2021年8月20日
8月20日〈有限会社 綿岡大雅園 店主、本川小学校平和資料館ボランティアガイド〉岩田美穂(いわた みほ)さん

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広島市中区十日市にある「綿岡大雅園」は岩田さんのおじい様の代から続く創業90余年のお茶と茶道具の老舗です。原爆投下後、焼け野原になった地に岩田さんのお母様が再建され、岩田さんが受け継がれました。

店を任されてすぐは慣れない仕事に加え、家事育児やお母様の介護と様々な役割を持ち一時は大変な日々を過ごされたそうです。現在では、子ども達も成長し「お抹茶講座」や「おいしいお茶の淹れ方講座」「ゆるゆる茶道教室」など老舗の看板を掲げながらも、お茶を身近に楽しんでもらえるようなイベントも自ら積極的に展開しています。

 

また岩田さんは、本川小学校平和資料館のボランティアガイドとしても長らく活動されています。本川小学校はご自身と息子さんの母校であり、ガイドはPTA活動からのスタートでした。語りの中では原爆によって亡くなった親族、たったひとり生き残ったお母様の体験談も加えられ、その内容は絵本「いわたくんちのおばあちゃん」としても出版。今も平和教育の場で読み語られています。

ガイドとして岩田さんが大切にしているのは、事実を具体的に伝えることです。詳細に語ることで子ども達はいまの自分達の日常と照らし合わせ、当たり前の日常が一瞬にしてなくなることの現実を想像することができると言われます。

 

親族、家族が被爆した場所で今なお店を営み、母校で子ども達に平和について語り続けている岩田さんから感じたことは「継承すること」の意味、その大切さです。続けてきたからこそ伝えられることがあります。お店や岩田さんの存在は、きっとこれからも多くの人の心を平和への思いに導いてくれるはずです。

 

「ゆるゆる茶道教室」

毎月第3木曜日、第2日曜日開催(テーブル教室、茶道室教室)

「お抹茶講座」「おいしいお茶の淹れ方教室」 ※希望により随時開催

お問い合わせ:082-231-7277(綿岡大雅園)

Facebook:https://www.facebook.com/wataokadaigaen/

2021年8月13日
8月13日〈NPO法人PCV(Peace Culture Village 共同創業者〉メアリー・ポピオさん

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メアリー・ポピオさんは、アメリカ、ボストン出身の平和活動家です。2016年に広島平和文化センターの前理事長スティーブン・リーパー氏と共同でPeace Culture Village通称PCVを創業されました。

PCVは広島からの平和の学びを通じて、人々の平和文化意識の向上を目的とした次世代による国際プロフェッショナルチーム。平和を作る仕事を作ること、また次世代の平和リーダーを培うことにより、広島で持続可能な平和運動を確保するミッションに取り組んでいます。

具体的にはオンラインスクール、平和公園ツアーやアプリの開発、世界へ向けたオンラインプログラムの作成など時代に添ったスタイルで平和メッセージを発信しています。

オンラインプログラムではこれまでに40カ国、5000人以上へプログラムを作成しました。

 

メアリーさんが平和活動をキャリアにしていきたいと決めたきっかけのひとつに、被爆者との出会いがあります。メアリーさんの「アメリカ人を憎んでいますか」の問いに「NO」と答えられたとき、はじめは半信半疑だったそうですが、その理由を「平和は自分の心が平和でないと作れない」と語る被爆者の姿に感銘を受けたのだそうです。

過去の辛い体験があっても、未来を見据えている被爆者の姿から平和とは何かを感じ取られたのかもしれません。

メアリーさんもアメリカから日本に移り住み、異なる言語、文化や価値観を持つ人達と同じ目的のもとチームとなって活動することこそが「平和文化のトレーニング」だと言われます。同様に広島から感じるインスピレーション、私たちに出来ること、平和とは何かを共に考えていくことが平和文化の構築に繋がっていきます。

ひとりでも多くの人達に「私たちの仲間になってほしい」というメアリーさんの言葉から、行動することの意味、大切さを改めて感じることができました。

 

【今後の予定】

8月28日(土)平和文化祭開催

8月末よりPEACE CULTURE ACADEMYオープンスクール開催

NPO法人Peace Culture Village

https://peaceculturevillage.org/about

https://www.facebook.com/PeaceCultureVillage/

2021年8月 6日
8月6日〈新聞記者、中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター長〉金崎由美(かなざき ゆみ)さん

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8月6日、76年目の原爆の日にお迎えしたのは中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター長の金崎由美さんです。

日々の原爆平和報道、紙面掲載された原爆平和記事を世界へ発信するウェブサイト運営、また中高生達の「中国新聞ジュニアライター」の活動支援を行われています。昨年は被爆75年連載「ヒロシマの空白」の取材班デスクを担当され、6月末には記事をまとめた書籍「ヒロシマの空白~被爆75年~」も発売されました。

 

これまで被爆65年、70年、75年の節目に重点企画を担当されてきましたが、移りゆく世の中において8月6日に起きた事実をどのように伝え続けるのか、その課題は尽きることはありません。

私たちがすべきことは被爆者の思いを自分事として捉えること、原爆のことだけでなく、今なお世界で起きている数多くの紛争に目を向けることで自分には何ができるのかを考えること。金崎さんは掲載される記事がそのきっかけになって欲しいと言われます。

 

ヒロシマ平和メディアセンターが発信するウェブサイトには過去の記事が無料で見られるサイト、そして被爆前後の町並みの写真が掲載されている「ヒロシマの空白~町並み再現~」があります。原爆で壊滅する前の広島市内の様子をGoogleマップに照らし合わせてみることができ、今後も写真の収集は続いていきます。

76年経ったいまでも、原爆のすべての実態はわかっていません。

知られざる被害を掘り起こし、その度に私たちがしっかり目を向けることが原爆の記憶を風化させないことにも繋がっていくように思いました。

 

◆書籍「ヒロシマの空白~被爆75年~」販売中

広島市内の主な書店、原爆資料館内ショップ、平和記念公園レストハウス内にて販売ヒロシマの空白~町並み再現~

https://hiroshima75.web.app/

ヒロシマ平和メディアセンター

http://www.hiroshimapeacemedia.jp/

 

2021年8月 1日
8月のゲスト

8月6日 ヒロシマ平和メディアセンター長 金崎由美さん

     私たちの発信から「平和」を考えるきっかけに

 

 

8月13日 Peace Culture Villege 創業者 メアリー・ポピオさん

     広島の平和文化から学ぶ~私たちの目指すもの~

 

 

8月20日 綿岡大雅園店主・本川小学校平和資料館ガイド 岩田美穂さん

     創業90余年のお茶屋さん~子供たちにヒロシマの平和を伝えて~

 

 

8月27日 広島大学FE・SDGsネットワーク拠点研究員 山根友美さん

     SDGs研究を通じて、住みよい社会の実現に向けて

2021年7月30日
7月30日〈株式会社「石の彩聖」事務担当〉藤井沙也香(ふじい さやか)さん

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「石の彩聖」はお墓作り、お墓のリフォーム、クリーニングなどお墓にまつわる事業を家族経営する会社です。社長のお父様、そしてお母様は得度を受けて和尚の資格も取得。知識のみならず代々続く家のお墓のお世話をする上で必要な仏の心も大切にされています。

石の彩聖でのお墓作りの特徴は、お客様の気に入った石、サイズに応えて作るオーダーメイドであることです。またお墓セミナーの開催、お仏壇ギャラリー悠(はるか)での仏具提案などお客様のお役に立つ情報も積極的に伝えています。

藤井さんの業務はホームページ制作やSNS投稿などWEBでのPRです。

昨年10月から新たなサービスとしてスタートした「キャンピングカーレンタル」のHPも藤井さんが制作されました。

このサービスには「感謝すること、思い出を話すことが故人の供養に繋がる」という考えのもと、家族の思い出作りのひとつとしてキャンピングカー旅行を楽しんでほしいという思いがあります。

実際に5年ほど前から家族でキャンピングカー旅行に出かけていた藤井さん一家の旅のノウハウもサービスに活かされ、初心者でも気軽に楽しめるプランも満載です。あると便利な用品を揃えたママ楽セットや旅先の紹介はお客様からも好評を得ています。

自由きままな車旅を楽しむ中で家族の絆を感じることが、ご先祖様やお墓に思いを巡らすきっかけになるといいですね。若い世代の人達が興味を持てるような働きかけに、同世代の藤井さんの感性が大いに活かされることを期待しています。

◆お盆に向けての「お墓のクリーニング」受付中

【ご依頼・お問い合わせ先】

石の彩聖

https://www.548-saisei.co.jp/

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