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スポ夏の思い出プロジェクト「アスリートお悩み相談会」第2回ダイジェスト


9/10(金)にオンラインで開催した第2回「アスリートお悩み相談会」!



中国電力所属のアスリートが部活生からの相談・悩みにリアルアドバイス!
その部活ならではの専門的な対処法や、スポーツあるある話など今回もタメになる話が満載!

第2回相談会の様子もダイジェスト記事で振り返りましょう!

【参加アスリート】



 陸上競技部 油谷繁OB
 女子卓球部 宋恵佳選手
 ラグビー部 東川寛史選手
 


【陸上部からの相談】




生徒:シンスプリント時の練習内容を教えて下さい。

油谷:シンスプリントは陸上選手でよくある脹脛の内側に痛みが出る症状で、過労性頸部   痛とも呼ばれ、脛骨の周りにある骨膜が炎症しているのが原因です。ストレッチやアイシングすることが予防に必要ですが、走ると悪化するので、足にかかる負担が少ない水泳や自転車などの練習がいいと思います。私も痛めた時は、心臓や呼吸系に負荷をかけるため、プールで長い距離を泳いでいました。

大窪:きつい時でも楽しみながら陸上を続ける方法はありますか?

油谷:試合が終わったら大好きな物をたくさん食べるなど、自分にご褒美を与える機会を作れば、きつくても楽しみがあるから頑張れると思います。陸上はゴール後の達成感がとてもある競技なので、達成感を味わうために続けるのも一つの方法です。

生徒:試合でよく緊張しますが、リラックスして走る方法を教えてください。

油谷:「今日はいい結果が残せる」などポジティブなイメージを持つことと、「悪かったら   仕方ない」と逆に開き直ることで、緊張がほぐれてリラックスできると思います。

大窪:ポジティブになる言葉や要素はありますか?

油谷:「何とかなる」という気持ちで挑んでいました。試合の日時は自分で変更することはできないので、焦る気持ちを抑え、いいイメージを持つことが大切です。

生徒:長距離の体力の付け方、呼吸を教えてほしいです。

油谷:速いスピードで走る練習(インターバル)・ゆっくり長く走る練習(ロングディスタンス)・スピードとジョグの中間のミドルな練習(ペース走)、この三つを組み合わせて練習することが大切です。毎日きつい練習はしないと思うので、ポイント練習の合間のジョグをどれだけ踏めるかも体力向上の一つです。疲れている時に無理に練習すると疲労が抜けにくく怪我のリスクが高くなるので、適度に体をケアすることも心掛けてください。

大窪:走れないと不安になることはありませんか。

油谷:走れない焦りから不安になります。怪我で練習を休むと、さぼっている・妥協していると思うかもしれませんが、痛いまま続けると怪我が長引くので、休む勇気も必要です。

生徒:試合時間が11-13時の場合、前日の夕食や朝食は何を食べたらいいですか。

油谷:前日の夕食は、刺激物や辛い物は翌日の胃腸に負担がかかるので、なるべく消化の   いい物を食べたほうがいいです。当日の朝食は、試合時間の4時間前に取れば、試合前には、食べた物が消化し栄養となります。試合があるからたくさん食べるのではなく、普段通りの食事を心掛けてください。時間が開いて心配な時は、試合1~2時間前にゼリーを取ると良いでしょう。

大窪:宋選手、東川選手は試合当日何を食べますか?

宋 :気を付けているのは、炭水化物を多めに取って脂質を減らすことです。試合に必要   なエネルギーをお米やパンで摂取して、消化に時間がかかる脂質は控えるようにしています。

東川:前日の食事は、脂っぽい物や刺激物は控えています。当日は試合の6時間前に普通に食事をしますが、試合前まではゼリーやバナナで調節します。ラグビーの試合はハーフタイムがあるので、その間に取ることもあります。


【卓球部からの相談】




生徒:緊張して試合で練習通りの力を発揮できません。どうしたらいいですか。

宋 :緊張をほぐすのにいいのは腹式呼吸です。3秒吸って2秒止めて5秒で吐く、体に力を入れて抜くなど、シンプルなことは実践してみてください。練習で100%力が出せても試合では緊張するので、練習の70%発揮できたらいいと思っています。緊張することを認めて、ミスがあっても気にしないと考えると気持ちも楽になります。試合でどうしても100%力を出したいのであれば、練習で120%力を出すぐらいの気持ちを心掛けてくだい。また、ミスした時は原因を分析して、次に活かす癖をつけることが大事です。

生徒:毎日練習でしていることは何ですか。

宋 :卓球はフットワークが大事なので、大きくゆっくりした動き作り・小さく速くした動き作りを必ずしています。オール形式では、バック対オールをランダムで切り返しや、レシーブから3・4球目のシステム練習はよくしています。

大窪:一番力を入れる練習は何ですか。

生徒:フットワーク練習です。試合になったら足が動かなくなるので。

宋 :トップの選手でも緊張して足が動かなくなることはよくあります。フットワークは   大事なので、練習以外に下半身を鍛えるトレーニングをたくさんしてください。

大窪:普段の2倍やると思うときついので、少しずつ増やしたらいいと思います。

宋 :最初の目標が高すぎると続かなくなることがあるので、あまり目標を決めず、できる時にやってみる感じで始めたらいいと思います。


【ラグビー部からの相談】




生徒:フォワードでジャンパーをしています。メンタル的に相手との心理戦になると思いますが、中国電力ではどのような駆け引きをしているか教えてほしいです。

東川:駆け引きは、練習のクオリティーを試合で発揮することが一番優先で、その中で反   省して足りない部分を次に活かすことが大事です。

生徒:コミュニケーションは自分の思いが相手に伝わり、その繰り返しが大事と思います   が、コミュニケーションが良くなる方法を聞きたいです。

東川:コミュニケーションの言葉はたくさんありますが、具体的にと言われると難しいと思います。試合中に「どうだった?」と聞くのも、気付きを伝達することもコミュニケーションですが、根幹にあるのは、ラグビーをもっと理解することです。みんなでいい試合や参考になるプレーを見て、そこに近づくにはどうしたらいいか、色々な挑戦をする中で自分の想いを伝えたらいいです。そうすれば、反省する時にも自然にコミュニケーション出てくると思います。

生徒:試合前のモチベーションをどのようにして高めていますか。

東川:音楽を聴いたり動画でいいプレーを見る選手はいますが、私は何もしません。モチベーションが上がった時にいいプレーができなくて、結局無心で挑んだ方が動きが良かったからです。色々チャレンジしてみて、良かった時の行動をルーティンと決めて行うのも一つの手段と思います。

大窪:例えば足を骨折した時、上半身だけ鍛えるいいトレーニングはありますか。

東川:上半身だけ鍛えると筋肉が偏るので、体全体をバランスよく鍛えたほうがいいです。高校生は胸筋を鍛えたいと思いがちですが、トレーニング面から言うと基本は背中を鍛えたほうがいいです。私が下半身を怪我した時は、背中の筋肉トレーニングと心肺機能を落とさないようにプールに泳ぎに行きました。

生徒:ロングキックがうまく蹴れません。姿勢を意識するとボールが飛ばなくて、逆に飛ばそうとして力を入れると姿勢が崩れるので、対処法を教えてほしいです。

東川:腹筋や腸腰筋を鍛えたらキック力が伸びる人もいますが、ボールを蹴る時に、ボールにミートさせることが一番大事です。姿勢も大事かもしれませんが、足の長さは人によって違うので、まずはミートできるボールの落とし方を見つけて、それから姿勢を見つけていけば、ロングキックもうまくなると思います。

生徒:ポジションがフルバックなので指示を出さないといけないのに、時々頭が真っ白になるので、どうしたらいいですか。

東川:私が実践しているのは、腕にテーピングを巻いてやりたいことをすべてマジックで書いています。是非試してみてください。


【参加した部活生から一言ずつ】




「400mと800mを中心にしていますが、400mは55秒、800mは2分10秒を切ることを目標に頑張ります。色々な質問が聞けて参考になりました。」

「速い選手になって「あいつ凄いぞ」と他校の人達に言われるようになりたいです。今日はポジティブな考えや開き直ることが大切だと勉強になりました。」

「目標は5000mで県大会に出場することです。怪我した時は、休む勇気が必要と感じました。選手のアドバイスがすごく参考になったので、これからも挑戦していきたいです。」

「今日は参考になることばかりで、これからは栄養管理もしっかりやりたいと思いました。毎回ベストな体作りをして、ベストの状態で試合に望みたいです。」

「今日は選手の話が聞けて、とても参考になりました。競った試合を勝ってインターハイに出場できるよう頑張りたいです。強い選手は考え方から違うと思いました。」
 
「今まで実践したことがない練習を教えていただいたので、今後の練習に取り入れていきます。フットワークを練習して、試合で活かせるようにしたいです。県大会個人でベスト4に入ることが目標です。」

「キック技術の向上や頭が真っ白になった時の対処法など、新しい知識が得られました。先輩達の公式戦でレギュラーを取れるように、まずは目標を立てていきたいです。」

「今は怪我を治すことを最優先にして、怪我が治ったら11月の公式戦で活躍できるように頑張ります。今やるべきことや試合のモチベーションの上げ方を教えてくださったので、とても勉強になりました。」

「社会人の選手の話を聞くことがあまりなかったので、アドバイスを受けることが自分の勉強になりました。チームの目標は、尾道高校を倒して花園に行くことです。」


大窪:皆さんありがとうございました。それでは最後に参加されたアスリートの皆さん、高校生にエールをお願いします。

東川:高校生のフレッシュな元気をいただき、私もいっぱい努力して頑張ります。結果に向かって努力することは素晴らしいことですし、努力したことは思いがけない場面で活きますので、精一杯目標に向かって頑張ってください。応援しています。

宋 :色々な競技の選手の話が聞くことができ、とても勉強になりました。コロナ禍で試合がなくて大変ですが、今できることを頑張れば絶対に花は咲きます。プロで活躍している選手は最初から強い訳ではなく、たくさんの挫折や苦しいことを乗り越えて活躍していますので、皆さんも頑張ってください。皆さんの今後の活躍している姿を楽しみにしています。

油谷:緊急事態宣言が延長になり、引き続き、部活動や学校行事など自粛が余儀なくされますが、目標を見失うことなく、日々の生活に取り組んでほしいです。コロナ禍でネガティブな気持ちになりがちですが、ポジティブに物事を考えれば、きっと前向きになれます。今日の相談会で一つでも心に突き刺さる言葉があれば、その言葉を大切にして、今後の生活に取り入れてくれたら嬉しいです。

大窪:私はスポーツをしていませんが、それでも響く言葉はたくさんありました。高校生の皆さんに言いたいことは、もっと近くの大人に頼ってください。一人で悩んでも一人の考えでしかないので、色々な人に相談すれば、悩みの解決の選択肢が増えます。今は大変な時期ですが、青春を謳歌して、いい思い出を作ってほしいです。
   今日の時間を未来に活かしていただければと思います。本日は本当にありがとうございました。




以上、第2回「アスリートお悩み相談会」ダイジェスト記事でした。


  ★第1回のダイジェスト記事はこちら★


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