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今年2020年7月に『ラグリマが聞こえる~ギターよひびけ ヒロシマの空に~』で児童文学作家デビューをされたささぐちともこさん。
この作品は「被爆ギター」を題材に、ささぐちさんが作家になる前から何度も書き直し、児童文学賞に応募し落選を繰り返すなか4度目のチャレンジで最終選考まで残った作品です。昨年7月に参加した東京での合評会交流会で汐文社の編集長に原稿を渡すチャンスにめぐまれことから出版の話に繋がりました。短編作品として書き始めてから8年目のことでした。
お話は現代の少女が被爆ギターとの出会いを通じて戦争と平和について考える中で自分の辛い経験を乗り越えていくという成長物語。
何度も書き直し、どんなに時間がかかっても諦めず書き続けられた原動力は「被爆ギター」を知ってほしいという強い想いでした。被爆から75年の時を経て今なお美しい音色を奏でる被爆ギターの存在そのものに力があるとささぐちさん。被爆ギターは私たちに平和の大切さを語ってくれます。
30年前から独学で児童書を書き始めたささぐちさんですが、児童文学作家としての実感はまだないそうです。しかし自分の本を出版したという事実はささぐちさんの書くことへの自信となったことに違いありません。今後もマイペースに自分にしか書けない作品を書いていきたいそうです。
ひとりの女性として家事・子育て・仕事をしながら好きなことを継続し続けたことでたどり着けた場所。お話を聴きながら置かれた環境に言い訳することなく目標に向かって努力し続けることの大切さを改めて知ることができました。
児童書『ラグリマが聞こえる~ギターよひびけ ヒロシマの空に~』
☆広島市内の紀伊国屋書店・ジュンク堂・廣文館、他Amazonにて販売中
10月より被爆ギターの演奏がYouTubeで視聴できます
ささぐちともこFacebook
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