あなたは、インドに行ったことはありますか?
「人生で一度はインドに呼ばれる時がある」とはどこかで聞いたことはありますが、
残念ながら私はまだのようです。
今日は、そんなインドに魅せられインドの人物画を描き続けていらっしゃる、
画家の高山博子さんをゲストにお迎えしました。
高山さんは、大阪芸術大学を卒業後「ブッダの生まれた地に行ってみたい」と、
23歳で初めてインドを訪れます。
そこで高山さんはすっかりインドに生きる人々と生命の輝きに魅了されてしまいます。
そこから、結婚出産などのライフイベントの合間を縫って
数年に一度はインドを訪れながら、
そこで出会った人物や風景をスケッチし、これまで多くの作品を描いてこられました。
そのモチーフの多くは、インドで暮らす女性たち。
そのエネルギッシュでエキゾチックなたたずまいを描きながら、
「生きる」ということについて作品を通して表現してこられました。
そして、2009年には、インドのタゴール国際大学で教鞭もとられました。
また、日本インド国交樹立70周年を迎えた昨年は、広島で記念特別展を開催。
さらに今年のG7広島サミットでは、インドのモディ首相に
直接ご自身の作品を贈られました。
筆をとりながら「神様を描いているような気持になるんです」と高山さん。
高山さんは、今日もキャンバスに祈りを込めながら描き続けます。
焼き立てのパンの香りってとっても癒されますよね。今日は、福山市南松永町の自宅で手ごねパン教室を営んでいらっしゃる土屋美保さんをお迎えしました。コンセプトは、心とおなかが元気になる幸せパンレッスン。子育て中や、子育てが一段落したママが通いやすい教室で、100種類以上あるレシピの中から生徒さんは好きなパンを選んで自由にを焼くことができます。土屋さんは独身の頃からパン作りが趣味だったそうで、ある時友人から「パンが上手に焼けない」と相談されたことがきっかけで、子連れでいけるパン教室をオープンされました。さらに土屋さんは、パン教室と合わせて、個性学も教えていらっしゃいます。個性学とは、自分が持った生年月日から生まれもった素質を知ることができる学問のこと。個性学でいう個性とは、生まれ持ったものと生まれた後に吸収するものを個性といいますが、主に生まれ持った個性を知り、それを伸ばしましょうというものなのだそうです。実際に、土屋さんの長男が小学生の時学校に行き渋りをしたことがありました。そこで個性学の先生に聞くと「自分が納得しないと動けない個性」と分かり、しっかり子供の意見を聞いてみたところ「学校には行きたい。でも集団ではいきたくない。」と要求を言ってきたそうです。そこで、本人の希望する通りに付き添ううちに自然と自分で学校にいくようになったそうです。そうしたご自身の経験も交えながら、土屋さんはパン教室と個性学の二本柱で日々活動していらっしゃいます。「個性を正しく知ると自分を受け入れられるようになります。そして、自分を受け入れられるようになれば、人生も子育てもたのしくなるはず。イライラすることも少なくなる毎日を過ごしてほしいです」と土屋さん。手ごねパンと個性学。全く違うようで、どちらも人生を楽しむという共通点があるように感じました。
12月1日 手ごねパン教室Liilii(リリィ) 土屋 美保さん
手ごねパン教室で、心もお腹もリラックス&リフレッシュ
12月8日 画家 高山 博子さん
日本とインド、文化を通して架け橋となりたい
12月15日 イラストレーター 井上 朝美さん
突然亡くなった父との約束だった絵本制作を続けています
12月22日 石原工作株式会社 代表取締役 石原 明枝さん
父が創業した会社を引き継ぎ、周りを笑顔にできる社長になりたい
12月29日 出演者未定
今回のゲスト、瀬戸麻由さんは、シンガーソングライターとして活躍する傍ら、Socialbookcafeハチドリ舎のスタッフや、平和公園でのガイドなど、核兵器廃絶に向けての活動も行っていらっしゃいます。瀬戸さんが核兵器廃絶に興味を持つきっかけになったのは、19歳の時にピースボートという世界を1周する船旅に出たときのこと。船の上で被爆者と交流し、被爆証言を聞いて、初めて本の中の話ではなく自分ごととしてとらえるようになったのだそうです。そして、次第にシンガーソングライターとしての活動と核兵器廃絶の思いが船旅を通してリンクしていき、船旅のなかでもやもやすることを歌で表現するように。今回番組のなかでお届けした「カラフルワールド」という曲は、被爆者と旅をしていく中で、感謝の気持ちを伝えたくて作られました。被爆の事実は白黒写真の中で起こったのではなくて、今も起こっているということを伝えたいという思いも込められています。修学旅行で広島に来た中高生にも披露されるそうで、資料館や被爆証言を聞いて心も頭もいっぱいになった若者に、歌を聴いているときは心の整理をしながらゆっくり聞いてほしいと伝えてから歌うそうで、歌を通して心が動いたという声もあったときは、とてもうれしかったそうです。また、瀬戸さんは、昨年ウィーンで開催された核兵器禁止条約締約国会議に参加されました。条約はえらい人たちが作るというイメージでしたが、自分たちで一から作るという市民の情熱を感じられたそうです。最後に、ヒロシマに住む私たちが改めてどんなことを日常で考えていったらいいのかを伺うと「核被害は終わっていません。現在も核兵器のある世界に私たちは生きています。視野を広げて、被害や現状に気づく瞬間を大事にしていけたらいいとおもいます」。と話してくださいました。これからも歌やガイドの活動を通して、世界中の核被害について広く伝えていってほしいですね。
<公式HP>setomayu シンガーソングライター|歌屋さん | setomayu HP (mayukwjr.wixsite.com)
今回は、広島の男子バレーボールチーム、JTサンダーズ広島の総務を担当していらっしゃる、小幡真子さんをゲストにお迎えしました。小幡さんは、大阪に拠点のある女子バレーボールチーム「JTマーヴェラス」で主将をつとめ、Vリーグで2連覇を達成。さらに2017年から5年間日本代表としても活躍されました。現役時代から、チームをサポートする人たちがどんな仕事をしているのか興味があり、現役を引退後は自ら総務の仕事を志望されました。昨年7月に来広しJTサンダーズ広島の総務としてのキャリアをスタート。広島の方とご結婚もされて新生活が始まりました。小幡さんの現役時代の背番号は15番。これは、広島東洋カープの黒田博樹さんと同じです。ご主人が大のカープファンで、黒田イズムを教えてもらったそうで、「1球の重み」という黒田さんの言葉は、現役時代の小幡さんを支えてくれた言葉でもあるそうです。現在は、サンダーズの総務スタッフとして2年目を迎え、中国5県で開催されるホームゲームで、各県のバレーボール協会や支社と連携しながら試合の運営に携わっています。現在の仕事でも、現役時代の経験が大いに生かされているという、小幡さん。「これまで培ってきた、人とのかかわり方を基礎にして、新しいことを学びながらチームに還元していきたいです。選手をやってきたからこそわかることや、意見できることもあります。広島で皆さんにもっとJTサンダーズ広島を知ってもらえるように努力していきたい」と話してくださいました。今週末は、呉でホームゲームが開催されます。小幡さんの姿を試合会場で見かけたら、ぜひ声をかけてみてくださいね!