2019年12月13日
12月13日〈LinguaHiroshimaの編集者の一人(中村朋子と共に) 「広島花幻忌の会」創立者の一人 ウルシュラ スティチェックさん

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番組では愛称「ウラさん」とお呼びしてお話を伺いました。

ウラさんは広島の5つの大学で英語講師を務めながら、被爆文学の研究、人権問題に関する活動を行われています。

活動のひとつリンガヒロシマでは世界の原爆文献の調査、多言語で読める原爆文献の紹介などを世界へ発信。今年75言語で広島・長崎への原爆投下に関する無料検索サイトも開設された総勢40名の世界中の協力者との協働です。

「広島花幻忌の会」は被爆した体験を詩や小説の作品として残した広島出身の原民喜の研究会。遺された作品を次世代に読み継いでいくことが会の目的のひとつです。原民喜は疎開先の広島で原爆被災以後、被爆後の広島の凄惨な状況に向き合いながら数々の作品を世に送り出し、1947年に刊行した『夏の花』は多くの読者に深い感銘を与え1951年に『心願の国』を遺し自殺したとされています。

ウラさんはワルシャワ大学日本学科在学中にポーランド語で書かれた原民喜作「夏の花」を読み、小説から原爆のことを知りました。それから日本への興味を深められ広島大学へ留学、原民喜の文学と向き合い28年になります。

今や原民喜はウラさんにとってまだに人生の一部となっているそうです。

無口で影があるものの、自分の人生について純粋に書き記しているところが人を引き付けてやまない原民喜。彼の作品から原爆のことをより多くの人に知ってほしいという気持ちは尽きません。

花幻忌の会では定期的に作品や作者について読み語りしていますが、メンバーが高齢になり、今後は若い人の参加が期待されます。

平和活動のカタチは様々ありますが、原民喜の詩や文学から原爆の惨状、そこに生きた事実を知り語り継がれることを願ってやみません。

【広島花幻忌の会】Blog

http://hananomaboroshi.hatenablog.com/

【LinguaHiroshima】WEBサイト

https://www.linguahiroshima.com/

2019年12月 6日
12月6日〈画家〉筒井尚美(つつい なおみ)さん

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安芸高田市在住の画家として活動されている筒井尚美さん、全国から集まった作家と共に広島県内外で作品展を開催されています。

美術大学卒業後は美術教員として勤務、ご結婚後は絵画教室講師として活動されてはいたもののこれまで画家というプロの道を考えることはなかったそうです。

しかし2018年3月、広島県や安芸高田市主催「作家広島移住計画」事業を通じ出会ったアートプロデューサーから「絵を仕事にしないか」と声をかけられたことがきっかけで、画家としての道を歩むことを決められました。

「絵では食べていけない」という日本に長く続いた現状を変えなければ、日本に美術の未来はないという思いで多くの若手作家を世に送り出してきたプロデューサーの言葉は強く心に響きました。

 

プロ画家となった今、限られた期間に必要な枚数の作品を完成させることや売り上げ目標も設定されるなどその厳しさを痛感されています。

年齢的な体力の壁や、家事・子育てのことで制作時間も削られていくなど働く女性ならではの悩みは画家とはいえ同じもの。けれども自分が心から挑みたいことに真っすぐ挑める日々は本当に有難いと感じられています。

 

筒井さんの描く絵は幼い子ども達の姿、子ども達が子犬と戯れ、夢中になって遊んでいる姿、子ども達の日常を描いたものばかりです。観るものが微笑んでしまう作品からは母としての優しい眼差しも感じられます。画家として求められることを意識しながらも「描きたいものを描く」という想いは決してぶれることはありません。

好きな絵を描くことで、筒井さんの出会う世界は今後益々広がっていきます。

 

全国から集結した20名のアーティストによるグループ展

【アート関ヶ原~安芸冬の陣~】開催

日時:12月12日(木)~18日(水)

会場:福屋八丁堀本店7階美術画廊

お問合せ:福屋八丁堀本店美術画廊 082‐246-6111(代)

2019年12月 1日
12月のゲスト

12月6日 画家 筒井尚美さん

     「好きなもの」は自分の大きな支えに

 

 

12月13日 広島大学講師、被爆文学研究家 ウルシュラ・スティチェックさん

     世界の人権問題を知るきっかけに

 

 

12月20日 低糖質専門店:HAPPY DAY 坂田亜希さ

     低糖質で美味しい食事を

 

 

12月27日 写真家 藤岡亜弥さん

     「写真」で表現していくということ

2019年11月29日
11月29日〈講演家、広島と福島を結ぶ会代表〉加藤りつこ(かとう りつこ)さん

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2011年の東日本大震災の翌年に発足された「広島と福島を結ぶ会」。

「東北で痛みを抱える人に寄り添いたい」との思いからイベントを通じて得られた収益や募金を福島・いわき海星高校をはじめとした被災地復興支援のために捧げられています。

 

加藤りつこさんは1995年に発生した阪神淡路大震災で当時神戸大学法学部2年生だった一人息子の貴光さんを亡くされました。

絶望の淵へ突き落され、明日へ続く道を見失い、究極の苦しみの中でも今まで生きることができたのは最愛の貴光さんが残してくれた一通の手紙、そして優しく深い想いを寄せてくれた「人」との出会いでした。手紙は貴光さんが亡くなる一年九か月前、広島から神戸へ旅立つ時に渡されたもので、そこには母親への感謝の想いがまるで詩のように綴られていました。加藤さんは貴光さんの残してくれた言葉を胸に立ち上がり、命の尊さ、学ぶこと、人との出会いの大切さを伝える講演活動をスタートしました。

そんな中、東日本大震災が発生。加藤さんには傷ついた被災者の方の気持ちが痛いほど理解できました。体験者だからこそできる支援をと被災者に寄り添い、共に歩む活動が続いています。

 

加藤さんの語る言葉には夢に向かってひたむきに努力し、一生懸命生きた貴光さんの魂が宿っています。貴光さんが託してくれた想いを伝えることで加藤さん自身も生かされ、多くの人に生きる勇気と希望が与えられています。

これからも加藤さんの愛あふれる言葉、活動によって「やさしい人の輪」が広がっていきます。

 

【第2回 加藤貴光~折り鶴平和音楽会in広島】開催

日時:12月8日(日)14:30開演

会場:広島YMCA国際文化ホール

お申込み:広島と福島を結ぶ会http://hiroshima-fukushima.com/event/

 

2019年11月22日
11月22日〈エム・ミュージック・グランヴィア代表〉TERAKO 寺本智子(てらもと ともこ)さん

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音楽教室エム・ミュージック・グランヴィアを主宰されている寺本智子さん。

各講師によるオカリナ教室を展開され、指導はもちろん基礎を学ぶための教則本やCD制作、パルピトーンといわれるオリジナルオカリナの販売なども行われています。ご自身が研究、開発されたパルピトーンは素材に福光石を使用し、遠赤外線効果もあり身体に優しく、大手楽器店でも取り扱われているほど信用あるオカリナです。

パルピトーン用のチューブを吹き口に取り付ければ誰でも楽に演奏することが出来ます。

音楽に人を癒す力があることは誰もが知るところですが、自ら奏でることで物忘れ、認知症の予防や改善に効果があると寺本さん。

オカリナは小さく、扱いやすい楽器ですが疾患や高齢により動作が困難になった場合においては演奏が難しくなる場合もあります。そうした場合でもあきらめず演奏することを楽しんでほしいという思いで考えだされました。

チューブを使えば、楽器を置いたまま楽な位置で操作したり、吹き手と指穴操作を別人が行うことで演奏することも来ます。

番組でも私がパルピトーンを吹き、寺本さんが指穴を操作しながらきらきら星を演奏してみましたが、息を吹きこむだけでも演奏に参加している気分が味わえました。

パルピトーンには出来るだけ多くの人に楽器を演奏する楽しさを味わってほしいという寺本さんの強い想いが込められています。

【デューオ クリスマスディナーコンサート】開催

日時:12月23日(月)18:00~

会場:広島サンプラザお問合せ:広島サンプラザのイベント情報より

https://www.hiroshima-sunplaza.or.jp/pdf/event.pdf?201910

エム・ミュージック・グランヴィアhttp://www.pcp.rgr.jp/mmg/

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