矢野さんは、普段は福山市でお惣菜の販売をしている会社の副社長を務めていらっしゃいます。その一方で、岩手県大槌町の復興支援企画「花道プロジェクト」の切り込み隊長として、定期的に大槌町でバスケットの大会を開催して地域おこしの中心メンバーとしても活躍しておられます。矢野さんは、2011年の東日本大震災の時に、岩手県大槌町へ復興支援に出かけたことがきっかけで、ずっと福山と大槌を行き来しながら支援を続けていらっしゃいます。
復興支援をしていく中で「支援してもらうこと」が当たり前になる人もいる現地の状況を目の当たりにし、街の人たちだけで完結する「町おこし」をしなければいけないと感じたそうです。そこで、大槌町の桜木という地区の名前から、バスケット漫画の主人公桜木花道をイメージ。「そうだ!バスケットで町おこしをしよう」と考えつきました。そこから、現地の人たちと少しずつ信頼関係を築きながら、手探りで3人制バスケットの大会を開催。今では、全国からプレーヤーが集まる大きな大会に成長しました。
これからも、福山と大槌町の架け橋となって、大槌町の魅力をバスケットを通じて発信していってほしいです。
花道プロジェクト・オフィシャルウェブサイト (hanamichi.info)
三次市を中心に、演劇の指導をしていらっしゃる小林さん。
演劇の教室は、現在三次CCプラザがリニューアルのために閉館中のためお休み中です。しかし現在は、毎週土曜日に、広島市内の芸能事務所で8歳~70歳の男女30名に演技指導をしているそうです。演じることの楽しさを通じて、人としても成長していくと話してくださった、小林さん。演劇は、相手の気持ちを理解することの大切さを学ぶことができ、コミュニケーション能力も自然と高まっていくのだそうです。海外では、表現力や集中力を高めるために、学校の授業で演劇が取り入れられているとか。今後は、日本の学校でも演劇の授業ができるようになれば、素敵ですよね。
小林さんが演技指導を行う舞台や映画について、詳しくはHPをチェックしてみてくださいね。
https://starshinepromotion.com/
ママの働き方応援隊、通称ママハタでは、人間教育プログラム「赤ちゃん先生」の活動などを行っています。この「赤ちゃん先生」とは、教育機関や高齢者施設、婚活などに、赤ちゃんと母親が出勤してふれあいを行う活動のことです。赤ちゃんと触れ合うことで、参加者は実にいろいろな反応をされるそうです。
たとえば、小学校に赤ちゃん先生が行くと、積極的に赤ちゃんにかかわりに行く児童もいれば、逆に近寄らなかったり、先生に甘えたり・・・不思議ですよね。
さらに東間さんは、全国で初めて女子少年院に赤ちゃん先生を派遣しました。周りの理解を得ることはとても大変だったそうですが、覚悟を決めて一緒にやってみたい!というメンバーと一緒に、女子少年院に入っている女性たちに、赤ちゃんとの触れ合いの機会を作っています。
これからは、男子少年院や、刑務所でも赤ちゃん先生のプログラムがしたいとも、最後にお話ししてくださいました。
赤ちゃんの持つ力で、ママも、そして周りの人もハッピーになる「ママハタ」の取り組みが、これからももっと広がってほしいですね!
NPO法人ママの働き方応援隊
ママハタ広島東校東広島寺西学級
https://www.instagram.com/mamahata.higahiro.teranishi2/
5月6日 ママの働き方応援隊 広島東校 東間真緒さん
あかちゃんの笑顔でこころに幸せを
5月13日 演劇教室maki 小林真季さん
有名劇団を広島から。『演劇教育』を全国の学校に
5月20日 コロッケ屋「やのや」店長 矢野アキ子さん
バスケで町おこし「花道プロジェクト」
5月27日 動画クリエーター 山口美信さん
「お絵描きムービー」~子どもたちの豊かな心を育みたい~
アントレプレナーシップという言葉をご存じですか?
私は牧野さんとお会いして初めて知りました。
アントレプレナーシップとは「起業家精神」のこと。起業と聞くと、ビジネスを始めるというイメージでしたが、実はそうではないんです。「予測出のできない不確実な世界で力を発揮する人たち」のことを起業家というのだそうです。
コロナ禍もあって、先の見えない世の中で、何かにチャレンジするってとっても勇気がいりますよね。しかし、牧野さんは今日のお話で「行動こそすべて!」と、背中をポーンと押してくれました。また、挑戦するための「仲間を集めることも大切なんですよ」とお話されていました。
失敗は学びのチャンス!小さな失敗は恐れずに、どんどんチャレンジしていきたいですね。さぁ。あなたは、この春どんなことにチャレンジしますか?
ひろしま好きじゃけんコンソーシアム
エフェクチュエーションカンファレンス 2022