放送番組審議会

広島エフエム放送 第399回放送番組審議会は、1月22日午前11時10分から、6人の委員が出席して開催されました。

今回の番組審議会では、RCCと広島FMが共同で、詐欺の防止を呼び掛ける『STOP詐欺被害プロジェクト』を立ち上げ、正しい防犯知識を持つことで詐欺被害ゼロ化を目指したプロジェクトの一環として特別番組を共同制作し、2024年12月30日16時から2局同時放送した『RCC×HFM共同特別番組 みんなでSTOP詐欺被害』について、試聴を行いました。

委員の方からは次のような意見がありました。

RCCとHFM2局同時で展開しているのはいい試みだと思う。
明るく楽しい番組で特殊詐欺ミニドラマの部分は親近感をもって聴けた。
また行動心理学の面からリスクチェックできるのも興味深く聴いた。

情報量が多く、専門家の話などもあってリラックスして聴くことができないので、1時間が長く感じた。

犯罪件数の増加なども、数字を耳だけで聴くと情報の整理が頭の中で大変だった。被害の推移などわかりにくい部分もあり、聴いている途中で話しかけられたりして聴くことを中断すると、内容が飛んでしまうので集中して1時間聴くという環境が難しい面があると思う。

楽しく聴けた。
「詐欺被害」の内容となると、話が暗くなりがちだが、この番組は楽しく聴ける行動心理学テストやミニドラマなどがあってよかった。
リスナーも自分事として話を聴けたと思う。

メイン進行役の2人の息が合っていてとても良かった。
詐欺を防ぐには、とにかく怪しいと思わせることが大事で、ミニドラマや心理テストでは笑いながら聴けるが本質をついていた。
今回のように特別番組で放送するのも良いが、例えば毎日10分ずつのコーナーとして放送するというパターンの方がリスナー側に内容が分かりやすく頭に入るかもしれない。
社会的にも意義がある内容なので、今後もこういった情報を発信し続けて欲しい。

以上のようなものでした。

広島エフエム放送では放送番組審議会のご意見を参考に、これからも、放送番組の向上に努めてまいります。広島エフエム放送 第399回 放送番組審議会のご報告でした。

尚、今期の放送番組審議会委員の皆さんは次のとおりです。

  • 委員長

    伴谷 晃二 (作曲家・エリザベト音楽大学 名誉教授)

  • 副委員長

    藤井 美雪 (声楽家)

  • 委員

    阿部 秀造 (阿部洋酒店 取締役会長)

  • 白川 泰山 (医療法人エム・エム会 マッターホルンリハビリテーション病院 理事長・院長)

  • 藤井 啓 (中国電力(株)地域共創本部広報コミュニケーショングループ マネージャー)

  • 亀岡 大介 (株式会社アンデルセン・パン生活文化研究所 執行役員 広報室 室長)

  • 長泉 英紀 (超専寺 住職)

  • 中野 悦美 (もみじ銀行 経営管理部)

  • 村上 賢斗 (広島銀行総合企画部広報・地域貢献室)

当該事項を記載した書面は、当社へ備置きしてあります。

以上