広島FM平和特別番組 ラジオドラマ

桜隊とマリーゴールド〜広島で散った夢と恋と、私〜 2019.8.11sun19:00-20:00
  • ヒロシマで散った女優の夢と恋。
  • 夫の手元には45通の恋文が遺された。
  • 遠距離恋愛の2人の思いが、
  • 74年前の女優の魂にシンクロする…

放送日時date

2019年8月11日(日) 19:00~20:00

【再放送】
2019年8月31日(土)
19:00~20:00

番組内容program

 第二次世界大戦下、演じる場所を事実上奪われた演劇人たちは、戦意高揚のため国策で地方巡業を命じられた“移動演劇隊”に身を投じざるを得なかった。その一つ“桜隊”は1945年に広島に向かい、9人の隊員全員が広島で被爆死する。そのうちの一人、若手女優の森下彰子(もしりた・あやこ)には、結婚早々に戦地へ赴いた夫がおり、その夫の手元には、海を越えて届いた彼女からの45通の恋文が遺された―。
 戦禍の中にありながら、演劇への夢と、遠く離れた夫への恋に生きた一人の若手女優・森下彰子。その彰子をラジオドラマで演じることになった広島出身の女優の卵・なつき。2人の夢と恋が、時を超えてシンクロ。あの日、広島で散った夢と恋は、決して他人事ではなかった…

 広島出身のノンフィクション作家である堀川惠子が、綿密な取材構成で、戦禍に翻弄された演劇人を描き出した『戦禍に生きた演劇人たち―演出家・八田元夫と「桜隊」の悲劇』を原案に、今年、『愛と勇気を、分けてくれないか』で広島本大賞を受賞した、音楽ライターで作家の清水浩司が脚本を担当。広島出身の新人声優・平田みやびが、74年の時を超えて森下彰子にシンクロする“なつき”役を、自らの思いも込めながら演じます。
 また、東京・目黒の五百羅漢寺で毎年8月6日に行われている「桜隊原爆忌」を取材。桜隊関係者のインタビューや、彰子の夫、川村禾門(かわむら・かもん)が生前、彰子と桜隊について語った肉声も紹介します。

あらすじstory

1945年8月6日、
9人全員が被爆死した移動演劇隊「桜隊」。
それから74年後の2019年の夏、
広島市出身の女優の卵、なつきは、
桜隊をテーマにしたラジオドラマに出演することになる。
配役されたのは、若手女優・森下彰子。
彼女には結婚のわずか3日後に戦地に赴いた夫、
俳優の川村禾門がいた。
演劇という共通の夢で結ばれた2人は、
3の付く日に手紙を送る約束を交わし、
夫の手元には45通の恋文が遺された。
その恋文に目を通し、彰子を演ずることに没頭するなつきは、
74年前の2人の夢と恋に
自らの気持ちを次第に重ねていくのだった。

脚本 清水浩司
原案 堀川恵子
『戦禍に生きた演劇人たち―演出家・八田元夫と「桜隊」の悲劇』
(講談社文庫)

キャスト&スタッフcast & staff

なつき・森下彰子[平田 みやび]
なつき・森下彰子 平田 みやび

広島市出身。株式会社ゆーりんプロ所属。今年、代々木アニメーション学院広島校を卒業し、上京。声優の道を歩み始める。広島FM「大窪シゲキの9ジラジ」AD時代には、番組に度々出演し、リスナーからも人気を集める。

亮介・川村禾門[千葉 朱莉]
亮介・川村禾門 千葉 朱莉

島根県出身。代々木アニメーション学院広島校在学中。NHKラジオ第1「ひろしまコイらじ」にレギュラー出演中。

丸山定夫・憲兵 水島 憲弘
八田元夫・彰子の父 山田 健太
園井恵子 古田 美智穂
彰子の母・禾門の母 藤井 香苗
町田博子 長谷川 里緒奈(代々木アニメーション学院広島校)
佳子・隊員B 上鶴 遥(代々木アニメーション学院広島校)
隊員A 近藤 志保(広島エフエム放送)
市民A 神原 隆秀(広島エフエム放送)
ナビゲーター 平田 みやび
制作 屋形 英貴(広島エフエム放送)
ディレクター 森島 隆宏(広島エフエム放送)
森岡 亮
音楽効果 森岡 亮
協力 白井 佳夫
近野 十志夫
桜隊原爆忌の会
講談社
五百羅漢寺