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2022年2月18日
2月18日〈広島大学宇宙科学センター 助教、天文学者〉稲見華恵(いなみ はなえ)さん

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稲見さんは広島大学宇宙科学センターを拠点に、私たちの目では見えない光「赤外線」によって明るく輝く銀河を中心に観測研究を行っています。

銀河をつくっているのは星、ガス、塵(ダスト)と言われ、塵の中には生まれたての星が多く存在し、星が塵を温めていることで赤外線が放射されます。

つまり赤外線を通して生まれたての星の数を知ることができるわけです。

 

形や大きさの異なる銀河の数は、数千億以上あるといわれていますが、そんな中から稲見さんは最近の研究で、約131億年前の宇宙で塵に埋もれていた銀河「隠れ銀河」を見つけられました。発見した際は驚きと同時に、新しい発見を本物かどうか検証する慎重さが必要だと、研究者としての責任を新たにされているようでした。

 

広島大学宇宙科学センターでは研究の傍ら、東広島天文台の「かなた望遠鏡」を使っての特別観望会や宇宙セミナーを開催しています。

望遠鏡での惑星の観測、青く輝く星ほど高温であることや壮大な宇宙の時間軸においても人間が観測できる範囲で一日に1、2個の星が巨大爆発していることを知り、宇宙のロマンに想いを巡らすことができます。

 

稲見さんにとっての宇宙は、想像できないような姿を見せてくれるもの。

昨年末には史上最大の宇宙望遠鏡も打ち上げられ、これまで以上の高い解像度で宇宙の姿を分解して見せてくれるはずと期待します。

長引くコロナにより不自由な生活を強いられている今、時に空を見上げ、星や星団を見つめれば気持ちも少しは開放されそうですね。

 

2月21日(月)より世界各国にて【宇宙を知る一般向けオンライン講演会】開催

2月25日(金)18:00より稲見華恵さん講演予定

〈詳細について〉

■広島大学宇宙科学センターお知らせhttps://www.hiroshima-u.ac.jp/hasc

■国際研究会ウェブサイト(一般向け)

https://www.ir.isas.jaxa.jp/IR2022/PublicTalks.html

■宇宙科学研究本部ツイッター @isas_jaxa (日本語) と @isas_jaxa_en (英語)