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東広島市を拠点に布花教室、展示販売、デイケア訪問などを中心に活動している相川千里さん。
布花とは、白い布を裁断、染色してコテを使用しながら花の表情を創りだすもので、1960年頃からはじまったとされています。作品にはコサージュ、ブーケ、インテリアフラワーや仏花まで様々、花びら・葉一枚一枚が手づくりとあり、同じものはひとつとして存在しません。
相川さんが布花を知ったのは2016年。
ご主人の地元である愛媛県大三島で布花に携わる人との出会いからでした。作品の魅力はもちろんのこと、人とのコミュニケーションが大好きだったことから、布花のことを伝えながら自分の世界を広げていきたいと一歩を踏み出しました。教える立場として必要な技術を身につけるため、これまでの5年間ほぼ毎日12時間布花の学びに費やしてきました。布花は材料さえあればどこにいても出来ることから外出時にも作業を行い、5年間が20年分に匹敵するほどの努力を積み重ねてきました。
昨年11月には念願の展示会も開催。生徒さん、デイケアの利用者さん、Instagramで繋がった方達と黄色のレンギョウを創作し展示しました。11月の展示会であったものの黄色のレンギョウで彩られた会場はまさに春爛漫。先行く花の時を止めたような美しさは布花の魅力を語るにふさわしいものでした。
ご家族連れで来られた参加者も自身の作品が展示されていることに大満足されている様子だったそうです。
一輪の布花ができあがるまでには、手間暇かかります。だからこそ創り手の様々な思いが込められる。それは喜びだけとは限らず、時に悲しみや寂しさ、安らぎや癒やしだったりします。想いを込めることだけでなく、想いを手放すことができるのも布花なのかもしれません。相川さんのお話を聴きながら布花の世界の奥深さにほんの少し触れられたような気がしました。
布花レッスン受付中
※レッスンは希望日に合わせていただけます
手染め布花創家 千里・ちさと
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