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2010年6月 4日
6月4日 元看護士・講師 貞廣満里枝さん

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今回のゲスト貞廣満里枝さんは、2004年の3月に県立広島病院を定年退職されるまでの間、病院での臨床看護を19年、広島看護専門学校での専任教員として19年、合計38年間医療の世界で勤められました。
結婚・子育て・・・と仕事と家庭の両立も果たされながら、ご本人いわく「まさに魔法使いのような生活」だったそうです。
仕事を続けるべきか、辞めるべきか迷った時期もあったものの、「自分にあう職業に就くことができ、最後まで成し遂げられたことは幸せです。」とおっしゃっていました。

そして第2の人生これから・・・というときに「乳がん」という病が貞廣さんを襲います。
これまで看護者であった立場から一転患者に、闘病生活の中であらためて医療・看護について深く考えさせられることになりました。
患者が自分の病気や治療法を理解することは想像以上に難しく、不安であることの現実を身をもって感じられ、看護に必要な配慮がまだまだたくさんあることを知ることとなりました。
また医療がどんなに進歩しようと、私たちは病んだときに気づくことがある。
食事が出来ること。自由に歩けること。無意識に呼吸ができること。そんな当たり前だったことがどんなに大切なことか、大事なのは物ではなく心であることに気づかれました。

家族の支え、愛情・・・病気との闘いは大変だったに違いありませんが、頑張っただけ周りの人の温かい心を感じることが出来たのかもしれませんね。
現在でも通信教育で医療・看護の勉強を続けられており、貞廣さんの人生はまさに「生涯勉強」。一日一日を大切に過ごされている様子に、私も自分の日常を今一度振り返ってみたくなりました。