2022年10月21日
10月21日〈カフェ おはしとこむぎ 店主〉住田 優子(すみだ ゆうこ)さん


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実りの秋到来です。今日は、安佐北区可部にあるカフェ「おはしとこむぎ」の住田さんをお迎えしました。安佐北区の住宅街に佇むお店で、住田さんのご実家を改装してオープンし今年で10周年です。お店の雰囲気はほっこり空間。実家に帰ってきたような、温かみがあります。メニューは、おはしランチとピザランチの2種類。おはしランチは、かぼちゃの巾着やサツマイモを使ったサラダなど、家で作った旬の野菜を使ったおかずと、お父様が作られた天日干しのお米を炊いたご飯のセットです。ピザは、3種類。住田さんは、もともと印刷会社にお勤めで、パソコンでのお仕事がメインでした。何か自然に触れ合えるようなことがしたいと考えていた時、たまたま見つけたパン教室に通い始めます。そこで自分の作ったパンのおいしさに感動!周りを見回すと、野菜もお米もある!ということで、パン屋さんではなくて、カフェをオープンさせることになりました。今は、毎日が自由で楽しい!とお話される笑顔がとても印象的でした。これからは、可部の中心部で、夜にお酒を飲みながらゆっくりと語り合えるようなお店をやってみたいという、住田さん。開業の際に人生の先輩に「人生を振り返った時、平凡で幸せな人生もいいけれど、山あり谷ありの人生の方が深みがあって面白い!」という言葉に背中を押されたそうです。住田さんご自身も「一歩踏み出せたら、全然違う人生が待っています」と、チャレンジすることの楽しさも教えてくださいました。住田さんの温かい人柄とおいしいお料理を一度味わってみませんか?

おはしとこむぎ(@ohashi_to_komugi) • Instagram写真と動画

 

 

2022年10月14日
10月14日〈平山郁夫美術館学芸員〉鄭 西吟(てい せいぎん)さん

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尾道市瀬戸田町にある「平山郁夫美術館」で、初めての海外出身の学芸員となった鄭(てい)さんが今回のゲストです。鄭さんは、中国の大学を卒業後、広島大学の大学院に留学。在学中、平山郁夫美術館へ2度にわたってインターンシップでかかわったことがきっかけとなり、今年から正式に学芸員となられました。平山郁夫さんといえば、瀬戸田町生まれの日本画家です。シルクロードを旅して砂漠や遺跡を描いた作品を多く残されています。鄭さんが平山郁夫さんの作品と出会ったのは、留学前。敦煌で初めて作品を見てとても感銘を受け、平山郁夫美術館でインターンとして働くことになった時は、とても縁を感じたのだそうです。今年は、日本と中国の国交正常化からちょうど50年。それを記念して、鄭さんは「平山郁夫の世界に触れ、日中友好を願う」絵画コンクールを企画しました。日本と中国の大学生に、自分の国の世界遺産を描いてもらうコンクールです。作品は、平山郁夫美術館のロビーで展示されます。鄭さんが日本語を学び始めたときは、ちょうど日本と中国の関係に緊張が走っていたころで「日本語を勉強してどうするの?」など、周囲から言われたこともあったそうです。現在も日中関係の話題がニュースにのぼることもありますが、鄭さんは「平山郁夫先生のように、日本と中国のいいところを発信し続けたい」と思いを語ってくださいました。これから日本語を学ぼうとしている中国の学生たちにも勇気を与える存在として、これからも日本と中国の架け橋となって活躍してほしいです。

平山郁夫美術館 | 尾道市瀬戸田町、日本画家 平山郁夫の生地に建つ美術館 (hirayama-museum.or.jp)

 

2022年10月 7日
10月7日〈(有)和意 代表取締役、セレクトショップトリトラ店長〉原 真紀(はら まきさん)

 

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今日のゲストは、洋服のセレクトショップを経営していらっしゃる原真紀さんです。原さんのお店で扱うアイテムは、ミックスカジュアルコーデが売り。お客様の年齢層は、50代~70代の大人の女性がメインです。よく、原さんの着ているアイテムを見て「それいいわね」となることもあるそうですが、原さんは同じように着るのではなくて、その方のあった「らしさ」を引き出すコーディネートを提案することを心掛けていらっしゃいます。お洋服の買い付けもご自身で行い、大町の団地の中にある店舗に「わざわざ来た甲斐があったね」と言ってもらえるよう、ゆっくりとお洋服が選べるように工夫されています。「服はアート」と語る原さん。服のコーディネートは、絵や色を組み合わせるのと同じととらえ、全体として成り立つことを意識し、単純に上と下を合わせるだけではなく、必ず靴を合わせてフィッティングしてもらうことも大切なのだそうです。また、お店では月に1回、コーディネート提案会を実施したり、フラワーアレンジメント教室や料理教室など、ファッションとは直接関係なくても、楽しんでいただけるイベントを企画されています。さらに原さんは、お店の経営と並行して、広島経営研究会の副会長も務めていらっしゃいます。10月20日(木)19:00~JMSアステールプラザ中ホールで、だれでも参加できる「広島・広島西経営研究会10月合同例会」が開催されます。オタフクホールディングス株式会社代表取締役社長の佐々木茂喜氏の講演を聞くことができるそうです。詳しくは、広島経営研究会| 2022年 10月例会のご案内(広島西との合同例会) (hiroshima-keieiken.com) をチェックしてみてください。

広島で自分だけのコーディネートをご提案 有限会社和意 カズイン (kazuin.net)

 

2022年10月 1日
10月のゲスト

10月7日 (有)和意 代表取締役社長 原 真紀さん

     おしゃれを彩りのある日常のひとつとして

 

 

10月14日 平山郁夫美術館学芸員 鄭 西吟さん

     文化や芸術は国境を越える~平和で友好な世界へ~

 

 

10月21日 古民家カフェ 住田 優子さん

     自分の「やりたい」を大切に 一歩踏み出してみませんか

 

 

10月28日 アートマネージャー「ヤブ女」 久米 ゆきさん

     ぜひ、ヤブに会いに遊びに来てください

2022年9月30日
9月30日〈一般社団法人 マール村理事〉太田 郁恵(おおた いくえ)さん

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子ども食堂をご存じでしょうか。子ども食堂とは、子どもが一人でも行ける無料または低額の食堂のことです。育ち盛りの子供たちに、栄養バランスの整った温かい食事を提供している場で、地域の人たちとの交流の場所としても役立っています。しかし、ボランティアで成り立っている食堂も多く毎日やりたくてもできない食堂が大多数です。そんな中、今年の8月。中区鷹野橋商店街の中に毎日やっている子ども食堂がオープンしました。その名も「たかマール子ども食堂」。企業の支援や、地域のスーパーから「まだ食べられる」のに廃棄される食材を譲り受けながら運営されています。今回のゲスト太田郁恵さんは、そこで「たまごとやさしいわに」というキーワードをベースにした料理を提供しています。「たまご、まめ、ごま、ドライフード、やさい、さかな、しいたけ、いも、わかめ、にく」の頭文字をとったものです。食材は、安芸高田市の契約ファームから届く新鮮な野菜も使われていて、子供たちも喜んで食べているそうです。子ども食堂は、16時~18時30分の営業ですが、ランチタイムは一般の人でも気軽に行けるカフェとしても営業していらっしゃいます。「子ども食堂から鷹野橋商店街を盛り上げ、この活動を10年続けていくことが目標」と太田さん。飛び切りの明るい笑顔で、今日も太田さんは地域を盛り上げます。

たまわにカフェ | 鷹野橋店 | 子ども食堂 (tamawani-cafe.com)

 

 

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