7月には廿日市市でアメリカやヨーロッパなど10カ国から40人余りの選手が参加する世界大会が行われ、大会前には厳島神社の高舞台でその技を奉納することになっているそうです。
けん玉作り発祥の地で、どんなスゴ技を見ることが出来るのか、楽しみですね。

2014年5月24日 21:30

今週の話題

明日からいよいよ全仏オープンが始まります。
注目を集めるのは勿論、日本人として初めて世界ランキング9位に入った錦織圭選手です。
先日のバルセロナオープンで優勝し、マドリードオープンでは途中棄権したものの、準優勝をしたことで一気にランクをあげ、世界中のテニスファンの注目を集めています。
錦織圭選手は島根県松江市出身の25歳。
小学生の頃から頭角を現し、10代の頃にはアメリカに留学するなど実力を高めてきました。
2006年の全仏オープンではジュニア部門に出場していますが、この時決勝に進んだ
ナダルから練習相手に指名されて話題を集めました。
そんな彼が今ではナダルの好敵手と言われるのですから、彼の成長ぶりがいかにすごいことなのか、改めて感動してしまいました。
錦織選手の成長に欠かせないのが、全仏オープン最年少優勝記録を残したコーチのマイケル・チャンの存在です。
彼はランキング上位の選手をあこがれの目で見るのではなく倒す相手として意識しなさい、というアドバイスで錦織選手の意識改革から始めたそうです。
自分の能力を高めてくれる人との出会いって、素敵ですよね。 
そんな錦織選手がこの大会でどんな活躍を見せてくれるのか、楽しみです。

2014年5月17日 21:30

今週の話題

地球温暖化が叫ばれて久しい今日この頃ですが、その影響が果物にも及び始めたようです。
昨年イギリスの科学雑誌に掲載された記事によると、
地球温暖化の影響で日本のりんごは、より甘味が増していたのだそうです。
しかし、気温が高くなると赤みを指すのに必要なアントシアニンという色素が少なくなってしまい色付きが悪くなるのだそうです。
それでも美味しければいいということになれば、
「りんごは赤い」という常識が非常識になる日が来るかもしれませんね。
環境省の発表によると、このまま温室効果ガスの排出が続くと日本の平均気温は
今世紀末には3.5度から6.5度高くなるのだそうです。
これまで季節を感じるものとして親しんできた果物も、きゅうりや茄子のように一年中楽しめるようになるかもしれません。
四季を通じて季節ならではの風物を楽しむ日本独自の文化が失われてしまうのは寂しいと思うのは私だけでしょうか。
地球の温暖化がなかなか実感として湧かなかったものが、身近なところにその影響を出始めているのを知ると、何か自分にできることをしなくてはと思うようになりました。
そういえば、もう十年以上も前に女優の吉永小百合さんが自分の箸を持ち歩いていると知って私も自分の箸を持ち歩くようになりました。
箸を持ち歩けば割り箸の消費量が減って森林保護に役立つ。
とても単純な発想ですが広島のみんなが箸を持てば少しは影響が出るのではないか。
そんな日が早く来て欲しいと思いながら今日も自分の箸でラーメンを食べています。

2014年5月10日 21:30

今週の話題

今年のゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
広島で5月の連休といえば、やはりフラワーフェスティバルですね。
今年も大勢の観光客で賑わったようです。
それと同時に忘れてならないのが端午の節句ですね。
5月5日は男子の節句として、男の子の健やかな成長を願い鯉のぼりを掲げるようになったのは江戸時代からなのだとか。
鯉が滝を登って龍となる登竜門の故事にならって始まった鯉のぼり。
かつては和紙に描かれていたものが、
やがて布から化学繊維へと変わっていくのですが、今でも和紙を使ってこいのぼりを作っている人が大竹市にお住まいの大石のり子さんです。
地元の楮を使って作る鯉のぼりは全国から注文があるそうで、
手書きの鯉のぼりの持つぬくもりと風情ある表情が人気です。
日本でただひとりになってしまいました、と語る大石さん。
後継者がいないのが悩みでしたが最近ようやく若い人が来るようになったそうです。
ややもすると消えてしまいそうになる伝統文化の火が一日も長く続くことを願ってやみません。
この時期には大竹市内に大石さんや地元の子供たちが作った和紙の鯉のぼりが泳いでいるそうですからドライブがてら出かけてみてはいかがでしょうか。
6月にはシンガポールの高校生たちが地元の子供たちと一緒に大石さんの鯉のぼりの制作を体験に来るそうです。
思い出作りだけでなく、文化を受け継ぎたいと思ってくれる人が現れるといいですね。

2014年5月 3日 21:30

今週の話題

みなさんは今年の連休を如何お過ごしでしょうか?今年は例年に比べて海外に旅行する人が増えているそうです。
 そういえばヨーロッパは空前の日本食ブームであちこちに新しいレストランがオープンしています。先日パリに行った時には市内にお好み焼きの店がオープンしていたのを見かけました。オーナーは日本の女性で、その名も「お好み娘」を略して「オコムス」。連日たくさんのお客さんで賑わっています。気になる値段はスタンダードなもので10ユーロ。日本円にして1400円前後というところでしょうか。フォアグラとオタフクソースを使ったフォアグラ玉がおいしいと女性を中心に人気のようです。
 こうした機会をビジネスチャンスに捉えて様々な食品が輸出されるようになり、広島からもオタフクソースをはじめ、お酒や醤油などの取引きが増えていると聞くと嬉しくなってしまいますね。
 最近では「旨み」や「だし」は料理界の共通語になっているそうですから、近い将来カフェで味噌汁をすする、という光景にも出会えるかもしれません。ちょっと大げさでしょうか・・。
 そういえば、帰りの飛行機で朝食の時、スープの選択肢がポタージュか味噌汁だったのですが、私の隣にいたフランス人は迷わず味噌汁を選んでいました。思わず「味噌汁が好きなんですか?」と聞くと、「2年前に初めて日本に行って体験して以来味噌スープは大好物だよ」と答えてくれました。彼曰く、今回は広島に行って世界遺産とお好み焼きを食べるのが楽しみなのだとか。その言葉を聞いて広島はもう立派な国際都市なのだと改めて感じたのでした。

2014年4月26日 21:30

今週の話題

 先日、フランスとベルギーを旅行してきました。
 今回はその時のお話。
 フランスのパリは世界中の人が憧れる食と芸術の都です。文豪ヘミングウェイは
「パリは毎日が祝祭日だ」と何かの本に書いていましたが、ヨーロッパを旅行するのはまだ7回目という私には、彼の言う意味が理解できませんでした。
 ところがパリについた翌日、マドレーヌという教会のそばで半日撮影している時に
地元でカフェをしているというおばちゃんが近づいてきて街の自慢をひとしきりしたあとで、「パリは毎日が祝祭日だからね」と言ったのです。
 ヘミングウェイと同じ言葉を聞いて驚いた私は「それはどう意味ですか?」と訊ねると「あんた達のように世界中から毎日人がやってきて街を賑わすから」だとか。
 年間8000万人以上の観光客がやってくるというパリは、言ってみれば毎日がお祭り騒ぎということなのでしょうか。
 通りに面したカフェで街を行き交う人たちを見えていると改めて人種や言葉の多様さに気づきました。
 まさにパリは毎日が祝祭日のようです。
 そういえば、店のメニューもフランス語や英語、日本語のものが用意されている所が
たくさんありますが、最近では中国語のメニューも増えているのだとか。
 世界遺産を二つも抱える広島の街にもヨーロッパからやってくる観光客が年ごとに増えているそうです。
 この街にやってきた人達がより楽しく過ごせるような環境が整えば、
いつの日か広島は毎日が祝祭日だと言われる日が来るかもしれませんね。
 あなたはどう思いますか?

2014年4月19日 21:30

今週の話題

今、世界中の映画ファンの間でとても注目を集めている日本のキャラクターがいるのをご存知でしょうか?
1954年に第一作目が公開された「ゴジラ」が今年で60年目を迎えることもあってハリウッド版の「ゴジラ」が制作され、5月の公開をひかえて大きな話題となっています。
日本ではなくハリウッド、というのが少し寂しい気もしますが、ゴジラファンとしては今回はどんなゴジラが出現するのか楽しみです。
というのも、当初は水爆実験によって目覚めた海底怪獣で人類との熾烈な戦いを繰り広げていたのですが、いつの頃からか子供たちの友達になったり、宇宙からやってきた怪獣から地球を守るヒーローになったりして、その存在も時代とともに変わってきたからです。
ゴジラを熱く語る人たちがどんな感想を話すのかこちらも楽しみです。
楽しみといえば、日本では公開に先駆けて東京都内にあるギャラリーで、イラストレーターの開田裕治さんが描いたゴジラの原画展が開かれていて、連日ファンで賑わっています。
開田さんといえば、ウルトラマンやゴジラのパッケージを描いた人としてファンの間では知らぬ人はいないという存在なんですよ。
今回の原画展にはゴジラと一緒に写真を撮れるスペースも用意されていますから是非行ってみてください。
これまで制作された作品もDVDになって発売されるそうですから、ゴジラファンのみならず、怪獣ファンにとってはアツい夏になりそうですね。

2014年4月12日 21:30

今週の話題

先日、デジタルカメラの工場が野菜を栽培する工場として再利用されるという新聞記事を見つけました。
最先端の技術で開発されてきたカメラですが、最近は次々に出るスマートフォンによって活躍の場を失われ始めたから、というのがその理由のようです。
そして今、その工場では、人工透析を受けている人でも安心して食べられるカリウム含有率の低い「レタス」や「ほうれん草」が作られているそうです。
これからは工業よりも農業ということなのでしょうか。
そういえば日本のロケット開発の父と言われ惑星イトカワの名前にもなった糸川英夫さんは1975年に発表した小説「ケースD~見えない洪水~」の中で、将来は農業を支配するものが世界を支配すると予言しています。
トウモロコシや大豆が過去にない規模で世界的に生産されている現状を見ると糸川さんの先見性の鋭さに改めて感心してしまいます。
更に糸川さんは「逆転の発想」という本を書いた人としても知られています。
例えば左利きの人用に作った腕時計は、単に文字盤を逆さまにしてリューズを左側にするというものでした。
思い込みは視野を狭くする、ということがよくわかりますよね。
代替エネルギーや有資源の枯渇が叫ばれる現代では、時代を先取りする先見性や逆転の発想がますます必要になってくるのではないでしょうか。

2014年4月 5日 21:30

今週の話題

この春、社会人となった皆さんも、そろそろ、毎日のネクタイに慣れた頃かもしれませんね。
日本のビジネスシーンでは、それほど一般的ではありませんが、パーティーなど華やかな席や、ホテルやレストランといった場所で蝶ネクタイも、よく見かけます。
「ボウタイ」ともいわれる蝶ネクタイは、フォーマルなシーンにも似合いますが、その招待状などに、「ブラック・タイ」と書かれていれば、
それは、黒い蝶ネクタイとタキシード着用という意味で、すこし、かしこまった催しなんだそうです。
また、「ホワイト・タイ」と書かれていることもあって、こちらは、「ブラック・タイ」よりもさらに格式が上だということです。
この「ホワイト・タイ」というのは、白い蝶ネクタイに燕尾服着用という意味です。
具体的には、宮中晩餐会や叙勲式といったケースで、一般には、ちょっと縁遠いものかもしれません。
なぜ、ブラック・タイよりもホワイト・タイの方が、格式が上なのかといえば、ホワイト・タイは、結び直しが効かないということが、その理由。
ブラック・タイは、しわになりにくい絹で作られていて、汚れも目立ちませんが
礼服用のホワイト・タイは、麻や綿で作られているので、一度しわになると結び直しが難しく、又、何度も手で触っていると汚れてきます。
ホワイト・タイを結ぶときは、一度で成功させなければならない。つまり、特別な集まりのために、特別なネクタイを結ぶという意味があるようです。

ちなみに、世界最高の栄誉ともいわれるノーベル賞の授賞式や晩餐会は
「ホワイト・タイ」 着用が通例となっているそうです。