2023年6月 2日
6月2日〈女子畑やぎ牧場代表〉割方 遥花(わりかた はるか)さん

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今回、電話でヤギの鳴き声とともに登場してくださったのは、女子畑(おなごばた)やぎ牧場の割方遥花さんです。呉市安浦町の女子畑地区でやぎ牧場を営んでいらっしゃいます。割方さんは、「いのちのおはなし」と題して、ヤギを連れて地域に出張授業に出かけ、子供たちにヤギにまつわるお話をしたり、ヤギが生まれるときのビデオを見せたりして、命の大切さを伝えています。また、主に農家の依頼で、庭の草刈りの助っ人や、休暇中の家族の思い出作り、事業所の人とのふれあいなどのために、ヤギのレンタルも行っています。ヤギは人懐っこいので、見ているだけでも癒されるそうですよ。さらに、初めてでも飼いやすいように、小さい品種のヤギの販売もしていらっしゃいます。もともとは、中学校の臨時教諭をしたり、2018年の豪雨災害をきっかけに、親子の居場所づくりのボランティアをしていた割方さん。そんなボランティア活動のなかで、動物を連れて出張してこられた方がいて、そこでヤギと出会い、ヤギの魅力にすっかりはまってしまいました。最初は、割方さんの家のまわりの草刈りにヤギをお迎えし、その後、ヤギのレンタルを自分でできるようになりたいと、近くの牧場に修行にいき、独立して牧場を開きました。「豪雨災害をきっかけに、人とのつながりがたくさんできました。さらにヤギをきっかけにつながりが増えて、それがどんどん生きがいになっていきました」と割方さん。現在は、家族の協力のもと子育てと両立しながら、牧場を営んでいらっしゃいます。観光牧場ではないので、ふれあい体験を日ごろからやっているわけではありませんが、いずれは地域に開かれた場にしたいと考えていらっしゃいます。近々、ヤギ以外の生き物もお迎えする予定だとか。楽しみですね!

女子畑やぎ牧場へようこそ🍊 - 075butter ページ! (jimdofree.com)

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2023年6月 1日
6月のゲスト

6月2日 女子畑やぎ牧場代表 割方 遥花さん

     ヤギとの出会いで暮らしに彩を!

 

 

6月9日 ホリスティックサロンアロマラブ店主 宮澤 知子さん

     地元活性×雇用×小さな経済を生むきっかけづくり

 

 

6月16日 株式会社アスタス ウセノワ・アイザさん

     日本企業で新たな挑戦

 

 

6月23日 ワイズカフェ店長 呉趣印巡 発案者 東 聖子さん

     呉趣印巡で呉をぐるぐる楽しんでクレ♡

 

 

6月30日 イヤーサロンberceau経営 イヤーセラピスト

     ぜひイヤーセラピーをご体感ください

2023年5月26日
5月26日〈弁理士〉田中 咲江(たなか さきえ)さん

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あなたは、弁理士という職業をご存じですか?恥ずかしながら私は今回田中さんにお会いして初めて知りました。弁理士とは、知的財産権などに関する業務を行うための国家資格者のことです。自己紹介で弁理士ですというと「便利屋さん?」と間違われることもあるのだそうです。田中さんのお話によると、まだまだ職業認知度が低く女性の割合は2割に満たないそうですが、実際には女性も働きやすく活躍できる世界なのだそうです。実は前職はアパレルデザイナーだった田中さん。その頃は知的財産の知識がなく、他社から侵害警告を受けた経験も。そんな中、縁があって特許事務所の事務職として働き始めたことがきっかけで、弁理士にチャレンジされます。そして合格率6パーセント前後の難関を突破し弁理士の資格を取得されました。「弁理士になって12年ですが、職業柄新しいものに触れるので常に学びの日々です」と、田中さん。知的財産は私たちの暮らしにもとても身近にあります。お店を始める、事業を始めるなど、何かをおこすときには、田中さんのような弁理士さんに相談することがとても大切です。現在弁理士が登場するテレビドラマも放送中とのことなので、ぜひ興味をもって見てくださいね。

CP JAPAN 綜合特許事務所

 

 

2023年5月19日
5月19日〈賀茂鶴酒造 広報担当〉新谷 ゆみ(しんたに ゆみ)さん

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今回は広島の西条にある酒造メーカー「加茂鶴酒造」で広報を担当していらっしゃる、新谷ゆみさんをお迎えしました。今日から広島市でG7広島サミットが始まりましたが、加茂鶴のお酒はこれまで何度か国際的な場の乾杯酒として注目を集めてきました。2014年にオバマ大統領と安部首相の食事会で注目された「ゴールド加茂鶴」が記憶に残っている方も多いのでは。そんな加茂鶴酒造で20年にわたり勤務し、現在は広報を担当していらっしゃる新谷さん。2019年にリニューアルした酒蔵に併設された施設展示室の企画や、イベントの企画をされています。新谷さんは最初、受注業務のアルバイトとして入社し、その後正社員になりました。日本酒との印象的なエピソードを伺うと「正社員として迎えていただいたお祝いに、初めて『双鶴(そうかく)』を飲んで日本酒のおいしさを知りました」と、お話してくださいました。コロナ禍も落ち着いてきて、近頃は外国から酒蔵見学に訪れる観光客の方が増えました。現在は、英語で酒蔵案内もされているそうです。海外の方は、よくワインと比較されるそうで、料理との合わせ方を聞かれることが多いようです。G7をきっかけに、ますます世界中から注目が集まる広島。西条のお酒が世界中の人たちにこれからもどんどん届いていくといいですね。

日本酒・清酒「賀茂鶴」醸造元|賀茂鶴酒造株式会社 公式サイト (kamotsuru.jp)

 

2023年5月12日
5月12日〈広島大学 特任教授〉相田 美砂子(あいだ みさこ)さん

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今回は、広島大学特任教授の相田美砂子さんをスタジオにお迎えしました。相田さんのご専門は量子化学です。コンピュータを使って、量子力学に基づき分子やその集合体の構造や反応性を予測・設計する研究分野です。生命科学や物質科学、情報科学などとも関係した幅広い研究ができる分野だそうです。相田さんは研究と並行して、女性の研究者を増やすことにも尽力されていらっしゃいます。特に相田さんのような理工系の研究者を増やすには、早い段階から対策が必要と考えていらっしゃいます。「大学で学生対象に実施するのでは既に遅く、高校生対象でも遅く、小中学校の段階で開始する必要があり、また、学校だけでなく家庭での意識改革が必要、という認識をもつに至っています」と、相田さん。ご自身も、研究と並行して子育てをしながら海外でも生活をなさっていました。娘さんの進学の際には、理系科目の重要性も強く勧められたそうです。そういえば確かに、私が高校生の頃も理系クラスのほとんどは男子で、女子は数名だったように記憶しています。男女関係なく理系クラスにも進めるのに今思えば不思議ですよね。「性別に関係なくすべての若い人が、自身の進む道を自身で考えて歩んでいくような、そのような日本になるとよいと思っています」とも話してくだった相田さん。女性も迷うことなく、理系研究者としての道が開けるよう尽力していらっしゃる相田さんの活動が、これからも広まっていくといいですね。

 

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