放送番組審議会
広島エフエム放送 第401回放送番組審議会は、3月26日午前11時10分から、9人の委員が出席して開催されました。
今回の番組審議会では、RCCと広島FMが災害発生時におけるラジオの有効性を考慮し、両社が災害情報の伝達など協力する協定を締結し、最初の特別番組として「南海トラフ巨大地震」に向けてどんな備えが必要なのか?など、昨年広島県が全国で初めて導入した防災のプロ「防災職」の方をゲストに招き自然災害への知識や備えを学ぶ番組を共同制作し、3月8日19時30分から2局同時放送した『RCC×HFM共同特別番組 ひろしま防災ラジオ』について、試聴を行いました。
委員の方からは次のような意見がありました。
番組は「広島防災クイズ」を中心に制作されていて、堅苦しくなく学べる コンセプトになっていて良かった。
防災の準備として、なかなか自分事として捉えてイメージができない面もあったがこの番組を聴いて、自分事として普段からできる対策を準備しなければと感じた。
パーソナリティの2人のトークが少しぎこちない感じがした。
RCCとHFMと局が違うからなのか、お互いが探り探りで話をしている印象があった。
また、災害発生時のラジオの役割についての発信が少なかった。ラジオの有用性をもっとリスナーに向けてアピールすることで災害時に役立ててもらえると思う。
正しい情報を発信できるラジオの重要性や信頼できるメディアであることなどを引き続き発信していって欲しい。
今回の番組はそういった中での始めの第1歩目だと思うので今後さらにブラッシュアップしていって欲しい。
簡潔に分かりやすく情報発信できていたと思う。
今回の特別番組は、災害前の準備に注視した情報提供だったが、災害が起きた後の情報提供もとても大事になると思う。
1回だけでは防災意識を高めるのは難しいと思うので、何回かシリーズでやって欲しい。また、ラジオでの特別番組としてだけでなく、例えば地域やコミュニティー向けにこの番組のデータを提供するなど学習教材としても良いコンテンツだと思う。
以上のようなものでした。
広島エフエム放送では放送番組審議会のご意見を参考に、これからも、放送番組の向上に努めてまいります。広島エフエム放送 第401回 放送番組審議会のご報告でした。
尚、今期の放送番組審議会委員の皆さんは次のとおりです。
委員長
伴谷 晃二 (作曲家・エリザベト音楽大学 名誉教授)
副委員長
藤井 美雪 (声楽家)
委員
阿部 秀造 (阿部洋酒店 取締役会長)
同
白川 泰山 (医療法人エム・エム会 マッターホルンリハビリテーション病院 理事長・院長)
同
藤井 啓 (中国電力(株)地域共創本部広報コミュニケーショングループ マネージャー)
同
亀岡 大介 (株式会社アンデルセン・パン生活文化研究所 執行役員 広報室 室長)
同
長泉 英紀 (超専寺 住職)
同
木下 糸都子 (もみじ銀行 経営管理部広報担当)
同
村上 賢斗 (広島銀行総合企画部広報・地域貢献室)
当該事項を記載した書面は、当社へ備置きしてあります。
以上