在広民放ラジオ2社(広島FM、RCCラジオ)は2008年4月1日から「緊急地震速報」の放送運用に対応しています。また、以下のように合意しています。
- 「緊急地震速報」の放送運用開始を2008年4月1日とし、今後さらに認知度のアップを図るため、2社が共同でPR活動を展開する。
- ※このホームページをはじめ、番組、PRスポットCMを予定しています。
- 「緊急地震速報」は地域性の高い情報であり、各局がそれぞれのサービスエリアに密着した情報として放送することが最もふさわしいと考える。
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※広島県内で震度4以上(次の項参照)の地震が予測される時のみ「緊急地震速報」を放送します。
「地域情報」という「緊急地震速報」の特性から、それ以外の地区で大きな地震が発生しても「緊急地震速報」は放送しません。
現在放送している、地震の揺れが済んだ後の「震度速報」は、これまで通りお伝えします。
- 放送にあたっての震度基準を、「最大震度5弱以上の地震が発生し、尚且つ、広島県内において震度4以上の揺れが想定されると気象庁が速報を発した場合」に置くことにする。
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※気象庁が一般運用する「緊急地震速報」は「最大震度5弱以上の地震が発生したと予測される場合に、震度4以上の揺れが予想されるエリアを発表する」ものです。
過去50年間、広島県では震度4以上を観測した地震が14回発生していて、このうち震度4は、10回でした。最近10年間に限って見ると、震度4以上が7回(うち震度4が3回)発生しています。(2007年11月29日現在)
震度計の設置数が増えたことも影響していると見られますが、近年広島では震度4以上の地震の頻度が高まっています。
このため私たち民放ラジオは「伝えることによる減災効果」を考慮し、ラジオで速報する震度基準を2007年10月から先行して速報している地域の民放テレビ局と同じ「最大震度5弱以上の地震が発生し、尚且つ、広島県内において震度4以上の揺れが想定されると気象庁が速報を発した場合」としました。
ただし、ラジオでは気象庁が発表する県内3エリア分割表現(広島南西部・広島南東部・広島北部)はせず、「広島県で地震」と県全域を包括した速報表現をします。
ちなみに、NHKでは、ラジオ・テレビともに全国の地震をカバーするため、広島県以外の地域の緊急地震速報も放送されます。
- また、速報の「報知音」は、いつでも誰でも認識できるよう各局で統一することが望ましいため、NHKと同一音声を使用することとします。
- ※民放テレビは、緊急テロップ送出のシステム上の問題で報知音をすぐに統一するのは難しくなっています。将来的には統一する方向で検討しています。
- ■ 緊急地震速報のコメント
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・・・♪チャイム音♪・・・
「地震が発生しました。注意してください。
運転中の方は急ブレーキを踏まないで下さい。
屋内にいる人はまず、身の安全を図って下さい。
緊急地震速報です。広島県に強い揺れが予想されると、
気象庁が発表しました。
運転中の方は急ブレーキを踏まないで下さい。
屋内にいる人はまず、身の安全を図って下さい。」
・・・♪チャイム音♪・・・
- 「緊急地震速報」は秒を争う「速報」のため、通常番組、コマーシャル、提供クレジットを放送中でも、中断して放送します。