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2020年6月12日
6月12日〈広島都市学園大学 子ども教育学部 家庭科教育・生活経営学 専門〉冨田道子(とみた みちこ)さん

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冨田道子さんは、広島都市学園大学 子ども教育学部の教員として家庭科教育・生活経営学を専門に教えられています。主な研修内容は多様な人が利用できることを目指したユニバーサルデザインを軸にした減災教育(災害から命を守る対策を学ぶ)のカリキュラム作り、授業の実施です。

これまで高校教諭、大学の非常勤として家庭科を教えられてきた冨田さんは、2010年に早稲田大学創造理工学部の小松原明哲教授との出会いによりユニバーサルデザインの本質を知りました。液体洗剤の新旧容器を手に取ることを勧められ、実際に持って比べてみたところ、その全く異なる感覚に驚かれたそうです。持ちやすさ、キャップへの注ぎやすさの違いから私たちの身の回りのものは、誰にでも使いやすいように研究され作られている。これまでの工学部のイメージが一変しました。

以来ユニバーサルデザインを専門とする家庭科の教育に取り入れ、カリキュラムの開発に力を入れるようになりました。

加えて2011年3月11日東日本大震災を東京で遭遇したこと、福島で避難所生活をしている方へのインタビュー調査から、避難所に暮らす人たちにもそれぞれに違う困りごとがあるという現実に、避難所に集う被災者の多様性にもユニバーサルデザインの考え方で取り組む事が必要なのではないか。

ユニバ―サールデザインと減災教育を結び付ける教育によって、相手の立場で考えることや多様性に気づくことが冨田さんの活動の目的です。

講義はすべて体感型で行われ、受講する学生に自ら感じ考え気づくことを促していきます。冨田さんはこれから私たちが生きていく上で必要な力は「生きのびる力」「人とつながる力」だとおっしゃいました。

そのためには多様性を受け入れ、どのような状況においても自分の命を守るための対策を日頃から考えておく必要があります。ウィルス感染による災害の最中お話を伺いながらいろいろな事を考えさせられました。

「地域の災害対策」を考えるためのユニバーサルデザインを軸とした減災ワークショップ開催

【お問合せ】広島都市学園大学http://www.hcu.ac.jp/