放送番組審議会
広島エフエム放送 第416回放送番組審議会は、9月30日午前11時10分から、6人の委員が出席して開催されました。
今回の番組審議会では、被爆したアメリカ兵の調査に生涯を捧げ、今年、亡くなられた森重昭さんの妻で、夫の遺志を受け継ぎ平和の尊さを伝えている、エリザベト短期大学11期生でもある森佳代子さんを迎え、広島・幟町にあるエリザベト音楽大学の礎を築いたベルギー出身のエルネスト・ゴーセンス神父が生涯愛したヴァイオリンを物語の語り手に据えて、関係者や卒業生へのインタビュー、当時の証言や再現ドラマを交えながら、その生涯をたどった番組で8月19日に本放送、8月23日に再放送をした「抑留所に響いたヴァイオリン~敵国人神父が開いた音楽学校」について、試聴を行いました。
委員の方からは次のような意見がありました。
ゴーセンス神父の生の声や森佳代子さんの語り、バイオリンを擬人化したストーリー展開など、メッセージが心に届く非常に丁寧で素晴らしい番組だった。神父の非常に厳しくもあり優しくもある姿もよくわかり全体的に工夫されていると感じた。
番組タイトルの「敵国人」という言葉が番組内容の印象と少し離れていると感じた。もう少しタイトルの工夫や、神父の幼少期・ベルギー王室との繋がりなど歴史的背景のさらなる深掘りがあるとより良いと思う。
番組名の印象で重たい内容のイメージで聴き始めたが、抑留生活においても音楽を通じて国境を超えた人との繋がりが生まれた様子なども描かれており、暗い印象は感じなかった。
また、語り手としてバイオリンを擬人化したことで、過去から現在、そして未来へと想いが受け継がれるイメージがうまく表現されており、非常に素晴らしい演出だったと思う。
1時間番組の中で、多くの情報が凝縮されていたため、今回のような特別番組として単発で放送するよりも、連続テレビ小説のように15分ずつ1ヶ月かけて少しずつ物語を進めるような構成にすると、よりリスナーに伝わりやすかったのではないかと思う。
また、せっかく丁寧に作られた番組なので、1度の放送で終わらせず、ホームページ等でアーカイブとして継続的に聴けるような工夫をして欲しい。
以上のようなものでした。
広島エフエム放送では放送番組審議会のご意見を参考に、これからも、放送番組の向上に努めてまいります。広島エフエム放送 第416回 放送番組審議会のご報告でした。
尚、今期の放送番組審議会委員の皆さんは次のとおりです。
委員長
伴谷 晃二 (作曲家・エリザベト音楽大学 名誉教授)
副委員長
藤井 美雪 (声楽家)
委員
阿部 秀造 (阿部洋酒店 取締役会長)
同
白川 泰山 (医療法人エム・エム会 マッターホルンリハビリテーション病院 理事長・院長)
同
藤井 啓 (中国電力(株)地域共創本部広報コミュニケーショングループ マネージャー)
同
亀岡 大介 (株式会社アンデルセン・パン生活文化研究所 執行役員 広報室 室長)
同
長泉 英紀 (超専寺 住職)
同
木下 糸都子 (もみじ銀行 経営管理部広報担当)
同
村上 賢斗 (広島銀行総合企画部広報・地域貢献室)
当該事項を記載した書面は、当社へ備置きしてあります。
以上

